アブダビでの2泊の滞在を終え、パリへ向かいます。
EY37便はアブダビ9:05発なので、ホテルは朝7時頃にチェックアウトしました。空港までは一般タクシーで15分ほど、料金は44ディルハム。1300円くらいって意外と安いな…。
アブダビ空港はエコノミークラスとビジネス・ファーストでターミナルが分かれる独特なスタイル。エコノミークラス利用者が使う第3ターミナルは入館して流れに任せて進むと出発まで一本道でたどり着ける、なかなか解りやすい造りでした。
チェックインカウンターは通路を挟んで両側に位置し、左側はオンラインチェックインを済ませた旅客の手荷物預けカウンター、右側は通常のチェックイン用になっています。で、この通路の先が手荷物検査と出国審査への入口。
手続きは順調に進んだので、空き時間はラウンジへ。アブダビ空港にはプライオリティパスで使えるラウンジが2カ所ほどあるようですが、第1ターミナルのサテライトへの通路そばにある「Al Reem Lounge」を利用しました。
ちょうど欧州方面の便が集中して出発する時間帯なせいか、割と混んでます。
フード関連のカウンター。
バーカウンターもありました。そんなに広いラウンジではありませんが、居心地はまずまずといったところ。
では、ゲートへ向かうことにします。アブダビ空港のサテライトのこの屋根、有名ですよね。
既に搭乗は始まっているようです。
今日のパリまでの機材はB777-300ER。予約したときはA380使用予定だったのですが、スケジュール&機材変更が発生してしまった由。今回の旅行は「だんだんレアアイテムになりつつあるA380に乗っておこう!」というのも目的だったので機材変更は残念なのですが、もっと残念ポイントなのは「中東系エアラインのB777が詰め込み気味仕様」なこと。通常、長距離国際線ではエコノミークラスは横9列配置にしている航空会社が多いのですが、エティハドだけでなくエミレーツもカタールも何故かB777は横10列仕様で飛ばしているのですよ…。ちなみにANAとかJALの「国内線」仕様のB777が横10列になってます。「すごく差があるのか?」と言われると「そうでもない」のですが、やっぱりなんかソンしてハズレひいた感が否めない。
座席や装備は若干古め、かな。シートバックのモニターが一昔前の小ささです。USBやAC電源が目の前に付いているのは便利。
今日のエコノミークラスはほぼ満席。
ほぼ定刻に出発。さっき飛び立ったばかりのアブダビ空港が窓から見えました。
あ、これは今回訪問できなかったフェラーリ・ワールドだな。
離陸してベルトサインが消えるとドリンクサービス。ビール戴きました。
機内食はエティハド航空が「ビストロスタイル」と呼んで今年からリニューアルしあ形式です。前菜がないかわりにチーズとクラッカーが提供されます。メインはチキンを選択。あとはロールパン、デザートはマンゴーのムース(これが割とイケました)。トレーサイズも小さめですが、ボリューム的にはそんなに不足感はありませんでした。
到着前は温めたミートパイが提供されました。
砂漠みたいな光景だった出発時とはうってかわって、欧州っぽい風景が眼下に広がり始めると…。
パリ・シャルルドゴール空港に定刻より10分ほど早く着陸しました。
およそ7時間ちょっとの空の旅でした。
入国審査を通り、手荷物を受け取って到着ロビーへ。空港の表示が「フランス語」に「英語」、これと「簡体中国語」の3カ国語表示がこちらのデフォルトのようです。中国語が簡体字ってのが地味に凄いな…それだけ中国人が押しかけてるってこと?