阿里山駅で明日のご来光列車の乗車券を買ったりしてましたが、ちょうど14:45発の神木行きの列車が出るところ。
なんとかこちらの乗車券も買えたので乗ることにしました。あとでこの選択が地獄に繋がってしまうのですが…。
乗車時間は7分ほどの短い汽車旅です。
車内はこんな感じでロングシートが並んでおり、エアコンなんかありません。
神木駅に到着。結構お客さん乗ってたんだなぁ。
ここから沼平駅へと遊歩道をお散歩、というわけなのですが…。
凄い登り勾配です。木道が整備されていて歩きやすいのですが、こんなに上り階段が続くと疲れます。実は沼平から神木へ向かうと下り方面になるのでラクだったんですよね。
とはいえ、樹齢1000~2000年という木々が並ぶ中、整備された歩道を歩いて廻れるのはいいですね。
途中には小さな博物館もあります。
展示スペースは大きくありませんが、阿里山や阿里山鉄道の歴史などがコンパクトに紹介されていました。
入口のところにあったのは、日本統治時代の阿里山の観光パノラマ地図。
こんな「樹霊塔なんてのも博物館近くにありました。日本統治時代、阿里山は木材の産地として開発され、多くの木々が伐採されました。よく考えてみれば阿里山鉄道も伐採した木材の輸送のために建設されたものなワケで…。そこで日本人が「伐採された樹木の霊を鎮めるため」として作ったものだそうです。
阿里山のシンボル的な存在でもある「香林神木」、なんと樹霊2300年だって!
沼平へ向かって更に進みます。途中の「三代木」。ちなみに、ここまで来るのに看板などの案内が非常に少なく、結構いろいろな人に道を尋ねながら、という感じになりました。台湾でも有名観光地の一つなんで、もうちょっと情報提供は充実してるんじゃないかと思ったんですがね…。
このあたりにはソメイヨシノが植えられていて、春には桜を眺められるそうです。
阿里山では一番いいホテルの「阿里山賓館」ってココにあるんですね。今回コチラへの宿泊もちょっと考えたのですが、なんせお高いのよ…。
なんとか沼平公園のあたりまでたどり着きました。
沼平駅に来てみましたが、既に時間は16時前。ここから阿里山への列車運行は終了している時間です。
沼平駅のそばには静態保存された列車がありました。
阿里山駅エリアまでは電気バスで戻りました。公園内はこの電気バスが巡回しており、鉄道よりもこちらのほうが園内移動手段としてはメインになっています。
商業エリアをぶらぶらしていたら愛玉売ってました。これ、確か一応「阿里山の名物」だったはず。
そんなわけで、ちょっと休憩。
このエリアにはセブンイレブンもあって、意外と便利。
翌日のご来光のために早く寝ないといけないので、夕方6時過ぎには夕飯にしました。昼間は曇りで時折雨もぱらつく天候でしたが、夜になると月が見えるなど回復してきたようです。
ここにはフードコートっぽいお店もあります。
この中のお店で晩飯を戴くことにしました。
鶏飯とタケノコのスープ。タケノコも阿里山の名産だそうなので食べておかないとね。
ホテルに戻る前にセブンイレブンに寄ってみました。ここで売っている弁当で夕食を済ませる人も多く、店舗前のテーブルが賑わってました。
ホテル帰還。
セブンイレブンで購入したビール飲んで、翌朝に備え夜9時には就寝しました。