へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

三連休の秋田の旅、その1:青森をあきらめて。

ニュースな事件に巻き込まれたよ…。

 

1月の三連休、ANAの7000円キャンペーンで確保した航空券で秋田に飛びました。空港行きの電車に乗ったところで友人からメッセージが。「セントレアで爆弾騒ぎらしいけど大丈夫?」ってなんだソレ。ニュースをチェックすると、どうも成田発のジェットスター福岡行きに爆弾をしかけたという電話があったためセントレア緊急着陸。その影響で滑走路が閉鎖されてしまっているらしいことが解りました。ただ、空港に着いても特に何か「事件」が起きている様子はなく、意外と静かです。

 

出発案内板も特に運航が大幅に乱れているようには見えません。情報では運用再開はしばらく先らしい、という感じなのに…。

 

スカイデッキに行ってみると閉鎖されていましたが、警備員が配置されて「上からの指示で閉鎖されています」という説明のみ。

 

とりあえず今後どうなるかの情報が全くなく、自分の搭乗予定の便も何の通知もないため、「プレミアムラウンジセントレア」で待つことにします。

 

セントレアのカードラウンジ、最近コーヒーをアップグレードしたご様子。こちらはUCCと共同でオリジナルブレンドを開発しました…って、そこまでする?

 

かなり立派なコーヒーマシンを設置。確かに旨くなったような気がしますし、コーヒー系のメニューも豊富になってます。

 

セントレアのカードラウンジといえば「アルコール飲み放題」ですが、こちらも健在。他空港では缶ビール1本貰えれば上出来という感じなのに、ビールが「一番搾り」と「ハートランド」の2銘柄あるうえにシードルやチューハイ、ハイボールも置いてるって居酒屋でもやるつもりですか?

 

スナック類も増えてました。個包装ではなく必要な分をカップに入れるようになってますが、これはラウンジあるあるの「お持ち帰り防止」の意味合いもありそうな気が。

 

遅れも欠航も通知がないため一応定刻想定で保安検査に向かおうとラウンジを出たら、ANAアプリに「欠航のお知らせ」が届きました。まぁそりゃそうだろうな、と。そのままオンラインで振り替え手続きが可能で、午後の秋田行きに変更することができました。

ただ、ここからが大変。本当は今回は秋田空港に着いたらレンタカーで十和田湖を目指し、奥入瀬渓谷の氷瀑ナイトツアーに参加する予定だったんです。そのまま十和田湖畔のホテルに一泊し、明日の昼には田沢湖駅前にレンタカーを返却、という計画。そのため、まずはレンタカー会社と今日の宿泊予定のホテルに予約キャンセルの連絡を入れました。事情を話すとどちらも「それは大変でしたねぇ」とキャンセル料免除で扱ってくれたのは有り難い限り。続いて氷瀑ツアー主催の十和田DMOにもキャンセルの連絡を入れました。「それでは半額お返しします」…って、まぁそういう規定だもんね、DMOだって大変なんだしね。最後に秋田駅周辺で今日のお宿を確保、となりました。

 

セントレアからの秋田行きは1日2往復、午後の便は午後3時過ぎの出発です。待ち時間がかなりあるため、一応ダメモトで「新幹線への振替はないのか」を聞いてみたら「今のところ午後便は運航予定なので他交通機関への振替はなし、どうしても変えたければ払い戻し対応」だそう。片道7000円で取ったので、これを払い戻してもらって新幹線に乗っても秋田どころか東京にすら行けない金額、これは待つしかないな。そのうちに「11時半までの出発便の全便欠航」のアナウンスが流れました。カウンターにはあっという間に振替を求める長蛇の列ができたのですが、ウェブで手続きとかできそうなのになぁ…。

 

仕方なく、お昼ご飯のため「フライトオブドリームズ」へ移動します。

 

プライオリティパスの特典でタダのランチタイムのためです。国内線・国際線の出発と到着とも当日中なら「イーサンストゥウェル」でセットメニューが頂けるプログラムは健在。

 

なかなか美味でボリューミーなピザと飲み放題、お得すぎる。自分の「プライオリティパス」は楽天プレミアムカード付帯なんですが、このカードって他にも空港宅配もあるし旅行保険もイマドキ自動付帯だし、と「楽天だいじょうぶ?」と心配になる太っ腹っぷり。携帯事業で経営厳しいなんて噂もあるけど…。

 

ターミナルに戻ると、もう先ほどのカオスな感じは一掃され平穏が戻ってました。出発案内板は不穏な感じですけどね。

 

まだ出発まで時間があるので、今度は「プレミアムラウンジセントレア2」へ入ってみました。

 

こちらはなんと「コスタコーヒー」が入ってました。一応、そこそこお高いイメージで売ってるブランドだよね? 

 

結局、午後便は本当に定刻で飛ぶらしく、保安検査を抜けてゲートへ向かいます。

 

お、忘れずにアンケート「空旅リサーチ」やっとかないとね。

 

この「空旅リサーチ」、アンケートに回答するとドリンクが貰えるのですが、今までは「JAL BLUE SKY」などの売店での引換でした。それが今回は自動販売機での対応に変わっていたんです。アンケート回答後にQRコードが送信されてきて、商品を選んでからそれを自販機に読み込ませるとドリンクが出てくるという仕組み。正直、店舗で引換の時はレジにかなりの人が並んでいたりしたので、こればなかなか便利です。ドリンクの種類もかなり増えてるようですし…ってビールとかなくなってないか?

 

ゲートに着いたらもう最終搭乗中。バスに乗り込みます。

 

秋田行きはプロペラ機のDHC8-Q400。セントレアではよく見かける機材ですが、古いモノだとそろそろ就役から20年ほど経過している筈です。生産も止まったままですし、もう後継機のハナシが出てもいい頃のような気がするのですが、どうするんだろう?

 

滑走路へ向かう途中、機窓から例の緊急着陸したジェットスター機が見えました。まだ脱出用シューターがついたままの状態で、ここから移動できるようになるまではしばらくかかりそうな雰囲気です。

 

秋田空港には何事もなかったように定刻に到着しました。

 

リムジンバスで秋田駅前を目指します。

 

秋田駅ビルを覗いてみたら、ちょうど閉店前でお寿司が半額になっていました。今日の晩ご飯はもうこれでいいや…ホテルの部屋でのんびり食べよっと。

 

秋田での宿泊先は「ドーミーイン秋田」にしました。最近はドーミーイン系列は人気が高く、へたすると1泊2万円くらいの値付けになっていることも珍しくなくなってきています。当然そうなると縁遠くなっちゃうわけですが、この日は朝食付きで9000円台のプランがあったうえ、今月まで有効の「じゃらんポイント」も残っていたことからコチラにしました。

 

ドーミーインは比較的部屋の広さに余裕が感じられるのと、居室と洗面台などのエリアが仕切れる設計のところが多いのが特徴、かもしれませんね。居心地はいいんだよなぁ。

 

冷蔵庫にはプリンのサービスが。

 

最上階の温泉大浴場も魅力。ちょっといい温泉旅館とかっぽい内装で、旅行気分に浸れるのよ。

 

無料の湯上がりサービスとして夜のアイスと…

 

朝の乳酸菌飲料はすっかり定番になりましたね。あ、夜鳴きラーメン喰えなかった!残念!

 

1階のレストランで朝食。

 

ドーミーインは朝食もかなり凝ってます。流石に同系列のラビスタ並とまでは言いませんが、そのへんのノウハウはぶち込まれているんだろうな、というクオリティ。地元の名物系も揃っていて「折角ここにきたならコレ喰いたい」みたいなニーズを満たせるの、出張のビジネスマンとかには特に嬉しいような気がする。

 

チェックアウトして秋田駅まで戻るまえ、秋田を代表する百貨店?の「木内」に行ってみました。ここ、秋田における「三越」みたいな、超ハイステイタスのお店、という位置づけなんだそうです。

 

bunshun.jp

 

このお店、週休3日の上に営業時間が朝10時から午後5時まで、ということで、行ってみたいとは思いつつも一度も開店しているところを見たことがありません。この日も日曜なので定休日…どころかコロナ禍でずっと臨時休業中だそうです。ちゃんと再開するのかしら。

 

では、駅まで向かいましょう。