「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」乗車後のオハナシ。
およそ50分で熊本駅に到着しました。
熊本駅前から市電に乗ります。
で、やってきたのは熊本城です。2016年の熊本地震で被災し復旧工事が行われていますが、昨年から一部の公開が再開。そしてこの6月には見学通路が完成し、第2弾の特別公開がスタートしました。6月18日までは移動自粛のため「熊本県民のみ」の公開でしたが、19日からは制限もなくなり、誰でもOKとなったばかり。
「密」にならないように人数制限があり、整理券を配布してコントロールしていました。この日は正直ガラガラでしたけどね…。
見学ルートはこんな感じ。現在の公開エリアは紫色で塗られたルートと天守閣前のところです。
特別公開エリアの入口はこちら。
この特別公開通路は石垣などが保護されるように高架で作られています。
最初に目に飛び込んでくるのは「数寄屋丸二階御広間」。石垣が崩れて被災した姿のままなので、なかなかショッキングです。
このあたりからも天守閣を望むことができます。
市街地側にはプレハブ小屋が。
この小屋、解体した「飯田丸」を保存している場所なんだそうです。ここは石垣が大きく崩れ、僅かに残った部分で建物をかろうじて支えている姿がニュースでも紹介され、大きなインパクトを与えたところですね。石垣の修復はまだこれから、とのこと。
ここからもう一段上がって、本丸御殿と天守閣のエリアへ進みます。
通路は本丸御殿の床下を通っています。
いよいよ天守閣とご対面…って意外と修復が終わっていて吃驚。「完成まで20年かかる」とか言われていたのに…と思ったのですが、「熊本城」全体が完成するまでその程度かかる、ということだったようです。天守閣と小天守は先行して作業が進められており、来年には内部の公開も再開される予定とのこと。
見学を終えて「桜の馬場 城彩苑」へ戻ってきました。ここには展示施設やショップなどが並んでいます。
ここでちょっと一休み。
「陣太鼓ソフト」です。熊本の名物のお菓子「陣太鼓」が入ってます！とのことで、どんな風に入ってるのかしら…と思ったら練り込んでありました。求肥とかが混ざってるので食感が面白いです。
今日のお宿はドーミーイン熊本。時期が時期なせいか1泊5000円という激安っぷりでした。最近はドーミーインも値上がり傾向で、下手すりゃ1万円以下では泊まれない感じだったもんねぇ。最上階の温泉は相変わらず雰囲気いいし、無料提供の夜泣きラーメンも割と旨くて、やっぱりイイですわココ。
ホテルのすぐ隣が商業施設「サクラマチ･クマモト」で、ここには「熊本桜町バスターミナル」も併設されているので交通の便はバッチリ。以前ココにあった熊本交通センターを再開発し、昨年オープンしたばかりの施設です。
「サクラマチ･クマモト」屋上には庭園もあり、ここからも熊本城が眺められます。まだオープンしていませんでしたが、これより高層に位置する展望デッキも開業するようです。
夕食は「ねぎぼうず」というお店にお邪魔しました。地元でもかなりの人気店らしく、お隣の地元の方に「ココ選ぶなんてツウだねぇ！」とか褒められた。
こちらのお店、お支払いはキャッシュオンデリバリーになってます。このお椀の中にお金を入れておくと、店員さんがドリンクや料理の代金分だけをそこから持って行くような仕組みになっていました。
とりあえずビールだね。
それほど大きくないお店ですが、メニューは結構いろいろ揃ってます。
まぁ熊本だしね。馬刺とか戴きましょうか。
カンパチ刺もコリコリして旨い。
飲み物おかわり。天草の芋焼酎「池の露」を水割りでお願いしました。
これも熊本名物の「一文字ぐるぐる」、ネギを巻いて酢味噌で食べるヤツです。
280円とお手頃だったので頼んでみた「鮪のカマ焼き」ですが、想定外にデカいのが来ちゃいました。ボリュームも凄いけどお味もレベルが高く、骨の間とかまで穿って食べちゃいました。
ホテルまでぶらぶら歩いて帰還。熊本って中心地の繁華街にしっかり「賑わい」があるのが凄いなぁ、と。新型コロナの自粛明けで、まだ本来の賑やかさは取り戻せてはいないようですが、「空洞化」みたいなのがなく人が集まってるのはいいよね。
