帰ります。
いよいよオーストラリア滞在も今日が最終日。フライトは午後なので午前中はちょっと遊びに行きます。ホテル最寄りのウィンヤード駅へ。
この駅、コンコースに昔のエスカレーターのステップを使ったオブジェが展示されています。
シドニーセントラル駅でトラムへ乗り換え。今日も「シドニー周辺の鉄道無料デー」なんですが、なぜかトラムは対象外。これも鉄道ではないのか。
シドニーフィッシュマーケット駅で下車します。
そう、遊びに来たのはシドニーフィッシュマーケット、要は魚市場です。
まだ朝10時前なのに、結構な賑わいです。
やっぱりココでの名物?は生牡蠣でしょう。ダース単位で売ってます。
地元の人が買いに来るような魚類もあります。
お寿司もあるよ! ただネタがでかいとはいえ、1貫が300円以上ってのはまぁまぁするわね…。
雲丹とか雲丹+肉とかも。イクラは日本産って書いてある…。
ナマモノだけでなく、ちゃんと調理されたものも結構多いんです。
まさかたこ焼きまであるとは思わなかったけど。
屋外には海に面してテーブルのエリアがあり、買ったものをここで食べられます。
そういうわけで。シドニーロックオイスター1ダース、牡蛎のチーズ焼き、それにサーモンのチーズ焼きを買ってきました。シドニーロックオイスターはこのあたりの固有種ですが、岩牡蠣の一種らしいです。カットレモンは購入時にお願いするとだいたいのお店ではつけてくれるみたい。朝からビールとか呑んじゃったけど、まぁ最終日だからいいよね。
ホテルへ戻って預けていた荷物を引き取り、空港へと向かいます。空港までは鉄道が通っていますが、空港駅での乗降には高額な加算運賃がのせられて20ドル近くかかってしまいます。それが、今日は何故かタダ! その分さっきのシドニーフィッシュマーケットで使ってきちゃったけどさ。
シドニー中心部から国際線ターミナルの駅まではだいたい20~25分くらい、といったところ。結構近いです。
シンガポール航空のカウンターでチェックインを済ませます。
そのまま出国審査へ。
出国審査と保安検査を抜けた先は一面の免税店、というのは最近の空港ではよく見る構成です。オーストラリアといえば定番のお菓子「ティムタム」が3個20ドルで売られていました。これ、意外とお値打ちな売値だったりします。町中のスーパーでコレ、7~8ドルくらいで売られているのが一般的でしたから。セールでもせいぜい1個4ドルくらい。いつの間にかそんな高級銘菓になったのキミ、って気がしますが、別にフツーにオーストラリアの物価が上がって円が安くなっただけのハナシだったわ。
バラマキ土産としても重宝しそうな「ティムタム」の最大の欠点は「個包装じゃないこと」じゃないでしょうか。それが空港にはそんな声を反映したようなブツが売られていてビックリ。ミニサイズ個包装の「ティムタム」が28個入ったパッケージで、お値段も23ドル程度。空港免税店限定のようです。
出発までの時間は「シルバークリスラウンジ」へ。シンガポール・チャンギ空港ではスタアラゴールド等のエコノミー客は別ラウンジへ隔離されますが、他の地域では基本シンガポール航空のラウンジはコレしかないので、疎外感を味わうことはありません。
シドニー~シンガポール間は1日5便くらい飛んでいるので、ラウンジも結構充実しています。
食事やドリンク類もいろいろ揃ってます。
朝食?が遅めだったのでここでは軽く。
シンガポール行きの機材はA380。以前乗ったのは2019年秋にエティハド航空でパリに行ったときですから、実に5年ぶりです…ってANAのホヌのレストランとか遊覧飛行とか、コロナんときにあったな。それにしてもA380、パンデミック期には各エアラインからオワコン扱いされて、全部お払い箱になりそうな勢いだったのですが、航空需要が正常化するとやはり「いちどにたくさん運べる」というのは特に混雑空港では大きなメリットだったようで、全機退役を発表した航空会社でも運用再開されたりしています。
では搭乗。
シンガポール航空のA380、就航当初は1階席と2階席にエコノミークラスが設置されていましたが、今では全て1階席の設定となっています。ほぼ満席のようで、オンラインチェックイン時には後方の席しか空いてませんでした。
この「座席と壁との広い空間」がA380の1階席の特徴かも。広くは感じますが、窓際の特典?といえそうな「壁にもたれて寝る」ワザが使えないのよ。
離陸後1時間ほどで機内食。バタチキンカレーを頂きました。
デザートはアイスバー。
この階段、A380に乗ってる実感がわきます。
到着前にスナックとして温かいカルツォーネが提供されました。
シンガポール到着。乗り換が4時間以上あるので、「クリスフライヤーゴールドラウンジ」へ。
例によってフード類はそれほど多くないのですが、ラクサはまぁまぁ旨かったかも。
そのあとは「プライオリティパス」で入れる「アンバサダートランジットラウンジ」へ移動、シャワーを使わせて貰いました。
いよいよ最後のフライト、帰国便の名古屋行きです。
機材は往路と同じB787-10。ほぼ満席でしたが隣が空席なのでちょっとラクでした。到着2時間前くらいで朝食のサービス、和食の焼き鮭です。
セントレアには定刻着でした。