へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

九州の観光列車乗りまくり!その3:名門「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」宿泊記。

昔は「城山観光ホテル」だったよね?

 

せっかく豪華な列車に乗って鹿児島まで来たので、ホテルもちょっといいトコにしてみました。鹿児島市内ではおそらく一二を争う格式を誇るであろう「城山ホテル鹿児島」です。以前は「城山観光ホテル」でしたが、2018年にホテル開業55周年を機に名称変更していたようです。城山の上というロケーションに建っていますが、駅や繁華街を結ぶ無料シャトルバスが30分ごとに運行されています。鹿児島中央駅の周辺では西口のロータリーと東口のバスターミナルの2箇所を経由しますが、バスターミナルの方から乗車しました。

 

大型の観光バスタイプの車両で運行されていますが、宿泊者だけでなく飲食利用や各種の宴会などでもよく使われるホテルなので、需要はかなりあるものと思われます。

 

天文館エリアなどを経由して約25分でホテルに到着です。

 

このホテルの大きな魅力の一つは、やっぱりこのロケーションでしょう。鹿児島市街と桜島を一望できるようなホテルは、おそらく他にはないはず。

 

イクラスなホテルらしいロビーでチェックイン。

 

セキュリティもしっかりしており、客室フロアへのエレベーターはカードキーをかざさないと動かず、しかも客室のあるフロアにしか行けないように設定されていました。

 

今回宿泊したのは、このホテルで一番小さいタイプのシングルルーム。かなり狭い印象ですが、まぁまぁ快適です。

 

予約時に「眺望はありません」との注意書きがあったのですが、確かに窓からの景色は耐震工事の梁らしこものもあったりして全くナシでした。

 

冷蔵庫やポットなどはデスク回りに纏められています。

 

入口近くにはクローゼットが。中にセーフティボックスやスリッパなどが用意されています。

 

バスルームは比較的ゆったりした印象。ただ、このバスタブを使う機会は、このホテルではあまりなさそうですけどね…。

 

だってココ、とってもステキな温泉大浴場があるんですもの。

 

この「さつまの湯」、ちょっとした温浴施設かと思うくらい内湯も広いんですが、桜島を眺めながら入浴できる大きな露天風呂もサイコーでした。タオルは浴場に備え付けがあるので部屋から持ち出す必要はナシ。客室から温泉へは指定されたルートを使えばルームウェアとスリッパで移動できるのでラクです。

 

温泉へ向かうエレベーターホールには、ホテルの歴史を紹介するパネルが。もともとは遊園地から始まったんですね。

 

ホテル開業は1963年。皇室の利用も多いあたり、名門って感じです。

 

夕食は繁華街まで出てみることにしました。とりあえず天文館あたりまで…と思い、シャトルバスを「照国通り」で下車します。バスのルートには天文館も含まれていますが、鹿児島中央駅を回った後になるため、ここで下車して歩くことが推奨されていました。ちょうどバス停のあたりから、山の上にそびえるホテルが見えました。

 

天文館周辺をうろついてみましたが、これといった店にあたらず…。天文館で有名な「むじゃき」も夕方6時には閉店済み。結局、鹿児島中央駅まで来ちゃいました。

 

結局、鹿児島の鶏料理の老舗「みやま本舗」で戴くことに。「ぐりぶークーポン」が使えるお店、ってのもポイント高かったもんで。

 

greboo-coupon.jp

 

これ、鹿児島県庁のLINE公式アカウントをフォローするだけで隔週月曜日に配信される割引クーポンが貰える、というもの。飲食店や土産物店で2000円以上の支払いに使える500円引きのクーポンが配信されるのですが、「鹿児島県飲食店第三者認証店」で利用すると割引額が700円になるんですよ。ここ「みやま本舗」がそれに該当してました。

 

まずはビールから。

 

鹿児島といえばやっぱり鳥刺しを喰わないと帰れませんな。九州全域でも出している居酒屋はありますが、やっぱり「質」は鹿児島とは段違いって気がします。

 

2杯目は鹿児島の芋焼酎「赤猿」の水割り。

 

お次はこちらの名物、鶏の溶岩焼きを戴きました。

 

ほどほどにいい気持ちになって、シャトルバス利用でホテルへ帰還。

 

桜島こそ見えませんが、ここから見る鹿児島市街の夜景もなかなかです。

 

朝食は桜島も見える大きな宴会場での提供でした。

 

朝食も凄く評判のいいホテルなんですが、確かに定番モノから鹿児島名物まで何でも揃うラインナップを見れば納得です。

 

「いいホテル」らしいエッグステーションでのオムレツから桜島大根のポタージュ、サツマイモの天ぷら「がね」など、なんかまとまりのないラインナップになっちゃいましたが、色々あるから仕方ないよね! これに黒毛和牛のすき焼きとか鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶとかまであってゴーカです。

 

ご飯ものも結構スゴい。

 

鰹節卵かけご飯なんて…鰹節の滋味が濃いのよコレが。

 

真鯛潮茶漬もお上品かつあっさり目で、朝食にはぴったり。

 

で、こういうホテルのカレーが不味いわけがないじゃないですか。

 

で、デザート系も充実。謎に旨いフレンチトーストもいいんですが、「白くま」風に仕立てたムースも可愛くて旨かったです。

 

朝食後はちょっとホテル敷地内を散策。

 

今日の桜島、ちょっと雲がかかっちゃってますが…。

 

それでも、やっぱりこの景色はいいですな。

 

結局、ホテルをチェックアウトしたのは11時。ロビーには数々の受賞歴を示すコーナーもありました。

 

ホテルのシャトルバスで鹿児島中央駅へ向かいます。

 

ホテルから20分ほどで駅の西口に到着です。「駅からの移動距離」で考えると、この西口の方がちょっと便利かも、という感じなんですが、ホテルまでの経路でここから乗ると10分ほど余計に時間がかかっちゃうんだよな。