へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

帰省ついでに鉄道宿へ、その2:耶馬溪鉄道の車両と一晩、「汽車ポッポ食堂と民宿」に泊まる。

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今夜は以前から気になっていた鉄道宿に泊まります。

 

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新門司からは南下して大分県に入り、豊後高田を目指します。市街地に入ると「昭和の町」の看板が出ていました。

 

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ここ豊後高田は国東半島の交通の要所として栄えたところ。しかしながら鉄道の廃線などで衰退してしまい、時代に取り残されたような状態になってしまいました。そこを逆手にとって「昭和の町」として売り出し、今では年間40万人が訪れる一大観光地になっています。

 

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「昭和の町」の散策は「昭和ロマン蔵」から。旧車がずらりと並びます。

 

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一角にはボンネットバスが。土日は実際に街中を周遊する遊覧バスとして走っています。

 

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このバス、ボロボロの状態からここまでレストアされたんですね…。

 

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ここ豊後高田には8つもの商店街があります。どこも昭和のレトロな雰囲気を色濃く残し、これをぶらぶら歩いくのが観光のハイライトです。

 

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こんな時が止まったような食堂がいきなりあったりするわけで。ここ「大寅屋食堂」はカレー一杯350円とお値段も時が止まったような設定なことで有名ですが、残念ながらこの日は午後1時前に営業終了となってしまっていました。

 

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そういうわけでこの「洋食屋チリン」でお昼ご飯としました。以前は洋品店だったところをレストランに改装したようです。

 

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そろそろラストオーダーの時間での入店。「いまならハンバーグ焼きたてですよ」とのお勧めだったので、そのまま従いました。ふっくらと柔らかく焼き上げられており、確かにお勧めするだけのことはありましたけどね。

 

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豊後高田は映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のロケ地でもあります。その「ナミヤ雑貨店」がそのまま残されていました。ただし、中身は美容院。

 

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その後は宇佐神宮へも寄ってみました。

 

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境内は初詣に向け、多くの参拝客が来ることを想定した準備が進められていました。既に参拝経路も一方通行の順路が設定されています。

 

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年末ですが参拝の方も結構いました。後で参道のお土産物屋さんの方とお話ししたところ、通常であればこの時期からでももっと多くの方が参拝に訪れるそうですが…。このお正月は賑わうといいなぁ。

 

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順路に従って進むと下宮が。先ほどの上宮と下宮の両方をお参りすべき、との案内が出ていました。どれだけ祈らせんねん。

 

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門前にはSLが静態保存されていました。JRの宇佐駅からここ宇佐神宮を経由して豊後高田までを結んでいた、大分交通の宇佐参宮線。そこでで使われていたSLクラウス号です。1965年に宇佐参宮線が廃止された際に地元に寄贈されましたが、元々は九州鉄道がドイツから購入したもの。同型機は既に日本でこれだけという、なかなか貴重なもののようです。

 

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宇佐神宮からは北へ戻り中津へ。本日のお宿「機車ポッポ食堂と民宿」に到着しました。ここ、中津駅から伸びていた耶馬溪鉄道の車両を保存しているようなのですが、ネット上でもあまり情報がなく、是非一度実際に泊まってみたいと思っていたところなんです。ただ、中津駅からは2km以上離れており、鉄道で行くのはちょっと微妙なロケーション。今回マイカーで九州上陸したので、行ってみることにしたわけです。

 

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レストランの入口が宿泊のフロントも兼ねており、こちらでチェックインします。

 

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「民宿」と名乗ってはいますが、3階建ての本館と別館があり、おもったより大きな施設でした。これに最近できた別邸まであるんですから。

 

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今回予約したのはシングルルーム。3階の部屋がアサインされましたが、エレベーターがないのはちょっと注意かも。

 

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テレビや冷蔵庫、ドライヤーなど設備は一通り揃っています。

 

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シングルルームはバス・トイレ付き。別館には大浴場もあって24時間利用可能なので、結局こちらのお風呂は使わなかったんですけどね。

 

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ちょっと車両を眺めようと外へ。SLと客車、ディーゼルカーが建物正面に並んでいます。客車とディーゼルカーは一部が建物内に取り込まれているような形。

 

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別邸は1年ほど前にオープンしたばかりの施設。こちらも耶馬溪鉄道のディーゼルカー3両を客室にし、泊まれるようになっています。

 

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この日は3両とも宿泊のお客さんがおり見学などはできず。フロントに室内の写真が飾ってありましたが、車両の外観はそのままですが内装はほぼ一新されているようです。車両1両がまるごと客室になっている分かなり広く、宿泊料金もそれに見合ったレベルに設定されています。今度だれか誘って来ようかな…。

 

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2食付きで予約したのですが、夕食・朝食ともレストランでの提供です。客車とディーゼルカーはレストランの客席の一部として使われています。

 

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客車の方はテーブル席に改装されています。ディーゼルカーはお座敷の個室になっているようでした。

 

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車両の中の座席はファミリーなどのグループに割り当てているようで、自分は一般のテーブルに案内されました。

 

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ドリンク類は地元のものを中心に揃えているようです。

 

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安心院ワインがあったので頂いてみます。

 

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食事はなかなか充実しており、お味の方もなかなかでした。春雨サラダにローストビーフ、お造りが最初に登場。

 

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天ぷらも揚げ立てが出てきました。

 

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茶碗蒸しに…。

 

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中津といえばコレ、とも言える唐揚げも出てきました。

 

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牛肉の陶板焼きも。これにご飯と味噌汁、食後のフルーツまで出てきました。一泊2食で6600円だったんですが、いいんですかこんなに出して。

 

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レストランの壁面には耶馬溪鉄道の在りし日の写真が飾られていました。耶馬溪鉄道は後に大分交通耶馬溪線として、中津から耶馬溪を通って守実温泉までを結んでいた鉄道路線です。全線廃線は1975年ですが、1971年に一部区間廃線となったときに用事身になった車両を、こちらで引き取ったんだそう。

 

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保存されている車両の説明パネルも。日本遺産の一部としても登録されているんですね。ちなみに門司港の九州鉄道博物館に保存されている客車は、このハニフ22とともにここで保存されていたものが寄贈されているんだとか。

 

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ディーゼルカー「やまびこ」号の説明も。

 

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外から一番目立つところに置かれたSL、これは耶馬溪鉄道とは無関係でした…。

 

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朝食も充実した内容。小鍋の中はハムエッグでした。

 

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明るくなってからもう一度、屋外から車両を眺めてみます。

 

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「やまびこ」号は側面がレストランの壁の一部として組み込まれており、外からかなり目立ちます。

 

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9時過ぎにチェックアウトして出発。今度は別邸に泊まるぞ!