へんな旅ばかりしています。

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令和元年11発目、Manga見たさに愉快なロンドン。その3:期間限定のお得なお宿「LSEカールサンダースホール」。

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今回のロンドンでのお宿は「LSEカールサンダースホール」です。地下鉄のウォレンストリート駅から徒歩5分ほどのロケーション。地下鉄はノーザン線とビクトリア線の2線が利用可能で、駅の周囲も24時間営業のスーパーがあるし、飲食店もいろいろあって便利です。なお、ロンドンでの両替でレートがいいと評判の「トーマスエクスチェンジ」の支店もありました。ただし、こちらの支店は土日祝日は休業なので今回は使えませんでしたが。

 

宿泊費は3泊で約120ポンド。ロンドンの中心部とは思えないお値段ですが、実はここ、本来は大学の学生寮です。LSEとは"London School of Economics"のこと。大学が長期休暇に入って学生がいなくなる夏と春、年末年始に限って、一般向けの宿泊施設として解放されているんです。逆に言えば、ここに宿泊できるのはその時だけの「期間限定」ってわけ。

 

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シングルルームはシャワー・トイレは共同ですが、綺麗で広さもまずまず。テーブルが大きいのが「学生のお勉強スペース」って感じで、デスク上にも照明が設置され、コンセントも4カ所も用意されていました。なおエアコンはありませんが、それほど暑くなかったので問題なし。この時期も昼間はかなり気温は上がりましたが、朝晩は涼しいくらいでした。

 

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入口側にはクローゼットと洗面台が設置されています。

 

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アメニティ類はバスタオルとフェイスタオル、石けんにボディソープ、シャンプーが用意されています。タオルの取り替えとアメニティ類の補充、部屋の掃除は基本的に2日に1回。ベッドのリネン取り替えは1週間に1回のようでした。

 

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1階にはラウンジスペースがありました。

 

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ここにウォーターサーバーが。さっき機内で貰ったエビアンのボトルをそのまま持ってきてしまっていたのですが、ここで水を補充して使い回してしまいました。ロンドンでは湿度が低いせいか喉がよく渇いたので、非常に助かりました。また、各フロアには共用キッチンもあり、そちらでも水は確保できますし、冷蔵庫も使えました。

 

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こちらのお宿、このお値打ち価格なのに朝食付きです。最上階の6階(日本で言うところの7階)にレストランがあり、こちらで戴きます。提供時間は平日は朝7時半から、土休日は朝8時から始まり10時で終了。

 

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カフェテリア方式で、自分で好きなモノを取っていくスタイル。

 

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さすがイギリス、ちゃんとイングリッシュブレックファストだよ!朝からガッツリいけちゃいます。

 

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しかも、こんなテラス席まであったりして。見晴らしがよかったりする訳ではないのですが、お天気が良い日には気持ちよく過ごせます。

 

「ホテル」ではないので行き届いたサービスという訳にはいかないですが、宿泊費を考えれば充分満足できました。とはいえ「学生寮」なので、そのへん割り切れる人でないと厳しいですが…。でもロンドンなんて結局は朝から晩まで外に出てて「ホテルライフを満喫!」って感じじゃないでしょ?