ここから難波駅までは急行に乗れば20分ほど。でもノーマルに向かうのも面白くないので、各駅停車に乗車。
5駅先の浜寺公園で下車します。
現在の駅舎は高架工事に伴って無味乾燥なものになっていますが、その隣には以前使われていた駅舎が保存されています。なかなかお洒落な外観ですが、それもそのはず。東京駅や奈良ホテルの設計で知られる辰野金吾の作品なんだとか。
今日はこの路面電車?で大阪中心部を目指します。
見た目は「路面電車」ですが、この路線は殆ど専用軌道を進んでいきます。
このあたりは、いかもにも「路面電車」って感じの区間もあるんですね。
結局、浜寺駅前から恵美須町までは50分かかりました。でも、こういう「のんびり」な電車旅が大都市で味わえるのっていいよね。
阪堺電車の恵美須町駅はちょうどこの2月からホームが移転したばかり。以前の駅よりも南側に移動した形になりました。
旧駅舎は既に閉鎖され、既に線路も撤去されている状態。
駅舎の店舗などはそのままですが、ホームに繋がる入口はフェンスで閉鎖されていました。
せっかくココまで来たので、新世界あたりをぶらぶら。
思いの外?なかなか賑わっている様子。でも、確かにいつもなら聞こえてくる外国語が殆どなく、やはり訪日客が減っているんだろうなぁ、と実感します。
いつもなら大行列の人気店も、今日は待ち列はちょっと短い気がします。これも普段は長い行列ができる「てんぐ」に入ってみます。
新世界だもの、昼間だってビールですよ。どて焼きと一緒に。
串カツ。
たまごと玉ねぎ。1本120円とお手頃価格ながらボリューミー、お味の方もバッチリです。
名古屋までの戻りは難波から近鉄特急にしました。この「アーバンライナー」も、3月の「ひのとり」運行開始で名阪特急の主役の座から降りることになるんだよなぁ…。確かにシートは座り心地良く快適ですが、肘掛けから引き出すPCも載らない小さなテーブルやコンセント不設置など、そろそろ見直し時期ではあったような気はします。