ユニテ・ダビタシオンの3階、ホテルのフロアにはレストランがあり、ホテルのフロントも兼ねています。レストランの名前は「Le Ventre de l'Architecte」、「建築家の胃袋」みたいな意味ですが、さすが歴史的建造物の中にあるだけのことはあります。
このエリア、大型の集合住宅が建てられるくらいなので周囲は住宅街、お店などは少なく、数軒の飲食店とスーパーが近所にあるくらいなので、朝食はこちらでいただくことにしました。宿泊者は12ユーロです。
広くはありませんがテラス席もあり、マルセイユの街と海を眺めながらのお食事もできちゃいます。
朝食はビュッフェスタイル。
パンやハム、チーズなどの冷製がメインのコンチネンタルブレックファストですが、品数はまぁまぁ揃っていますので12ユーロなら全然アリです。
このレストラン、評判はかなり良いようです。さすがに星までは取れていませんがミシュランガイドでミシュランプレートとして紹介されているようですし、グーグルの口コミでもスコア4.3。ランチであれば前菜・メイン・デザートのコースで32ユーロと価格的にもお手頃なので、お昼ご飯もこちらで食べちゃうことにしました。
折角なのでグラスでワインも頼んでみました。この時点では空いていましたが、この後どんどんお客さんが入ってきてほぼ満席になりましたので、地元でも人気店なのかも。
最初にアミューズとか出すのが高級っぽくていいね。
前菜はトリュフ入りのスープ。濃厚で美味しいし、フォアグラが思ったより多く入っていてちょっと驚きました。
メインで戴いたのはチキンのグリル。これも絶妙は火の通し加減で、胸肉なのにしっとり柔らか。ソースも添えられたマスタードが変化を付けてくれて、これまた美味しかったです。
デザートも凝ってます。バナナのピュレ、アボガドのムースにチョコアイスの盛り合わせです。特にアボガドのムースが滑らかで美味でした。
日曜と月曜が休業だったりしますが、ココまで来たなら是非コチラのレストランは試してみてください。なお、ホテルやレストランの収益は建物の修復費にもなってるようですよ。