いよいよ島へ渡るぞ。
ピピ島までの移動はKlookでホテルから港までの送迎+フェリーのパッケージで購入しています。前日にメールで「ホテルには10時にピックアップに行くよ」との連絡が。それまでプーケットタウンをちょっとお散歩してみました。
ホテルをチェックアウトしてロビーで待ってたらなんと10時ちょうどにお迎えが。2軒ほど他のホテルに立ち寄って追加のお客を拾い、港には20分ほどで到着しました。
プーケットタウン郊外のラサダ桟橋は周辺の離島などへのハブ的な役割を担っているようで、多くの船が発着し、旅客で賑わっていました。ターミナルに入ってすぐのところにはチケット売り場があって、まだ未購入の人はまずここで乗船券を買うことになります。既にチケットを持っていれば各船会社のチェックインカウンターへ向かうように指示されました。
Klookの予約確認書を提示してチケットを受け取ります。既に乗船は始まっており、改札を通過してフェリーへ。なお、この改札前にある両替所、レートが意外とよくて吃驚しました。無理に空港で両替しなくてよかったわー。
おお、なかなか立派なフェリーじゃないですか!
…と思ったらこの船は単なる「通路」。その隣に停泊しているフェリーがピピ島行きでした。
とはいえ、こちらもなかなか立派。客室はこのメインデッキの他に下層、上層と3フロアもあります。
最上階にはオープンデッキ。欧州からと思しき皆さんが既に上半身裸で日光浴に勤しんでいたりして。
11時ちょっと過ぎにラサダ桟橋を離岸です。プーケットとピピ島の間は複数の会社が運行していて便数はかなり多い感じですが、この通常型のフェリーだと所要は2時間半ほど。購入時の時刻表では2時間との表記だったのですが、実際にはもうちょっとかかるようです。加えて、1時間ほどで移動できる高速船も選べますが、早い分お値段は高めになっています。ちなみにこのフェリー、送迎込みで2700円くらいでした。
船内にはかなり立派な販売カウンターもありました。スナックやドリンク類に加えてサンドイッチなどの軽食も売ってます。
スムージーもその場で作って売ってました。マンゴースムージー買ったよ。
のんびりとアンダマン海を進んでいき、やっとピピ島が見えてきました。左がピピ・ドン島、右がピピ・レイ島。
やっと到着、と思ったら直前にかなり強いスコールに見舞われました。雨がやむまで待ってからの接岸となったため、下船できたのはもう午後2時前です。
船を下りると入島税?ということで20バーツ徴収されます。その後、桟橋を進んでいくとホテルの看板を持ったスタッフが多数お出迎えしてくる姿が。ピピ島には基本的にクルマがなく徒歩移動が原則なので、それなりのグレードのホテルだと「船着き場から荷物を持ってくれてホテルまで案内する」サービスがあるんですね。で、ピピ島での宿泊先に選んだのが「PPプリンセスリゾート」でした。なかなかのお値段ですが「部屋がそれなりに綺麗」「ビーチが近い」「プールがある」「中心地まで歩ける」みたいな条件で探すと意外と選択肢が少なかったりするんですよピピ島って。
敷地はかなり広く、バンガロー形式とホテル形式の部屋が数多く並んでいます。フロントのあるビルは開放的で、いかにも南国リゾート風。
チェックインはこちらのフロントで。このホテル、敷地内に「PPチャーリービーチリゾート」というホテルも併設しており、こっちならプールなどの設備も共用なのに半額くらいで泊まれるんですが「部屋が微妙」との口コミもあって避けてみた次第。でも、そっちでもよかったかもなぁ。
宿泊したお部屋はホテル棟のほう。
部屋広くて綺麗。テレビは地上波は入らないスマートTVでしたが、YouTubeとかでも日本のニュースがライブで見れたので意外と困りませんでした。ただ、旅先でよくわからない現地語の番組をなんとなく流しておくのも嫌いじゃないので…。
バスルームはシャワーのみですが、お湯も問題なく出てきて不満なし。タオル類は部屋で使う分に加えて、ビーチタオルも備え付けられていました。
プールはこんな感じで雰囲気はステキ。
あとは島内をあちこち歩き回ってみることに。ピピ島の玄関口みたいな存在のトンサイ桟橋です。
なおピピ島内も両替事情はよく、日本円のレートも良好な店舗がいくつかありました。例えば桟橋近く、旅行会社併設のこちらとか。ウェスタンユニオンの両替所もレートはよかったです。
以前ピピ島にきたのはもう20年以上も前のこと。そのあと、2004年にピピ島はスマトラ沖大地震による津波に襲われ壊滅的な被害を受けます。今ではそんなことがあったとは思えないほど多くのショップやレストランが狭い通りにひしめき合って賑やか。それでもちょっと中心から離れると、長閑な風景が広がっていました。
トンサイ湾に面したレストランで遅めの昼食。
鶏肉のカレー風味炒めとドリンクで150バーツでした。これで700円とかしちゃうんだぁ、と円安を実感。観光地価格でお高め、ってのもあるとは思いますけどね。
夜になっても島は賑やか。大音量で音楽を流すクラブなんかもあったりします。
夕飯はちょっと庶民的な雰囲気のこちらで。
タイに来たのでシンハーで。
島に来たんだしシーフードだ、というわけで海老すり身フライを注文。
店名にもなってるパッタイも。あわせて270バーツで、お客さんで埋まってるだけあって、なかなか旨かったです。