へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

楽しい成田空港。JAL「DINING PORT 御料鶴」でランチ&「スカイバスで巡る成田空港周遊スぺシャルバスツアー」参加。

ちょっとお高いけど、その価値は充分アリ。

 

今日は友人と連れだって終日成田空港近辺で遊びます。まずは早めのランチのため「DINING PORT 御料鶴」へ向かいました。JALのグループ企業が運営する古民家風レストランです。成田空港の近くにあるのですが、ここまで来るにあたり利用できる公共交通はバスしかなく、その本数も非常に少ないため、なかなか来れなかったんですよね。今回は4人でタクシーをシェアして来店。タクシー代は2600円でした。成田空港でタクシーに乗車するとき「場所、解るのかな?」と思いつつ「御料鶴まで」と運転手さんに伝えたのですが、二つ返事でOK。意外とここからタクシーで行く人、多いのかも。

 

田舎の邸宅のような雰囲気のレストランです。開店の11時から予約しておきましたが、予約なしで来店して「満席ですので」と断られている方もいました。予約必須ですね。

 

同行者がネットでクーポンを見つけてきたようで、ドリンク1杯のサービスが受けられました。ここはJALらしく「スカイタイム」で。こうやってグラスで出されると、まるでお洒落なアペリティフのようです。中身「スカイタイム」だけどさ。

 

 

こちらでは地元産品を使ったお料理がメインなのですが、JALっぽいメニューも用意されています。どれも美味しそうなんですがせっかくJAL運営のお店なんだし、と機内食風の「御料鶴でフライト気分」を注文しました。

 

メインは2種類から選択可能ですが、ちゃんと機内で実際に提供されていたもの。「牛肉・ごぼうと山の香りの赤味噌焼き」です。

 

www.redu35.jp

 

これに追加で「JALビーフカレー」も。ウェブサイトには出ていなかったのですが、ハーフサイズでの提供があったんですよ。JALの国際線「サクララウンジ」でしか提供されない限定品です。コロナ禍で通販もありましたが「冷凍品で1kgパック」とか持て余すようなボリュームだったので手が出ず…。機内食と合わせてちょうどいいボリュームになりました。

 

プレートにもチョコケーキが載っていてこれがデザートだと思ったら、食後にハーゲンダッツのアイスクリームも供されました。

 

ランチの食事にはワンドリンクが付きます。アイスコーヒーでのんびりしていたら「そろそろ次の予約の方が…」と声がかかりました。時計をみたらもう12時半、1時間半も居座ってしまった…。予約の滞在時間は90分となっているようです。

 

戻りは路線バスで。千葉交通の「栗源線」の「夜番」バス停が徒歩数分のところにあり、成田の2タミまで10分ほどで行くことができます。そのあとはバスツアーに参加。成田空港の制限エリアをオープントップバスで巡る「成田空港周遊スぺシャルバスツアー」です。

 

ツアーはまずランプコントロールタワーに立ち寄ります。この展望フロアに上がることができるんです。

 

大規模な空港では航空管制は国交省が担当しますが、地上にいる航空機のコントロールは空港会社が担当するケースが多く、成田でもその体制になっています。現在の管制塔の高さは87mだそうですが、この位置が44M。管制塔ほどではありませんが、空港全体を見渡せる高さは確保されています。

 

第2ターミナル方向。普段こういうアングルから空港を見ることがないので新鮮です。

 

成田空港も次第に国際線が戻りつつあるようで、離発着も結構な頻度で見ることができました。

 

20分ほどの滞在の後、いよいよ空港内の制限エリアへ突入です。第1ターミナル北ウイング側のゲートから入場。

 

まもなくANAA380「フライング・ホヌ」がホノルルから到着するとのことで、A滑走路西側の消防署へ直行しました。

 

ここでバスを下車。滑走路の撮影タイムとなりました。

 

セントレアでは見られない、台湾の新興キャリア「スターラックス航空」が離陸。

 

そしていよいよ、A380が着陸してきました。この距離でもやっぱり迫力凄い。

そのあとZIP AIRB787が離陸。

 

来た道を戻り、第1ターミナル前を通過。

 

先ほど到着したA380がスポットインしてました。

 

あ、PeachのA321だ!

 

第1ターミナルと第2ターミナルの間から第1ターミナル北ウイングへとショートカットする構内道路を通り貨物エリアへ。

 

このあたりは数多くの貨物機が見れました。

 

今度は第3ターミナルへと連絡する構内道路を通過。

 

第3ターミナルはLCCが中心。ジェットスターの機体が停まってました。

 

今度は第2ターミナル周辺をぐるぐる廻ってくれます。

 

こちらでも飛行機がたくさん。

 

第2ターミナルを離れ第1ターミナル方面へ。もう終わりかな?と思ったら…。

 

横風用滑走路敷地を転用した駐機場エリアへと侵入。ここにもANAA380がいます。

 

かなり近くを何度も通ってくれます。サービスいいな!

 

その後は整備地区にも。ここまで行くの?

 

いよいよツアーも終盤。第1ターミナル方面へ進んでいきます。

 

ここでも数多くの駐機中の旅客機が並び、全く飽きません。

 

いよいよ制限エリアともお別れです。

 

結局トータルで2時間半以上のツアーでした。制限エリアを走行していた時間も2時間近くとたっぷりで、もう飛行機はしばらくお腹いっぱい、というほど見せて頂きました。案内は成田空港会社の社員の方が行っていたようで「今度は是非飛行機のご利用を」と最後に挨拶されていました。コロナも収束しそうな状況で航空便も戻りつつあるとはいえ、成田空港もまだまだ厳しい状況の筈。そんななかで少しでも収入を&利用者繋ぎ止めを、と企画したんでしょうね…。制限エリアを巡るバスツアーはセントレアが元祖じゃないかと思いますが、こんな規模も大きく見どころも多い成田に真似されちゃうと敵わんなぁ。お代金はお一人12000円とお安くはありませんが、飛行機好きなら間違いなくその価値あり、と解って貰えるかと思います。正直お勧めよ。