ニューヨーク3日目。The Jane Hotelで一晩あけて、朝はすぐ近くの「ハイライン」へ。
ここは廃線となった高架鉄道の跡を遊歩道として整備したところです。この高架線を跨ぐように建築されたホテル「ザ・スタンダード・ハイライン」なんかがアイコニックな印象。
もともと敷かれていた線路をそのまま生かしている部分も多いです。
暫く歩いて「チェルシー・マーケット」へやって来ました。「ハイライン」に隣接していますが、直接入れる入口はなく、一旦階段などで地上に降りて行く形です。
エントランスに飾られていた大きなポスターは、この「チェルシーマーケット」が工場だった時代のもの。巨大なビルに掲げられた社名は「National Biscuit Company」ですが、どっかで見たような気がするマークが…。え!「ナショナルビスケットカンパニー」を略して「ナビスコ」だったの? つまりココ、ナビスコの工場だったわけね。
ここ「チェルシーマーケット」には「ニューヨークの朝食の女王」と言われる有名店「サラベス」のベーカリーが出店しています。
ちゃんと立派なキッチンがあり、ここでベーカリーに並ぶ商品を作っています。
こちらのお店、「サラベス」のベーカリー商品を買えるだけでなくイートインコーナーもあり、フレンチトーストやパンケーキにエッグベネディクトなどの「サラベス」定番の朝食メニューも出来たてが頂けます。
で、フレンチトーストとコーヒーで本日の朝食としました。紙皿で出てきますがその見た目もお味も本格派。セルフサービスなのでチップなどに悩むこともなく、「女王」の味をお手軽に楽しめるお店として結構お勧めです。朝8時台であればそんなに混んでませんでした。
「チェルシーマーケット」自体もユニークなお店が多く、なかなか楽しめます。時節柄、ホリデーシーズン向けのディスプレイがいい雰囲気出してます。
「チェルシーマーケット」を出てホテルに一旦戻ります。
…が、すぐ隣に「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」があるじゃないですか。
ちょっと中を覗いてみましたが、さすがの高級感。
コーヒーのお値段も内装に見合った高級なお値段。要は「高いスタバ」なのね…。
ホテルをチェックアウトしてから少し時間があるので、個人的にはニューヨークといえば「定番」となっているデパート「Century 21」へ行ってみることに。ブランド物の衣料品などが激安で買えるスポットとして有名なお店です。ちょうどクリスマス過ぎ、ホリデーギフトラッピングのブランド物ネクタイとかが6割~7割引は当たり前の投げ売り価格10ドル台とかで売ってました。基本的にはアウトレットなので、特に何か「欲しいもの」があって買いに行くと言うよりは「何かいいものがないか探しに行く」ようなお店ですよね。あと、ニューヨーク州は110ドル以下の衣料品は非課税なので、安い服を買うならお得、ってところも大きいです。
「Century 21」の本店はワールドトレードセンターの前にあります。こちらもすっかり整備され、テロの面影を感じる部分も随分少なくなった気がします。
WTCの「駅」舎として建てられた「オキュラス」の内部。
ちょうどクリスマスマーケット的なイベントが行われていました。
やっぱりクリスマスシーズンのニューヨークは華やかでいいですねぇ。
ニュージャージー方面を結ぶPATHトレインの駅もこんなに近未来的になってました。
本当はこちらの「ワールドトレードセンター」ビルの展望台に登ってみたかったのですが、この日は生憎の曇天。見上げるとビルの上部は雲に覆われていて、展望どころじゃなさそうな様子なので諦めた次第。
アップタウン方面のバスでホテルへ戻り、荷物をピックアップします。ニューヨークのバスはプリペイドカードの「メトロカード」で直接バス車内で支払う形が普通なのですが、一部「セレクトバスサービス」というのが導入されており、こちらはバス停の券売機で事前にチケットを購入しなければならず、車内で支払いができません。乗り方が違ったりするのって、なんかちょっと面倒くさいよね。