また乗るよ!
ホテル送迎バスを降りて鹿児島中央駅へ。
駅前のファミリーマートにこんな幟がありました。最近「大阪王将」がちょっとした話題になってましたが、実は王将には「鹿児島王将」ってのもあるんですね。こちらは鹿児島などのエリア限定として「京都王将」から正式に暖簾分けされたものなんだそうで、レシピなども鹿児島の嗜好に合うようにアレンジされているんだとか。
「鹿児島王将」の看板メニューの一つが黒酢餡の天津飯だそうで、コラボメニューが売られていました。
ちょっと時間があったので駅直結のアミュプラザをぶらぶら。「列車でもトクする」っておいおい、そのカードはもともとそういうカードじゃないの? まぁ駅直結とはいえフツーにクルマで来るお客も多く、普段は鉄道なんか乗らないような層もいそうだから、そっちへのアピールだと思えば理解できるかしら。
そういうわけで、今日も昨日に引き続き「36ぷらす3」に乗車します。毎週金曜日は「黒の路」として鹿児島中央~宮崎間を走行します。距離にして130km足らず、走行時間も3時間半程度と5日間の行程の中では一番短く、平日運行ということもあって若干地味な存在かもしれません。
ホームには昨日もお世話になった黒い787系。
この列車、デッキ側に大きなロッカーがあり、大型の手荷物はここに収納することになります。
昨日と同じ5号車、埋まり具合は3分の1くらいかな。
鹿児島中央を出発すると、まず車窓のハイライトとなるのは錦江湾の向こうの桜島が見えてきました。
およそ1時間で「おもてなし駅」となる大隅大川原に到着しました。時刻表上では鹿児島中央から宮崎までは途中停車駅がないことになっていますが、ここでは50分ほど停車します。
地元の皆さんが横断幕でお出迎えです。
駅前では列車の到着に合わせたプチマルシェを開催。ただこの日は途中から雨が降り出してしまったので、早々に車内に逃げ込んでしまいました…。
でもお買い物はしましたけどね。朝食でちょっと食べすぎた感じなので軽く戴く程度ですが。
「36ぷらす3」車内では有料の「体験メニュー」や無料で参加できる「イベント」が用意されていますが、「黒の路」では無料の「黒酢のご紹介」でした。
タイトル通り「黒酢」に関するレクチャーが中心。
実際に熟成期間の違う黒酢を試飲して比べることもできました。
午後3時過ぎ、青井岳でも10分ほどの停車時間があり、ドアが開放されました。
宮崎到着は午後4時前。あまりイベントなどは多くはないですが、まったりした感じの行程でした。
ちょうど反対側のホームに特急「にちりん」が到着、ノーマル仕様の787系との並びとなりました。
改札を出たら本日の運行状況のご案内が。宮崎からの特急列車は夕方以降はほぼ運休になるみたいです。明日は大丈夫なのかしら…。
宮崎での宿泊は駅前の「東横イン宮崎駅前」です。時折「どこが駅前やねん」というケースもある東横インですが、ここは紛う事なき「駅前」で、駅出口から30秒で行けちゃうレベル。今では駅前にも新しく「アミュプラザ」がオープンしましたし、駅の高架下にも多くのお店があるので、なかなか便利なロケーションです。
お部屋は安心の東横イン仕様。ホントに東横インってどこへ行っても部屋の構造がほぼ同じですねぇ。どこに何があるか迷わなくていいけどさ。
台風も接近しているので今日はもう部屋に籠もって過ごそうと思っていたんですが、テレビでヘンな情報を得てしまい…「みやざきアートセンター」へ来てしまいました。
こちらで「TSUBURAYA EXHIBITION 2022」なんて特別展を開催中ということで、折角なので観に来たわけです。この展覧会、「ウルトラマン55周年」記念として昨年春に佐賀で開催されたものの巡回展らしいのですが、昨年夏に神戸、そのあとの3箇所目がここ宮崎、という流れの様子。
金曜とはいえ平日のせいか、ゆったりと鑑賞できました。
この橘通のあたりが宮崎の繁華街。ここ一番街では本日はビアガーデンイベントが行われるようです。これから台風が来るのに大丈夫かしら。
ついでなので、この辺で晩ご飯を食べて帰ります。宮崎と言えばチキン南蛮!ってことで「おぐら」へお邪魔します。
洋食屋さんらしくハンバーグとチキン南蛮を盛り合わせた「ビジネスランチ」を注文。チキン南蛮だけガッツリでもよかったんですが、デミグラスソースのハンバーグも安定の旨さでした。
このあたりで本格的に雨が降り出してきてしまい、雨足もかなり強くなってきました。ちょっと歩いて駅前まで戻るのはしんどそうなのでバスを利用。
もの凄い土砂降りの中、宮崎駅前まで帰還しました。
駅構内のお店で宮崎マンゴーのフルーツサンドを売っていたので夜食として所望しホテルへと戻りました。
翌朝は台風一過でそこそこのお天気。東横イン名物?の無料朝食にありつきます。
こちらの東横インは割とシンプルな内容。コロナ影響で簡単なお弁当とかになっちゃってるところも結構あるらしいので、このスタイルで出てきただけでもヨシとしましょうかね。