へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

「西日本グリーンきっぷ」で乗りまくれ!その3:あと1年?381系パノラマグリーン車へ。

今日もグリーン車に乗りまくります。

 

「西日本グリーンきっぷ」2日目は朝5時の松江駅からスタート。

 

1本目は岡山行きの特急「やくも」。国鉄時代に製造された381系がいまだ現役バリバリで活躍していますが、伯備線への投入は1982年と既に40年以上が経過しています。さすがに限界なのか、来年春には新型車の273系へとバトンタッチが決まりました。

 

381系「やくも」の一部にはパノラマグリーン車が連結されています。今回はコレに乗るのも目的の一つでした。

運転席と客席を仕切るのは大きなガラス窓。おかげでこんな景色が楽しめるワケです。以前はこうした構造の特急車両は色々あったように思うのですが、今では運転席部分が完全に客室から見えない設計が大半ですね。

 

パノラマグリーン車は米子・松江方面の先頭車に充当されているため、岡山行きだと最後尾になります。また座席を後ろ向きに回転させ、後面展望を楽しむことに。

 

伯備線は振子式車両が導入されるだけあって、川に沿って谷間を縫って走るような風景が続きます。

 

岡山では山陽新幹線「こだま」へ乗り換え。

 

700系「ひかりレールスター」車両でした。一部の自由席は横4列と豪華。

 

姫路で下車し、特急「はまかぜ鳥取行きへ。

 

今日の「はまかぜ」はキハ189系の6両編成。全席指定席ですが、こそまで混んでないぞ…。グリーン車が連結されていなので、普通車指定席の利用となります。なお、この「はまかぜ」も今回乗ってみたい列車でした。大阪から東海道山陽線を姫路まで辿り播但線経由で山陰へ向かうこの列車は最長で鳥取まで運転されているのですが、これまで鳥取発着だったのは早朝や深夜の時間帯ばかり。それがこの3月のダイヤ改正で昼間の時間帯に変更になったんです。

 

 大阪から姫路経由で鳥取まで、といっても鳥取までなら智頭急行線経由の特急「スーパーはくと」のほうが断然速く到着します。こちらは山陰線沿線のそこまでの主要駅、例えば城崎温泉や豊岡あたりまでのアクセス、という位置づけの様子。実際、城崎温泉で割と降りる人が多かった印象です。

 

この時間帯の運転だと、餘部鉄橋を通過するのが昼間になるのも嬉しいところ。日本海の絶景を特急の車窓から楽しめます。

 

姫路から鳥取まではおよそ3時間強の道のりでした。

 

1時間ほど待ち時間があったので、鳥取駅名物?の「砂丘そば」でお昼ご飯にします。

 

そばとミニカツ丼のセットを頂きました。普通の「駅そば」なんですが、なんか旨いんだよな。

 

今度は特急「スーパーはくと」で大阪へ戻ります。3月のダイヤ改正で「はまかぜ」と「スーパーはくと」がほほ同じくらいの時間で鳥取を発車するダイヤとなったせいか、こんな注意喚起の看板が出ていました。

 

倉吉からの「スーパーはくと」が鳥取に到着。

 

こちらは半室ながらグリーン車が用意されています。運転開始時は普通車しかなかったそうですが、要望が多かったために後からグリーン車の連結が始まったそうです。それを裏付けるように、この日のグリーン車は満席でした。頭上の手荷物棚が航空機のようにフタ付きなのが印象的です。

 

座席は重厚な造りで座り心地は快適。壁際にはコンセントも用意されていました。

 

鳥取を出て暫くはローカル特急な雰囲気でのんびり走りますが、智頭急行線に入ると一転、かなりぶっ飛ばしていきます。姫路からは新快速に伍して快走。

 

スーパーはくと」は京都行きですが、今日は大阪で降ります。

 

ホームの神戸寄りには「うめきた新駅」ホームへと向かう連絡通路が新しくオープンしていました。ただ、何故か北陸方面への特急が発車する11番線にはここからは行けないんですよね…。

 

大阪からは金沢行き特急「サンダーバード」に乗車です。

 

この「サンダーバード」の681/683系のグリーン車にも乗ってみたかったんだよな。飛び石連休最終日の夕方の金沢行きながら、座席がほぼ埋まる盛況っぷり。大阪に遊びに来て帰る、という雰囲気のお客さんもいました。

 

シートも結構豪華な感じ。

 

当初は金沢まで、のつもりだったのですが、今持っているのは「乗り放題」のきっぷです。

 

それなら、と富山まで足を伸ばしてみましょうか。北陸新幹線にも乗れるしね。

 

富山までは20分ちょっと。新幹線、速いね!

 

ただ、富山での滞在時間が15分もなかったんですが。

 

金沢行き「はくたか」で折り返します。このあと何本か列車はあるのですが、全席指定の「かがやき」が立て続けにやって来ます。「西日本グリーンきっぷ」はグリーン車屋指定席が6回まで利用できますが、その枠を使い切ったら自由席利用になります。ここで「かがやき」に乗ってしまうと新幹線指定席特急券を買わないといけないので。

 

金沢からは米原行きの最終の特急「しらざぎ」に乗り換えます。

 

金沢駅も可なり混雑していてちょっと心配だったのですが、「しらさぎ」のほうは可なり空いていました。

 

富山で買ったますの寿司で晩ご飯にしました。

 

先行する大阪行き「サンダーバード」が動物と接触したせいで途中で停まってしまうトラブルがあったため、米原には20分ほど遅れて到着となってしまいました。

 

「西日本グリーンきっぷ」を使った旅程はここ米原まで。この先は別料金で名古屋まで帰ります。

 

当初は東海道線の快速列車にしようと思っていたのですが、「しらさぎ」が遅れたので新幹線に変更。名古屋行き最終「こだま」には間に合いました。