島原経由で名古屋へ帰ります。
雲仙観光ホテルをチェックアウトし、バスで島原へ。
雲仙からは山道を一気に駆け下り、暫くは有明海を見ながら北上します。
島原駅に到着。諫早市発で小浜から雲仙を通ってきたバスはここが終点です。
島原駅前から続く通りの向こうには島原城が見えています。
昼食は島原城址近くの「姫松屋」へ。島原の名物料理の一つに「具雑煮」というのがありますが、こちらはその「具雑煮」の有名店です。
こちらのお店、「街の食堂」って感じでメニューはかなり豊富。でもやっぱり「名物」から頂いちゃいますよね。「具雑煮」、思ったよりボリュームもあるし、「具雑煮」というくらいある「具」の豊富さで結構旨かったです。
しばらく市街地を散策。商店街もあります。
…ですが、ちょっと寂しい感じ。
しばらく歩いてやってきたのは「鯉の泳ぐまち」エリア。
島原は湧水が多いところだそうで、街中にも用水路が多数あります。そこに鯉を放流したのがこの周辺なんだそうですが、そこまで「鯉だらけ」ってわけでもないかな。
ここでちょっと一休み。雑貨販売や喫茶の「水都」です。
こちらでは、これも島原の名物料理である「かんざらし」を頂きます。小さな白玉団子に甘いスロップをかけたシンプルな一品ですが、島原の綺麗な湧水が美味しくしてます…ってことみたいです。「水都」のかんざらしは丸いのだけじゃなくてハート型の白玉が混じっていて「映え」ですな。
ちょっと時間があるので、すぐ近くにあった「湧水庭園四明荘」に寄ってみることにしました。入場は310円で有料です。
ここは明治時代末期頃に医者の別荘として建てられたものだとか。門をくぐって敷地内に入ると一見、平凡な家屋が建っているようにしか見えないのですが…。
建物の一部が池に張り出しているという構造なんですね。この池、一日3000トンもの湧水が流れ込んでいるんだそう。
縁側に腰掛けて庭を眺めると、足下には清水とそこに泳ぐ鯉たち。水面を渡る風が心地よく、凄く居心地のいい場所になってました。ココ、なかなかいいトコロですねぇ。
島原駅に戻り、駅窓口で預かってもらっていた荷物を引き取ります。島原駅には勿論コインロッカーもあるんですが、それよりも安い料金で駅窓口でも手荷物を預かってくれるんですよね。婚ロッカーは小サイズ300円からという設定のところ、窓口だと220円で済んじゃいます。
島原鉄道には久々に乗ったんですが、こんなに海沿いばっかり走ってたっけ…。ここは大三東駅、ホームがほぼ海岸沿いです。
この古部駅も、ホームのすぐ先が海。あら、島原鉄道って車窓風景がなかなか楽しいじゃありませんか。
諫早まではおよそ1時間の長閑な鉄旅でした。駅には大きな「日本最初の蒸気機関車が走った島原鉄道」の看板が。島原から乗ってきたディーゼルカーもコレのラッピングトレインでした。「最初」ってどういうことよ?と思ったら、新橋~横浜間の日本最初の鉄道で使われていた蒸気機関車が島原鉄道で払い下げられて使われていた、ということなんですね。
諫早駅からは特急「かもめ」で博多まで移動です。
長崎本線も海沿いに線路が敷かれ、長閑な漁村の風景とかが見えたりして、割と景色がいいほうだったりします。
車両は885系の「白いかもめ」ってヤツです。内装はなかなか凝っており、荷物棚もフタつき。ただコレが思いほのか小さくて、ちょっと大きな荷物になると入らなかったりします。デッキなどに大型荷物置き場があるのでなんとかなるんでしが。
博多駅に到着。
8月にも九州に2回来ているんですが、その時使った「みんなの九州きっぷ」特典で貰った博多駅でのお買い物券500円分2枚を使い残したまま。今回はちょっと時間的余裕があるので消費しちゃいます。まずは電源のあるところで一休みしたかったので「三日月屋カフェ」へ。
三日月屋は福岡で人気のクロワッサン専門店。そのお店のやってるカフェなんですが、フード系もやっぱりクロワッサン中心です。おやつ系の甘いモノが欲しくて「あずきと生クリーム」のクロワッサンサンドとアイスコーヒーを注文。
晩ご飯は博多ラーメン。これも駅ビル内にある「ShinShin」で。
博多ラーメンの中でも最近の人気店らしいです。
地下鉄で福岡空港へ、なんだか最近よく寄ってる気がするFDAのカウンターでチェックインです。
小牧行きの最終便は順調に飛行し、南側から空港へアプローチします。
今日も定時到着。