いよいよソウルも最終日。今日の東横インの朝ご飯はカレーが出ました。日本風なんだけど、微妙に違う感じというか、昔の日本の家庭のカレーってこんな感じだったよな、というところ。インド→英国→日本→韓国と渡り歩いて変化してるのか…。
9時半にはチェックアウトしました。このホテル、地下鉄の出入り口が目の前という、なかなか便利なロケーションです。コンビニもセブンイレブンがすぐ隣にあるし、そもそも東大門エリアなんで買い物にはほぼ困らないし。問題は「なかなか予約が取れない」ことかも。
ホテルを出てまずはソウル駅へ向かいます。ここには「ソウル駅都心空港ターミナル」があり、空港鉄道の直通列車利用者限定ですがチェックインカウンターがあって搭乗手続きと手荷物預けが可能。まぁチェックインができるのは韓国系を中心とした一部エアラインだけではあるんですが…。なお、今回は台湾のオンライン旅行会社「KKday」経由で直通列車の乗車券を購入し片道料金は約500円。通常料金は9000ウォン、様々用意された割引を駆使しても7500ウォン程度まで下げるのが限界っぽいので、「KKday」が恐らく最安値です。この価格なら各駅停車利用とそれほど変わらないレベル。オンラインで購入すると即時でバウチャーがメールで届き、これを窓口に持って行けば乗車券と引き替えて貰える(ICカードの保証金500ウォンの支払いが必要、ただし到着後に払戻が受けられます)ので利用も簡単。直通列車は40分に1本程度しかなく、各駅停車との所要時間の差も10分程度なのであまりメリットがない感じですが、空港行きはこちらでのチェックインが可能な便利用であればチェックインを先に済ませて手ぶらにできる点では利用価値はあるかも。
先に直通列車の乗車券を購入してから、チェックインカウンターへ並びます。手荷物を預けると、カウンター付近で10分程度待つように言われます。何かと思ったら、チェックイン後に手荷物の保安検査を行うので、受託手荷物に預けられないようなブツが入っていたら本人呼び出しで再チェックが必要だから、ということだそう。指定された時間までその辺に待機して、何もなければそのまま去っていいとのこと。カウンター前にX線検査器を設置して先に検査するって手もあるように思うけど、航空会社によって微妙に規制が違ったりするので「先に検査」だと対応が複雑、ってのもあるのかもね。
出国審査もここで済ませられます。ただ、正直なところそんなにメリットは感じないかも。仁川空港での保安検査の入口が優先レーンになるだけで、その先は手続き的には同じなんですよ。保安検査入口がそんなに混んでると思ったこともないので…。ただ、先述の通りチェックイン後に暫くここに留まる必要があるんで、その間に手続きしちゃっても全然オッケーだと思います。
予約した列車の時間まで1時間ほどあるので、駅周辺を散策。こちらの「ソウル路7017」へ行ってみました。ソウル駅を跨ぐ高架道路が老朽化したことから、これを遊歩道として整備したというもの。
空港鉄道のソウル駅の出口からほど近いところに「ソウル路7017」の入口があります。
奥の階段から上っていきます。
遊歩道はこんな感じで、緑が多く植えられてなかなか気持ちいい散歩道になっています。
駅を跨ぐあたりでは、眼下にソウル駅を発着する列車も眺められます。
ちょっとした遊具とか、休憩できそうなスペースなども。
歩道の上からだと、旧ソウル駅も綺麗に全貌を見ることができますね。これも日本統治時代の建築ですが、きちんと保存してるんだよなぁ。
駅の反対側からは南大門も見えます。
歩道の所々には、ちょっとした展望台みたいな建物もいくつか。この上に登ることができます。
上から「ソウル路7017」を眺めたところ。
歩道はこの先、南大門市場のあたりまで続いていますが、時間の関係で今日はこの辺でソウル駅へ引き返しました。