ヤバいよね、ここ。
晩ご飯のため、繁華街の方へ向かいます。「大橋通り商店街」まではホテルから歩いて10分ほどの距離です。
ここ、夜になるとアーケードの下に出店が出てくるんですね。
帯屋町筋でも「土曜夜市」というイベントが開催中でした。こちらはお子様向けっぽいゲーム屋台とか多数出ていて、かなりの賑わいを見せていました。
夜市も魅力的でしたが、やっぱりコチラに来ちゃいますね…「ひろめ市場」。
中には多数のお店がありますが、好きな店から好きなモノを頼んで好きなところで食べて呑んでいい、という「シンガポールのホーカーズが人類をダメにするために魔改造した」みたいなところ。客席のある店舗もありますが、そういうところでも市場内のものであれば「他店からの持ち込みOK」というところが大半。これで酒やら旨いモノやらどーんと並んでるなんて、ここは天国か。
もの凄くベタですが、やっぱり「高知」ですもの、鰹のたたきは食べちゃうよね。それに「塩たたき」は高知以外では殆どお目にかかれないし。
豪快に藁で焼いております。
あと、最近の高知グルメとしてメジャーになりつつあるような「屋台餃子」。その有名店のひとつ「屋台安兵衛」がここで「ひろめで安兵衛」として出店していますので、コレも戴くことにしましょう。
では、まずは塩たたきをビールとともに。ウツボの天ぷらもつけちゃいました。屋台餃子は「20分ほどお待ちください」と番号札を渡されましたので、もう暫くお預け。
餃子が届いた頃には2杯目、ゆずのサワーです。なお屋台餃子ですが、皮はカリッ、中はフワッ、という感じで普通の餃子とちょっと違う食感で確かに旨い。
うーん、もうちょっとイケるかなぁ…。
地元っぽいモノ…と探していて見つけたのがこの「どろめ」。生の鰯の稚魚で、このあたりではよく食べられているものですが、鮮度が落ちやすいので広域での流通が難しいんだとか。
お次は日本酒が呑みたいよな…とこちらを注文。ここ「ひろめ市場」でも多数の地酒が売られていましたが、300mlの瓶で出されているものが多い印象。正直、そこまでの量はいらないよなぁ、と思ってこちらにしただけではあるんだけど。
で、美味しく戴きました。
締めはコチラ、須崎名物の鍋焼きラーメンを高知で出している「谷口食堂」です。
うん、ほんとに「鍋焼き」で出てきたよ。
フタを開けると、まだ煮立ってるラーメン登場。具は卵に鶏肉、ネギに竹輪の輪切りとシンプル。鶏ガラベースのあっさりめのスープに固めの細麺と、スルスル入っちゃう感じです。なお、テーブルにはカレー粉が置かれていて、これで「味変」もできます。
ホテルへの帰り道、また「ひろめ市場」に寄ったら、これまた高知名物の「アイスクリン」を出しているお店を発見。食後のデザート決定です。
どちらかといえばシャーベットに近いようなシンプルさで、良い意味で「チープ」感があるアイスでした。素朴でいいです。