へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

7月四連休の「へんな旅」その3。修行僧、松山へ行く。

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城崎温泉からはコウノトリ但馬空港行きのバスに乗車。「空港バス」ですがガッツリ普通の路線バスですねコレ。

 

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路線バスと同じように途中の停留所にも小まめに寄っていくので、空港まではおよそ40分の所要時間。あれ、もしかしたら伊丹までの飛行時間より長いのでは…。

 

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既に伊丹空港からのJAC2321便は到着済み。機材はプロペラ機、ATR-42-600です。

 

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JALグループでは「保安検査は出発時刻の20分前までに通過」となっていますが、但馬空港の場合は規模も小さいせいか、保安検査場のオープンが出発25分前くらい。締切時間もそこまで厳密ではないようです。

 

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保安検査を抜けるとすぐ目の前に搭乗ゲート。ここから歩いて飛行機に乗り込みます。

 

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48人乗りの小さな機材なので搭乗はあっという間に終わり、全員揃えばとっとと出発です。だいたい7割くらいの埋まり具合。

 

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伊丹空港へは南側へ回り込んで、大阪市街を眺めながらのアプローチです。

 

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伊丹空港では当然ですが飛行機からターミナルへはバス移動でした。バス降車口には乗り継ぎ便のゲート案内が張り出されていましたが、結構皆さんいろいろな所へ行かれるようですね。

 

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そういう自分も松山へ乗り継ぎなんですけどね。だって運賃安かったんだもん。

 

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松山行きのJAL2305便の機材はERJ170。最近、ホントに小さな飛行機ばっかり乗ってるなぁ…。

 

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松山までは50分、飛ぶと近いね。

 

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空港リムジンバスで松山市内へ向かいます。空港では伊予鉄道の1日乗車券、1800円也を購入しました。これ、空港バスも乗れるんですよね。

 

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松山市駅に到着したのはちょうど昼過ぎ。ランチは駅前の「でゅえっと」で戴くことにしました。

 

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ここは松山でも老舗のスパゲティ屋だそうで、ミートソーススパゲティが看板とのことなので、そちらをオーダーしました。オーダーの時に「普通サイズでいいですか?」と念押しされたんだけど…。

 

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これ、サラダ付きなんですね。

 

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で、やってきたミートソーススパゲティがこちらなのですが…なんだこのボリュームは。

 

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こりゃ確かに注文時にサイズを確認されたわけです。ミートソースは少し甘めで、なんだか昔ながらの味、これは「パスタ」ではなく「スパゲティ」と呼ばないとダメなやつだ! 麺が軽くソテーされてるのも「日本のスパゲティ」って感じ。その割にはオイリーってほどでもなく、美味しく完食しました。まぁなかなか腹が減らなかったけどね。

 

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今日は晴天で気温も高め。せっかく一日乗車券も買ったことだし、伊予鉄の郊外線に全部乗ってやろうということにしました。まずは横河原行きに乗車、これって昔は京王井の頭線で走ってた電車だよね。

 

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終点の横河原駅は駅舎も綺麗で駅員もいる立派なもの。

 

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そのまま折り返し高浜行きとなった電車にまた乗ります。

 

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松山市街地あたりには、こんな複線高架で都市交通っぽい区間もあるのね。

 

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高浜駅はクラッシックな雰囲気。

 

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目の前には離島へのフェリー乗り場があり、電車を降りた乗客の一部はこちらに乗り継いでいました。

 

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折り返して松山市駅へ戻ります。高浜から1駅の梅津浜駅は海のすぐそばのロケーション。

 

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ここは一世を風靡したドラマ「東京ラブストーリー」のロケ地にもなったところ…ってもう30年前なのアレ? あの頃、原作漫画の作者であった「柴門ふみ」も「恋愛の教祖」みたいな扱いで凄かったんだよねぇ。ちょうど同時期に人気絶頂だった「松任谷由実」とともに「恋愛のことならユーミン&フーミン」みたいな扱いだったし。

 

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今度は郡中港行きに乗車。これは京王線を走ってたヤツですな。線路の幅が違っているため京王時代には一緒の線路を走ることのなかった井の頭線の電車と今は一緒、ってなんだかエモいな。

 

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郡中港駅も昔ながらの小さな終着駅、といった佇まい。

 

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すぐ近くにはJRの伊予市駅があります。

 

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駅前にはこんな建物が。

 

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ショップやカフェなどが並ぶ小規模な商業施設でした。新型コロナの影響なのか臨時休業中のお店もありましたが…。

 

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お次は伊予市駅で市電に乗り換え、道後温泉まで来てみました。

 

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道後温泉本館は現在、保存修理工事の真っ最中。

 

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入浴はできますのでひとっ風呂…と思ったのですが、なにか様子がヘン。行列ができているうえに「整理券配布中」なんて看板を持った係員がいたりします。どうも「密」を避けるために入場者数を制限しているようです。この時間は待ち人数が相当多くなったために整理券の配布も見合わせ中、とのことでした。

 

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道後温泉には本館を含め3箇所の公衆浴場があります。その中で一番新しい「飛鳥乃湯」は呼び出し方式でしたが、待ち時間は2時間以上とのこと。「椿の湯」は並んだ順の案内でしたが、おそらく30分は待つのではないか、だそうな。うーん、これは時間的に温泉入浴は諦めざるを得ないなぁ…。

 

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そんなわけで、周辺を散策してみることに。最近整備されたらしい「空の散歩道」へ行ってみます。

 

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階段を上っていくと入口がありました。このあたりは駐車場にもなってるところ。

 

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高台にあるので温泉街が一望できます。道後温泉本館の保存修理工事が終わったら、もっといい景色になりそうです。

 

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足湯もありますが、ここも結構混んでました。

 

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結局、道後温泉に行ったのに温泉には入らず、市電で松山市駅まで戻りました。

 

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伊予鉄の一日乗車券を買うと、高島屋屋上にある大観覧車「くるりん」にタダで1回乗車できます。それなら乗るでしょ。

 

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周囲に高い建物がないので、観覧車からの眺めはなかなか悪くありません。松山城も望めます。

 

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ちょうど日の入りくらいの時間。夕日も綺麗に見えました。

 

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松山市駅そばに「坊ちゃん列車ミュージアム」があるとのことで立ち寄ってみることに。

 

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この「坊ちゃん列車ミュージアム」って完全にスタバの店内にあるんですね。

 

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店内の奥の方に展示コーナーがあるのですが、スタバの客席もこのエリアに設置されているので、なんだか落ち着いて見れません…。伊予鉄道の歴史資料館みたいな展示で、内容は割と面白いです。