へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

海外旅行再開!3年ぶりのタイへ。その1:準備編。

このGW、海外へ行ってました。渡航先はタイ。

海外へは2年2ヶ月ぶりの出国。タイへの旅行はちょうど2019年のGWに行っていたので実に3年ぶりとなります。まぁこんなご時世ですのでひょいとお手軽にお出かけ、ってワケではなかったんですが…。

 

<なぜ海外?>

きっかけは、今年に入ってから日本人観光客を受け入れる国が増えてきたこと。加えて、3月から日本への帰国時にもワクチン3回接種済みであれば自宅待機が免除となっって「海外に行く」のが比較的現実的になってきたこと、です。

また、出入国規制の緩和が進んできたことで、逆に「今行かないと勿体ないのでは?」とか思い始めてしまったんですな。「いやぁあの時は面倒な手続きで海外に行ったんだよねぇ」とかって体験ができるの、今だけじゃん!

 

<なぜタイ?>

タイはアジアでも観光客受け入れを早期に再開した国の一つで、既に2021年秋には段階的に実施されてきていました。オミクロン株の流行で一時停止されたものの、2月にはこれも再開。もともとタイは日本人の渡航者も多いので、ネットなどで体験談などの情報も得やすい状態でもありました。

そのうち、3月中旬頃に「入国時の陰性証明書を免除する動きがある」というニュースが流れてきます。入国時の必要書類として「出発前に検査を受けた新型コロナの陰性証明書」を求める国は結構あるのですが、これを取得するのには安くても1万円程度、高ければ3万円以上とるところもあったりと、かなりのコストアップ要因になっていました。もちろん、旅行前に検査を受けに行かなきゃいけない手間も面倒。これが不要となるなら、コスト面でも手続き面でも相当ハードルが下がります。

ちょうどANAのマイルが使い道もなく5万マイル以上貯まっていたんですが、試しにコレを使えないか調べてみたら「4/30出発・5/6帰着」というGWど真ん中の日程で無料航空券の枠が空いていることが判明。3万8千マイルで発券でき、諸費用も2万円を切る程度で取れてしまいました。マイルであれば万が一旅行を取りやめる場合でも3000マイル取られますが払い戻し可能。じゃ行くしかねぇ!ということになったわけです。

 

<準備は?>

タイの入国においては、オンラインで「タイランドパス」の申請が必要です。申請に必要なものは下記の通りでした。

1.ワクチンパスポート

タイの場合、ワクチン2回接種でOK。マイナンバーカードは所持しているのでアプリでも持っているのですが、自治体発行の書面のものも用意し、タイランドパスの申請にはこちらを使いました。

なお、日本への帰国時には「ワクチン3回接種」であれば自宅待機が免除されます。自分の場合、3回目を今年2月に接種済みだったんですが、ここで一つ問題が。自治体からの接種券が届く前に職域接種で打って貰ったんですが、3回目の接種記録がなかなか国のシステムに反映されなかったんです。市役所や県庁にも相談したんですが「職域接種でのシステム登録は担当した医療機関でしかできない」の一点張り。結局、検疫所に電話して訊いたんですが「2回接種のワクチンパスポート+3回目の接種記録」があれば3回接種として扱いますよ、との回答でした。

2.医療保険加入証

このときは「新型コロナ治療もカバーする、2万米ドル以上をカバーする医療保険」が必要でした。久々に旅行保険に加入しないとなぁ…と思ったのですが、クレジットカード付帯の保険でも大丈夫。実はカード付帯の保険でも「付保証明書」という、保険に加入していることを証明する書類を発行してくれるんですよ。私、今回初めて知りましたわ…。

ただ、「2万ドル以上」ってのが実は意外と難関でした。というのは、カード付帯保険の「傷害・疾病治療費用」って150万円上限というのが多いんです。しかも「当該カードで旅行費用を支払わないと保険が有効にならない」というカードも結構あります。Rところが「楽天プレミアムカード」だとこれが300万円上限と「2万ドル以上」という条件をクリアし、しかも自動付帯という好待遇。こちらに付保証明書を発行して貰いましたが、金額はドル表記、新型コロナの治療費もカバーする旨の注釈も入ったものを頂くことができました。しかしまぁ、楽天プレミアムカードって「プライオリティパス」もついてくるわで優秀ねぇ…。

3.1泊目のホテル予約

4月まではタイへの入国に際しては「Test&Go」というプログラムが適用されていました。これは事前に「1泊目の宿泊」に「到着時のPCR検査」+「空港からホテルまでの送迎」+「入国5日目の自己検査キット」をセットで予約しないといけないことになっています。各ホテルに直接申し込んで手配を依頼することもできましたが、オンラインのホテル予約サイト「agoda」ではこれをパッケージにしたものを購入可能になっていたので、そちらで手配しました。だいたい、通常の宿泊料金に1万円程度プラス、みたいな感じのお値段で出ているところが多かったです。

 

タイランドパス申請?>

必要書類を揃えてタイランドパスの申請です。書面などのアップロードは画像ファイルで行う必要があるので、PDFファイルなどは変換しておく必要があります。

またパスポートのコピーも必要。これも画像ファイルで用意する必要がある上、余白があるのはダメということになっているのでご注意を。

5月からは不要になりましたが、このときは「Test&Go」のホテル予約確認書もアップロードする必要がありました。ところが「agoda」経由で予約すると、これが不要でした。「agodaで予約」のチェックボックスを選択すると、agodaでの予約番号を入力するボックスが出てきます。ここに自分のホテルの予約番号を入力すると実際の予約記録を検索できるらしく、暫くすると「OK」のレスポンスが返ってきて登録終了、でした。

で、申請後「1週間程度」で承認されればQRコードがメールで送られてきます。自分の場合は申請した翌日には承認のメールが来ましたけど…。スマホなどで表示してもいいみたいですが、印刷して持っていった方が使い勝手がよかったです。

 

そういうわけで、とりあえず準備完了。周囲からも「行ってくれば?」的な反応が多く、あとは出発日を迎えるだけ、となりました。前日には愛知県の無料検査を活用しましたが見事に陰性。なんとか予定通りに出かけられそうです。