へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

リゾートホテルかよ!「みやこ下地島空港」へ「ピカチュウジェット」で飛んだよ。

友人に誘われて宮古島へ行ってきました。現地での行動プランはほぼ友人にお任せ。いやぁ、ただ着いていくだけ、ってのもラクでいいねぇ…ってそういう話ではないな。

 

セントレアから宮古島まではANAJTAが毎日それぞれ1便、直行便を飛ばしています。が、今回はスカイマークを利用しました。那覇で乗り継いで宮古島まで行くチケットが比較的安く出ているんです。しかしながら、今回確保できたのはセントレア発が朝6:05の那覇行き。勿論、こんな時間に間に合う空港行きの名鉄電車なんかありません。クルマで行くことも考えましたが、空港ターミナルビル1階にあるカプセルホテル「TUBE Sq.」で前泊することに。6時間の利用で1泊3600円のところ、「じゃらん」クーポン利用で2600円、加えてポイントも残っていたので実質タダになりました。これならクルマで来て駐車場代や高速代を払うよりおトクだよね。

 

カプセルホテルですが空港というロケーションだからか、こちらは男女とも宿泊可能、男女で完全にエリアが分かれている構造です。ロッカーはスーツケースも充分入る大きさで、タオルや使い捨てスリッパ、パジャマなどが備え付けられていました。お風呂はシャワーのみですが、ブースの数は多め。ただ脱衣スペースがないのよね…。シャワールームのドアの前に狭い更衣室っぽくカーテンで仕切れるようにはなっていますが。

 

結構ぐっすり寝れてしまい、目を覚ましたら朝5時前! アラームかけたはずなのに…。慌てて身支度してスカイマークのカウンターへ向かい無事チェックインできました。これもひとえに「ターミナルビル1階のカプセルホテル」というロケーションの良さ故。3階の出発ロビーへエレベーターで上がるだけなので、5分とかからずに行けちゃうんですから。

 

こんな早朝にもかかわらず、ゲート付近には結構なお客さんが集まっています。みんなクルマで空港まで来てるのかなぁ…さすが愛知県。

 

搭乗も順調に終了し定刻に出発。

 

驚いたことに、こんな早朝便なのに機内はほぼ満席。確かに空港まで来る足さえ確保できれば沖縄には朝8時には着いてしまうわけで、時間は有効に使えるからね。

 

2時間で那覇空港に到着しました。今日の那覇の天気予報は「くもり時々雨」。青空が見えていますが雨のエリアもあるようで、機内から虹が見えました。

 

那覇空港では2時間の乗り継ぎ待ち。

 

どこかで朝食でも、といきたいところなんですが、空港内の飲食店はまだ時短営業しているところが多く、朝9時開店くらいのところが殆ど。到着ロビーの「ポーたま」は相変わらず人気で行列ができています。その並びにあるコンビニ「シャロン」、以前来た時にバラエティ豊富かつボリューム満点のお弁当が並んでいたのが気になったお店です。

 

沖縄っぽくタコライス弁当を買い求めましたが、このボリュームで450円と破格のお値段。そのへんのベンチで頂きました。カードラウンジも考えましたが「飲食物持ち込み禁止」だそうで…。そのほかにもラウンジ内に注意書きが多く、そこはかとない「治安の悪さ」を感じてしまったよ。

 

乗り継ぎ便はスカイマークの「みやこ下地島」行きです。下地島空港は昨年6月に訪問はしていますが、旅客定期便で利用するのはこれが初めて。

 

slips.hatenablog.com

 

飛行機まではバス移動だったのですが、なんか普通と違う塗装のヤツだぞ?

 

おお、これ「ピカチュウジェット」じゃないですか! これはポケモンがコロナで打撃を受けた航空業界や観光業界の支援として立ち上げた「そらとぶピカチュウプロジェクト」の一環として行われているもの。沖縄の観光業界ともコラボしたイベントも行われています。なお「ピカチュウジェット」はスカイマークだけでなく、台湾のチャイナエアラインシンガポールLCCのスクートでも運航が始まりました。

 

トーイングカーにもピカチュウがいるよ。

 

機内もシートカバーにピカチュウ

 

座席にもステッカーが貼ってあったり。

 

結構驚いたのは、機内のエチケット袋までピカチュウジェット仕様になっていること。キットカットポケモンジェット包装は他の便も同じでしたが、エチケット袋は他の便と違っていました。

 

東側に位置するB滑走路から北側に向けて離陸。

 

宮古島も天気予報は雨だったのですが、まずまずの空模様です。宮古ブルーの海、っていっていいのかしらコレ。

 

みやこ下地島空港に到着しました。ボーディングブリッジはなくオープンスポットでの運用。

 

ターミナルビルまでは歩いて移動です。長閑!

 

こんなフォトフレームが設置されていましたよ。

 

木立の中を歩いて行きますが、空港の通路って感じじゃないですよね。

 

暫く歩くと到着口がありました。

 

ビル内に入るとバゲージクレームエリアでした。簡素ですがなかなかお洒落。装飾もリゾートっぽい雰囲気です。

 

バゲージクレームエリアの大きな窓から見えるのはこんな風景。どっかのリゾートホテルでしょこんなの。空港らしさが微塵も無いぞ!

 

ターンテーブルにはスカイマークの職員さん手作りと思われるトーイングカーやコンテナの模型が流れていました。

 

バゲージクレームを出るとすぐに到着ロビー。このすぐそばにレンタカーの受付カウンターがあり、トヨタレンタカー・OTSレンタカー・オリックスレンタカーはそちらで受付となるようです。

 

出発ロビーは隣の建物にあり、到着導線とは完全に分離されています。

 

今回はパインレンタカーを利用したのですが、こちらは出発ロビー内に受付カウンターがありました。

 

レンタカーの受け渡しはターミナルビルのすぐ近くに専用エリアが用意されているので、手続き後にすぐ乗れます。これはもしかしたら、空港からレンタカーオフィスまで送迎となることが多い宮古島空港より便利じゃないかしら。

 

宮古島では2泊して名古屋へ帰ります。出発ロビーは天井も高く、これもリゾートホテルのロビーのような雰囲気です。

 

現在、下地島空港に乗り入れているのはスカイマークジェットスターの2社。チェックインカウンターも2社で分けて使っています。

 

お隣はショップなんですが、これがまぁセレクトショップみたいで洒落てるんですよ。扱っているモノも定番のものよりは一捻りしたような商品が多く、意外と見ていて飽きません。正直なところ宮古島にはそこまでそそられるお土産ってなかったんですが、ココは割とイケてるかもしれません。

 

保安検査を終えて搭乗待合室へ。池の上の通路を進みます。

 

ここもまぁ「ちょっといいホテルのロビー」みたいな設え。これ、下手するとセントレアANAJALの上級会員が使える「セントレアエアラインラウンジ」より数倍よろしくないか? 

 

ここにはスナックカウンターもあり、丼物や宮古そばなどの軽食が用意されているのでお昼ご飯とかも困りません。

 

お味の方もなかなか。これは使えるぞ。

 

国際線の運航も想定されており、出発口も用意されています。確かコロナ前は香港のLCC、香港エクスプレスが定期便を飛ばしていたはず。

 

国際線の対面に当たる方向が国内線の出発口です。

 

ゲート前エリアも雰囲気よし。タイのサムイ空港も南国っぽい雰囲気でしたが、ここまで洗練されたリゾートホテル感はなく、日本でこんな「普通じゃない」空港が造れたのは凄いんじゃないかな。

 

搭乗ももちろんオープンスポットから。那覇空港で乗り継ぎ、セントレアへ帰りました。