へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

2年ぶりの雲丹ヘブン、「なごみの宿いい田」訪問記。

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やっと来れました…。

 

slips.hatenablog.com

 

個人的に超お気に入りの宿、北海道は積丹半島の「なごみの宿いい田」。ちょうど2年前に宿泊していますが、昨年は結局再訪する機会のないまま雲丹シーズンが終わってしまいました。今年は行くぞ!ということで。

 

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土曜朝のセントレア行き名鉄特急はかなりの混雑で、新型コロナ前の頃を思い起こさせます。ついに航空需要も復活か?と思ったら、皆さん改札を出て左側へ…。空港に併設のコンベンション施設「AICHI SKY EXPO」で何かイベントが開催されており、そちらの来場者の皆さんだったようです。

 

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今回はJALの朝イチの新千歳行きで出発。実は前日の夜の便で予約していたんですが、緊急事態宣言発令に伴う特例として無手数料での払い戻しや予約変更が可能になっていました。その恩恵を受けさせていただき、予約変更してこの便にした次第。

 

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空席があったので、久々にクラスJにアップグレードしてみました。

 

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新千歳空港に定刻で到着。

 

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これからレンタカーを利用。ちゃんと確認してなかった自分がダメなんですが、今日利用するのはJネットレンタカーで、とりあえずレンタカー会社のカウンターが並ぶエリアまで行ってみたものの、それらしい受付場所が見つかりません。新千歳空港は国内線ターミナルの到着階は2つのエリアに分断されており、一旦外に出ないと行き来ができません。レンタカー会社の受付があるのはANA系の到着口になるので、わざわざそちらまで歩いて行ったんですが…。案内所で聞いてみたのですが「レンタカー会社の電話番号はお分かりですか?」って知らんのかーい。「レンタカー会社に電話して訊く」なら自分でもできるし、その手間が省けそうだから案内所に訊いてるんじゃないですか…。

 

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結局、自分でJネットレンタカーの営業所に電話して訊きましたよ。JAL側の到着口の建物脇に送迎車発着所があって、そこからのピックアップでした。こういうことがあるんで、皆さんちゃんと確認しましょうね!というか空港に着いて案内もなく案内所のスタッフも知らないってのもどーよ。Jネットってそんなにマイナーな会社じゃないよね?

 

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クルマをピックアップしたら、そのまま高速を使って積丹半島を目指します。余市から一般道へ。温泉の屋上にスペースシャトルおるやんけ。

 

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クルマを飛ばして最初に立ち寄ったのは、積丹町の「田村岩太郎商店」です。雲丹丼の有名店で、過去に何回か来たことはあるのですが、入店したことがなかったんです。だって、いつ行っても凄い行列なんだもん…。それが今回は行列・待ち時間なし!そりゃ行くしかないでしょ!

 

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こちらのお店、実はメニューはなかなか豊富です。牛+雲丹とか平目+雲丹とかステキな組み合わせもあったりして。

 

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でも今回は初訪問ということで、一番「基本」の雲丹丼にしました。4600円と結構なお値段ですが、コレがマズいわけないじゃないですか。

 

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昼食が予想以上にスムースにいってしまったので時間に余裕が。ちょっと神威岬にも寄ってみました。

 

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ただ、岬の先端まで行く時間はなさそう。ここから眺めるだけにします。

 

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そのかわりレストハウスで…。

 

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積丹ブルーを表現したらしいミント味のソフトクリームとか頂いてみたりしました。

 

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そして午後3時、「なごみの宿いい田」に到着。

 

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部屋へ通して貰いました。実は今日は午後3時過ぎからオンラインでのミーティングが入っちゃったので、そのためにここまで急ぎ気味で来たという次第。

 

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お楽しみの晩ご飯です。相変わらず凄いメニュー…。

 

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既にテーブルの上にはたくさんの料理が並んでいます。

 

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で、主役の雲丹登場! 今回も「雲丹2倍プラン」にしましたので、これまた山盛りです。

 

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焼き物は桜鱒の幽庵焼き。こういうのが凄く旨いってのが、このお宿の侮れないところなんですよね。素材だけじゃなくて料理の腕も凄いんですよココ。

 

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蟹入りの餡のかかった白身魚のふわふわ蒸し、これも美味。

 

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大きな岩牡蠣も登場。ホント食べきれないくらい出してくるよね…旨いから喰うけど。

 

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食事のお供は北海道ですもの、サッポロクラシックで。

 

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お次は積丹の地酒「神威鶴」です。これって積丹でしか流通してないんですってね…知らなかったわ。

 

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最後はデザートで〆。杏仁豆腐をチョイスしました。

 

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朝ご飯も充実しているのが「いい田」のいいところなんですが、なんか前に来たときに比べて数段パワーアップしてません? これ以上豪華にしてどうすんだ。正直、クオリティ的には函館ホテルの朝食戦争に参戦して勝てるレベルですよ。

 

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相変わらず「朝から雲丹ご飯」も健在。サーモン寿司とかまで登場してるし。

 

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ステーキまで用意されています。

 

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デザート類も数種類揃い、コーヒーとともに頂きます。いやぁ満足。

 

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楽しい滞在をすっかり堪能しチェックアウト。以前に比べれば値上げ傾向にあるし、基本は「民宿」ではあるんですが、この食事のクオリティと居心地の良さで1泊2万円を切る価格はやっぱり破格。是非みんな行こうぜ!と言いたいけど知られすぎて混むのもイヤだし…。

 

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宿を出た後は積丹半島をそのまま岩内方面へ向かっていきます。国道229号は途中、泊原発の近くを通過するんですが、泊村のエリアだけ公共施設の建物が明らかにカネかかってる風に変わり、なかなか色々と考えさせられるモノが。

 

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ニセコパノラマラインに入り、神仙沼レストハウスで一休み。

 

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展望台に行くだけにしようかな、と思ったのですが…。

 

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結局、神仙沼まで行ってしまいました。

 

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歩いて疲れたのでレストハウスにてアフォガートを頂いて休憩です。

 

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ニセコまで降りてきましたが、ちょっとニセコ駅前へ。JR北海道のリゾート列車「ニセコエクスプレス」がクラウドファンディングで1両保存され、ここに設置されている筈なんです。おそらく木造の車庫の中だと思うのですが全く中の様子は見えず。結局、7月から正面の扉を開けるだけですが公開が始まったようです。

 

www.hokkaido-np.co.jp

 

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朝食があんな感じだったので当然ながら食べ過ぎ気味。ガッツリ昼飯という気にもならずに道の駅「ニセコビュープラザ」に来てみましたが、ココって直売所はあるけど食べ物系はスナックくらい、って感じなんですね。特にそそられるモノはないなぁ。

 

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…と思ったら、道の駅から通りを挟んだところにお客で賑わうパン屋さんがあるじゃないですか。「石窯パンマルシェ HARU」、なかなかの人気店のようです。

 

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イートインコーナーもあったので、こちらで少しパンを買って軽い昼食にしました。

 

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ニセコからは支笏湖経由で新千歳空港へ戻りますが、途中の「きのこ王国 大滝本店」にも寄ってみます。

 

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ここではきのこ汁をはじめ、様々なきのこ料理も頂けます。

 

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きのこの量がマシマシの「プレミアムきのこ汁」と…。

 

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きのこの天ぷらを注文。天ぷらは揚げ立てを出してくれます。

 

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支笏湖では少し遠回りをして「支笏湖ユースホステル」の建物も見てきました。フランク・ロイド・ライトの影響を受けたといわれる北海道の建築家、田上義也の設計で1960年に建てられたものです。ユースとしては今年閉館してしまったようで、この建物も行く末が気になるところ。隣接して「水の哥」などを運営する鶴雅グループが建物を買収したようですが、できればコレを生かす形で活用してくれればいいな。

 

www.nikkei.com

 

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レンタカーを返却、シャトルバスで空港ターミナルへ送ってもらいました。

 

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昨年JGCを取ったので、JALでもこうした優先レーンを通れるようになったんですよね…。出発前にお土産物などを物色していたのですが、エゾバフンウニの塩水パックの大きなものが3000円という激安価格で売られているのを発見。思わず買ってしまいましたが、どんだけ雲丹まみれなんだこの旅行。

 

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名古屋までの帰りもJAL。大人しく普通席でした。

 

洞川温泉へモノレールを求めて。その2:行者の湯でのんびり。

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山奥の温泉でのんびり過ごしました。

 

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洞川の温泉街まで歩いてきました。今日は洞川温泉で一泊してから帰ります。

 

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今夜のお宿は「枡源旅館」。古くから修験者を迎えてきたであろうノスタルジックな雰囲気が堪りませんな。

 

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お部屋は通りを挟んだ対面にある別館の方にアサインされていました。ただ、こちらが川側に位置する上に温泉もこちらの棟にあるので、逆に好条件かも。

 

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2階の「ザ・旅館」といった佇まいの和室です。

 

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奥には広縁。

 

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窓の外はすぐ山上川、せせらぎが聞こえてくる長閑な環境です。

 

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洗面所やお手洗いは部屋にはなく共同ですが、綺麗に保たれており快適。

 

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今日はハイキングしたりして汗もかきましたので、さっそく温泉でさっぱりしましょうか。温泉浴場は別館の地下にありました。

 

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それほど広くはありませんがお宿の規模を考えれば充分な感じ。湯加減はちょうど良く、無色無臭のやわらかい感じのお湯でした。

 

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夕食は本館の方に個室が用意され、そちらで戴きました。奈良のブランド牛という「大和牛」のすき焼きがメインのプランですが、牛肉はたっぷり200g。割り下と砂糖が用意され、自分で作って食べるのですが、関東風にしてみたり関西風を試してみたりと、お肉が結構ボリュームあったので色々楽しめました。

 

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一緒にお願いしたのは、ここ洞川の名水「ごろごろ水」で仕込んだという「山わらうエール」。爽やかな風味が意外とイケてます。

 

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夕食の後は縁側でコーヒーを。「大きな縁側」は洞川温泉の宿の特徴です。これは修験者が宿泊する際にここで足袋を脱いで足を洗えるようにしたため、なんだとか。

 

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夜の温泉街をお散歩してみます。

 

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通りに掲げられた提灯が風情を醸し出します。こんな山奥の(失礼!)温泉街にもかかわらず、遅い時間まで空いているお店がいくつかあり、お土産など物色できるのが凄いところ。夜になると何処にも行くところがない、なんてのも珍しくないのに…。

 

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山上川の夜の景色もなかなかです。

 

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川を渡ってやって来たのは竜泉寺。洞川では6月下旬から7月上旬にかけて蛍を見ることができます。まだちょっと時期的に早いかな、と思っていたのですが、お宿の方に「もう蛍見れますよ」と教えて頂きました。この滝泉寺の境内が蛍観賞スポットなんだそうです。

 

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境内の奥の方にある池のあたりで蛍がよく見れるそうなんですが、この日は数匹がなんとか確認できた程度。前日はかなりの数を見れたそうですが…。それでも、ちゃんと見れたのはラッキーでしょう。

 

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お宿に戻って、部屋でのんびりしたり、また温泉に入ってみたりと、だらだら一晩を過ごしました。

 

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翌朝。

 

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朝食は昨晩と同じ部屋に用意されていました。

 

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朝食は至ってシンプルですが、虹鱒の甘露煮など地のモノはしっかり抑えてます。

 

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朝食の後も、また縁側でコーヒータイムです。なんか落ち着く雰囲気なんですよねぇ。

 

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なお、別館にも縁側あり。

 

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別館のほうにもコーヒーの用意あったのか! チェックアウト前に気づいちゃった。

 

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10時前にお宿をチェックアウト。お世話になりました。

 

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昨晩蛍を見に来た竜泉寺に寄ってみます。

 

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ここが修験者が大峯山へ向かう出発点のようになっているようです。

 

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本堂は1946年の大火で焼失し、その後再建したものなので新しい印象です。

 

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水行所もありました。

 

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バス停へ向かう道すがら、柿の葉寿司の名店という「柳豊」でお買い物。この時期は期間限定で「朴の葉寿司」が売られていました。

 

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ついでに、昨日見かけて凄く気になっていたお店「亀清」にも。こちらは商店のような居酒屋のような不思議なところで、店先では鮎の塩焼きなど旨そうなつまみで一杯やってる楽しそうな方々が…。2食付きの宿泊でしたのでココで食べるチャンスはなかったのですが、店頭で売られていた鯖寿司が妙に魅力的だったんです。

 

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では、またバスに揺られて下市口駅を目指します。

 

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天川村の中心部までの道はかなりの急勾配。今度はきつい下り坂を進んでいきます。

 

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下市口からは近鉄特急「さくらライナー」に乗車、また乗り継ぎで名古屋まで帰るのでした。

 

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この近鉄26000系「さくらライナー」、運転席の窓が非常に大きく、後ろに展望コーナーが設置されています。この電車の登場時期は1990年、確かに当時はこういうスタイルが流行ってましたね。

 

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車内では、先ほど買ってきた朴の葉寿司と鯖寿司でお昼ご飯にしました。

 

洞川温泉へモノレールを求めて。その1:ガチハイキングとモノレール。

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奈良県天川村。この洞川温泉にモノレールが2つもあるとのことで行ってみました。

 

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今回はクルマで行くか迷った結果、鉄道とバスでアクセスしました。名古屋から近鉄特急で大和八木まで。

 

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大和八木から橿原神宮行きの特急で4分だけ乗車。

 

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橿原神宮では吉野行きの特急に乗り換え、下市口で下車しました。近鉄は特急だと2回までの乗り換えなら特急料金は通し計算になるのが有り難いところ。

 

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下市口駅は小さいながらもタクシー乗り場にタクシーが待機していたりと、少し観光地への玄関口的な雰囲気は漂っています。

 

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下市口駅からは近鉄特急にほぼ接続するスケジュールで奈良交通洞川温泉行きバスが運行されています。

 

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下市口駅から山道を登ること1時間20分、終点の洞川温泉に到着しました。

 

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既にこの時間でお昼前。先に腹ごしらえを…とバス停前にあった「みやそい」へ。

 

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猪のカツ丼を頂きました。意外とクセがなく、普通に美味しい。

 

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では早速モノレールへ乗りに行きましょう。まずはバス停にもほど近い「面不動モノレール」から攻略です。

 

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面不動鍾乳洞へ向かう登山道を少し進んだところに麓側の乗り場がありました。

 

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暫くすると下りのモノレールがやってきました。丸太をモチーフにしたデザインで、思ったよりちゃんと「乗り物」じゃないですかコレ。

 

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折り返し便に乗り込みます。代金は下車後の後払いでした。

 

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モノレールは急勾配をぐんぐん上がっていきます。

 

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乗車時間は5分程度ですが、謎の満足度がありますな…。

 

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終点の面不動鍾乳洞に到着。このモノレール、基本的には面不動鍾乳洞へのアクセス用です。そのため乗車料金も片道300円、往復500円と往復利用を想定した設定になっていたりします。

 

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乗車料金はこの面不動鍾乳洞の入場券売り場で支払うことになります。

 

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ここからの眺めも結構イイ感じだったりします。

 

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折角なので鍾乳洞も見ていきます。入場料は450円也。

 

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鍾乳洞の中は一方通行で一回りして戻ってこれるようになっていました。

 

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面不動鍾乳洞からはモノレールで下に降りず、そのまま洞川自然研究路を歩いてみたのですが、遊歩道みたいなモンかと思ったら結構ガチな山道でした。これ、お散歩というよりは真面目なハイキングのレベルですわ。

 

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途中、全長120mの吊り橋、かりがね橋を渡ります。

 

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洞川の街を跨ぐように架けられており、街並みを見下ろせます。

 

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途中の大原山展望台で一休みします。

 

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ちゃんと座って休める場所もあって、景色を眺めながらのんびりできます。

 

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展望台の辺りから山道は下りとなり、暫く山上川に沿って設けられた歩道を進みます。

 

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ようやく次の目的地、五代松鍾乳洞まで辿り着きました。

 

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これが洞川にあるもう一つのモノレール、「五代松モノレール」です。

 

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こちらのモノレールはこんな感じ。面不動に比べると「手作り」感がなんか凄いです…。乗車の際はヘルメット着用。

 

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こちらもかなりの急勾配を上がっていきます。動力は先頭車?のエンジンのみ。よくアレで登れるなぁ…。

 

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終点は五代松鍾乳洞の入口になります。ここはその他には何もなく行先もないので、鍾乳洞を見学するか、そのままモノレールに乗って戻るかしか選択肢はありません。

 

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そういうわけで鍾乳洞を見学していきます。料金は450円。

 

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五代松鍾乳洞は内部に狭い箇所も多いため、係員の案内で入ってきます。リュックなどは引っかかることもあるようで、案内所?で預かって貰えました。

 

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およそ15分ほど、ガイドしてもらいながら一回り。

 

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下りもまたモノレールに乗車です。鍾乳洞までは歩いても行ける…というかモノレールの輸送力を考えると「歩く」がメインじゃないのかって気はしますが、この急勾配を歩いて上り下りするのはキツそうです。なお、モノレール乗車料金は往復で600円でした。

 

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折り返しの上り便が出発していきます。しかしまぁ、なかなか凄い見た目だわ。

 

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モノレール乗り場は「ごろごろ茶屋」のすぐそば。

 

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多くの来場者はここで「ごろごろ水」を汲むのが目的の様子。水自体は無料で汲めますが、ここに車を駐める駐車場代はかかる形です。皆さん、大きなタンクをいくつも持ち込んでる感じ。

 

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こちらは水をたくさん汲んでいくわけにもいきません。茶屋で一休みとします。

 

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「ごろごろ水」で淹れたコーヒーで、少しゆっくりしました。

 

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あとは洞川の温泉街を目指して歩きます。途中、「洞川エコミュージアムセンター」に立ち寄ってみました。

 

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この周辺の自然についての展示が中心。

 

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その中でも興味深かったのは、大峰山修験道を疑似体験できるコチラ。崖から逆さづりみたいにされてみたりとか過酷だわ。

 

 

ひねくれて、アルペンルート。その2:雪の壁をオープントップバスで&奇跡のトロバス。

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今日は立山黒部アルペンルートを制覇しますよ。

 

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ホテルをチェックアウトして電鉄富山駅へ。

 

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ここで富山地鉄立山までの切符と、その先のアルペンルート終点の扇沢までの切符を購入します。電鉄富山駅で購入すると、立山駅到着に合わせて美女平行きのケーブルカーの予約も入れてくれます。この立山黒部アルペンルートにおいて輸送力のボトルネックになっているのが立山~美女平の立山ケーブルカーなんです。繁忙期はこのケーブルカーに乗るのに長い待ち時間が出ることも珍しくない…のですが、今はガラガラなのでそんな心配はいらないんですけどね。

 

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立山行きの各駅停車に乗車します。以前は朝の時間帯は富山発の特急なんかもあったと思うのですが、観光客も減った今では運転する必要もないのか。

 

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電車に揺られて約1時間、立山でケーブルカーに乗り換えます。やっぱりお客さんの姿は疎ら。本来であればこの時期、雪の珍しいアジアからの観光客で大混雑する筈ですが…。

 

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立山から美女平まで、高低差約500mを7分で結びます。登山客も多いため、ケーブルカーの客車の後ろに荷物車を繋いでいるのが特徴です。

 

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美女平では室堂行きの高原バスへと乗り換えます。

 

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このフロアの一角のここ、昔は確かお土産物屋さんがあったはずなんですが。昨シーズンも新型コロナの影響が直撃して利用者数も大幅に減ったようなので、なかなか厳しいのでしょう。

 

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美女平から室堂までは約50分のバスの旅となります。途中、景勝地の一つとなる称名滝が見えるスポットで少し停車。

 

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車外に出ることはできませんが、車内から滝ができるだけ多くの人に観て貰えるよう、ここでゆっくりと走ってくれます。

 

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バスが高度を上げていくと、かなり雪が増えてきました。

 

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室堂に到着。辺りは曇り空で、時折霧が覆うお天気。

 

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まずはコイツを片付けます。「SKY BUS TOYAMA」ですが、今年は期間限定でアルペンルートの「雪の壁」を遊覧するオープントップバスが運行されたのでした。これが5月21日から30日までだったので、ひねくれた結果コレを目指してはるばる名古屋からやって来てみたわけです。

 

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バスの料金は1200円、時間は15分ほど。ただ、今年はアルペンルート全通50周年記念として、開業当初に片側一車線しか除雪していなかった姿を再現しており、いつもより狭いところをオープントップバスで見学できるというレア体験だと考えれば悪くはないお値段でしょう。

 

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2階席に陣取っていざ出発。こんな感じなので寒い…。ここはまだ冬ですな。

 

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お天気がイマイチなのが少し残念ですが、2階建てバスの高さを遙かに超える高さの雪の壁の間を通過する姿をこの迫力で見ることができました。

 

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バスは雪の壁エリアを抜けて折り返し、また雪の壁を通って室堂のターミナルまで戻ってきました。

 

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今度は徒歩で雪の壁を目指します。

 

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よく考えてみたら、こんな風景は日本どころか世界中を探してもそんなにないんじゃないかなぁ。昔はアルペンルートと言えばオンシーズンは夏、爽やかな高原を楽しむ観光地という認識で、あんまり日本人が「雪の壁」を有り難がっていた印象はありません。それが台湾人からこの風景が大人気になったあたりから、その価値が認識され始めた…というような感じだったかと。

 

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さて、お次は立山トンネルトロリーバス大観峰を目指します。

 

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実はトロリーバス、法的には「無軌条電車」と呼ばれ「鉄道」の扱いとなります。ここ室堂は標高2450m、「鉄道駅」としてここが一番標高が高いとも言えそうですが、そういう扱いをされているのは見たことないなぁ、

 

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トロリーバスはずっとトンネルの中を進みます。この4kmほどの長いトンネルを開業当初は通常のバスで運行していたそうですが、いまではこのトロリーバスが採用されています。

 

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大観峰には10分ほどで到着。展望台への通路は「雪のトンネル」になっていました。

 

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この展望台からは黒部ダムや黒部湖が一望できます。立山の真下を抜けたこちら側は晴れてきました。

 

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ここで立山ロープウェイへ乗り換えとなります。

 

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乗り場近くのここも、昔はそばスタンドか何かがあったところだったような…。室堂のレストランがかなり混んでいて昼食をパスしたので、この辺で何か食べられれば、と思ったのですが。

 

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大型のゴンドラは半分程度の埋まり具合。

 

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上りのゴンドラとすれ違い。

 

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黒部湖を見下ろしながら、7分ほどで黒部平に到着しました。

 

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立山ロープウェイの特徴は1.7kmの距離で中間の支柱が一本もないワンスパンになっていること。冬期の雪崩などで支柱が流される恐れがあるため、スイスなどから技術を学んで建設したんだとか。

 

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ここ黒部平も商業施設の縮小が見られます。ここ確かそばなどの軽食を販売していたスタンドだった筈です。窓側に残されたテーブルがもの悲しい…。お土産物店は営業していて規模も維持されている感じでしたが、そちらの中にあるスナックコーナーも品目がかなり縮小されている様子。

 

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ここからは黒部ケーブルカーに乗車、黒部湖へと向かいます。

 

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このケーブルカー、全線がトンネルの中。

 

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トンネルの中をずっと進んで5分ほど、黒部湖に到着しました。

 

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ケーブルカーの駅からトンネルの中を暫く歩くと、黒部ダムが見えてきました。

 

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結局ここまで何も食べてません。レストハウスで何か頂きましょうか。

 

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さすがにコチラのレストランは通常営業中でした。

 

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ダムと言えばダムカレー、ですよねやっぱり。

 

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ゆっくり昼飯を食べてたら、上の展望台にまで行く時間がちょっと取れそうにない感じになってしまいました。下の方の展望台をうろうろしてみましたが、これから夏のシーズンになるとダムからの観光放水が始まり、ここから迫力ある水しぶきがよく見える筈です。

 

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このダムの完成は1963年。電力のためとはいえ、よくこんな凄いモノ造ったよな…。

 

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黒部川下流のほうを見ると、その「凄さ」をまた実感します。こんな人里離れた険しい山の中に凄いモン造りましたね、と。

 

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アルペンルートの旅もいよいよ終盤、関電トンネル電気バスで扇沢へ移動です。立山から黒部湖までは「立山黒部貫光」という会社が運営していますが、ここからは名前の通り関西電力のグループ会社が運行しています。それというのも、このトンネルがまさに関西電力黒部ダム建設の資材運搬のために掘ったものだから、です。国立公園に位置していることから「一般に利用させる」ことが建設の条件だったため、バス運送を行うことでその要件を満たす必要があったんだとか。

 

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ここは2018年まではトロリーバスが走っていましたが、電気バスに取り替えられました。トロリーバスは「鉄道」なので、鉄道廃線跡代行バス、なのかもねコレ。

 

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扇沢まではこれまでの交通機関の中では比較的長く、約6kmのトンネル区間を15分ほどかけて走って行きます。トンネル内にはトロリーバス時代のものと思われる架線らしきものが残っているように見えますが…。

 

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トンネルを出て扇沢に到着です。ターミナルの雰囲気はトロリーバス時代とあまり変わった感じはしませんが、架線柱らしきものは残っているのに架線がないので少しスッキリした印象がなくもない。

 

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何故か「くろにょん」のお出迎えがありました。黒部ダムのキャラクターですね。

 

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扇沢のターミナルから少し離れたところに…。

 

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観光案内センターがあります。

 

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ここには2018年まで活躍していたトロリーバスの最後の生き残りの1台が保存されているんです。引退したトロリーバスはすぐに解体業者に引き取られ、重機のエサになることが決まっていました。大町市がこのバスを保存しようと1台だけ解体を待ってもらい業者と交渉したものの保存費用等の諸問題がクリアできず断念。しかし、個人でも保存の動いた方もいたようで、最後の1台も解体されずに残されていることが判明。大町市クラウドファンディングで費用を賄うことととし、見事目標を達成。そんな奇跡的な経緯を辿ったバスがコレなんです。車内も見学可能で、かなり大事に保存されている様子です。

 

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扇沢信濃大町行きバスに乗ります。

 

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信濃大町駅アルペンルートの玄関口の筈なんですが、松本からは殆ど各駅停車しかなく、その間の移動時間が意外と長かったりするのよね。昔はもっと松本から乗り入れる特急とかあった記憶が。

 

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今日はここから松本まで観光列車「リゾートビューふるさと」に乗車です。

 

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車内には長野のゆるキャラアルクマ」が。時節柄マスクしてますが、紐の方向がちょっとヘンじゃないですか。

 

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全車指定席の快速列車ですが、車内はゆったりしたリクライニングシートが並んでいます。

 

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運転席の後ろは展望室になっています。ベンチに座り、ゆっくり前面展望を楽しめるつくり。

 

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松本駅まで50分ほど。この列車はここから方向を変え、長野まで向かいます。駅員さんが掲げる横断幕が「いってらっしゃいませ」なのもそのためですね多分。

 

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松本からは特急「しなの」で名古屋へ帰ります。2時間ほどで着くの、意外と近いな。

 

ひねくれて、アルペンルート。その1:バブリーなグリーン車で富山まで。

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5月のとある週末、こんどは大人しく過ごそうと思ってました。ちょうど観たい映画もあったし…。

 

gaga.ne.jp

 

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しかしながら、5/20に愛知県が「緊急事態措置」の強化を決定。大規模商業施設に週末営業の自粛を求めました。映画館は要請対象ではなかったのですが、生憎なことに観たかった2本の映画を上映しているところが大規模商業施設のテナントとして入っているところだったため、休業することになってしまいました。どちらの映画も上映規模が小さく、他の映画館で、というのも難しく…。

 

なんてこったい。ひねくれてやる。

 

ひねくれた私は、北へ向かったのです。

 

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名古屋から名鉄新鵜沼まで。そこから高山線鵜沼駅に移動し、普通列車美濃太田駅へ。ここで富山行きの特急「ひだ」を捕まえます。来年からは新型車への置き換えが始まるキハ85系がやってきました。

 

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今回は奮発してグリーン車に乗っちゃいます。キハ85系は1989年に特急「ひだ」への投入でデビューしたディーゼル特急車両で、JR東海になって初めて登場した車両でもあります。時速120km運転を行うためにアメリカ製のエンジンを搭載したりと実はなかなか画期的なんですが、車内設備も負けてはいません。座席は通路より一段高く設置され、普通車のシートピッチは国鉄時代の標準だった91cmから100cmと拡大。窓も縦幅が1m近い大きなサイズとなりました。そして特筆すべきはグリーン車でして、1992年に特急「南紀」への投入を想定して製造されたものは横3列、シートピッチも125cmと贅沢な造り。バブル時代の「ゴージャス」感を仄かに感じることができます。

 

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紀伊勝浦などの観光地へ行く需要を想定したのでしょうが、特急「南紀」にそこまでのグリーン車利用の需要はなかったようで、今ではこのグリーン車両は主に富山まで直通する特急「ひだ」に使われています。一人掛けのシートは背もたれも分厚く重厚な感じ。

 

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リクライニングもかなり深く倒れます。

 

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肘掛けには何かを塞いだような跡が。これは以前オーディオサービスが提供されていた名残で、ここにコントロールパネルがありました。

 

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この車両のもう一つの大きな特徴は、この前面展望でしょう。運転席と客室との仕切りは大きなガラス窓になっており、運転席の窓も非常に大きいので、客席から前面の眺めを楽しむことができるようになっています。1980年代後半から1990年代まで、このスタイルの特急車両は結構多かったんだよね…。

 

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ここは運転席すぐ後ろの列をゲットしたいところですが、残念ながら人気の高いシートなので既に販売済み。2列目でしたが、それでも結構前がよく見えます。このキハ85系も新しく見えますが既に登場から30年ほど経過。来年からは新しいHC85系への取り替えが始まります。HC85系は動力がハイブリッドになり、座席へのコンセント設置などのアップデートも行われますが、グリーン車は横4列配置となるみたいです。バブリーなグリーン車に乗れるのもあと僅かな期間、かもしれません。

 

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下呂温泉、前日までの大雨で川が増水してました。

 

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高山駅に到着。ここまで7両編成で来た「ひだ」はここで名古屋寄り4両を切り離し、前方の3両だけが富山まで向かいます。

 

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富山平野まで降りてくると、すっかり青空が広がっていました。

 

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美濃太田から約3時間、高架化が完了した富山駅に到着しました。既に富山駅に乗り入れる在来線でJRなのはこの高山線だけになってしまいましたね。

 

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こうしてみると、デザイン的には悪くないですよね。

 

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小さいながらも、ちゃんとトレインマークを出してるのもポイント高いぞ。

 

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富山に着いて、まずはお昼ご飯。富山駅の名物?「立山そば」で軽く済ませます。

 

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冷やし山菜そばにぶりのすしを戴きました。

 

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昼食のあとは駅の北口方面へ。南口はすっかり整備が終わった感じですが、北側はまだ作業の真っ最中といったところです。

 

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富岩運河環水公園にやってきました。「世界で一番美しいスタバ」があるところです。

 

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今日はここから岩瀬浜まで「富岩水上ライン」に乗って船旅を楽しみます。

 

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いざ出港。

 

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富岩運河は富山市街を流れる神通川に沿って、富山港のある岩瀬浜富山駅エリアとの物流のために作られました。今では物流ルートとしての役割は終わっていますが、運河沿いが公園として綺麗に整備されています。流れが穏やかなこともあって、ボートの練習にもよく使われているようです。

 

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この富岩水上ラインの最大の見どころが近づいてきました。中島閘門です。

 

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運河の上流と下流では水位が2.5mほど違っているため、このギャップを埋めるためのエレベーターのようなものです。船が閘門に入ると扉が閉められます。

 

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閘門の中の水位がどんどん下がっていき、下流の水位と同じまでになると、今度は進行方向の扉が開きます。

 

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富山港に近づくと、クルマが沢山並んている地区を通ります。これ、海外への輸出を待つ中古車なんだとか。

 

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還水公園からおよそ1時間、終点の岩瀬浜に到着です。

 

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岩瀬地区は古くから北前船の寄港地として栄えたところ。当時の街並みが残っており、ちょっとした観光スポットになっています。折角ココまで来たので散策していきます。

 

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で、メインストリートに入ったらいきなりちょっと小洒落たお店が。富山の地酒「満寿泉」の桝田酒造店の立ち呑み「沙石」です。

 

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店内は洗練された雰囲気が漂います。

 

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こちらでは桝田酒造のお酒を有料で試飲できるようになっています。ここ限定の純米大吟醸、3種を500円で頂いてみました。あれ、岩瀬ってなんか楽しいところ?

 

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廻船問屋の建物も残っており、内部公開が行われているところも。こちらの旧馬場家は今年から公開が始まりました。

 

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以前から公開されている旧森家。どちらも当時の栄華を偲ばせる豪華な造りです。

 

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岩瀬駅から富山地鉄富山港線で、富山港方面へ戻ります。ここは昔、JRの富山港線の駅だったところ。富山港線LRT化され「富山ライトレール」として運営されていましたが、富山地鉄の市内線との接続が決まり、今では富山地鉄の路線になりました。

 

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LRTなのでホームも低くなり、JR時代の駅施設は使われていませんが、駅舎とホームも綺麗に保存されています。これで富山市街へ。

 

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高架化された富山駅を貫通して路面電車の線路が敷かれているので、そのまま市内線へ直通です。

 

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今度は富山市ガラス美術館にやってきました。インバウンドの観光客に人気の施設として名前をよく聞くので、どんなもんか確かめに来た感じです。そういえばこの建物、あの隈研吾の設計でしたわ。確かに外観はちょっとそれっぽい。

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この建物にはガラス美術館だけでなく、銀行や図書館も入居する複合施設。「ガラス美術館」としては常設展示よりも企画展が中心、といった印象でした。内部は大きな吹き抜けを囲んで螺旋状にフロアが展開するような構造で、隈研吾の得意技「木を貼り付けて雰囲気づくり」が炸裂。もしかしたら外国人観光客、「ガラス美術館」よりは「隈研吾の建築」を見に来てるって可能性、ないですかね?

 

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富山での宿泊は「コンフォートホテル富山駅前」です。

 

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お部屋はごく一般的なシングルルームの構成。

 

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夕食は富山ですもの、お寿司でしょ!と駅前の「廻転とやま鮨」へ。

 

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まずはビールから。

 

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白海老の唐揚げをお供に楽しみます。

 

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先ほど立ち寄った縁ですし、2杯目は「満寿泉」にしてみました。

 

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こちらは三種盛がいろいろ揃っているのが有り難いところ。いわし・かんぱち・しまあじの青身三種から。

 

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白身三種は平目・鏡鯛・車鯛。

 

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炙り三種は黒むつ・石持・さわらでした。

 

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最後はほたるいか白海老・紅ズワイガニ富山湾三種を頂きました。

 

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〆は富山ブラックラーメン。高評価の「一心」、ここも富山駅そばにあります。

 

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真っ黒なスープは一瞬ビビりますが、そこまで味が濃いわけじゃないんだよねぇ。滋味深くて旨いです。

 

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ホテルは朝食付き。1階のラウンジコーナーでビュッフェ形式での提供でした。

 

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ラインナップは結構充実してます。パンも色々ありましたが、チキンピラフが妙に旨そうでご飯メインで行ってみました。白海老のスープとか富山っぽいモノもあったりして。

 

 

密回避!GW北海道マイカー紀行、その10:鉄ネタ拾いながら進む帰り道。

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新潟から名古屋まで、鉄分吸収しながら帰るよ。

 

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新潟港からは新潟西ICで北陸道に入ります。黒崎PAで少し休憩。

 

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ここでは特別出店として「白い恋人」が売られていました。「北海道からやってきました!」って奇遇だねぇ、ボクもさっき北海道から来たばかりだよ。

 

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柿崎ICで国道8号へ流出、直江津までやってきました。ちょっと直江津港へ立ち寄りです。

 

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もしかしたら…と思ったらいました、佐渡汽船の高速フェリー「あかね」です。北陸新幹線が延伸となった2015年、ここ直江津佐渡島を結ぶ航路で運行を始めました。旅客定員672名、乗用車を最大152台搭載可能な、比較的大型の高速双胴船です。しかしながら利用が想定通り伸びない上に維持費が嵩み、乗り心地の悪さも指摘されるようになったことから昨年末に直江津航路から撤退。ドック入りの代船として新潟航路で暫く使われたものの3月にはお役御免となってしまったのです。「あかね」は売却されることになりましたが、このときはまだ売却先は決まっていませんでした。結局、スペインの企業に30億円ほどで引き取られることが発表されました。フェリー導入にあたっては自治体の補助もあったのですが、それも返却することになるんだとか。

 

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で、直江津の真の「お目当て」はコチラ、「直江津D51レールパーク」。ちょうどこのGWに「えちごトキめき鉄道」がオープンした施設です。直江津駅に隣接しており駐車場は用意されていませんが、駅周辺にはコインパーキングもありました。まぁ施設側としては鉄道で来て欲しいかとは存じますが。入場料は1000円、意外と取るね。

 

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展示の中心はこの機関庫。

 

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これが目玉のSL、D51です。どこから持ってきたの?と思ったら、鉄道車両輸送を得意とする企業「アチハ」の所有で、和歌山の有田川鉄道公園に展示されていたものを借り受けてきたようです。ちなみにアチハが入手する前は愛知県の個人所有だったというから驚き。

 

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でも個人的にはこっちの方がいいかな…。国鉄末期に都市近郊輸送を目的に製造された413系の先頭車です。えちごトキめき鉄道の今の社長は、千葉の第3セクターいすみ鉄道の社長として知られた鳥塚氏。いすみ鉄道時代にも国鉄型の古いディーゼルカーを買ってきて走らせて集客増を狙いましたが、この新天地でも同じように、北陸を走っていた古い国鉄型電車が引退するのに目を付け、4両を譲渡してもらっています。これはそのうちの1両。塗装は昔の交直流対応の急行電車のもので、この413系がこのカラーだったことはない筈なんですが、まぁそこは雰囲気で。ってことで。残りの3両は観光列車として運行される予定です。

 

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「昔の雰囲気を楽しむ」ことが目的なので、車内は以前のまま、殆ど手が加えられていないようです。車内づり広告もどこから見つけてきたのか、昔のものが掛けられていました。

 

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あとは貨物列車に連結されていた車掌車。

 

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この車両、なんと住宅建築で知られる建築家、清家清が自宅に置いていたもの。自宅の「私の家」は小型住宅の傑作として登録有形文化財に指定されています。

 

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屋外には大きな転車台が。直江津は鉄道の要所でしたからね。

 

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そして、ここにも車掌車が置かれています。

 

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これはSL乗車体験の際にSLに連結され乗客が乗るためのもの。こちらでは1日4回、動くSLに乗ることが可能。ただし蒸気ではなく圧搾空気で動くようですが…。SL乗車には別料金は不要で、入場料金だけでオッケーです。メインの展示車両2両くらいで入場料1000円って高ぇなオイって感じですが、SLに乗れるなら納得感はあります。なお、入場券には1枚「エンジョイチケット」というのが付いてきます。景品が当たるミニゲームができたりしますが、最近ちょっと話題となった「線路の石の缶詰」の制作体験とかも選べます。確かアレ、買うと一缶500円くらい取ってたと思うので、それが付いてくると思えば、お得といえるかも。今回は時間が合わずSL乗車は諦めましたけど…。

 

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直江津からはそのまま国道8号を西へ向かいます。道の駅「マリンドリーム能生」へ立ち寄り。

 

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というのも、こんなモンが見えたから。この「越山丸」という船、新潟県立海洋高校の実習船として1995年まで使われていたものだそうです。こうやって見ると海に浮かんでいるみたいですが、実は喫水線から下はがっつりコンクリで固められています。隣には博物館もありますが、老朽化を理由にどちらも休館中でした。

 

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昼食は能生では有名なラーメン屋「あさひ楼」にしました。

 

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お昼過ぎだったせいもあるのか待ち時間なくすんなり入店。魚介の風味が強めの割とオーソドックスな感じのラーメンですが、表面を脂が覆っているので若干こってり目だったりと、結構ユニークかも。

 

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で、糸魚川駅に到着。

 

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本日のメインイベントはこちら。駅併設の「糸魚川ジオステーションジオパル」に設置された、「トワイライトエクスプレス」のレプリカです。2019年末から翌年2月まで東京の六本木ヒルズで開催されていた「天空ノ鉄道物語」で初披露されたもので、昨年1月にそこで見てはいたのですが、その時は外観のみの見学。もともと糸魚川に設置する目的で作られ、こちらでは車内見学も可能ですが、時間は午前10時から午後3時までとなっています。直江津でSL乗車を待たずに動いたのは、コチラの時間に合わせたためです。

 

なお、「天空ノ鉄道物語」のときの様子です。3/22までの開催予定でしたが、新型コロナ感染拡大のため2月末で一旦休館、そのまま閉幕を待たずに終了してしまったイベントです。

slips.hatenablog.com

 

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では早速乗り込みましょう。

 

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車両の端はA寝台「スイート」の一部を模しています。「スイート」は1編成に2室用意されていましたが、車端からの展望を独占できたのは1室のみ、凄いプラチナチケットでした。

 

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他の部分は食堂車「ダイナープレヤデス」を再現しています。

 

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こうしてテーブルにつくと、現役当時に乗った思い出が…。夕食はなかなかのお値段だったので「偶に」くらいでしたが、朝食は乗車できたときは必ずココで頂くようにしていました。なお、窓にはスクリーンに走行風景が流されているので、ちょっと「乗ってる」気分も味わえます。

 

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車両だけでなく、トワイライトエクスプレスにまつわる展示物もあります。これは制服ですね。

 

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運行当時に使われていたルームウェアや食器類など。

 

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車内の調度品もJR西日本から寄贈を受けているようでした。

 

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糸魚川駅といえば、大糸線を走っていたキハ52の保存車両も有名。相変わらず綺麗な状態で置かれています。

 

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こちらも車内には自由に立ち入れます。駅を使う高校生らしき学生さんが列車待ちなのか勉強していたりして、待合室代わりに活用されているようです。

 

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鉄道模型の大きなレイアウトや展示物のあるエリアもかなり広め。

 

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えち鉄ご自慢の観光列車「雪月花」のサボコレクションとか面白かったです。運行開始直後には「食事なしの乗車のみ」というプランがあり、それで乗ったのですが、今度は食事付きでリベンジしたいですな。

 

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糸魚川駅を後にして、いよいよ名古屋へのラストスパートです。国道148号を白馬方面へ南下し、国道147号へ。高速道路は安曇野ICがら入り、長野道、中央道と進んでいきます。

 

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名古屋まで行ってしまうと店が開いてないので、恵那峡SAで夕食にしてから帰ることに。

 

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こちらのレストランで頂いてみます。

 

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恵那峡って実は岐阜県なんですよね。そのせいか、ここでは飛騨牛推しのメニューが揃っていました。その中から飛騨牛のハヤシライスを選択。お値段1380円でお肉ゴロゴロ、コクのあるお味で良かったです。さぁ、あとお家まで1時間ほどだぞ!

 

 

密回避!GW北海道マイカー紀行、その9:北海道最終日、超レアな顔ハメ看板を発見。

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今日は北海道最終日。フェリーの出航する小樽へ向かいます。

 

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国道229号はここからせたな町の中心街までは内陸部を通るルートになります。日本海沿いとなる道道740号に入りましたが、所々に道幅が狭い区間も。

 

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遠くには奥尻島も見えています。

 

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交通量も少なく、絶景が続くいい道でした。

 

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せたな町の旧瀬棚線、瀬棚駅跡に立ち寄り。瀬棚線は函館本線国縫駅から分岐して、ここ瀬棚までを結んでいた鉄道路線で、国鉄末期の1987年に廃止されました。

 

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その後は「せたな町生涯学習センター」へ。もとは高校だったようですが、今は図書館や郷土資料館などが設置されています。

 

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で、ここには「瀬棚線資料展示室」もあるんです。今回のお目当てはコチラ。

 

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展示室は1階と2階に分かれています。こちらは2階。

 

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こちらは主に瀬棚駅に関する資料などが中心、といった感じ。

 

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瀬棚駅にあった看板類や、当時の瀬棚駅を再現したジオラマなどが置かれています。

 

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そして、こちらの展示物の中で一番の「お宝」は恐らくコレでしょう。国鉄時代に行われた利用促進キャンペーン「いい旅チャレンジ20,000km」で使われた顔ハメ看板です。

「いい旅チャレンジ20,000km」は1980年から10年間行われ、国鉄全線242路線、総延長約2万キロの制覇を目指そう!というキャンペーン。各路線の始点と終点の駅で自撮りした写真を事務局に送ると「その路線を踏破」と認定され、踏破した路線数に応じて景品などが貰えました。写真にはその駅の駅名標などが写っている必要がありましたが、それとは別に「撮影コーナー」として、こうした看板が置かれていた駅も存在していたようです。

 

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看板の裏の説明文、「昭和65年まで」の表記がエモい。このキャンペーンが始まった1980年はまさに国鉄赤字ローカル線廃線が始まった時期。途中、国鉄からJRに変わったりもしています。他の駅にあった看板はキャンペーン終了で処分されてしまいましたが、瀬棚駅はキャンペーン終了前に駅の営業が終了してしまったため、偶然にも「駅にあった備品」と一緒に保管されることになったわけです。恐らく、日本全国でも残っているのはココだけなんじゃないでしょうか。

 

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1階の展示室も見学。

 

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こちらの方は瀬棚線の中間駅の看板類や運行関連の資料などが展示されていました。北海道は廃線となった路線は多数ありますが、こうやって「鉄道の記録」をきちんと残しているところも多いんです。それだけ「鉄道」が特別なもの、だったのかもしれません。

 

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そのまま国道229号を北上。

 

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寿都町に入ると日本海に着き出すような形で「弁慶岬」を通過します。どうもココ、義経と弁慶が欧州から蝦夷地に逃れてここに上陸、滞在したという伝説があるそうで、唐突に弁慶の銅像が建てられていたりします。まぁ「弁慶岬」の名の由来、アイヌ語から来てる説もあるらしいけど…。

 

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道の駅「みなとま~れ寿都」で一休み。

 

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窓からは寿都の漁港と積丹半島の山々が望めます。

 

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それほど規模は大きくありませんが、地元産品をセンス良く揃えたショップとフードコーナーがありました。食事もなかなか旨そうで、こちらで昼食とします。

 

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春限定!というフレーズに惹かれて「しらすまぜそば」を戴きました。しらすがたっぷり、風味も良く美味でした。

 

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食事を済ませて先に進みます。国道沿いの寿都神社、ちょうど桜が満開の見頃なので寄り道。

 

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道の駅「いわない」でも小休止です。

 

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ここ岩内にも1985年まで岩内線という鉄道路線が通っていました。道の駅の前に、岩内駅跡を示す標識も設置されています。

 

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本当なら岩内から積丹半島をぐるっと廻っていきたいところだったのですが、今回はそこまでの時間的余裕がなく断念。国道5号を函館本線沿いに進むルートにしました。仁木に「きのこ王国」あったのね。ちょっとお買い物してしまいました。

 

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国道5号で余市に到達。

 

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考えてみたら、余市の道の駅「スペペースアップルよいち」って本体はこっちなの? 立派なほうは「宇宙記念館」だよなぁ…。

 

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余市からは2018年に開通したばかりの後志道経由で小樽まで向かいました。内陸の山沿いに建設されているんですが、石狩湾の景色が広がる区間も多く、なかなかの風景が楽しめます。流出した朝里ICの近くにディスカウントストア「トライアル」があったので、「サッポロクラシック」を箱買いしたり等の買い出しを実行。マイカーで来ると荷物が増えるのが気にならないのがいいなぁ。で、午後4時前に小樽港フェリーターミナルに戻ってきました。

 

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これから乗船するのは新日本海フェリーの新潟行き「らべんだあ」、往路に乗った「あざれあ」と同型船になります。

 

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ターミナル内で乗船手続き。

 

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午後4時頃から乗用車の乗船が始まりました。

 

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カーデッキにクルマを駐めて客室へ。

 

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船内のレイアウトは「あざれあ」と基本的には同じですが、内装のカラートーンや細かいデザイン、家具類などに違いがあります。

 

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午後5時、新潟港に向けて小樽港を定刻で出航。さよなら北海道!

 

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売店前のパブリックスペースの椅子、「あざれあ」では丸いものが置かれていましたが「らべんだあ」はカクカクな形。

 

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さっそく、売店仕入れた酒とつまみでまったり。

 

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積丹半島神威岬を通過するあたりで、同じ新日本海フェリーの船とすれ違います。おそらく、舞鶴からやってきて小樽へ向かう「あかしあ」でしょう。

 

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夕食は船内レストランで頂きます。

 

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これも新日本海フェリーご自慢の逸品なのかな、ビーフシチューセットをチョイス。かなり本格的なお味なのに、これで1100円はお安いかと。ライスかパンが選べるのですが、パンを選んだらクロワッサンが来ちゃいました。ビーフシチューならバゲットとかのほうが合うような気がするな…。旨かったからいいけど。

 

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食事の後ももう一杯。おやすみなさい。

 

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新潟港には翌朝9時15分の到着です。さぁ、名古屋へ帰りましょうか。