へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年2発目、門司港駅。その5:日田彦山線代行バス

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若松からは6551Mで筑豊本線を下っていきます。ここから乗車したのは、結構珍しい蓄電池電車「BEC819系」に乗ってみたかったから。若松から折尾までは非電化区間ですが、電化区間走行中にため込んだ電気で非電化区間を走る、という仕組み。

 

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ただ…実際乗ってみると、乗った感想としては「ただの電車」だったりして。架線から電気を取ろうがため込んだ電気で走ろうが、「モーターで走る」という点においては「電車」なんですよね。ただ、車端部のモニターで現在の状況を表示しているので、ここをチェックしながら乗車すると、少し面白かったです。

 

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終点の直方に到着。

 

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隣のホームに停車中の博多行き快速4639Hに乗り換えます。

 

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桂川で下車。

 

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ここまでは「福北ゆたか線」なんて愛称まで貰って最低でも毎時2本の列車が走る都市近郊路線という感じですが、ここから先の「筑豊本線」は極端に運転本数が減少します。今日は土日だけ運転する6691Dに10分ほどで接続できます。「昭和」の香り漂うキハ40系の単行が到着。

 

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桂川駅には「コラボ倶楽部」という、コンビニみたいなお店がありました。「九州売り上げNo.1」を名乗る豆大福が売られており、さっき昼飯にうどんとおにぎりしか食ってないので試してみることにしました。

 

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昔ながらの青いシートが並ぶ車内。

 

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さっき買った豆大福。確かに塩味のきいた赤えんどう豆と甘さ控えめの餡でちょっとお上品さも感じられる、なかなかの逸品でした。ただ、本当に九州売上No.1なのかは後で調べてもエビデンスが見つけられず…。

 

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30分ほどで鹿児島本線との合流駅、原田に到着しました。確かにこの区間、それまでの筑豊本線沿線の風景に比べると格段に「山奥感」が強くなり、そりゃお客さん少ないだろうね…という印象。

 

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久留米まで向かい、そこから久大本線各停1853Dに乗車。ここからはJR化後に登場した平成生まれ、キハ200系の2両編成です。

 

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夜明駅で下車。「田川後藤寺・小倉方面のりかえ」の看板がありますが、この看板が「鉄道への乗り換え」として再度意味を持つ日は来るのでしょうかね…。

 

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駅舎は木造ですが新しく立派。2010年に建て替えられたばかりのようです。ただ、周囲に驚くほど何もない…。

 

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駅のベンチで時間を潰していたら、博多発の「ゆふいんの森」が通過していきました。

 

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駅は築堤の上にあり、そこから階段を降りた国道沿いに代行バスのバス停がありました。

 

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日田からやってきた代行バス。ほぼ定刻で夜明着です。小型バスですが座席がほぼ埋まるくらいの、まずまずの乗車状況でした。

夜明駅から大行司駅までは国道211号をほぼ日田彦山線に沿って進みますが、大行司駅から彦山駅までは国道と線路のルートが大きく離れており、添田駅まで行くバスは途中の筑前岩屋駅は通過扱いとなるダイヤになっています。日田駅から筑前岩屋駅止まりの代行バスも何本か設定されているので、こちらも需要はそれなりにあるんでしょうね。

 

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定刻よりちょっと早く、代行バスの終点である添田駅に到着。

 

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ここからまた鉄道に戻ります。添田から小倉までは途中にそれなりに大きめな街などもあり、ちょっとした都市近郊路線という位置づけっぽい。列車本数も田川後藤寺から北は割と多いですし。

 

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無事、小倉駅に到着。

 

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「のぞみ64号」で名古屋へ帰ります。車内で駅弁でも…と思ったら、駅構内の売店は軒並み売り切れ状態。駅ビルで仕入れることができましたが、乗り継ぎ時間ちょっと長めにとっておいて良かった!

 

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「EX予約」のグリーンポイントが貯まっていたので、今日はグリーン車に乗っちゃうぞ!となったのですが、それほど混んでいないのに既に隣の通路側は他のお客さんが座っていました。え?と思ったのですが、よく考えてみたらこの「のぞみ」、東京までの最終列車なんですよね。広島・岡山と停車する毎にどんどん混んできて、新大阪を出るときにはグリーン車なのにほぼ満席でした。また強風のために瀬戸大橋線に遅延が出ているとのことで、岡山で特急の接続待ちで5分ほど遅れたり。そりゃ最終列車ですから、これに接続できなかったら大変だもんね…。この後は名古屋終着の「のぞみ」もあるんで、そっち選んでおくのも手だったかな。