へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和元年17発目、アブダビ経由のフランス。その9:世界の車窓から、CDGVAL編。

f:id:slips:20191121213506j:plain

エティハド航空はシャルルドゴール空港ではターミナル2Cの発着です。今日はこれから、エールフランスマルセイユ行き国内線へ乗り継ぎですので、ターミナル2Fへ移動します。実はシャルルドゴール空港の鉄道駅からマルセイユまでは直通のTGVもあるのですが、割引運賃も設定されているパリ市内からのTGVに比べると運賃は高値安定で100ユーロ近い金額。それに対して、エールフランスのこの便が6500円くらいで出ていたので、こちらを選んだ由。受託手荷物も1個分まで含んでの価格なので、まぁお買い得でしょう。

 

f:id:slips:20191121213659j:plain

ターミナル2どうしは通路で繋がっているので徒歩で移動できます。途中、こんなステキな広告が出てました。このお嬢さん、ドヤ顔で立ってますが首の周りに巻いてるのは金属製の定規じゃないですか…。

 

f:id:slips:20191121213951j:plain

ターミナル2Fへの通路にもセルフチェックイン機が設置されていたので、こちらで搭乗手続きを済ませてしまいます。搭乗券だけでなく手荷物タグも発行され、自分で手荷物にタグを付けてカウンターへ持って行く流れ。

 

f:id:slips:20191121214407j:plain

エールフランスの国内線やシェンゲン域内のフライトが発着するターミナル2Fまでやってきました。

 

f:id:slips:20191121214555j:plain

こちらも搭乗手続きはセルフチェックインがデフォルトになってますね。

 

f:id:slips:20191121214718j:plain

手荷物を預けるのも、ベルトコンベアにタグ付けした荷物を置いて、設置されたバーコードリーダーで読み込ませる…と殆ど自分でやる感じ。

 

f:id:slips:20191121214954j:plain

乗り継ぎ便の出発時間は午後6時。まだ3時間近く待ち時間があります。そこで、シャトルシステム「CDGVAL」でターミナル1まで行ってみることにしました。一応「鉄道」に乗った、ことになるのかなコレ。

 

f:id:slips:20191121215843j:plain

CDGVALはターミナル1まで、途中に3駅を挟んで運行しています。

 

f:id:slips:20191121220009j:plain

運行距離は割と長めで、ターミナル1~ターミナル2の間は約10分ほどかかります。地下区間ばかりでなく地上区間も結構あって、車窓風景もそれなりに楽しめます。

 

f:id:slips:20191121220508j:plain

ターミナル1に到着。

 

f:id:slips:20191121220625j:plain

ターミナル内部の印象的なエスカレーターのチューブも健在。このエリア、「屋外喫煙コーナー」となっていて外に出ることができるので、この風景もじっくり眺めることができます。

 

f:id:slips:20191121220932j:plain

ではターミナル2へ戻りますよ。

 

f:id:slips:20191121221055j:plain

このCDGVAL、ターミナル1の足下に駅が設置されているので、先頭の窓からは特徴的な円形のターミナルがよく見え、なかなかの迫力です。1974年の開港時に建てられたビルなので既に40年以上が経過していますが、未だに斬新に見えるのが凄い。

 

f:id:slips:20191121221857j:plain

まだまだ時間があるので、ターミナル2F設置のマックで一休みすることに。

 

f:id:slips:20191121221940j:plain

こちらのマックにもセルフオーダーマシンがあり、英語にも対応しているので注文はラクラク。支払いもクレジットカードでできちゃうので、出てきたレシートの番号がピックアップカウンターのディスプレイに表示されるのを待つだけです。

 

f:id:slips:20191121222204j:plain

で、オーダーしたのはコレ。チキンウイングにウェッジカットのフライドポテト、それにビール(^^;)。なんとセットのドリンクが追加料金ナシでビールも選択可能なんですよ、ってそりゃ呑むでしょ。そういうわけでマックというよりは居酒屋みたいなラインナップとなった次第。まさかマックでちょい呑みするとはね…。

 

f:id:slips:20191121222546j:plain

のんびりしてたらもう出発1時間前を切ってました。保安検査を抜けてゲートへ向かいます。

 

f:id:slips:20191121222623j:plain

20分ほど前から搭乗開始となりました。

 

f:id:slips:20191121222657j:plain

今日の機材はエアバスA318。A320ファミリーで一番小さく、かつ一番レアな機種になります。なんせ定期便の旅客機として飛ばしているのは主にエールフランスくらい。変わったところではブリティッシュエアウェイズが1機だけ保有し、全席ビジネスクラス仕様でロンドン・シティ空港からの大西洋線に飛ばしてたりします。

 

f:id:slips:20191121223610j:plain

離陸した頃はすっかり夜。地上の夜景が綺麗に見えます。

 

f:id:slips:20191121223647j:plain

短距離路線用と割り切っているのか、シートはリクライニング機能もないLCCみたいなヤツ。でも、ちゃんとスナックとドリンクの機内サービスがあるのは、さすがフルサービスキャリアですわ。

 

f:id:slips:20191121223820j:plain

1時間15分でマルセイユ空港に到着です。

 

f:id:slips:20191121223853j:plain

では降ります。シートのシンプルさが凄いですが、座り心地はそんなに悪くなかったです。

 

f:id:slips:20191121224027j:plain

ターミナルビルを出て、マルセイユ市内へのバス乗り場を目指しますが、どこにあるのか場所が解りにくい。案内表示のサイズが小さくて全然目立ってないんです。この近くに小さくバスらしきアイコンを掲示したシェルターがあったので「あ、ここかな?」と思って近づいたら、バスのアイコンの中に小さく「HOTEL」の文字。近隣ホテル行きのシャトルバス乗り場じゃん…。

 

f:id:slips:20191121224303j:plain

とりあえずバスのアイコンと矢印の小さな表示を見つけ、この麺のターミナル前を延々進んでいったら、やっとバス乗り場を発見しました。うーん、デザインがお洒落なのはいいけど、ちょっと不親切じゃないかな…。

 

f:id:slips:20191121224533j:plain

手荷物が出てくるのに少し待たされたのと、バス乗り場を発見するのに時間がかかったことから、バスで空港を出発した頃はもう夜8時前でした。

 

f:id:slips:20191121224424j:plain

マルセイユのサン・シャルル駅までの所要時間は25分でした。ここから地下鉄へ乗り換えたのですが、駅構内の地下鉄への案内表示も小さくて解りにくい…。