へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年8発目、青春18きっぷで行く宮島+尾道。その1:ゴキゲンなお宿に泊まったぜ、「宮島別荘」。

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みなさま、この夏も青春18きっぷの季節がやってきましたね。

手始めに広島の方まで行ってきたのですが、かなりイイ感じのお宿に泊まったので、まずはそちらから。

 

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今回宿泊したのは「宮島別荘」というホテル。名前の通り宮島にあります。宮島口からの連絡船が発着する桟橋からすぐのところで、主要観光地は桟橋から右手に向かいますが、こちらのお宿は左手側で、桟橋前の通りを渡るとすぐ、という「交通」の面では便利なロケーションです。

 

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フロントロビーはそんなに広くはありませんが、なかなかいい雰囲気。チェックインはデスクで座ったまま行います。

 

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チェックインを済ませ、お部屋に向かいます。今回のお部屋は最上階の5階でした。廊下が木目でフローリングのように見えますが、フローリングっぽい模様の絨毯なんですよコレ。

 

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はい、お部屋に入りましたよ。このホテルに2室あるというシングルルームです。

 

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手前にはテレビと、それに面して大きなチェアを配置。窓際にもちょっとした作業ができるようなデスクがあります。その横には洗面台。洗面台側の壁には折りたたみ式の鏡も設置されていました。

 

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この部屋、ロフトスタイルになっており、ベッドは2階にあります。

 

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2階のベッド部分。ここにもエアコンが設置されており、この部屋にはなんとエアコンが2台も!なお、このベッドの足下にもテレビが設置されているので、テレビも2台。N○Kの受信料どうなってるんだろう(^^;)。ベッドの枕元にコンセントと、USB電源ソケットも設置されています。狭い部屋ですが、なんか秘密基地っぽくて、おじさんの小学生な部分が刺激されちゃう感じが素敵。

 

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昼間、暑い中を歩き回ったので汗だく。まずはお風呂へ! 大浴場は残念ながら天然では無く人工温泉ですが、5階に位置していて、窓からは連絡船が行き交う海が望めます。大浴場への廊下にはハンドタオルとバスタオルが用意されており、部屋からタオル類を持って行く必要はありません。

 

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夜、誰もいないところで撮った一枚。大浴場、床が畳張です。シャンプーやリンス、ボディソープは「ルベル」というブランド。聞いたことねぇな、と思ったらヘアサロン等でも使われている結構お高めのラインらしいです。そりゃ普段Q○ハウスとか御用達なヤツには無縁だわ(^^;)。こっそり調べたら、シャンプー+リンスのセットで同じ物買ったら3500円くらいするようですよ。なかなか凝ってるね。

 

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5階のエレベーター付近の窓から。昼間は快晴でしたが、夕方から雲が出てきて綺麗な夕日は見えず…。でも風情あります。

 

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さて、お待ちかねの晩ご飯、地下1階のレストランで戴きます。山形の有名イタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフのプロデュース、というのがウリになっています。どこかで聞いたような…と思ったら、知多半島道路に設置され、最近リニューアルした「阿久比パーキングエリア」のイタリアンレストランもプロデュースした人じゃん!意外な繋がり。食事の時間は午後5時半と午後7時半の2部制で、7時半スタートでお願いしました。

 

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こちらのレストランはビュッフェスタイルになっています。入店するまず目に入るオープンキッチンが印象的。

 

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こちらには前菜・冷菜類やサラダなどが並びます。奥にはご飯物。

 

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パンやデザート類はコチラ。一部、ホットミール系も。

 

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なんとココ、ソフトドリンクは勿論、アルコールも含まれています。しかも、なかなか種類も豊富。このカウンターの他にも、生ビールのサーバーも用意されているんです。

 

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まずは冷菜を中心に。スパークリングワインが置いてあったので、最初の一杯はそちらにしました。うんうん、どれも上品・丁寧な感じで旨いぞ。

 

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2杯目は生ビールにチェンジ。

 

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お料理2巡目は生野菜、それと牡蛎。野菜なども地元産にかなりこだわっているようです。牡蛎はもちろんですけどね。

 

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牡蛎のグラタンがなかなか旨かったのでリピートしちゃいました。3杯目は白ワインにしてみましたが、このグラタンが味噌風味なので日本酒でもよかったかも。

 

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オープンキッチンのホットミールエリアから、魚介系を中心にチョイス。

 

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お肉系も。カットステーキですがちゃんとビーフが出てるんですね。ポークのグリルも美味でした。こちらは赤ワインと一緒に。

 

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シメはしらすのパスタと鮎のリゾット。

 

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ハイごちそうさま、と思ったら「あなごめし」とかあるじゃん…広島だからそりゃ喰っちゃうじゃん…。

 

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で、カレーとかあったら普通は喰うでしょ…。

 

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今度こそ打ち止め、デザートへ移ります。ちょっとばかり「これ業務用のシートケーキじゃね?」疑惑を感じつつも気にしないことにしました(^^;)。ここまでの料理がかなり「きちんとした」印象だったので、デザートも「こだわり」を感じられれば尚良かったかも、とは思った次第。まぁコレはコレで美味しかったけど。業務用だったとしてもそれなりにグレードは悪くないのを出してるかも。

 

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ソフトクリームもあるよ!ってそんなに喰ったのか俺。

 

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食事の後、腹ごなしにちょっとお散歩。厳島神社の大鳥居が綺麗にライトアップされているのを見ることができました。島の方に泊まると、こういう風景が見れるのがいいですね。

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お宿の夜の様子。

 

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1階のロビーの奥には、宿泊者用のラウンジがあります。なかなか広く、カウンターからソファ席、テーブル席とあって、のんびりしたり読書したりPCとか弄ってみたりと、色々使える場所になっています。

 

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ラウンジではソフトドリンクが自由に頂けます。ホットドリンクはコーヒーに紅茶が各種。冷たい飲み物はアイスコーヒーにアイスティーにウーロン茶、オレンジジュースとグレープフルーツジュースにカルピスまで用意されていました。わーいカルピス飲み放題だー。しかも自分で原液を薄めて作るので濃さも自由自在だぞ。

 

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1階にはバーもあります。チェックインの際におつまみ1品サービスのチケットを戴いたのだけど、さすがに夕食をたらふく食った為、もう入らないと断念…。お酒のラインアップも豊富だったので、ちょっと試してみたかったんですけどね。

 

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ぐっすり快眠して翌朝。朝食も夕食と同じレストランでビュッフェです。こちら、窓(というか壁)側に面してカウンター席があるので、ひとり旅でもあまり気を遣わずに食事ができます。

 

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では、いただきます!

 

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オープンキッチンではオムレツを作ってくれます。これが絶妙なトロトロ加減で、かなりハイレベルでした。

 

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イタリアンのシェフのプロデュース店ということで洋モノ中心で戴いてきましたが、和食系もどうなの?と2巡目をこんな感じにしてみました。お味噌汁、出汁が旨いぞ。

 

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最後に結構旨かったフレンチトーストをリピート。これ、ホテルのロビーに店を構える「島旨PAN」のパンを使っているようです。特によかったのがお皿の右側のほう。「島旨PAN」一押しらしい「ブルーベリーブレッド」を使っているようで、フレンチトーストにしてもブルーベリーの風味が損なわれず、むしろ引き立ってる感じでした。

 

なお、宿泊料金は土曜日の利用で2万円をちょっと切るくらい。正直、この内容であればかなりお値打ちかと思います。家族連れや若いカップルが多い感じでしたが、確かにこの宿泊料金なら「ちょっと今日は贅沢(^o^)」って感じでファミリーや若年層でも無理な金額でもないし、それでこの雰囲気とサービス、食事が出てくるなら、まぁ不満はほぼ出ないでしょう。加えてシングルルームが、まぁおっさん的に超エモい。山側にあるので景色は期待できませんが、あの秘密基地っぽさは「そんなのどうでもいい」感じにさせてくれました。ここは是非、近いうちに再訪したいですねぇ。