4日目の日曜日。朝食はちょっといい感じで。東京駅の八重洲口の地下街、「東京駅一番街」にある「京橋千疋屋」です。フツーに入るとかなりお高い高級店ですが、モーニングメニューは比較的お手頃なことで結構有名らしく、いつ見ても行列という感じ。今日は時間的に余裕があるので、こちらに挑戦してみました。
フルーツワッフルセット648円也。見た目的にはちょっと寂しい気もしなくもないけど…確かにフルーツは「あ、高いヤツだコレ」という感じですね。ドリンクも付いてのお値段ですから、確かにお手頃でしょう。
東京駅からは特急「踊り子」に乗車。
修善寺行き編成で三島まで行きます。
この列車に充当されている185系は1981年登場と、もうそろそろ40年になるんですね…。今ではリクライニングシートに取り替えられていますが、登場当初は転換クロスシートと「これで特急?」というクオリティに若干の衝撃が走ったモノです。さすがに取り替えの話が出ており、暫く前まで中央線特急に使われていたE257系が後釜になるらしいので、そろそろ乗り収めしておかないと。
客室はなんとかアップデートされている感はあるのですが、デッキあたりは旧国鉄型の古めかしさを隠しきれてない、というか丸出し。まぁ「特急車両だけど普通列車にも使えるように」という、今考えるとかなり無茶なコンセプトの車両だしなぁ。
熱海駅で、伊豆急下田行きと修善寺行きに分割。先に伊豆急下田行きが発車してゆきます。
熱海から10分ちょっとで三島に到着。ここから伊豆箱根鉄道へ入るための「ホームの切り欠き」もはっきり見えます。
確かにココを凹ませておかないとぶつかるな…。
折角なので、ちょっと観光。以前から興味のあった「柿田川親水公園」に来てみました。三島駅からはバスで10分ちょっとのところです。
柿田川は日本で一番短い一級河川だそうですが、国道1号線の脇から大量に水が湧き出て川になるという、なかなかダイナミックなところが「柿田川公園」となっています。富士山からの地下水がここに湧き出ているんだそう。
第一展望台からは、柿田川の始まりの部分で水が湧き出しているところを見ることが出来ます。
ここも、水底から大量の水が噴き出している様子がよく見えます。でもココ、このすぐ隣は交通量の多い国道ですよ?その国道を挟んだところには結構大きなショッピングモールまであるんですよ?全然「のどか」じゃない雰囲気なんですよ?
こちらは第二展望台。
その昔、紡績工場が使用していた井戸なんですが、深さがかなりあって、ここからも大量に水が湧き出ていることもあって青く見え、なかなか綺麗です。
川沿いには遊歩道もあり、なかなか気持ちいいお散歩ができます。
さっきの源流からほんの少し進んだだけで、こんなに立派な「川」になっちゃうなんてねぇ。
ちょっとした水遊びが楽しめるエリアも。夏とか楽しそう。
それなりに面白い観光スポットだとは思うのですが、どちらかといえば「地元民の憩いの場」的な雰囲気で、三島駅からのバスの便もそれほど多くはないのがちょっと勿体ないかな…。また、行きはいいのですが、三島駅までの戻りについては国道1号線が渋滞気味なのに加え、比較的規模の多いショッピングモールへの入庫待ちの車の列などもあってバスは遅れ気味なので要注意。実際、自分が乗ろうとしたバスも20分近く遅れて最寄りバス停にやってきました。
三島からは素直に新幹線で名古屋まで帰ることに。三島駅のホームから富士山が見えました。