へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年14発目、ANAファーストクラスで行く世界遺産。その8:庭にソレ置くか?ってホテル、DON Q INNに宿泊。

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シカゴの次はイリノイ州のお隣、ウィスコンシン州はスプリンググリーンにあるフランク・ロイド・ライトの総本山とも言える「タリアセン」へと向かいます。公共交通でアクセスできる場所ではないので、シカゴのダウンタウンにあるアラモレンタカーのオフィスでクルマを借りて出発。コンパクトカーを予約していたのですが「ちょうど在庫がないんだ、そのキャディラック使っていいよ!料金は同じだぜ!」だそうで。

 

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夕方4時過ぎにシカゴ市内を出発しましたが、高速道路が渋滞中。結局、オヘア空港のあたりを抜けるまでずっとノロノロ運転で、120kmほどの距離にあるベルビディアのサービスエリアに着いたのは夕方6時過ぎになってしまいました。ここで休憩。

 

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これが今回借りたクルマ、キャディラックXTS。こちらで1台500万円以上する、それなりに高いクルマみたいです。まぁ燃費は猛烈に悪そうですが…。高級車だけあって装備は充実しており、そもそもカーナビがついてます。オーディオもブルートゥース対応で持参のウォークマンと接続できただけでなく、クルマ側のディスプレイに曲名とかが日本語で表示されちゃうのは驚きました。タイヤの空気圧までモニターしてるしねぇ。

 

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こちらのサービスエリア、本線を跨ぐように本館が建っています。トイレやフードコートなどがあり、日本のサービスエリアみたいな感じでもあります。

 

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高速道路の本線の先、ちょうど夕日が沈むところでした。平原にまっすぐ伸びる道がいかにもアメリカっぽいなぁ。

 

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シカゴから300km、結局4時間ほどかかって、本日のお宿のウィスコンシン州ドッジビル「DON Q INN」に到着しました。

 

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ちょっと山小屋というかバンガロー風で、雰囲気は悪くないです。

 

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モーテルなので部屋は広々してます。

 

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洗面台あたり。

 

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バスルーム。全般的に凄く綺麗です。建物自体は最近出来た感じではないので、メンテがキチンとしてるんだと思われます。

 

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まだ晩飯食ってないんで、ちょっとお出かけ。ホテルの近く、ドッジビルの中心地?にあったハンバーガーショップ「カルバーズ」にしました。ここ、ウィスコンシン発祥だったのよね。

 

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「カルバーズ」のウリは「バターバーガー」ですが、別にバターで調理しているとかではなく、パンのてっぺんに軽くバターを塗ってるから、らしいです。そのバターもウィスコンシン産というこだわり。牛肉もフレッシュで冷凍したものは使いません、だそう。パティとチーズが2枚入った「カルバーズデラックス」とポテト、ドリンクを注文しましたが、確かに旨いわ。

 

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折角なのでコレも「カルバーズ」のウリである「フローズンカスタード」も食べちゃいました。要は「濃厚なアイスクリーム」なんですけどね。ナッツとマシュマロの入ったフレーバーが今月のお勧めとのことで、お勧めされるままにしましたが、これも大正解の旨さでした。

 

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こちらのDON Q INN、朝食付きです。ロビーは美容室の椅子が並んでいたりして、結構エッジ効いた感じ。

 

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朝食のラインナップとしてはパンやフルーツなどが中心といったところ。

 

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自分で焼くワッフルマシーンがあったので、そちらを戴きます。まぁまぁ旨そうに焼けたんじゃないかな。

 

で、このホテル、なかなか凄いものが庭に置いてあります。

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客室の窓から見えるのがコイツ。ボーイングC-97輸送機です。B-29爆撃機をベースに開発された輸送機で、「ボーイング377」として旅客機としてもパンナムやノースウエストなどで使われていました。すぐそばに以前は空港があり、そこに飛んできてココに据え付けられたそうです。当初はホテル併設の喫茶店にするために購入されたとか。このホテルを選んだのはコイツのせいですが、見つけたのは偶然です。スプリンググリーン近辺でホテルを探していたら、たまたまコレが出てきたので「こりゃ行くしかないでしょ」と思った次第。

 

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一晩明けて、飛行機をじっくり眺めてみます。

 

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機体にはタラップが付けられており、機内に入ることが出来ます。

 

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操縦席も入り放題。ちょっと荒れてる感ありますが…。

 

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機内の客室?部分ですが、ちょっと廃墟みたい…。ホテルの方は綺麗にしてますが、こちらの手入れはイマイチの様子。とはいえ、C-97は展示機も含め10機ほどしか残っていないようなので、こんな風に観れるのは貴重ではあります。

 

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外装はそこそこ綺麗。ちょっと塗装の劣化も感じられなくはないけど。

 

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とはいえ、ホテルの看板の背後に大きな輸送機があったらちょっと驚くよね。