サン・ラザール駅からは地下鉄に乗り継ぎアベス駅まで移動。
モンマルトルを目指しますが、ここらで昼食のお時間。周囲のレストランを調べてみたら、ここ「La Cave Gourmande」がビーフシチュー、正確にはブルゴーニュ風牛肉の赤ワイン煮が美味しいと評判なようなので、入ってみました。
メニューはこんな感じ。ランチのセットのようなものはないみたい。
小さなビストロですが、なかなか雰囲気はいい感じです。
で、オーダーしたのは当然ビーフシチュー。鉄鍋にたっぷり出てきました。マッシュポテトも一緒に饗されます。
シチューはなかなかのボリューム。2人とかでシェアしてもいいくらいかな。
ソースの中には煮込まれてホロホロの牛肉の塊がゴロゴロ入っていて食べ応えが凄く、これで19ユーロならかなりお値打ちです。味の方も濃厚で非常に美味。これは当たりのお店でした。
お腹もふくれたところでモンマルトルの丘へ。
ここにはケーブルカーが設置されているのですが、RATP=パリ交通公団の運営する歴とした公共交通機関で、乗車には地下鉄などと同じ運賃が必要です。今回は「ナヴィゴ・セメーヌ」持ってるんで気軽に乗れますけど。
モンマルトルは標高130mしかないので、ケーブルカーもごく短距離。平行した2本の線路上をそれぞれ車両が上下するだけのシンプルな構造です。
車両も小型で、斜面に合わせた三角形の土台の上に小さなゴンドラが乗ってる感じ。殆ど「エレベーター」みたいなもんですね。
丘の上に建つサクレ・クール寺院。多くの観光客で賑わっています。実は19世紀末の建立とパリでは比較的新しいものらしい。
寺院の内部も思いのほか一見の価値ある美しさ。
丘の上からのパリの眺め。標高は低いですが、ずっと平地が続くのと周囲に高い建物があまりないので、かなり遠くまで見渡せます。
降りるのはケーブルカーは使わず、階段で。
続いて地下鉄を使い、凱旋門へ。せっかくパリ来たんだから見ておかないとね。さすがパリのシンボル的存在なだけあって、多くの観光客が写真に収めようと頑張ってました。でも車道に出すぎるのは危ないぞ皆さん。
シャンゼリゼ大通りもお散歩。
フランス資本のハンバーガーチェーン「Quick」で一休み。昔はもっとパリ市内でたくさんこのお店を見かけた気がするんだけど、今ではマクドナルドがフランスの至る所にあるのに比べて少なくなったような。
おやつセット的なメニューが3ユーロであり、ソフトクリームの乗ったチョコブラウニーとコーヒーの組み合わせを選択。
やっぱり凱旋門が写真に入ると、いかにも「パリ」な感じになるなぁ。
また地下鉄を使い、オペラ・ガルニエにも来てみました。外観を見るだけですが。
このエリアにはパリの老舗デパート「ギャラリー・ラファイエット」の本店があります。
本館にある大きな吹き抜けのドーム屋根が有名ですが…何かあるぞ?
なんと吹き抜けに突き出す形でスカイウォークが設置されてるじゃないですか! しかも大人気のようでココに入るための行列まで出来ていました。こんなヘンなモノ、試さないわけにはいかないでしょ。
床面はガラス張りで、デパート内のアトラクションながら結構本格的。
屋上にも上がることができ、結構イイ感じの展望デッキとして多くの観光客が利用していました。ちょうどエッフェル塔の向こうに夕日が沈むところが観れました。