へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年16発目、三度目の正直の阿里山。その6:阿里山でご来光!

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さて、いよいよ今日は阿里山のご来光を拝みに出かけます。日の出の時間は6:19、祝山行きのご来光列車の阿里山発は3:50。ホテルのモーニングコールはその1時間前の2:50にかかってきました。阿里山駅にやって来たのは朝3時半頃。もう既に多くの人が駅で列車を待っていました。

 

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出発5分ほど前に列車がホームに入ってきました。なお、「3:50発」といっても、この発車時間に1便だけ運転するというわけではなく、何便か続行を出しているようです。ただ、駅には指定された出発時間までに来る必要があるみたい。

 

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車内は立ち客が出る程度の混み具合で出発。20分ほどの乗車ですので、座れてラッキーでした。

 

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祝山駅に到着。

 

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駅の改札前には上に登る階段があって…。

 

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その上が「祝山観景台」です。

 

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手すり前のポジションをゲット。まだ日の出まで2時間ほどあるので真っ暗です。

 

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振り返ると、「手すり前ゲット!」というよりは東屋のベンチでまったり待ってる方も結構います。

 

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だんだん山の上の方が明るくなってきました。お、これはいい天気。

 

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…かと思ったら、風で雲が流れてきて視界が遮られたり。

 

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何やら警備員らしきおじさんが話を始めました。聞いてる皆さんはウケてる様子なので面白いことを言っているようですが、中国語なので内容は解らず。

 

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もうこんなに明るくなってきた。

 

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青空が広がり、山の背後から光が差しています。

 

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いいよいよ日の出。綺麗なご来光が拝めました!

 

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昨日までイマイチな天気でしたが、今日は快晴。

 

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皆さん、ご来光を楽しんでます。「阿里山のご来光は多くのお客が押しかけるので混むよ」的な話は聞いていましたが、今日はそんなに混んでおらず、ゆったり拝むことが出来ました。一応、台湾では連休にあたるので旅行シーズンの筈なんですけどね。

 

f:id:slips:20191029222647j:plain山間には雲海も広がっていて、これも絶景。

 

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雲海は北海道の「星野リゾートトマム」の「雲海テラス」に3回トライして3回とも「雲海が観れない」以前に「テラスにすら登れない」状況だったほど振られ続けていた私ですが、ここでご来光+雲海が観れちゃうとは。

 

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「祝山観景台」には売店もあり、温かい飲み物や軽いスナック類、お土産など売ってます。列車の到着時間には既に空いているお店もあるので、ドリンクで暖を取りながら日の出を待つこともできます。

 

ちなみにココ、標高も高く寒いです。気温としてはそこまで低いわけではないのですが、ご来光まで長ければ2時間近くここでじっと立って待つわけですし、風もあるので体感温度はかなり下がります。上はフリースにジャケットでなんとかなりましたが、下はヒートテックタイツを念のため穿いてきて正解。手袋も持ってきていたのですが、これも「あったほうがいい」感じでした。有料でダウンジャケットを貸してくれるホテルもあるそうですが、台湾の平地向けの服装だけでは厳しいと思います。

 

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では、阿里山駅へ戻ることにします。

 

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駅の改札口には、今日の阿里山行き最終列車の発車時刻が掲示されているので、この時間までに駅に来る必要があります。

 

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ここは台湾で一番標高の高い駅。日本は1375mの小海線野辺山駅が最高ですから、それよりも1000m以上高い、ということになります。まぁ「法律上」での「鉄道」だと、立山黒部アルペンルート立山トンネルトロリーバスの室堂駅が2450mと、こことほぼ同じ高さってことにはなるんですが、こっちは正真正銘の「鉄道」だからねぇ。

 

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ホームには既に列車が入線していました。

 

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ただ、かなり混んでいて車内はすし詰め状態。すぐに発車のようだし、後続便も程なく来そうなので、一本見送ることにしました。

 

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先発列車は出て行った後、すぐに次の列車が入ってきました。

 

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やった!一番乗り。おかげで帰路も座れました。

 

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20分ほどで阿里山駅に戻ってきました。

 

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駅の2階、改札のフロアからは遠くに雲海が見えました。

 

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駅からビジターセンターや商店街のある中心エリアを見下ろすとこんな感じ。

 

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駅舎には阿里山鉄道の路線図が掲示されています。早く全線復旧してくれないかなぁ…そしたらまた来るけど。

 

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ホテルは朝食付きなのですが、朝食会場はホテルから離れ中心エリア近くにあるこちらになっています。

 

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朝食会場はこんな感じ。

 

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ご飯はお粥オンリー。料理は野菜もの中心で、カンペキに中華風の朝ご飯です。

 

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そんなに旨いわけではなかったですけど…まぁ許せるレベルではありました。