へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年11発目、Manga見たさに愉快なロンドン。その2:プレミアムエコノミーとか乗ってみた。

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ロンドンまではコチラ、B777-300ERで。

 

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ロンドン・ヒースロー空港行きのCX253へ搭乗。やっぱり香港~ロンドンといえばキャセイの看板路線なのか、ゲートも本館に近い便利な位置でした。

 

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この便では「プレミアムエコノミー」の利用です。最近、「入札制でアップグレードを提供する」という航空会社が増えてきましたが、キャセイも同様のプラグラムが用意されていました。ロンドンからの帰国のルートは「対象外」でしたが(恐らく運賃クラスが低いヤツはNGにしてるんでしょうね)、往路は「名古屋~香港」「香港~ロンドン」どちらも対象に入っており、「名古屋~香港」はビジネスクラスへ、「香港~ロンドン」はプレミアムエコノミーへの入札が可能。「名古屋~香港」はビジネスクラスとはいえ近距離路線用の「ショボい」座席だし、4時間程度の区間で最低入札価格が6万円くらいからとコスパ的には微妙な感じです。「香港~ロンドン」は最低入札価格が5万円弱からなので、試しに入札してみた由。そしたら、見事に入札成功となってしまったんだよう…。

 

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キャセイのプレエコは2-4-2の横8列配置。リクライニングもまぁまぁ倒れ、二昔前のビジネスクラスがこんな感じだったな、というところです。なお、名古屋から乗ってきたB777-300のビジネスクラスはコレよりちょっといい感じのシートで2-3-2の横7列でした。

 

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搭乗すると、ちゃんとウェルカムドリンクのサービスがあります。

 

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アメニティキットも提供され、中身はソックスとアイマスク、耳栓と歯磨きセットと一通り揃っています。スリッパ欲しかったなぁ…。

 

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ヘッドホンもちょっと重厚なやつ。

 

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スクリーンは最近の水準に比べるとちょっと小さめかな?個体差かもしれないけど反応がイマイチ宜しくない印象。

 

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エビアンのボトルウォーターも配られました。この旅行中、このボトルが大活躍してくれたんだよね実は。

 

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離陸したら、まずはドリンクサービス。今度はアーモンドが出てきました。

 

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1回目の機内食。そこそこしっかりしたブックレット状の、食事とドリンクのリストが載ったメニューが配布されました。ビーフと魚、ベジタリアンとメインは3種類からの選択で、香港風というビーフにしてみました。

 

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デザートはアイスクリームですが、今度はモーベンピックが出てきました。

 

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カップラーメンがオーダーできるってことで食べてみたりして。

 

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2回目の機内食。12時間くらいのフライトだと、機内食って「離陸後」と「到着2時間前くらい」ってのがありがちですが、これは到着4時間前くらいに出てきました。ロンドンの現地時間でも午後4時過ぎくらいなんで、ちょっと早くない?って気がしなくもないです。なお、こちらは海老か鴨の2種からの選択で、香港風の海老を戴きました。デザートはカスタードプリンです。

 

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ロンドン・ヒースロー空港には定刻より少し早く到着しました。

 

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ここで感心したのはこの案内表示。飛行機を降りてターミナル出口までの間のプロセスの流れと、「いま自分がどこにいるのか」が解りやすい表示だと思います。

 

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なお、入国審査は日本人も自動化ゲート対応になっていました。パスポートを機械に読み取らせて写真撮影したらハイおしまい、という簡素さで、あっという間に通過できてしまったよ…。イギリスの入国審査といえば待たされるとか色々聞かれるとか正直「悪名高い」ほうで有名だったような気がするけど。まぁ自動化ゲート非対応のレーンでは確かに大行列の様子だったので、そのへんは変わってないんだろうなぁ。ちなみに手荷物もスムーズに出てきて、ゲート到着から30分かからずに出てこれちゃった。

 

ただ、ここでポンドの現金を入手しようとしたのですが、これがなかなかしんどい感じでした。空港なので両替所は何カ所もあるのですが、どれもTravelex運営らしく、レートがかなり悪い。なんせ1ポンド=130円くらいのところ160円くらいという壮絶な数字を出してますもん。ATMからの引き出しをためしたところ「手数料3ポンドかかるけどいい?」の表示。良いわけあるかそんなの。結局、市内に出てから街角のATMを使いました。

 

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市内までは地下鉄で移動です。「ヒースローエクスプレス」は早いけど猛烈にお値段高いし(^^;)。またパディントン駅での乗り換えなども考慮すると、価格差ほどの時間差は出ない、って感じでもあります。空港駅の券売機で「オイスターカード」を購入して乗車です。要はICカード乗車券ですが、ロンドンの場合は「オイスターカードで乗車」と「切符を買って乗車」とで運賃が倍くらい違うという鬼畜なシステムなので必須アイテムなんですよね。それに「1日あたりの上限運賃」が設定されていて、1日に何回も地下鉄やバスに乗っても、運賃額が上限額に達したらそれ以上は差し引かれず、勝手に「1日フリーきっぷ」みたいになるという特典まであります。払戻も簡単にできるので持たない理由が無い感じ。ちなみにクレジットカードも普通に券売機で利用可能です。