へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

新装オープン「宝塚ホテル」宿泊記。

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年末、大阪に行く野暮用ができたのですが、ついでなので気になっていた宿に泊まってきました。2020年6月に新築移転オープンした、宝塚ホテルです。

 

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今回はJR東海ツアーズの新幹線+ホテルのパックでの手配です。往路は「こだま」で。

 

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きっぷは「名古屋~大阪」の乗車券と、「名古屋~新大阪」の新幹線指定席特急券の組み合わせでの発券でした。乗車券は新大阪駅でのみ途中下車可能となっています。

 

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大阪駅まで出て、阪急の大阪梅田駅から宝塚線へ乗り換え。

 

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で、阪急宝塚駅に到着しました。

 

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駅から「花のみち」を暫く歩くと、新しい「宝塚ホテル」がありました。

「宝塚ホテル」は1926年創業の老舗。当時流行だった「阪神間モダニズム」の代表的建築物でもありましたが、老朽化によって2020年3月に閉館となってしまいました。で、こちらはその意匠を継承する形での新築、ということでしたので、さてどんなものかしら、と興味を持った次第。とはいえ、旧館の「宝塚ホテル」には泊まったことなかったりするんですけどね。

 

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宝塚大劇場のエントランスアーチを模したというアプローチから館内に入ると、華やかな大階段が目に飛び込んできます。うーん、凄い雰囲気。

 

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この階段の裏手あたりにフロントデスクがありました。

 

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チェックインを済ませて客室へ向かいます。各階のエレベーターホールもこの瀟洒さ、どうですかもう。

 

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エレベーターの壁面には昔のホテルのパンフレットやメニューなどがディスプレイされ、歴史あるホテルであることを示しているよう。

 

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廊下もちょっとした宮殿ですよ。宝塚大劇場のオフィシャルホテルとしてヅカファンのお姉様方もお泊まりになられるのでしょうが、こりゃテンション上がるでしょうね、

 

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で、こちらが今日のお部屋。このホテルでは一番小さい「スタンダードシングル」です。広さは17.1㎡だそうですが、確かにちょっと狭い感じがしなくもありません。

 

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奥の方にダブルサイズの広めのベッドが。

 

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ベッドサイドには時計や各種スイッチ、コンセントなどがコンパクトに纏められています。天井は間接照明ですが、かなり明るめなのも意外といいもんです。

 

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ベッドの反対側の壁面にはテレビやテーブルなどが。大きな鏡が「女性客」を意識した感じかな。冷蔵庫はキャビネットの中に設置されています。なお、このテレビで宝塚歌劇の見れる「宝塚オンデマンド」が見放題だそうですよ。

 

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バスルームはこんな感じ。

 

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アメニティ類はホテルのロゴ入りで充実してます。

 

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ボディソープなどのバスアメニティはローラアシュレイが入ってました。

 

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このサイズの部屋でも、バスルームとトイレはセパレートでの設置です。

 

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部屋で一息ついて、向かったのはホテルのショップ「アルモニー」。実はチェックインのとき、兵庫県の「温泉地おみやげ購入券」を1000円分貰ったんです。7月に城崎温泉に泊まったときも貰ったヤツだ! ホテル内でも利用可能とのことなので、こちらで何かあれば、と思った次第。

 

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結局、ホテルメイドのケーキを購入しました。宿泊者は館内のショップやレストランが10%割引になります。

 

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夕食は館内で食べてもよかったのですが、あのファンシーな空間でクリスマスの夜におっさん一人というのも何だかな、ということで、宝塚阪急で調達して自室で戴くことに。

 

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で、催事で売ってた北海道の牛肉弁当にしてみました。まぁ宝塚で稚内にほど近いところから来たモン喰うってのも一興ってことで。

 

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あとは部屋でだらだら。部屋の窓からは武庫川の夜景が。

 

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翌朝。

 

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朝食はホテル2階のレストラン「アンサンブル」で提供されます。

 

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本来はビュッフェスタイルのレストランなのですが、新型コロナ感染防止策の一環としてセットメニューでの提供となっていました。ホントならココにたくさんの料理が並んでいるはずなんだろうな…。

 

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セットの内容はジュースにパン、卵料理にサラダ、ヨーグルト、フルーツと一般的な構成。オムレツのレベルが高かったので、是非ビュッフェが復活したらまた試してみたいところです。

 

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朝食後はすこし館内を見て廻ってみます。

 

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2階のバルコニーには宝塚歌劇に関する展示コーナーがありました。実際に着用された衣装なども飾られ、ファンにはたまらないんだろうな。

 

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大階段を降りた先の壁面に飾られているのは、かって宝塚大劇場で使われていた緞帳なんだとか。

 

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10時前にチェックアウト。以前のホテルに泊まっていないので比較は出来ませんが、真新しいのに不思議とクラシカルで伝統と格式がそこはかとなく感じられる雰囲気、なかなか素敵です。ちゃんと旧館のエッセンスを引き継いでいる、と言えるのかもしれません。

 

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ちょっと時間があるので「宝塚市手塚治虫記念館」へ行ってみました。宝塚大劇場の前を通っていくのですが、通用口らしきところから、明らかに立ち振る舞いがエレガントな女性がパラパラと入っていきます。あれがもしかしたら「タカラジェンヌ」ってやつかい?

 

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阪急宝塚駅まで戻る道すがら、こちらのお店で早めのランチとしました。サンドイッチを提供する「ルマン」、こちらはヅカファンの皆さんがタカラジェンヌへの差し入れとして愛用していることで有名だそう。

 

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こちらの看板メニューを一通り楽しめる「サンドセット」を注文。たまご、ハム、野菜、ミンチカツにフルーツサンドが揃います。

 

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セットのドリンクにはスープも選べましたが、これもなかなか美味でした。

 

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大阪市内での野暮用を済ませ、ちょうと近くだったので新世界まで来てみたのですが…普段であれば長い行列ができている串カツの人気店「八重勝」がガラガラじゃないですか! 折角なので、ちょっと頂いてきました。

 

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ジャンジャン横丁でも状況はかなり厳しいようで、既に閉店してしまっているところもいくつか出ているほど。ここなんて、店頭に貼られた有名人のサインもそのままに撤退しており、なんだか悲しくなってきます…。

 

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名古屋への帰りも新幹線。新大阪駅から乗車しますが、なんかちょっとヘンだぞ?

 

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お、JR東海の最新型車両、N700Sじゃないですか!

 

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車内のデザインは、N700系より更に「旅客機」っぽくなった感じですね。コンセントが各座席についているのですが、設置場所が肘掛けになったので、壁面の足下よりも使いやすい印象でした。