へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

空&鉄な旅inタイ、その2:今日は「空」ネタで。

バンコクの「空」系スポットを巡ります。

 

バンコク2日目。この「Sボックス スクンビット ホテル」、朝食が無料でついてきます。フロント脇の小さなカフェスペースでの提供ですが、意外と充実してました。

 

食パンにクロワッサンやデニッシュなど数種類が揃い、シーセージや茹で卵も出してくれました。

 

このホテル、駅としてはBTSのプロンポンの方が近くにあります。このエリアは古くからの日本人街で、日本人在住者向けのお店などが古くからあるところ。今でも、それらしいお店が並んでいます。

 

フジスーパーは日本の食材を扱うスーパーマーケットとしては老舗。

 

こういうところには日本人向けのフリーペーパーなどが置いてあって、いい情報源だったんですよね…。タイはその手の媒体がまだ多く発行されているようです。

 

で、今日最初に向かったのは「タイ王立空軍博物館」です。ドンムアン空港に隣接し、旅客ターミナルビルとは滑走路を挟んで反対側にあたるところにありますが、今ではBTSがここまで伸びてきており、その名も「「タイ王立空軍博物館前」という駅もあってアクセスは便利。

 

ココは随分昔に一度来たことがあり、その時の印象としては「飛行機が並んでるな」程度だったのですが…なんか無茶苦茶すごくなってる!

 

室内展示の最初のコーナーはタイ空軍とタイの航空の歴史を紹介。タイでは比較的早い時期に国王が空軍の重要性を認識し、組織化が図られたようです。

 

初期に使用されていたプロペラ機。

 

タイで生産された機体もあったようです。

 

タイはアジアでは珍しく、植民地などにならずに独立を保ってきた国。館内には「制空権は絶対に守る」みたいなスローガンが書かれていましたが、そういう意識あってこそだったのかも。

 

こちらはタイ空軍最後のプロペラ戦闘機となったF-8Fベアキャットと最初のジェット機となったT-33が並べて置かれています。

 

このF-5はタイ空軍として初めての超音速ジェット戦闘機でした。

 

その先は今でも現役の戦闘機たちが。F-16とか置いてあるぞ。

 

屋内展示はまだ続きます。中央の黄色いプロペラ機は実はかなりの貴重品。第二次大戦中に日本から輸出された「九九式高等練習機」で、現存しているのはこれを含めて2機のみだそうです。当時、タイと日本は一応は「同盟国」でしたからね…。

 

屋外にも凄い数の飛行機が並んでいます。

 

輸送機もあり、B737の初期タイプや、日本製のYS-11とよく似た形のイギリス機、HS748なども。

 

ヘリコプターが展示されたハンガーもありました。これは国王用として使用されていた機体。

 

ほかにも多数のヘリが並んでいました。

 

いやなんでこんなに保存してるの?というくらいの戦闘機の大群。

 

その中で異彩を放つのがこの旧ソ連製のミグ21戦闘機。当然ながらタイ空軍は西側諸国の機体しか運用したことがありませんが、これはベトナム空軍から「友好の証」として寄贈されたものだそうです。

 

建物の正面側にも多数の機体の展示。考えてみたら旅客機と違って戦闘機は「引退後に中古機として何処かに売られる」みたいなのが多いとは思えず、退役機材が手元に残りやすいのかもしれません。この展示の充実度はそのせい?

 

ちなみに入場無料。飛行機好きなら来てソンはしないこと請け合いですよ。

 

カフェや食堂、ショップもありました。ショップは記念品とかお土産販売というよりは「軍人さん向けの購買」って感じの商品が多数。ビジターが買っていいのアレ?

 

博物館の近くには公園もあります。

 

タイ空軍でのジェット戦闘機の変遷がわかる4種の機体が飛行状態でディスプレイされており、BTSのホームからも目立ちます。

 

BTSとバスを乗り継いで市内方向へ戻る途中、タイ国際航空の本社を訪問。

 

コロナ禍での収入確保として、タイ航空が本社の社員食堂を一般公開し始めたのですが、それが今でも続いているみたいだったので。

 

ビルの1階はタイ航空のチケットオフィスとグッズを販売するショップがあり、そちらも賑わっていました。食堂は2階。

 

タイ航空の機内食製造会社のご飯が食べられるだけでなく、飛行機の座席がフロアに並んでいて、機内食気分で食べられるのが魅力ですね。

 

前回来た時と同じビーフステーキを頼んでしまった…。でもこれで1000円くらいならリーズナブルだし、クオリティもさすがタイ航空、ですからね。タイ風のちょっとスパイシーなステーキソースもいい感じでした。

 

タイ航空本社前のバス停から市内方面のバスに乗ったら戦勝記念塔前が終点。このあたりも若者向けのショップなどが多く、ちょっとした繁華街になっています。久々にこのへんを散策しました。

 

バス停近くにジューススタンド。

 

木陰のベンチで一休みとしました。

 

そこからセントラルワールドまで。ここも昔は伊勢丹がキーテナントだったのに、今やそうした日系デパートの面影はサイアムスクエア付近からすっかり消えてしまいました。替わって出てきたのがドンキとまねきねこ、だったりするのよ。

 

夕方からは「アジアティーク」へ行ってみました。無料シャトルボートで行くのが定番ですが、今回は路線バスでアクセス。

 

以前来た時よりも更に賑わいが戻ってきている感じで、レストランなども増えたかな?

 

今日の夕飯はここで。多数あるレストランの中でお客が入ってる感じのコチラにしました。

 

シーフードのカレー炒め、なんてメニューがありました。要はプーパッポンカリーを蟹じゃなくてシーフードで作ったヤツらしく、これを頂くことに。観光地のレストランだし…とあんまり期待してなかったんですが、意外や意外のハイレベル。シーフードは海老と烏賊でしたが、プリプリの身が結構ゴロゴロ入ってました。ちょっとお高めだったけど満足です。

 

スウェンセンズもタイでは昔からあるアイスクリームパーラー。お値段も割と庶民的で入りやすいんです。

 

ココナツアイスのサンデーをデザートに。下にはもち米も入ってますが、もう「ご飯を甘くして食べる」に抵抗なくなってますね私。

 

帰りはシャトルボートで。チャオプラヤ川のナイトクルーズだい。