へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

流氷三昧を「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」で、その3:流氷ビュー特等席、「北こぶし知床」に泊まる。

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ちょっとお高めでしたが、その価値はあったかも。

 

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「ひがし北海道エクスプレスバス」でやってきたのは本日のお宿「北こぶし知床」です。「ひがし北海道エクスプレス」は一応「指定されたホテルに宿泊する場合に利用可能」ということになっており、知床では「知床第一ホテル」と「KIKI知床」、そしてこの「北こぶし知床」が対象となっていました。この時期、知床観光としてはオフシーズンにあたるので通常であれば宿泊費の相場も安く、女満別空港からの無料シャトルも運航されるような状況の筈なのですが、今年は何故か全般的にウトロ地区の宿泊施設のお値段がお高めな感じ。その中でもウトロ漁港のすぐ裏手に位置しオホーツク海が目の前という絶好のロケーションに加え数年前に「知床グランドホテル北こぶし」から「北こぶし知床ホテル&リゾート」にリブランドしてハイエンド志向になったココは軒並み1泊2食で3万円以上というお値段になっていました。それが何故かJTBのサイトで2万円台で売られており、しかも2000円オフのクーポンまで配布されてるじゃないですか! そのくらいでこのクラスに泊まれるなら…と選んだ次第。団体客やツアーなどに重用されるような老舗の施設だと、希にJTBのサイトで謎のお手軽価格で出ていたりするので侮れません。やっぱりJTBあたりとのお付き合いはいまだに深いのかしら。

 

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バスを降りるとスタッフがすぐに駆けつけ、宿泊者名を確認の上フロントに引き継いでチェックイン。手荷物もカートに載せて運んでくれました。ただ、コロナ禍で客室までの案内は省略、とのこと。

 

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アサインされたのは本館5階、オーシャンビューのツインルームでした。

 

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窓側にはソファなどを備えたリビングスペースがあるのですが、窓の外はウトロの海が一望です。

 

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こんな流氷の海がどーんと広がるわけです。まぁ絶景じゃないですか!

 

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ベッドはハリウッドツイン。ベッド脇にコンセントとUSB充電ソケットを完備です。

 

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冷蔵庫などはこちらに。

 

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引き出しにはティーセットなどが用意されていました。

 

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洗面所とお手洗いは別の設置。

 

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クローゼットには浴衣やタオルなどが置いてありました。温泉へ行く際にタオルを持ち出すための籠も。

 

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客室内にはシャワールームしかありませんが、温泉大浴場があるので特に問題なし。

 

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そういうわけで温泉へ。廊下も照明は抑え気味でムーディー。

 

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温泉大浴場は最上階の8階に位置しています。男湯と女湯は朝晩で入れ替えがありました。

 

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この大浴場、最上階だけあって眺めは最高です。内湯は海に面した大きな窓が。露天風呂は小さいですが、やはり海というか流氷の眺めを楽しみながら温泉で暖まったり涼んだりできるのがいいですね。

 

www.shiretoko.co.jp

 

そして一番のウリは「サウナ」かも。海側に窓があり、流氷を眺めながら入れるサウナなんて他にはなかなかないんじゃないかしら。

 

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夕食は「テラスダイニング波音」でのビュッフェ。

 

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レストランはかなり広く、ビュッフェ台も大きく取られています。

 

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中央に鎮座するのはお刺身などの海の幸を中心とした料理が並びます。

 

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ステーキなどを提供するライブキッチン。

 

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サラダを提供するコーナーもこんなにお洒落です。

 

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ここは北海道ということでサッポロクラシックで!と思ったら取り扱いナシですか…。同じくサッポロのエーデルピルスの生を頂きました。

 

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一巡目はお魚関係を中心に取ってきました。

 

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冬らしい鱈と蟹の小鍋とか。

 

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ライブキッチンからはビーフステーキ、鮭のクリームパスタ。

 

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自分で調理する豚しゃぶに鹿肉のローストも。

 

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ご飯系もいろいろ用意されていました。

 

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鱧のお茶漬けを選んでみましたが、これも出汁がきいていて美味でした。

 

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デザートも充実しています。

 

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アイスクリームはスタッフさんが盛り付けてくれます。

 

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デザートは「お持ち帰りOK」というのも面白いところ。テイクアウト用のボックスが用意され、お一人様一箱ですが「ご自由にお好きなものをコレに詰めてお部屋でお召し上がりください」というサービスです。確かに夕食後、また温泉に入ったりした後に「何かちょっとつまみたい」なんてこと、あったりしますよね…。

 

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部屋に戻るとすっかり夜ですが、夜の流氷の海というのもいいもんです。

 

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また温泉に入ったりするわけですが、ついでに館内をうろうろ。1階のロビーには流氷の展示がありました。実際にウトロに流れてきたものだそうです。

 

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お隣は「海の妖精」と言われることもあるクリオネが。

 

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ただ、なんかムッチャたくさんいます。こんなに束になってかかってこられると少しキモいぞ君たち。

 

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翌朝の流氷の海。今日もお天気はよさそうです。

 

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朝食も昨晩と同じレストランでのビュッフェスタイルです。昨日は夜だったのであまり気がつかなかったのだけど、実はココ、海が見えるロケーションだったのか。

 

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朝食も種類は豊富、北海道らしい品々が並んでいました。

 

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ほうれん草のフレンチトーストとかあるのね。

 

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朝食が終わって部屋に戻ると、もうかなり陽が高くなってきていました。昨日に比べると流氷は少し沖まで流されてしまっているようです。

 

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もう少し館内を見てみます。こちらはオホーツクラウンジ、カフェですが現在は営業自粛中でした。

 

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パブリックスペースでの目玉はコレかしら。

 

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海に面した「流氷テラス」です。

 

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こちら、カウンターの下には足湯が。足湯を楽しみながらオホーツク海の風景が楽しめちゃうんですよね。いまの時期であれば流氷を眺めることができるわけで。

 

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随分前の「知床グランドホテル」時代に泊まったことがある筈なんですが、こんなに素敵ホテルだった記憶がない…。かなりアップグレードされているようでした。流氷のボリュームが大幅に減ってきているという昨今でも、ウトロ周辺は流氷が見れるチャンスは多めかと思います。その景色を間近で楽しめるのは、やっぱりいいなぁ、と。