へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年9発目、台湾のはずが東北。その11:秋田で触れ合おう、犬と唐揚げ。

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秋田では次の列車まで3時間ほど時間が空きます。まずはお昼ご飯。

 

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秋田駅前の西武百貨店、ここの地下へ。

 

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秋田名物の「稲庭うどん」。こちらの「佐藤養助」はその中でも有名店の一つだそうです。確かにもう昼過ぎなのに10組以上が待っている状態で、入店まで20分ほどかかりました。まぁ「デパ地下」エリアなので、その辺をうろついてると時間がつぶせますが。

 

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注文したのは「二味せいろ」、普通のめんつゆとごまだれの2種類の味が楽しめます。しかしまぁ、「稲庭うどん」の認識が変わる美味しさでした。適度なコシとツルツルの喉ごしは「讃岐うどん」とはまた違った食感ですね。あと、ごまだれが旨かった…。

 

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昼食の後は千秋公園、久保田城跡へやって来ました。

 

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お目当てはコチラ。さぁふれあっちゃうぞ!

 

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お、ここでやってるんだ!

 

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あら、今日はお触りNGですか? まぁこの暑い中、秋田犬も大変だろうし仕方ないなぁ。

 

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入場の際にシールを渡され「どこから来たか地図に貼り付けて」とのこと。海外からもかなり来てる感じですね。

 

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で、いよいよ秋田犬とご対面、って大きい!こんなサイズなんだ!

 

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この「北宝丸号」くん、秋田犬の日本チャンピオンになったこともあるという経歴の持ち主だそうです。体重はこれで35kgくらい、まだ成長中で40kgオーバーくらいには育つというから驚きです。

 

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うん、秋田犬かわいい。

 

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やっぱりお触りしたかったかも。

 

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せっかくここまで来たので、千秋公園も散歩してみます。

 

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公園の一角には「市制100周年」を記念して復元されたという御隅櫓があり、展示施設として中に入ることができます。

 

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最上階は展望台になっています。

 

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茂った木で視界を遮られている方角もあって、「展望台」としての眺望は微妙な感じかな…。

 

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大賀ハスが栽培されている湖月池。

 

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公園の入口で、これまた「秋田名物」ババヘラアイス発見。郊外の国道沿いとかによく出てると聞いたことはあったけど、こんな街中でもやってるもんなんですね。勿論お一つ戴きます。

 

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注文を受けると、おばちゃんが手際よくヘラでアイスを盛り付けていきます。

 

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で、出来上がってきたのがコチラ。綺麗なバラの形になってるのは「職人芸」って感じですね。白はバナナ味、赤はストロベリー味だそうですが、特にそんな味に感じられなかったのは気のせいだよねきっと。お味はあっさり、ちょっとチープでジャンキーな感じもしますが、夏の暑い中で食べるなら、こうしたさっぱり系のアイスの方がありがたいし美味しく感じます。

 

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千秋公園のお堀のハス、ちょうど今が見頃とのこと。

 

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秋田駅に戻ってきました。お盆ということで帰省客をお出迎えする装飾が改札前を彩ります。

 

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なまはげもお出迎え。

 

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秋田犬も待ってるよ!

 

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こちらにも男鹿のナマハゲ…って、え?なんか随分可愛らしくなってませんか?

 

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列車に乗る前にもう1カ所寄り道、秋田駅の東口に出ます。こちらの方が一般車はアクセスしやすいようで、帰省の人をお出迎えするらしきマイカーが一杯並んでいました。

 

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やって来たのは駅から徒歩5~6分のところにある「ふじや からあげ本店」。以前、「秋田では”はみ出す唐揚げ弁当”が有名」という話を聞いたことがあり、調べてみたら確かにそういうモノを出すお店が結構あるらしい、と。で、その中で一番メジャーで、かつ駅から近かったのがココでした。店内でのイートインも可能ではありますが、殆どのお客さんは唐揚げのみ、または唐揚げ弁当をテイクアウトで利用している様子。「混んでることが多い」との話だったので一応電話で予約しておいたのですが、その際に「あー午後4時だと大口のご予約が入ってるんで4時15分くらいでいいですか?」と言われてちょっと吃驚。唐揚げで大口の注文って何だ? とりあえず、お店に着いたらすぐに揚げたての唐揚げ弁当を受け取ることができました。

 

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これから新潟行きの特急「いなほ」に乗車します。

 

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車両はE653系、以前は常磐線の特急「ひたち」で使われていたものです。

 

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特に何も考えず普通車指定席を取っていたのですが…。

 

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この列車ならグリーン車にしておくべきだったかも…。横3列配置二加え、前後の間隔も普通席なら2列分を贅沢に1列で使い、前後にパーティションまでつけられているという謎のゴージャスさで「日本一快適なグリーン車」という説もあるほどのヤツだったんだよな…。

 

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さて、先ほどの唐揚げ弁当を車内で早速戴くことにしましょうか。確かにフタが閉まっていません(^^;)。ただ「デカ盛りで閉まらない」というよりは「中身の量に容器の大きさが合ってない」から、という感じで、ボリュームは普通(といっても多めかな?)という印象。これって多分、揚げたての唐揚げを詰めるので、きっちりフタが閉まる容器だと蒸れちゃって唐揚げが不味くなるから、みたいな理由かもしれませんね。

 

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フタを開けたところ。大きめの唐揚げが4コほど入り、これがまた絶妙に旨いんだわ(^o^)。衣のサクサク感、味付け、揚げ具合、どれをとっても理想的な唐揚げ、かもしれません。唐揚げの下にはスパゲティとキャベツが敷かれていて、ちゃんと「お弁当」してます。いやぁ、これはお勧めかも。唐揚げだけのテイクアウトもできるので、それとビールで楽しむのもアリですね。

 

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羽越線を南下してゆきますが、どんどん日が暮れてきました。

 

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村上駅へ到着する前に、車内の照明が消える瞬間がありました。これは「デッドセクション」を通過したことによって発生したもの。村上より北は交流の電気、南が直流の電気と電車に供給される電気が変わるので、その切り替えの時に一瞬だけ電気の供給が無くなる部分が出て、そこを通過するときに照明も消えちゃうんです。でも今や「電気が消えなくてもいいような仕組み」もあったような気がするんで、コレは意外とレア体験になっちゃってる可能性もあるかな。