へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

冬の奥日光、いろいろタダの旅。その2:タダで泊まる「ザ・リッツ・カールトン日光」後編。

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楽しいホテルステイ続きます。

 

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折角なので観光のため再び外出。ここまで来たんだから「華厳の滝」は見ておくべきだよね。

 

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華厳滝エレベーターで展望台へ行ってみました。

 

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冬の凍り付いた華厳の滝も、なかなかの迫力。

 

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華厳滝エレベーターの展望台は有料ですが、一応「無料」で入れる展望台もあります。

 

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ここからも滝は眺められますが、やっぱりエレベーターで降りて下から見た方が迫力はある気がするなぁ。

 

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お隣の「栃木県立日光自然博物館」にも立ち寄ってみました。奥日光エリアの自然や歴史などの展示があります。

 

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個人的に面白かったのは企画展として行われていた、奥日光の生活や観光を紹介していたコーナー。

 

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「栃木県はモータリゼーションに先見的であった」だそうで。確かに昔は明智平まで鉄道とケーブルカーが通っていたんですよね…。今の観光シーズンのいろは坂の渋滞とかを見てると「先見性」って何だろう、という気がしなくもないですが。

 

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ホテルへ戻り温泉へ。「ザ・リッツ・カールトン」ブランドで温泉大浴場があるのは日光が世界初、だそう。外の通路を通っていきます。

 

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さずがリッツ、温泉もスタイリッシュ。

 

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大浴場には内湯に加え露天風呂もあり、軽く硫黄の匂いが漂う温泉らしいお湯が楽しめます。サウナもあって設備は充実。脱衣場にあった温泉成分表には「レーキサイドホテルシステムズ株式会社」との記載が。実はこの場所、以前は東武鉄道系の「日光レークサイドホテル」があったところなんです。1894年に「レーキサイドホテル」として開業しましたが、これって「日光金谷ホテル」とほぼ同時期、つまり日光エリアでは老舗中の老舗のホテル。「日光レークサイドホテル」は老朽化で2016年に閉館しましたが、その跡地に東武グループが持ってきたのが「リッツカールトン」ブランドだったワケです。この時期、ちょうど東武が日光・鬼怒川エリアへの投資を進めていたタイミングと重なります。2017年には「SL大樹」の運転開始や新型特急車両「リバティ」の導入があり、「リッツ」の開業はこのエリアを世界レベルのデスティネーションにする、その集大成だったのかもしれません。

 

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温泉棟にはちょっとした湯上がりラウンジ的なスペースもありました。

 

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夕食はホテル内で戴きます。夜の館内も雰囲気がいいですね。

 

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ロビーの雰囲気もステキです。

 

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夕食はレストラン「レークハウス」を予約しておきました。Marriott Bonvoyではホテル内の飲食の割引が受けられたりするのですが、プラチナエリート特典で20%オフになるのはココだけになっています。

 

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大きな窓に面した、一人でも落ち着ける席に案内してくれました。

 

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アラカルトメニューも多数あるのですが、ポーションは多めのようです。ボリュームの調整も承りますとのことでしたが、結局コースメニューを選択。

 

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ドリンクはご当地の栃木「ココファームワイナリー」の「ぴのろぜ」を。前菜とのペアリングもバッチリです、とのお勧めでした。

 

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その前菜は「イタリア産プラティーノチーズ 栃木県産とちおとめとフルーツトマトのカプレーゼ 紫蘇」。イチゴが入ってるのは斬新って感じですが、濃厚なチーズにはなかなか合ってるかも。ちょっと紫蘇の風味があるのも良いアクセントです。

 

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袋に入って運ばれてきたのは…。

 

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パンでした。一緒に用意されたオリーブオイルで戴くわけですね。

 

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なんか気が大きくなってしまい2杯目に突入。スタッフさん進めの、イタリアワイン「ヴェラヴィスタ ウッチェランダ」のシャルドネです。なかなか日本には入らないものだそうですが、ホントかしら。確かに爽やかでフルーティな感じなのに飲み応えもしっかりあるという、なかなか旨いワインでしたけどね。

なお、ここで魚料理「季節の野菜と天使の海老のプレゼ カリフラワー もものすけ 白いアメリケーヌソース」が登場しましたが、写真撮り忘れました…。

 

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白ワインがなかなか旨くて空いてしまい、仕方なく赤へ移行します。で、お勧めされちゃったのが高級ワイン、バンフィのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。グラスで6000円という「今日の昼飯、6回喰ってお釣りがくるのか…」なお値段ですが、まぁいいホテル泊まってるんだし20%オフだからいいよね!とそのまま受け入れてしまいました。でもまぁコレも旨かったからいいけどね。正直赤ワインって若干苦手意識があったんですが、これはタンニンの渋みも程よくて柔らか。それでいて赤ワインらしい味わいもしっかり感じられるものでした。

 

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なおサービングも独特。できるだけ空気に触れないように、コルクを開けずにニードルを刺して、ボトル内に圧力をかけながら注いでいくんだそう。ワインをグラスで出すのは劣化の問題なんかもあるんで「何でもグラスで」というワケにもいかないんでしょうが、こういうやり方もあるのね。

 

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メインは「長谷川牧場 足利マール牛のロースト 日光市産滋養米とラディッキオの焼きリゾット 赤ワインソース」ですが、まぁこの見た目で間違いがある筈ありません。肉うまい。

 

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デザートは「日光御養卵のパンプティング 栃木県産とちおとめ オレンジのエッセンス」でした。パンプティングはチーズケーキを思わせるような濃厚さ。

 

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最後にコーヒーを戴いて、本日のディナーは終了。結局、プラチナエリートの割引分を加味しても1食2万円オーバーというゴーカなディナーになっちゃったけど、まぁいいや!

 

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翌日もいい天気。朝方、ちょうど陽が昇るところなんですが、山の頂に朝日があたって輝き始める眺めが綺麗です。

 

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朝食もホテルで。和食レストラン「日本料理 BY ザ・リッツ・カールトン日光」での提供となります。このホテル、朝食でも「話題」なんですが、なんとお値段お一人様7500円! プラチナエリートだと20%オフになりますが、それでも6000円です。こんな高い朝飯、生まれて初めてなんじゃなかろうか。

 

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まずはコーヒーやオレンジジュースなどから初めます。このあたりはテーブルサービスで出てきます。

 

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朝食は和食か洋食が選べますが、洋食にしてみました。まずはグリーンサラダが出てきます。

 

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パンはロゴ焼き印入りの食パンとかも。

 

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メインプレートが登場しましたが、そのボリュームに吃驚。もうランチとかディナーのレベルでしょコレ、と思うとお値段もちょっと納得です。卵料理はスクランブルエッグや目玉焼き、ポーチドエッグにエッグベネディクトやクロックマダムまで選べますが、ここはベーシックにオムレツにしておきました。朝からローストビーフとか出ちゃうのよゴーカですわ。

 

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シリアルや牛乳など一部のドリンク、デザート類はビュッフェ台に用意されていました。栃木らしくレモン牛乳とかもありました。いいのかリッツでレモン牛乳

 

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あとはまた温泉に行ってみたり、部屋でゴロゴロして過ごしたり。

 

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チェックアウト時間ギリギリの12時前まで過ごしてしまいました。

 

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さすがお高いホテル、満足な滞在でございました。次来る機会あるかな…。