20分ほどしかありませんが、ラウンジに立ち寄ってみました。広州白雲国際空港で中国南方航空が発着するターミナル2には、国際線利用時にプライオリティパスで入場できるラウンジが2カ所あることになっています。「Library Lounge」というのもあるはずなのですがすぐに見つけられず、簡単に見つかった「Prermium Lounge」を利用しました。
ラウンジ内は綺麗でなかなかハイセンスな雰囲気。かなりイケてる感じです。
フード・ドリンク類もかなり充実しています。ヌードルバーとかもあるのね。
こちらの空港にも無料のwifiが用意されていますが、パスポートを登録するとIDとパスワードが発行されます。このキオスクは先ほどのラウンジの中にも設置されていました。
ラウンジではソフトドリンクを一杯戴いただけで退室、ゲートへ着いたら搭乗は始まっていました。広州から利用するのはCZ699便、ニューヨーク/JFK行き。飛行距離はおよそ1万3千キロ、スケジュール上の所要時間は約15時間半というロングフライトです。恐らく自分史上最長距離の筈で、そんなに長時間エコノミークラスに座って大丈夫か俺。
CZ699便の機材はB777-300ER。エコノミークラスは横9列と、B777としては一般的な配列です。
3年ほど前に納入された機体のようで座席背面のモニターはちょっと小さめ。ただエンターテイメントステム自体は新しいようで、コンテンツも充実していました。
こちらもドリンクサービスからスタート。またビールを注文しちゃいました。ただ、今回はスナック類はなくドリンクのみ提供。
程なくして1回目の機内食が提供されます。白身魚の中華ソースかトマト味のチキンからのチョイスで、白身魚を選択しましたが割と旨い。うーん、外れないなぁ(^^;)。副菜はハムの乗ったミックスベジタブル。デザートはパナップルケーキでした。ロールパンはちゃんと温められて提供されます。あと、ラスクみたいなお菓子がついてきました。
ロングフライトなので中盤頃に何かスナックでも出てくるのかな、と思ったら特になし。到着2時間前くらいのタイミングで2回目の機内食のサービスがありました。こちらはスクランブルエッグか点心の2択。面白そうなので点心にしましたがコレが大当たり。ソーセージの入った蒸しパン、焼売と餃子に中華ちまきの盛り合わせみたいな感じですが、中華ちまきがホント旨かったです。一緒に出てきたのはフルーツとヨーグルト、デニッシュ系のパン。
食後にコーヒーを貰ったら、ミルクと砂糖が既に入っているヤツが出てきました。「コーヒー」としてどうか?という意見もおありでしょうが、コレはコレで「コーヒー牛乳」みたいなもんだと思えば悪くないような。
ニューヨーク市街地の上空を抜けて、定刻22:00より30分ほど早くニューヨーク/JFK空港に到着しました。
シートピッチはちょっと狭めかな?という印象はありましたが、シートの座り心地は良好で、思ったより快適に過ごせました。
飛行機を降りて入国審査へ。レーンは「アメリカ市民権保持者」と「ESTAでの入国2回目以降」「それ以外」の3つに分かれていました。今回のアメリカ入国に有効なESTAでは9月に入国済みなので「2回目以降」レーンを利用したのですが、キオスクで自分で手続きしたあとに有人窓口で入国スタンプを貰うだけなので非常にスムースに通過できました。今は税関申告書の記入も不要になってるんですね。キオスクのところで既にその質問に回答してるから、ってことのようです。なお、「それ以外」は取得したESTAで初めてアメリカに入国する旅客の他、ビザで入国する旅客も同じレーンで並びます。広州発の便は当然ながらアメリカ入国にビザが必要な中国人が主な客層なので、こちらのレーンに並ぶ人が当然ながら多くなります。この日も、こちらのレーンに並ぶと1時間以上の待ち時間、と表示されていました(待ち時間の目安の表示がありました)。中国系キャリアはお手頃価格ですが、アメリカ渡航へ利用する場合は「入国審査」の時間も考慮すべきかも。
預けた手荷物も比較的早く出てきてくれたので、30分ほどで到着ロビーまで出てくることができました。大きなツリーが飾られ、ホリデーシーズンって感じです。