へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

令和2年4発目、ソウル食い倒れの旅。その2:一日中、喰ってばっかり。

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ソウルといえども東横イン東横イン、お馴染みの無料朝食は異国でも健在です。おかずは韓国風ですが、種類はなかなか豊富でした。

 

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今日はまず明洞に来てみたのですが…土曜日のお昼前という時間なのに、なんとなく閑散としています。マスクを配る客引きの皆さんも心なしか切実感が…。

 

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明洞では日本から現地合流で4名が集合。これから夜まで喰いまくるぞ! ランチは「ユガネ」のチーズタッカルビにします。

 

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こちらのチーズタッカルビは辛さも程よい感じ、日本人だから加減したのかな? 廻りのチーズを絡ませながら頂きますが、やっぱり甘辛とチーズって合うなぁ。

 

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シメはライスと追いチーズで炒飯にしてもらいました。イケメンな店員さん、ハート型に仕上げてくれたけどバレンタインだからですか?

 

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ランチの後は映え映えなオサレカフェとか行っちゃおうぜ!と益善洞へ。このエリアは伝統家屋の韓屋が立ち並ぶエリアで、一時は再開発のために取り壊される計画もあったそうなのですが、韓屋を改装したカフェやショップが増えたことで大人気スポットとなったところ。どちらかといえば観光客よりは地元の人に人気で、若いカップルのデートコースになってる感じ。細い路地をぶらぶら歩くだけでも楽しいのですが、リア充が多いから要注意。

 

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いい感じのお店は多いのですが、そのなかでもちょっとした行列までできていた「温花」というカフェにはいってみることにしました。ドリップコーヒーとスフレパンケーキの専門店だそうです。大きなガラス窓の向こうはキッチンで、確かにパンケーキをせっせと焼いている姿が見えます。

 

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店内は韓屋がベースながらもモダンな雰囲気。長居したくなるソファ席が並びます。

 

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入店するとカウンターで先にオーダーとお支払い、そのあと席に案内されます。オーダーした商品は席まで運んで貰うかたち。コーヒーは「ハンドドリップの専門店」を謳うだけあって、なかなかのクオリティでした。

 

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パンケーキは4人で2つをシェア。こちらもふわふわ加減が凄くて美味しかったです。食感は軽いので、これなら一人で一皿はイケますね。

 

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夕食ですが、最初に広蔵市場のユッケ通りにやってきました。ここでは恐らく一番の有名店である「ユッケチャメッ」へ入ります。

 

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オーダーしたのはユッケにテナガダコの刺身ののったユクタンイ、牛の刺身、そして牛のレバ刺し。ユッケの上のテナガダコはまだグネグネ動いてました。牛のレバ刺しはデフォルトではセンマイ刺しとの盛り合わせなんですが、お願いすればレバ刺しだけにも変更可能です。ユッケは日本ではなかなかお目にかかれなくなりましたし、レバ刺しに至っては禁制品になっちゃいましたから、こうやって食べられるのは貴重です。ユッケはともかく、レバ刺しや牛の刺身はソウルでも他の店ではなかなか見かけないので、やっぱりこちらでも衛生管理などで「何処でも出せる」ってモノじゃないのかもしれませんね。

 

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メインディッシュはタクシーで馬場洞へ移動し、この馬場畜産物市場で戴きます。こちらはソウルの焼き肉店なども仕入れに使うようなところなんだそうで。ゲートの上にはよく見ると牛さんと豚さんがおりますな。

 

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アーケードには精肉店が並んでいます。ここで肉を買うと、市場の2階にある焼肉コーナーでセルフ焼肉が楽しめるという、なかなかユニークなところだったりします。

 

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せっかくソウルで焼肉するんだし、と韓牛の一番イイやつを選択。約650gで9万ウォンちょっとでした。これに豚ロースもおまけでつけてくれました。

 

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精肉店のおばちゃんに案内されて焼肉コーナーへ。

 

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店内はこんな感じ。皆さん焼肉を楽しんでおります。肉が足りなくなったら自分で外の精肉店に追加を買いに行ったりする人もいるんだって。

 

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こちら、席料としてひとり6000ウォンがかかりますが、これに各種タレやソース、キムチやサンチュなども含まれています。

 

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では、早速焼いていくぞ。

 

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油の出やすい豚肉はホイルの上で。韓国だと自分で焼くってのはあんまりないんですが、こういうのも悪くないです。で、韓牛も旨い…。おばちゃんからは韓牛盛り合わせの「食べる順番」を教わったのですが、だんだん肉の質が良くなっていく感じの流れでした。

 

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焼肉を堪能して外に出たらなんと雨が降ってました。なんとかタクシーを捕まえて東大門へ戻ります。食後のデザートをどこかで…と探しててたら、東大門にも「ソルビン」があるのを発見。日本の「ソルビン」は運営会社が破綻して1月末に閉店しちゃったんですよね。

 

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この季節ならではの苺のメニューを選択。かなりのボリュームですが、なんとか喰えました…。なんだか一日、喰ってばかりでしたね。