名古屋のマリオットを出て熊本を目指します。
今年の4月に「蒲郡クラシックホテル」に泊まってから、「クラシックホテルパスポート」持ってその手のホテルを訪ねるようになりました。
その時、蒲郡クラシックホテルのスタッフさんに「次に泊まってみたいホテル」を尋ねられたので「雲仙観光ホテル」の名前を挙げたら「あぁ、あそこは”西のラスボス”とか言われてますからねぇ」とのこと。宿泊代もそこそこお高い上にアクセス的にも割と大変なので、というのが理由なんだそうです。確か10年以上前に泊まったことがあるはずで、その時はそんなに高いカネ払った記憶がありません。どうもその後で大規模な改修工事を行ってリニューアル、同時に宿泊費の見直しもあった模様。いずれにせよ、また泊まってみたい雰囲気ではあったんですよね。当初は6月下旬にプランしていたのですが、ホテル側が緊急事態宣言発令に伴って休館を決定したためお流れに。その次は8月末に予定していたのですが、予約便の欠航などでスケジュールがうまくハマらなくなったことで、これも延期。で、これが3度目の正直、ってことになります。
名古屋駅前から最近すっかりお馴染みになってしまった県営名古屋空港へ。一応、自分としてはセントレアがホームグラウンドのつもりなんだけどなーおかしいなー。
空港に着いたらかなりの賑わい。どうも今日は「販売開始後数分で完売した」という、遊覧チャーターフライトが実施される日だったみたいです。もともとFDAは静岡空港から富士山を遊覧するチャーターフライトを定期的に実施していたのですが、コロナ禍でなかなか「旅行」できない状況下で人気も高まってきたため、同様の遊覧フライトを名古屋も実施することに。好評らしく日程はかなり追加されてますね。
コチラが乗るのは熊本行きの定期便です。
順調に西に進んで、そろそろ阿蘇の上空みたい。
そろそろ着陸?と思ったら熊本空港をスルー。
有明海まで出てから180°旋回して東へ向きを変えて…。
熊本市街を見下ろしながらアプローチしていきます。
熊本空港に到着。FDAご自慢?の「エレベーター付きタラップ車」が使われていました。
オープンスポットへの到着だったのでターミナルまではバス移動。恐らく成田か羽田で使われていたお下がりのバスですねコレ。くまモンが描かれているのは熊本じゃお約束ですわな。
そのままリムジンバスで熊本市内へ向かいます。
本日宿泊するのは「ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ」。リムジンバスもすぐそばにバス停があるので、空港からのアクセスは良好です。
部屋は広めのツインルームにしてもらえました。建物自体は割と古いみたいですが、室内は綺麗にリノベーションされていて充分快適です。
もう夕方ですが、中心街の方へ行ってみましょうか。このホテル、空港リムジンバスの停留所は設置されているのですが、市内交通での移動に関してはちょっとビミョーなロケーションかもしれません。路面電車がすぐそばを走っているのですが、最寄りの電停が祇園橋か呉服町ながら、その中間くらいにホテルがあるので、どちらも微妙に離れてるんですよね…。
水道橋の電停で下車し、「くまモンスクエア」に来てみました。営業時間短縮中で夕方5時クローズになっているので、閉店間際の駆け込みです。
ここは「ほぼ」毎日くまモンのステージショーが観られるのがウリ。新型コロナ対策で2月から中止していたショーも6月から再開しているのですが、「応募して抽選に当たらないと観れない」ようになっていました。
さすがにクローズ直前、お客さんは殆どいません。
ここが「営業部長室」だそうです。くまモン、部長なんだよね…。まぁあの人気ならその程度の待遇してもバチはあたらんでしょうが。
街中を適当にぶらつきます。
熊本って中心街が人で賑わってるのがホントにいいですよね。シャッター街みたいな感じで寂しいと歩いてても楽しくないどころかもの悲しくなっちゃうもの。
くまモンの凄さがこんなところにも。店名は熊本市のキャラクターである「ひごまる」を謳ってるのに、店頭に並ぶのはくまモングッズばかり…。
夕食は6月にも訪問済みの「ねぎぼうず」にまた来ちゃいました。
安くて美味しくてお気軽なんだもの、そりゃリピートしちゃうよね。
街中をお散歩しながらホテルに戻ります。
この「ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ」、調べてみたら周囲に何もないのにちょっとビックリしました。飲食店はすぐそばに居酒屋が1店あるだけ。コンビニも近くにはなく、最寄りは歩いて5分以上かかるヤマザキデイリーストアでした。小腹が空いたからラーメンでも…と思ったのですが、歩いていける範囲にはなさそう。8月末に泊まった熊本駅前の「ザ・ニューホテル熊本」も同じようなモンでしたが、あちらは駅構内にコンビニがあったので救われたし、奇跡的にラーメン屋が近くにあったんだよな…。ホテル自体はいいんですが。
翌日は快晴。ホテルは白川沿いに立地しており、窓からの風景もなかなかイイです。
宿泊プランは朝食付き。1階のレストランで頂きます。
シティホテルらしい、正統派のビュッフェスタイルでした。料理を取る際には手袋着用を求められ、各テーブルに用意されています。
10時前にホテルをチェックアウト。いよいよ雲仙を目指すぞ!