札幌での滞在時間は実質半日ほど。結局「喰っただけ」みたいな…。
札幌で泊まるのは「ニューオータニイン札幌」。1982年に「ホテルニューオータニ札幌」として開業、リブランドされてますが札幌では老舗の部類に入るところです。
ロビーはかなり広め。いかにも「シティホテル」って感じではあります。
チェックイン時に「スマイルクーポン」2000円分を戴きました。2020年の夏にも「サッポロ夏割」という同様のプロモーションが行われていたんですが、その時は「夏割」適用での宿泊者かどうかに関係なく「スマイルクーポン」を配布していたようで、自分は貰えなかったんですよね。今回は「冬割」適用者にクーポンを配る運用になっていました。
客室は広めのツインルームをアサインしてくれました。ナチュラルカラー多めで落ち着く雰囲気がいい感じです。
エントランス側には大きめのクローゼットが。
ルームウェアはこちらに置いてありました。
クローゼットの隣には冷蔵庫などを収めたキャビネットがあります。
カップなどはこちらに。コーヒーとお茶も用意されています。
ベッド脇のテーブル。スタンドの所にコンセントが2箇所ありました。
バスルームはごく一般的なつくり。
アメニティも一通り揃っています。
部屋に落ち着いて、ちょっと休憩タイム。札幌駅の「エスタ」地下にある「柳月」で買ってきたケーキです。「柳月」は帯広に本店があるお菓子屋さんですが、札幌エリアでも生ケーキが買えるんですよね。プリンアラモードが200円、ショートケーキ230円とお値段も今どきとしちゃ安いのがいいのよ。
では外へ出ましょうか。時計台を眺めつつ、すすきの方面へと向かいます。
まだ雪は降ってますが、北海道の雪はサラサラなので傘の必要はないくらい。
すすきの交差点までやってきました。一角を占めていた「ラフィラ」が取り壊されているので、なんか印象が違いますね。「ラフィラ」ってもとは松坂屋だったんだよな…。
夕食をどうするかちょっと迷ってまして、「すすきので寿司食うならここ一択」と思ってる「ぱさーる」に行ってみたのですが、電気が付いてません。
あら「体調不良のためお休み」ですか…。まぁ「旨い寿司」は札幌でなくても喰える、ということで。
結局ジンギスカンの「だるま」にしました。生ラムのジンギスカン、名古屋近辺ではそこまでメジャーじゃないからな。なお「だるま」はすすきの近辺に何店舗かありますが、提供するビールの銘柄が違うんですよね。本店で出しているのは「キリン一番搾り」なんですが、観光客としちゃやっぱり道内限定の「サッポロクラシック」が飲みたいじゃないですか! それで敢えて「6・4店」まで来た次第。ちなみに午後7時前でしたが、誰も待ち客がいないのに少し吃驚。やっぱり時節柄かなぁ。
そういうわけですんなりと席に案内されました。やっぱり札幌に来たら1回はコレだよね。
ちょっと早いですが、札幌と言えばシメパフェ。有名店の一つ「パフェ、珈琲、酒、佐藤」へ行ってみたら、こちらは流石に行列ができてました。しかしながら、そこから歩いてすぐに「パフェ、珈琲、酒、佐藤 花れ」というお店もあるんですよ。こちらは空いてました。
メニューは基本的には「佐藤」と同じようです。
ドリンク1杯+おつまみ+パフェ+食後のコーヒーがセットになった「堪能セット」を戴くことに。アルコールはスパークリングワインをお願いしました。
おつまみは「みかんとセロリのマリネ」「茹で落花生」「鶏ハム」「小魚カナッペ」「れんこん」の5品でした。
パフェは「いちごとチーズ」です。この見た目が凄いんだよね札幌のシメパフェって。味の方もアールグレイのジュレやら小豆餡やら色々と複雑です。
食後はアイスコーヒーで。お会計に「スマイルクーポン」を使おうと思ったら「昨日から使えなくなりまして…」と。えっ!と思ったのですが、実は「サッポロ冬割」は新型コロナ感染状況の悪化により、ちょうどこの前日の夕方から新規予約が停止となりました。既に予約した分は今のところ事業対象となっていたので、今回の旅行もギリギリセーフだった訳ですが、北海道に「まん防」適用が決まってから1週間後以降は既存予約分も対象外となることがアナウンスされていました。そのため、一部店舗に対してはクーポンの受け入れ停止指示が出ていたようなんです。何故こちらに出たのかはお店側にも良く解っていない様子でしたが、恐らく事業への申込みタイミングとかじゃないでしょうか、とのこと。うーん、2000円分どうしよう。
まだこの時点でも午後9時とかなので、夜景でも楽しみましょう。札幌テレビ塔に昇ってみます。
既に雪はやんでおり、そこそこの景色は楽しめました。
またすすきの方面へ引き返して…。
夜食いただきましょう。「札幌らーめん輝風」、スマイルクーポン利用可能でした。
「濃厚味噌らーめん」に味玉を足してちょうど1000円。「濃厚」の名に恥じない、ポタージュ系の濃いスープでした。ただ「ガッツリ味噌味」というよりは「鶏白湯の味噌風味」って感じかも。
ホテルへ歩いて帰還。歩道の除雪がしっかり行われてるのが凄いな、と思っていたんですが、おそらく各店舗とかでお店の前の分をちゃんとやってる、って感じなんですかね。こんな感じで閉店したお店の前はガッツリ雪積もってましたもん。
宿泊は朝食付きプラン。1階のレストランで、ビュッフェスタイルでの提供です。
最近は札幌のホテルでも函館朝食戦争の余波が来ているのか結構ヤバい感じの充実度のホテルが出てきていますが、それに比べればこちらは大人しめかも。ただ、スープカレーやらジンギスカンやら豚丼やら海鮮丼やらの「北海道来たら喰いたい」系はほぼ網羅してます。一般的にみれば充分ゴーカだしお味もホテルクオリティです。
9時半頃にホテルをチェックアウト。
時計台前のバス停から西へ向かい…。
北海道立近代美術館へ。
実はこちらで特別展「富野由悠季の世界」を今日まで開催中ということを昨日知ったので来てみたんです。2年ほど前から福岡など各地を巡回していたんですが、なかなか行く機会がなく…。まさかここでチャンスがあったとは!
展示内容はかなり充実しており、特にファンというわけではない自分でも1時間じゃ足りないくらい。「海のトリトン」ってそんなシビアなラストだっけ?と思ったり。それにしてもロボットアニメへのメーテレの貢献、なんか凄くない? ガンダムもそうだけど、割とメジャーなヤツ、軒並み「名古屋テレビ制作」な気が。
駅前エリアへ戻ったあとは「雪印パーラー」に入ります。
雪印ぱーらーの名物といえば、昭和天皇のために作られたというアイスクリーム「スノーロイヤル」かもしれません。札幌には何度も来てるのに、何故か今までコレを喰ったことがなかったんですよね。今日はスマイルクーポン1000円分も残ってるし贅沢しちゃうぞ!と「スノーロイヤルパフェ」注文しちゃいました。確かにコレ、唇に油膜ができたんじゃないかと思うくらい濃厚なのに、しつこさは全然感じないというお上品なものでございました。牛乳の消費拡大ということで牛乳パックのオマケも貰えたぞ。
では新千歳空港へ戻りますよ。
ちょうど駅前のエスタが来年夏に閉館が決定というニュースが最近あったなぁ、と。まだ札幌駅が地上駅だったころから駅前にあったビルで、昔は「そごう」だったよね。建て替え後は高層ビルになって、上層階にはマリオット系のホテルが入るらしいよ。
ごくノーマルに「快速エアポート」で空港まで向かいます。流石に今日はお天気もよいので、列車もほぼ定刻で動いている様子。
北広島駅到着前、ファイターズの新球場の建設現場が車窓から見えました。こうして見ると、かなり巨大な施設を造ろうとしているのがよくわかります。
新千歳空港はまぁまぁの賑わい。
せっかく取得したJGCのステイタスがあるので、優先レーンを使わせてもらいます。
サクララウンジで一休み。窓からはこれから搭乗する中部行きのB737-800が見えました。
出発15分ほど前から搭乗開始。
短い滞在でしたが、北海道を離れます。
機体は離陸後、南下して苫小牧沖を通過。苫小牧港に「さんふらわあ」と「太平洋フェリー」が停泊してるのが見えました。