バンコク最終日。ちょっとだけ「鉄分」あります。
「ロイヤルブラッサム」のツアーでバンコクに戻ってきましたが、外は生憎の雨模様。本当はフアランポーン駅にも近いチャイナタウンにでも行こうと思ってたんですが…。
結局、MRTに乗れば外に出ずに来れるアソークの「ターミナル21」に来ました。
この5階にあるフードコート「ピア21」ですが、実はバンコクでも「屋台より安い」という評判のところだったそうな。そういえば妙に安いかも、とは感じてましたが…。なんでも出店者に家賃負担がない、なんてハナシも。
どうも中でも「ここ行っとけ」なお店がいくつかあるらしく。そのうちの一つがこの5番のブース。
牡蛎のタイ風お好み焼き、これで60バーツだから250円くらい。
続いてはこの6番のお店。炒め物系のタイ料理が揃います。
このガパオライスで50バーツくらいですから、200円ちょっとですよ? それで旨いし。辛さはある程度調節して貰えました。
デザートもいっちゃえ!と思ったのですがフードコートは夜10時で閉店で時間切れ。近くのマックで我慢です。でもタイのマムドナルド、パイとソフトクリームを合わせたアラモードがデザートメニューにあるんですよね。これ、日本でも真似してくんないかな?
さて、バンコク滞在も最終日、今夜のフライトで帰ります。
今日は日曜日。まだ午前中のうちに、とチャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットを散策。色々あって面白いけど、やっぱり広すぎるな…。あまりに広すぎて「前回来た店にまた行きたいな」と思ってもまずたどり着けません。場所が解らなくなった、というだけでなく店が移転してたり、そもそも店自体がなくなってたり、とか普通だからね。
新しいお店も増えています。ここ最近はカフェが多くなったな、と感じます。こんな謎の日本語を掲げたコーヒーショップもありましたが、地元目線では超イケてるんだろうなきっと。あと、マッサージ店もなんか多くなったような。こちらは客引きが通路どころか少し離れたところまで出てくるので、ちょっと邪魔でした。
50バーツくらいで売ってたマンゴースムージー。昔ほど「やすーい」ではありませんが、まだまだ常識的な金銭感覚で楽しめるかも、タイは。
ちょっと遅いランチはサイアムパラゴンのフードコートへ。プラトゥーナムの通称「ピンクのカオマンガイ」がここに支店を出しています。無茶苦茶混んでるこのフードコートの中でも一際長い行列ができているのですぐ解ります。
上の方のフロアではハイブランドのブティックがひしめくショッピングモールで70バーツくらいのカオマンガイを食うってのも、考えてみたら凄いな。
サイアムスクエアにはバナナのデザートで有名な「クルアイクルアイ」というお店があります。が、実は今まで未訪問。なんかうまく見つけられませんでしてね…。「リド」という小さなショッピングモールの2階にあることになってるんですが、2階に上がる階段が見つからない!実は建物の外の階段しかなかったのでした。そこから2階にあがると、ありましたよ!
日本の旅行ガイドでもよく紹介されるお店なので「マンゴータンゴ」みたいにお洒落なデザートショップ風かと思いきや、小綺麗で庶民的なご飯屋さん、といった風情。ショーケースにはおかず系の料理が並んでいましたが、バナナのデザートメニューもちゃんとありました。フライドバナナにアイスクリームとホイップクリームを添えたコレ、バナナがトロトロで確かに上等なデザートですわ。
昨日も来たフアランポーン駅、また来ちゃいました。
昨日来たときにこんな看板を見つけ、気になっちゃってたんです。どうもここに鉄道博物館があるらしい…。毎週水曜から日曜まで、朝9時から夕方5時まで開館、とのこと。
機能は何もなかった駅の待合ホールでは、なにかイベントの準備中。鉄道博物館へ行くのはここから正面玄関の方に行く必要があるので通して貰いました。
外に出ると右手にありましたよ、それらしい場所が。
中に入ってみたら「博物館」というにはあまりに小さいスペース。でも展示物はぎっしり、という感じです。
タイの鉄道車両の模型のなかに、キハ183系も混ざってました。どうもこちらで作成したもののようです。引退から4年以上も放置された後にタイへの譲渡が決まりましたが、車両自体は無償ながら輸送費が1億円以上かかったため、タイでは「日本のガラクタを引き取ってどうすんだ」的な批判もあったとか。それが今やタイ人にも大人気の観光列車になりました。愛されてるんだなぁ。
いろいろ貴重っぽいものがありますが、説明が殆どないのが残念。
古い切符らしきものも大量に展示されていました。
お土産やグッズなども充実していて色々アイテムはあったので、これを買いに来るだけでも鉄道好きならアリだと思います。
なお、フアランポーン駅のホームにも古い機関車などが展示されていて、こちらもプチ鉄道博物館みたいになってます。
夕方からは昨日行けなかったチャイナタウン界隈へ。MRTも開通して格段にアクセスしやすくなったこのエリアですが、ここ数年まったく来てなかったんです。久々に来たらその賑わいの凄さにビックリ。沿道には屋台がびっしりと並び、歩道をはみ出さんばかりの人混みです。
道路にはみ出す巨大看板が香港みたい。ただ、本家の香港では規制が厳しくなってこうした看板も激減しているんだとか。いま香港のチャイナタウンっぽい雰囲気を味わいたければバンコクに行け!かな?
そんな賑やかなヤワラート通りをどんどん進んで人通りが寂しくなってきたあたりに佇む屋台。蟹炒飯が絶品と評判の「ルンカオパットプー」、実はミシュランのビブグルマン掲載店らしいのですが。
もちろん蟹炒飯をオーダー。適度なパラパラ加減に味加減も絶妙、なるほどね。
MRT駅を目指してヤワラート通りをまたぶらぶら。
スイカのスムージーを屋台で頼んだら、ちょっと豪華な感じで登場。これで60バーツほどです。スイカのジュースとかスムージーとか、なんで日本にあんまりないんだろ?
タイ風クレープ?の「ロティ」屋台も発見。
コレをデザートとして、チャイナタウンの食い歩きは終了、と。
そろそろ空港に戻らなきゃいけません。帰りも鉄道利用でした。
タイ・エアアジアXはオンラインチェックインをしたら「バンコクの空港ではチェックインカウンターに寄らずにそのままゲートへ行っていいよ」との案内。ホント?と思ってそのまま保安検査に向かったら、本当に通して貰えました。
今年2月に来たときには出国審査で1時間以上待たされたので、今回は余裕を持って空港まで来てみたのですが…今回はなんと待ち時間はほぼゼロ。出国審査が自動化ゲートになってたんです。ゲートでパスポートをスキャンして顔を撮影したら終了!というシンプルさであっという間に通過できました。前のアレはなんだったんだ。
セントレア行きの出発もサテライト側のターミナルでした。
ここにも「プライオリティパス」で入れるラウンジはあります。ビジネスクラス用の「ミラクルラウンジ」に入室しましたが、この近くにファーストクラス用の「ミラクルラウンジ」もあって、どちらも使えます。二つの差はよくわからない…。
食事系はヌードルバーもあって意外と充実してます。ドリンク類もいろいろあって不満は特にないかな。シャワールームもありますが、「空いてれば使える」という感じで順番待ちなども受け付けていない様子。
40分ほど前にゲートに行ったら既に搭乗は最終段階。ここで紙の搭乗券を発行されました。ウェブ搭乗券の場合、ゲートで紙の搭乗券を渡すようになってるみたい。
復路も座席指定なしでオンラインチェックインしたのですが、今度は中央付近の3席掛けのど真ん中の席にアサインされました。そりゃタダで良い席貰おうとする方がダメだよねLCCなんだから。ただ、チェックイン後でも有料で座席指定して変更することは可能になっており、前方のクワイエットゾーンでも3000円で選択可能になってました。このエリア、予約時に寺線指定する場合の料金はもっと高かったはず。後方に比べるとマップ上では空いている様子なので、もしかしたらこの辺の席を選んだら隣とか空席になったりして?なんて邪な期待を抱いて課金してみた由。で、ドアクローズしたら隣どころか通路側まで3席、だれも来ないじゃん!結果的に3000円の投資で横3列ゲットできてしまいました。横になって眠れたのはラッキー。