へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年7発目、今行っちゃうの?韓国・ソウル。その2:失意の汽車旅。

一晩明けてソウル2日目。

 

f:id:slips:20190717225339j:plain

韓国の東横インでも、やっぱり無料朝食付き。メニューは韓国寄りな感じ、というか「ほぼ韓国料理」ですね…。とはいえ、品数も多めでそんなに悪くはないです。パン派の方も食パンが用意されているので対応してます。

 

f:id:slips:20190717225647j:plain

昨晩遅かったこともあって、10時前にホテル出発。

 

f:id:slips:20190717225722j:plain

地下鉄でソウル駅までやってきました。実は今日は早朝から「板門店ツアー」に参加してJSAに足を踏み入れる筈でした。ちょうど先月末に某国大統領が訪問した場所です。半月差で同じトコに行くなんてオレほぼト○ンプじゃん?とか浮かれていたんですが、出発前日に「軍事的なスケジュールが急遽入ったためツアー催行中止」との連絡が…。マジっすか(T_T)。まぁ一応「休戦」状態の最前線なわけで、世界でも有数なデリケートゾーンとも言えるのですから、こういうことは「あるある」だと覚悟はしていたものの、いざ自分の身にふりかかると、やっぱり残念です。実際に、こういうのは時折発生しているみたいですね。なお、代替として北朝鮮が韓国への侵攻のために掘ったという「第3トンネル」などを見学するツアーへの変更を提案されてお願いしたのですが、こちらのツアーも直前で催行取りやめ。結局、土曜日の予定がまったくがら空きになってしまい、急遽決めたのが、世界遺産でもある「水原華城」訪問という流れです。水原までは地下鉄でも1時間程度でソウルから行けるのですが、ソウル駅からの鉄道だと30分程度。所要時間の短さと、鉄道の方が「旅気分」じゃん、ということで鉄道での移動に決定です。

 

f:id:slips:20190717231110j:plain

ソウル駅のきっぷ売り場。韓国の鉄道は基本的には指定席のみなので、列車指定の切符の購入が必要となります。有人の窓口に加え、自動券売機もあります。

 

f:id:slips:20190717231308j:plain

こちらが一番台数が多く設置されているタイプですが、支払いが韓国発行のクレジットカードのみ対応のタイプと、それに加えて現金払いができるものと2種類ありました。

 

f:id:slips:20190717231443j:plain

加えて、海外発行のクレジットカード払い対応の券売機も設置されています。今回はこちらを使って購入しましたが、日本語にも対応しています。ただ、出てくるチケットはレシートみたいなヤツでした。

 

f:id:slips:20190717231617j:plain

乗車するのはソウル駅10:41発、急行にあたる「ムグンファ」号です。水原までの運賃は2700ウォン、所用30分の乗車を考えると安い感じ。

 

f:id:slips:20190717231831j:plain

ホームへ向かいます。韓国の鉄道では改札がありません。このあと車内での検札もなかったので、乗車券のチェックとかどうしてるんだろう?と。ただ車掌は端末を持って巡回しており、一部の乗客には声かけをしていたので、手元の端末で販売済みの座席を確認して、未発売の座席の乗客だけチェックする方式なのかもしれません。

 

f:id:slips:20190717232058j:plain

これから乗車するムグンファ号は、日本では殆ど見かけなくなった、機関車が客車を引っ張るタイプ。

 

f:id:slips:20190717232151j:plain

車内はこんな感じで、2人掛けのリクライニングシートが並び、なかなか快適です。こりゃ地下鉄にしなくてよかったわ…と思ったのですが、発車して10分ほどで、駅でもない場所でいきなり停車。何かトラブルらしいですが、アナウンスが韓国語オンリーなので状況はわかりません。結局、これも何故かいきなり逆方向に暫く走った後、本来の方向へ走り始めました。最終的に、水原駅には20分ほど遅れての到着でした。いいもん、乗り鉄としちゃ同じ料金で長く乗れたってことにするから。

 

f:id:slips:20190718223324j:plain

なおこの列車、「カフェカー」が連結されています…が、これが車内の様子。奥の方に自動販売機があるだけです。まぁ電源とかもあるんで、長距離移動の息抜きくらいにはなりますけど。