へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

洞川温泉へモノレールを求めて。その2:行者の湯でのんびり。

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山奥の温泉でのんびり過ごしました。

 

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洞川の温泉街まで歩いてきました。今日は洞川温泉で一泊してから帰ります。

 

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今夜のお宿は「枡源旅館」。古くから修験者を迎えてきたであろうノスタルジックな雰囲気が堪りませんな。

 

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お部屋は通りを挟んだ対面にある別館の方にアサインされていました。ただ、こちらが川側に位置する上に温泉もこちらの棟にあるので、逆に好条件かも。

 

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2階の「ザ・旅館」といった佇まいの和室です。

 

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奥には広縁。

 

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窓の外はすぐ山上川、せせらぎが聞こえてくる長閑な環境です。

 

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洗面所やお手洗いは部屋にはなく共同ですが、綺麗に保たれており快適。

 

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今日はハイキングしたりして汗もかきましたので、さっそく温泉でさっぱりしましょうか。温泉浴場は別館の地下にありました。

 

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それほど広くはありませんがお宿の規模を考えれば充分な感じ。湯加減はちょうど良く、無色無臭のやわらかい感じのお湯でした。

 

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夕食は本館の方に個室が用意され、そちらで戴きました。奈良のブランド牛という「大和牛」のすき焼きがメインのプランですが、牛肉はたっぷり200g。割り下と砂糖が用意され、自分で作って食べるのですが、関東風にしてみたり関西風を試してみたりと、お肉が結構ボリュームあったので色々楽しめました。

 

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一緒にお願いしたのは、ここ洞川の名水「ごろごろ水」で仕込んだという「山わらうエール」。爽やかな風味が意外とイケてます。

 

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夕食の後は縁側でコーヒーを。「大きな縁側」は洞川温泉の宿の特徴です。これは修験者が宿泊する際にここで足袋を脱いで足を洗えるようにしたため、なんだとか。

 

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夜の温泉街をお散歩してみます。

 

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通りに掲げられた提灯が風情を醸し出します。こんな山奥の(失礼!)温泉街にもかかわらず、遅い時間まで空いているお店がいくつかあり、お土産など物色できるのが凄いところ。夜になると何処にも行くところがない、なんてのも珍しくないのに…。

 

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山上川の夜の景色もなかなかです。

 

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川を渡ってやって来たのは竜泉寺。洞川では6月下旬から7月上旬にかけて蛍を見ることができます。まだちょっと時期的に早いかな、と思っていたのですが、お宿の方に「もう蛍見れますよ」と教えて頂きました。この滝泉寺の境内が蛍観賞スポットなんだそうです。

 

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境内の奥の方にある池のあたりで蛍がよく見れるそうなんですが、この日は数匹がなんとか確認できた程度。前日はかなりの数を見れたそうですが…。それでも、ちゃんと見れたのはラッキーでしょう。

 

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お宿に戻って、部屋でのんびりしたり、また温泉に入ってみたりと、だらだら一晩を過ごしました。

 

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翌朝。

 

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朝食は昨晩と同じ部屋に用意されていました。

 

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朝食は至ってシンプルですが、虹鱒の甘露煮など地のモノはしっかり抑えてます。

 

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朝食の後も、また縁側でコーヒータイムです。なんか落ち着く雰囲気なんですよねぇ。

 

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なお、別館にも縁側あり。

 

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別館のほうにもコーヒーの用意あったのか! チェックアウト前に気づいちゃった。

 

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10時前にお宿をチェックアウト。お世話になりました。

 

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昨晩蛍を見に来た竜泉寺に寄ってみます。

 

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ここが修験者が大峯山へ向かう出発点のようになっているようです。

 

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本堂は1946年の大火で焼失し、その後再建したものなので新しい印象です。

 

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水行所もありました。

 

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バス停へ向かう道すがら、柿の葉寿司の名店という「柳豊」でお買い物。この時期は期間限定で「朴の葉寿司」が売られていました。

 

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ついでに、昨日見かけて凄く気になっていたお店「亀清」にも。こちらは商店のような居酒屋のような不思議なところで、店先では鮎の塩焼きなど旨そうなつまみで一杯やってる楽しそうな方々が…。2食付きの宿泊でしたのでココで食べるチャンスはなかったのですが、店頭で売られていた鯖寿司が妙に魅力的だったんです。

 

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では、またバスに揺られて下市口駅を目指します。

 

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天川村の中心部までの道はかなりの急勾配。今度はきつい下り坂を進んでいきます。

 

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下市口からは近鉄特急「さくらライナー」に乗車、また乗り継ぎで名古屋まで帰るのでした。

 

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この近鉄26000系「さくらライナー」、運転席の窓が非常に大きく、後ろに展望コーナーが設置されています。この電車の登場時期は1990年、確かに当時はこういうスタイルが流行ってましたね。

 

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車内では、先ほど買ってきた朴の葉寿司と鯖寿司でお昼ご飯にしました。