へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

タダオちゃんのいじわるホテル、「TOTOシーウインド淡路」宿泊記。

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11月末、以前から泊まってみたかったホテルをまとめて片付けちゃおう!という旅をしてきました。1泊目は「TOTOシーウインド淡路」、日本が誇る?スター建築家、安藤忠雄が手がけたことで有名なホテルです。

 

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今回はマイカーでお出かけ。順調に進み、明石海峡大橋を渡って淡路SAに到着です。

 

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ここから明石海峡大橋が綺麗に見えます。

 

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こちらのレストランで昼食にしました。

 

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淡路島っぽいものを、と「淡路玉ねぎ御膳」をオーダー。しらす丼に玉ねぎの煮物、玉ねぎサラダに玉ねぎの天ぷら、と「これでもか」というほどの玉ねぎ攻撃なメニューでした。

 

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お次は「淡路夢舞台」へ。正面にそびえるのは「グランドニッコー淡路」に10月からリブランドされたホテルです。その前まではウェスティンだったんですよねココ。

 

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この「淡路夢舞台」、安藤忠雄が設計を手がけました。その中でも象徴的なのが、この「百段苑」です。

 

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エレベーターで上がって見下ろすと、こんな風景が広がります。

 

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そして、いよいよ「TOTOシーウインド淡路」に到着です。

 

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まずはフロントデスクでチェックイン。

 

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一角には浴衣やアメニティを揃えたコーナーが。

 

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で、客室に向かおうとすると目に飛び込んでくるのが、海に面した大きな窓が印象的なロビーです。このホテルは海に面した急斜面に建てられており、敷地のすぐ目の前は海。その「すぐそこに海!」というのをイヤというほど感じられる構造になってるんです。

 

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ロビーに降りる大きな階段脇の本棚は、建築や芸術に関する本が揃ったライブラリーになっています。

 

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ロビーの一角にはコーヒーマシンが設置されていますが、ここでコーヒーを頂けるコインを1枚、チェックイン時に貰いました。

 

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このホテル、崖地にあるので上下に広い構造です。エントランスが8階にあたり、客室があるのは2階と3階。ここまでエレベーターで降りていくのですが…。

 

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ロビーを抜けてエレベーターへ向かう通路がこんな感じなのよ。

 

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吹き曝しの空中回廊を通ってエレベーターまで行くことになるんですが、ここからの風景がまぁ素晴らしいこと。海と山の自然が一望、って感じです。

 

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淡路島ってこんな風景があるトコなの?と思ってしまいました。

 

 

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この感じ、ちょっと「淡路夢舞台」の「百段苑」に似ています。

 

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2階の客室の並ぶフロア、コンクリ打ちっ放しが「安藤忠雄!」って感じです。

 

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今日泊まるのは洋室のツインルーム。室内は割とオーソドックスな感じですが、こちらはメゾネットタイプの部屋の方が「ウリ」なんですよね。

 

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で、部屋の窓からの風景がコレ。なんとビックリ、猛烈に海に近い場所なのに木立に阻まれ、客室の窓からは殆ど海が見えません。これは安藤忠雄が意図してのもの。TOTOシーウインドのウェブサイトには ”≪「森と海」自然を近くで感じられる空間≫≪「自然と人の調和」≫ これこそ安藤建築が織りなす空間の演出なのです。” との説明があります。海沿いなのに部屋から海が見えないようにしちゃうなんてタダオちゃんてば天邪鬼でいじわる!って感じですが、「シーサイドだからって海ばっかり見えてちゃつまんないだろ」的なのも安藤忠雄っぽくてステキって気はしなくもないです、確かに。

 

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室内には大きめのベッドが2台。枕元にはコンセントも2箇所あります。

 

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ベッドの反対側にはデスクにテレビ、お茶セットなど。キャビネットには冷蔵庫もあります。

 

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バスルームは勿論TOTO製品。なお、ここには大浴場もあるのですが、現在は新型コロナ対策としてバスルームがついていない和室の宿泊者のみ利用可能となっています。

 

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部屋に落ち着いたあとは建物内を歩き回ってみます。4階のテラスにはプールも。

 

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ここからは遮るものなく大阪湾を一望できます。とにかく歩くたびに見える風景がダイナミックに変化するのが楽しいです。よく考えてあるなぁ…と、やっぱり安藤忠雄ってスゴいのね。

 

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食事は4階のレストランで頂きます。

 

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こちらが本日のメニューです。

 

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飲み物は「あわじびーる」からはじめます。

 

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一皿目は前菜盛り合わせ。添えられているのはローストビーフ用のソースです。

 

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お次はお造り。まぐろ、甘エビ、鯛の3種でした。

 

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3皿目はかぼちゃのスープ。白身魚と小玉ねぎが浮いており、添えられたパンをスープに浸して食べるのも食感が変わっていい感じ。

 

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このへんで2杯目。地元のお酒も揃っていますが、玉葱の焼酎なんてのがあるじゃん!

 

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この「ひだまり」を水割りで戴いてみることにしました。口に含むと確かにかすかな玉葱の風味を感じますが、ちょっと甘みもあるような、すっきり呑みやすい味わいです。

 

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続いては但馬牛の焼きしゃぶ。お塩でシンプルに頂きますが、まぁお肉が美味。

 

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最後に揚げ立ての天ぷらと、魚の南蛮漬け。

 

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ご飯と味噌汁、香の物。熱いお茶も一緒にサーブされます。

 

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最後にデザートで〆、です。

 

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食事が終わって部屋に戻る際に「お部屋でお召し上がり下さい」と、サツマイモのアイスを頂きました。

 

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翌朝。大阪湾からの朝陽が綺麗に見えます。

 

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ロビーにも朝陽が差し込みます。

 

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本当に「自然に囲まれた」って雰囲気が楽しめますね。これでいて、この建物って周囲からは殆ど見ることができないんですよ。まさに「隠れ家」ですな。

 

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朝食も4階のレストランで。

 

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土鍋で用意された炊きたてのご飯と、沢山のおかずでなかなかに幸せな朝ご飯です。

 

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ちょっと早いですが9時前にチェックアウトして次へ向かいます。シンプルで豪華さはありませんが、何故か居心地がいいのが不思議。なんか「オトナ」なんですよね…。いやぁ安藤忠雄恐るべし。