アブダビに到着して入国、無事に手荷物も受け取りましたが、まだ朝の7時前。ビジネスクラス向けの到着ラウンジがあるので、暫く時間潰しをすることにしました。このラウンジはエティハド航空がファースト・ビジネスクラス旅客向けに提供するハイヤーサービスの乗り場・待合室を兼ねているようで、受付の際に「ハイヤーはご予約済みですか?」といったようなことを尋ねられました。調べてもらったところ、アップグレード旅客はハイヤーサービス対象外だったんですけどね。
ラウンジはそれほど広くはありませんが、利用者もそう多くなく、多くの方がハイヤー待ちですぐ退室するので空いていました。
このラウンジにはシャワーもあるので利用させてもらいました。シャワーブースは5カ所程度はあるようで、結構充実しています。ブース内はシャワーと洗面台、トイレがありますが、結構コンパクトでスーツケースを開ける場所には少し難儀します。
1時間ちょっと休憩させてもらって、8時過ぎに到着ロビーへ。
ホテルまでの移動は一応バスもあるようですが、荷物を抱えて暑い中を右往左往するのも面倒なので、タクシーを使うことにします。
空港からのタクシーは基本的にエアポートタクシーの一択。ワゴンタイプで初乗り25ディルハムとお高いのですが、キロ当たりの料金はそれほど高額というわけではない感じです。空港からホテルまで約20km乗車して運賃は61.5ディルハム。クレジットカード払い可能でした。
アブダビでのお宿は「ザ リッツ カールトン アブダビ グランド カナル」です。エティハド航空では「今ならアブダビ経由の航空券を買ってアブダビでストップオーバーするとホテル2泊タダで付けちゃうよ」キャンペーンを実施しており、なかなかハイクラスのホテルも対象になっていました。ちょうどフランスに行ってみたい理由があったこと、製造中止でマイノリティになりつつあるA380に乗っておこうかな、ということもあって、この恩恵に与ってみようと思った次第。予定していた日程で空きがあるうちで一番良さそうだったのがコチラでした。それにしても、ホテル敷地のエントランスに大きな門が建ってるってどういうことよ。
ロビーもなんだかゴージャス。朝9時前でしたが、空きがあるということで部屋を用意して貰えました。宿泊費はエティハドホリデイズより払い済みなので請求なしですが税金で20ディルハムだけチェックアウト時にお支払いください、とのこと。素泊まりで食事無しプラン、WIFIも含まれていませんがマリオットの会員プログラム「ヴォンヴォイ」会員には無料提供がありました。なお、コチラのホテル、普通に予約するとだいだい1泊3万円前後といったところのようです。名古屋-パリ往復の航空券は9万円強で購入したので、航空券代の3分の2の価値に相当する「おまけ」がついたってことになるのか…。でも考えてみたらリッツカールトンが3万円くらいって意外と安くないか?調べてみたらアブダビってホテルの相場はあんまり高くないみたいですね。
さて、こちらがお部屋です。一番ベーシックなタイプだと思うのですが充分な広さで、ベッドも大きくてフカフカ。
窓側にはちょっとしたベランダがあります。眺めも運河が見えたりとなかなかいい感じ。
バスルームも「ここで住める」くらいの広さです。こちらにはバスタブがありますが…。
その反対側にはシャワーブースも独立して設置されています。
ホテルには大きな中庭があります。そもそもホテルの規模もかなり大きなもの。
中央には大きなプールがあり、殆どリゾートホテルのような雰囲気。
加えて運河沿いにはプライベートビーチまで。この辺の写真撮って「ハワイ来てまーす」とか言ってもバレないかも(いやダメだろ)。
ホテルの目の前には「シェイク・ザイード・グランド・モスク」が見えます…が、歩いて行くのは若干難しい感じです。ホテルとモスクの間にかなり大きな幹線道路が走っており、一応は歩道橋がかかっていますが、徒歩ルートはかなり遠回りになる感じなんです。ホテルからは1日2回、モスクまでの無料送迎があるので活用しましょう。
ちょっとエントランスの門が邪魔ですが、ホテル敷地からライトアップされたモスクも綺麗に観ることができました。