へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

今年で(いったん)引退、「伊予灘ものがたり 道後編」乗車。

f:id:slips:20210427222748j:plain

予約したら「運転終了」のアナウンスが。

 

f:id:slips:20210427222903j:plain

八幡浜では2時間以上の待ち時間が発生。レンタサイクルがあるらしいとのことで、八幡浜駅前にあった「谷本蒲鉾店」に行ってみました。

 

f:id:slips:20210427223117j:plain

「お客様ラウンジ メセナドライブ」と表示された建物の中に入ると、自由に使える休憩スペースがあるのですが…。

 

f:id:slips:20210427223308j:plain

その奥には大量の飛行機の模型が展示されていて吃驚。

 

f:id:slips:20210427223548j:plain

今は無きJAS黒澤明デザインによるレインボーカラーのMD-90なんか7種全部揃ってます。これは社長さんの趣味とかなんだろうか…。

 

f:id:slips:20210427223847j:plain

で、中央に何かデカいものが置いてあるなぁ…と思ったのですが、よく見たら二宮忠八の設計した「玉虫型飛行器」の実証実験機の実物じゃないですか。二宮忠八は今では「日本の飛行機の父」と評価されるようになりましたが、出身がここ八幡浜なんですね。飛行機の「理論」としては比較的正しいところまで研究できていたものの、軍部や周囲からの理解が得られず、実験機造る前にライト兄弟に先を越されてしまった…といった感じのようです。ここに置かれているのはその「玉虫型飛行器」の設計をベースに制作されたもので、ちゃんと飛行に成功したもの。ただ、その飛行実験のさいに事故を起こして負傷者が出てしまったりしたのですが…。何故それがここに?ってのも謎ですけどね。

 

f:id:slips:20210427225019j:plain

街中には「二宮忠八生誕の地」もあるようです。

 

f:id:slips:20210427225054j:plain

ただ、シャッター街となったアーケードの一角に碑が建てられているだけ、ではありますが。

 

f:id:slips:20210427225211j:plain

結局歩いて八幡浜港まで来てしまいました。

 

f:id:slips:20210427225257j:plain

ここには道の駅があり、好天に恵まれたこともあってか多くの人で賑わっていました。

 

f:id:slips:20210427225427j:plain

八幡浜駅にまた徒歩で帰還。

 

f:id:slips:20210427225451j:plain

ここからは松山行きの「伊予灘ものがたり」に乗車します。2014年に運行開始した、JR四国「ものがたり」シリーズ観光列車の第1弾となった列車です。既に運行開始から13万人が利用したそうですから、その人気が伺えます。全車グリーン車指定席の快速列車なので、運賃にプラス1000円とお値打ちに乗れてしまいますが、「グリーン車指定席」として「青春18きっぷ」での利用は排除してるあたり、なかなか考えてるな、という印象。しかしながらこの列車、3月末にJR四国から「今年いっぱいでの引退」のアナウンスがありました。「伊予灘ものがたり」という列車自体は無くならないのですが、車両が新しいものに交換されるとのこと。現行のものは普通列車用のディーゼルカーであるキハ47系の改造車ですが、種車は既に製造から40年近く経過したものであるため、老朽化が大きな理由になっています。次は他の「ものがたり」列車と同じく、特急用ディーゼルカーキハ185系を改造した3両編成になるそうですが、そうなると列車種別も他と同じく「特急」扱いになってしまうのかも。

 

f:id:slips:20210427230425j:plain

この列車、とにかくサービスへの気合いが凄い。2両編成に3名のアテンダントがサービス専任で乗務しており、乗車の際はドアサイドでお出迎えしてくれます。ちゃんとカーペットまで敷かれてますよ。

 

f:id:slips:20210427230837j:plain

予讃線の車窓から瀬戸内海の眺望がウリですので、座席の配置も海側への眺めに配慮したデザインになっています。これ、JR四国の社員がデザインしたんだそうです。

 

f:id:slips:20210427231026j:plain

今日は海に面したカウンター席を指定。

 

f:id:slips:20210427231103j:plain

テーブルの上には紙おしぼりと、ラストランの記念乗車証が用意されています。マスクケースや連絡先記入シートは「新型コロナ下」ならでは、ですね。

 

f:id:slips:20210427231317j:plain

八幡浜駅を発車すると、すぐに沿線住民の皆様からのお見送りに遭遇します。奥のガソリンスタンドは大漁旗を振ってくれたり。この列車もそうですが、JR四国の観光列車って沿線からの「お見送り」が他よりちょっと「濃い」気がするんだよな…。

 

f:id:slips:20210427231515j:plain

程なく車内販売のメニューが配られました。

 

f:id:slips:20210427231545j:plain

この列車ではアテンダントがオーダーをとり、座席までデリバリーしてくれる形。精算は下車前に纏めて行います。ドリンク類はアルコールからノンアルコールまで、なかなか充実しています。

 

f:id:slips:20210427231755j:plain

食べ物はスナック程度とスイーツ系が中心。

 

f:id:slips:20210427231847j:plain

さっそく、この車内限定という焼酎「伊予栗 五年古酒」を水割りで戴くことに。おつまみはじゃこ天!と思ったのですが残念ながら品切れ。小魚の二名煮にしましたが、これもサクサク食感でお酒のお供にはピッタリでした。

 

f:id:slips:20210427232312j:plain

伊予大洲駅到着の直前、列車は肱川の鉄橋を渡る際に大洲城が車窓に。ここからが大洲城が一番綺麗に眺められるスポットとも言われているんだとか。よく見るとお城からもこちらに手や旗を振ってる人がいる!

 

f:id:slips:20210427232612j:plain

五郎駅を通過しますが、ここでは「たぬき駅長」が出没するのが見もの。この日は親子で登場してくれました…って沿線の方が「たぬき」の扮装でお見送りしてくれるんですよ…。実際、このあたりには以前は野生のたぬきが多く、駅長がいた頃は餌付けをしていたんだとか。

 

f:id:slips:20210427233013j:plain

伊予長浜駅を過ぎると、列車は瀬戸内海沿いに出ます。特急列車は伊予大洲から内陸のショートカット路線を通るので、この景色は拝めません。

 

f:id:slips:20210427233207j:plain

串駅の手前となる木村橋梁は「真下に海が見えるポイント」として減速運転します。確かに道路橋の下に透き通った海が。

 

f:id:slips:20210427233417j:plain

この列車のメインイベントの一つ、下灘駅に到着。ここで8分ほど停車します。ここは「海に近い駅」として有名で、数々のメディアにも登場したところ。「青春18きっぷ」のポスターにも使われていた筈。

 

f:id:slips:20210427233746j:plain

無人駅ですが、ちょっとした駅舎もあったり。

 

f:id:slips:20210427233824j:plain

やはり「駅」が観光地としても認識されているようで、ホームには「お出迎えの地元の方」だけでなく「駅を見に来た観光客」らしき方も多く、かなりの賑わいでした。駅前には小さいですが観光客用の駐車スペースなんかもあったりして。

 

f:id:slips:20210427234045j:plain

今日はお天気もいいので、時間帯があえば綺麗な夕陽が見えたんだろうなぁ。

 

f:id:slips:20210427234157j:plain

伊予上灘駅でも交換待ちで少し停車し、ドア開放がありました。

 

f:id:slips:20210427234238j:plain

こちらでは猫駅長さんがお出迎えしてくれました。前に乗ったときには下灘駅にいなかったかい君。

 

f:id:slips:20210427234336j:plain

今日は犬駅長もいるじゃないですか。

 

f:id:slips:20210427234411j:plain

ここでは大漁旗でお見送りしてくれました。

 

f:id:slips:20210427234443j:plain

ここでもうちょっとオーダー。松山のベーカリー「PetitParis」とのコラボでの期間限定スイーツ「ショコらぶかん」とアイスコーヒーでまったり。

 

f:id:slips:20210427234825j:plain

到着前にはグッズの販売も。定刻に松山駅に到着しました。

 

f:id:slips:20210427234918j:plain

そそくさを駅を出てバス乗り場へ。

 

f:id:slips:20210427234938j:plain

すぐの接続で、松山空港行きのリムジンバスに乗車しました。

 

f:id:slips:20210427235004j:plain

JR松山駅から空港までは20分程度、市街地から近いのね。

 

f:id:slips:20210427235036j:plain

飛行機に乗る前に夕食を、と「かどや」に入店。宇和島に本店をもつ「鯛めし」の有名店の支店です。実は空港内の他の飲食店は軒並み時短営業中で、こちらがラストオーダー夜7時とギリギリ間に合う唯一のチョイスだった、なんてのもありますが。

 

f:id:slips:20210427235242j:plain

ここは名物「鯛めし」、ではなく隠れた地元メシ「さつま飯」を戴くことに。魚のほぐし身を麦味噌やだし汁とすったものをご飯にかけて食べる料理で、素朴な味が意外とイケます。なんで「さつま」という名前なのかは諸説あって良くわからないらしい。

 

f:id:slips:20210427235621j:plain

登場時間までまだちょっとあるな…と思ったら、松山空港ってANAのラウンジあるじゃん! まぁ本来であれば羽田便がそこそこ高頻度で飛んでたりするんだから当然といえば当然ですね。ちょっとビール戴いて過ごしました。

 

f:id:slips:20210427235736j:plain

では、名古屋へ帰るぞ。

 

f:id:slips:20210427235805j:plain

機材はQ400。嫌いではありませんが、セントレアの国内線も小さな飛行機の便が増えたなぁ…。

ここにもそこにも隈研吾。檮原町の建築めぐり。

f:id:slips:20210426225629j:plain

檮原町隈研吾建築は「雲の上のホテル」だけじゃありません。

 

f:id:slips:20210426225732j:plain

檮原町にはあわせて6軒の隈研吾建築があります。そのうち2つが昨晩泊まった「雲の上のホテル」と、それに隣接して2010年に完成した「雲の上のギャラリー」ですが、2番目が2006年完成の「梼原町総合庁舎」です。

 

f:id:slips:20210426230151j:plain

土日でも館内の見学が可能。エントランス部分は大きなホールになっており、窓面は解放も可能な構造で「半屋外の広場」として設計されたものだそうです。

 

f:id:slips:20210426230530j:plain

3番目は2010年に完成した「マルシェゆすはら」。1階が地場品を中心としたショップ、2階以上がホテルとなっています。表通りに面したファサードを覆うのは萱。この地域では峠を越えた旅人を萱葺きの茶室で迎える習慣があり、それをモチーフにしたものです。萱葺きのピースは回転が可能で、外気の取り入れも可能。

 

f:id:slips:20210426231019j:plain

ショップ部分は3階分の吹き抜けに。宿泊施設は「雲の上のホテル別館」として営業中です。

 

f:id:slips:20210426231127j:plain

そして檮原町最新の隈研吾建築が「雲の上の図書館」と「YURIRIゆすはら」、2018年の完成です。

 

f:id:slips:20210426231252j:plain

外観はこれまでのものに比べると「大人しい」印象ですが、内部に入るとその印象は一変。複雑な木組みの屋根が圧倒的なビジュアルで迫ってきます。ここだけ見たら「代官山のTSUTAYA」とか言われても信じそうでしょ?

 

f:id:slips:20210426231700j:plain

この図書館、建物だけじゃなく中身も魅力的。人口3000人ちょっとの山奥の町とは思えないほど蔵書が充実しており、地元や高知に関する書籍類も数多く揃い、陳列方法も一工夫あるな、という解りやすさがありました。本の紹介コーナー等も多く、司書さんがしっかり仕事していることが伝わってきます。こんな図書館作るのって檮原町って油田でもあるのか?って感じですが、「定住人口を増やすためには図書館などの文化施設が必要」ということを町長が地域に説明して廻り理解を得て実現したものだそうですから、なかなか凄いもんです。

 

f:id:slips:20210426232607j:plain

図書館に隣接して建つのが「YURURIゆすはら」。「複合福祉施設」とのことですが、要は町営の老人ホームなどが入ってるところ。有名建築家の建物で過ごす老後かぁ…。

 

f:id:slips:20210426232854j:plain

外観は隈研吾らしく「木」を前面に押し出していますが、これまでの檮原の建築に比べると「外側に木の板を張りました」感が強いような…。

 

f:id:slips:20210426233319j:plain

さて、それにしても何故こんな山奥に隈研吾の建築が多数あるの?と誰でも不思議に思うはず。その理由がこの芝居小屋「ゆすはら座」です。高知県唯一の木造芝居小屋で、戦後すぐの1948年に檮原公民館として建てられました。この芝居小屋の保存運動に、独立して間もない頃の隈研吾が係わることになったことが大きなきっかけです。

 

f:id:slips:20210426233702j:plain

独立初期の隈研吾の建築は「ドーリック南青山ビル」や「マツダM2ビル」のようなバリバリのポストモダン。それが「ゆすはら座」に出会ったことで「木」を生かした建築を手がけるようになったようです。新聞のインタビューで「新国立競技場の原点は梼原」とまで言ってますよ…。

 

f:id:slips:20210426235246j:plain

「ゆすはら座」の中に足を踏み入れると、戦後すぐで資材も充分でなかった時代だと思うのですが、木材の並べ方だけで造られた天井の意匠など、確かに「これに影響を受けた」ということが理解できるような気がします。

 

f:id:slips:20210426235842j:plain

「ゆすはら座」の近く、総合庁舎の向かいにあるのが「梼原町立歴史民俗資料館」。

 

f:id:slips:20210427000109j:plain

ここにも小規模ですが隈研吾に関する展示室がありました。

 

f:id:slips:20210427000152j:plain

ここでも梼原の6つの隈研吾建築を紹介していますが、各建築の図面や隈研吾自身の活動なども含めての展示になっていました。

 

f:id:slips:20210427000451j:plain

もともとは梼原の歴史や生活を紹介する博物館なんですが、そちらの展示も意外と充実。歴史についてはかなり最近までの流れを紹介しているのですが、既に1950年代くらいに「もう鉄道の時代じゃない、マイカーの時代が来るから道路整備だ」みたいなことを町長が言い出してたりするのが凄いかも。なお、「雲の上のホテル」は総合庁舎などがある町の中心部からはかなり離れているため、建築巡りをするのであればクルマは必須ですね。

 

f:id:slips:20210427000755j:plain

梼原からは宇和島へと抜けるルートで帰還。その距離およそ50kmと、松山や高知よりもぐっと近いんです。国道197号から国道320号経由となりますが、全線に渡って良く整備された2車線の快走路が続きスムースに移動できました。レンタカーも宇和島で返却しましたが、松山空港で借りているので「同一県内」として乗り捨て料もかかりませんでした。梼原に行くなら宇和島からのアクセスがお勧め!と言いたいところですが、宇和島へのアクセスがそんなに便利じゃないんだよね。

 

f:id:slips:20210427001504j:plain

宇和島駅からは松山行き特急「宇和海」に乗車。

 

f:id:slips:20210427001544j:plain

アンパンマン列車」での運転でしたが、こちらは車内の天井にキャラクターのステッカーを少し貼っている程度。JR四国アンパンマン列車は「どこもかしこもアンパンマンだらけ」な車内のやつもあるからなー。

 

f:id:slips:20210427001826j:plain

八幡浜駅で下車します。

 

f:id:slips:20210427001850j:plain

ここでランチ。駅にあった「駅なか浜っ子」で、八幡浜名物の「ちゃんぽん」を頂きました。こちらの「ちゃんぽん」、肉や野菜がどっさり載っているのは「長崎ちゃんぽん」に近いビジュアルですが、スープが醤油ベース。これはこれで少しあっさり目で悪くありません。

 

 

あらこんなところに隈研吾。「雲の上のホテル」宿泊。

f:id:slips:20210423221700j:plain

高知の「雲の上のホテル」に行ってきました。

このホテルがオープンしたのは1994年、設計は隈研吾。国立競技場など「木」を使うのが特徴の一つともいえるのですが、「雲の上のホテル」はその原点のような存在とされています。昨年末、老朽化などを理由として建て替えが決まり、今年9月で営業を終了することが発表されました。新しいホテルも同じく隈研吾の設計となるようですが、今のうちに泊まりに行ってみることにしました。

 

ただ、ちょっと気になる点も。

 

travel.rakuten.co.jp

 

楽天トラベル」での評価が2.93点。正直、あんまり見ない低評価です。何が起きてるんだ。

 

www.jalan.net

 

ただ、「じゃらん」では3.7点と「まずまず」な感じ。この辺の「謎」も泊まれば解るかしら。

 

f:id:slips:20210423224044j:plain

名古屋からは飛行機で移動。セントレアからの出発です。

 

f:id:slips:20210423224115j:plain

スカイデッキに出てみたら国際線の機材がこんなに! 旅客便としては「運休」扱いでも、貨物輸送のために実際は飛んでるという便も結構あるらしい。

 

f:id:slips:20210423224233j:plain

保安検査を抜けてゲートへ。既に朝の出発便のピークは過ぎていますが、まぁまぁお客さんが多いような気がします。

 

f:id:slips:20210423224343j:plain

今日はこれから松山までのフライトです。「雲の上のホテル」があるのは高知県檮原町というところになります。高知県愛媛県の県境にあたるところなんですが、とにかく行きにくい…。公共交通は高知の須崎からバスがあるのですが、本数は1日7便と決して多くなく、「地方の公共交通あるある」で須崎駅発着のJRのスケジュールとバスのスケジュールが嫌がらせレベルで連動していません。高知から須崎への各駅停車の須崎駅到着が15:32なのに、檮原行きのバスの須崎駅発車時間が15:32ってどういうこと? その一本前の特急に乗ると須崎駅で1時間以上待たされるのですが、どういうコンセプトでこんなことになってるのか…。高知空港からレンタカーで行くと、移動距離はおよそ100kmほどになりますが、高知行きは名古屋だと小牧からの就航になります。で、意外な盲点だったのが松山空港からのアプローチ。実はこちらの方が80kmちょっとと、実は近かったりするんですよね。暫く使い道のなさそうなANAのマイルも消化できるし…と、松山空港からレンタカー利用、という手段を選びました。

 

f:id:slips:20210423225418j:plain

松山行きのANA3163便はアイベックスエアラインズとのコードシェア便です。セントレアANA便も傘下の新興キャリア運航に移管されるのが増えたなぁ、という印象。

 

f:id:slips:20210423225558j:plain

機材はCRJ700。カナダのボンバルディアの飛行機、なんですが、昨年ボンバルディア社はCRJの事業を三菱重工に売却しました。そのため、最近「Flightradaer24」でフライト検索すると機材名に「Mitsubishi CRJ-700」とか表示されるようになったりしています。

 

f:id:slips:20210423230230j:plain

瀬戸内海を眺めながら約1時間のフライトで松山空港に到着しました。

 

f:id:slips:20210423230308j:plain

着いた時間はちょうどお昼時。先に昼食にしてしまおうとターミナルビル1階の「マドンナ亭」へ。

 

f:id:slips:20210423230358j:plain

お店の名前を冠した「マドンナ亭うどん」を選択。店の名前を託されるくらいならイチオシな筈です。

 

f:id:slips:20210423230517j:plain

…と思ったら「おすすめメニュー」には入ってないじゃん。まぁ愛媛だしじゃこ天とかに行きがちだよね。

 

f:id:slips:20210423230606j:plain

空港からはレンタカーを予約済みです。到着ロビーにレンタカー各社のカウンターがありますが、常時係員がいるわけではないようで、デスク上の電話で呼び出して迎えに来て貰うようになっていました。

 

f:id:slips:20210423230828j:plain

すぐに送迎車が来て、オフィスまで連れて行ってくれました。手続きを済ませて出発。

 

f:id:slips:20210423231042j:plain

松山空港は市街地にも近く、空港周辺の道路は比較的交通量も多くて抜けるのに時間がかかりましたが、郊外に出れば流れもスムースで快適なドライブとなりました。国道440号を南下していきますが、四国にしては(失礼!)ほぼ全線で2車線が確保されていて「酷道」な部分は殆どありません。ちょっとだけこんな感じで1.5車線みたいな区間もありましたけど。

 

f:id:slips:20210423231700j:plain

県境を越えて高知県に入ると檮原町です。四万十川あたりでよく見かける沈下橋がここにもありました。

 

f:id:slips:20210423232037j:plain

ちょっとスケールは小さめですが、雰囲気は悪くないです。今でも集落から国道への歩道として活用されているそう。

 

f:id:slips:20210423232146j:plain

のんびり流して2時間半ほどで、やってきました「雲の上のホテル」。

 

f:id:slips:20210423232249j:plain

屋根は飛行機の翼をイメージしたデザインだそうですが、このアングルだとそれがよく解ります。

 

f:id:slips:20210423232348j:plain

早速チェックイン。フロントはレストランとエリアとしては一体となっています。

 

f:id:slips:20210423232434j:plain

客室はこちらの棟になります。

 

f:id:slips:20210423232715j:plain

ではお部屋へ。

 

f:id:slips:20210423232739j:plain

お部屋は割と普通な感じ。ベッドがなぜか3台も入っているので、ちょっと手狭な感じはあるかもな…。他の洋室も基本的にベッド3台になっているようです。なお最近のホテルには珍しく、部屋にはWIFIの用意はナシ。フロント・レストランのエリアのみで使用可能でした。

 

f:id:slips:20210423232927j:plain

部屋の片隅にはデスクが。テレビや冷蔵庫、金庫もここにあります。部屋の大きさにしてはテレビが小さめかな?

 

f:id:slips:20210423233028j:plain

お茶セットは緑茶が。高知っぽくお茶菓子としてミレービスケットが用意されているのが面白いところ。

 

f:id:slips:20210423233132j:plain

洗面所は金属部分の使い方なんかに若干バブル期の匂いを感じなくもありません。まぁ隈研吾って、この前は「バブル期建築の総決算」みたいなマツダのM2ビル手がけてたりするんだよね(まぁアレも決して本人の意向が反映された結果でもなかったらしいですけど)。

 

f:id:slips:20210423233418j:plain

室内にはバスルームも設置。

 

f:id:slips:20210423233441j:plain

トイレもセパレートで設置されていました。ここにタオルが1枚備え付けてあるのが意外とポイント高いかも。

 

f:id:slips:20210423233542j:plain

このホテルに隣接する形で「隈研吾の小さなミュージアム」も設置されています。

 

f:id:slips:20210423233616j:plain

ミュージアムの開館時間は朝10時から午後5時まで、入館料は200円ですが、宿泊者は無料で観覧できます。また開館時間外でも、VTR等の上映はありませんが見学可能になっていました。

 

f:id:slips:20210423233900j:plain

ここ檮原町には、隈研吾設計の建築がなんと6軒も建っています。このミュージアムはその6軒の隈研吾作品に関する展示を見ることができます。「雲の上のホテル」を手がけた頃、関係者に設計案を説明している写真とかもありましたが「青年・隈研吾」って感じで映ってました。

 

f:id:slips:20210423234130j:plain

この「雲の上のホテル」に隣接し、これも隈研吾設計の「雲の上のギャラリー」があります。先ほどの「隈研吾の小さなミュージアム」もこのギャラリーの一部。

 

f:id:slips:20210423234233j:plain

マッチ棒を組み合わせたような特徴的な外観ですが、その中はホテル宿泊者が温泉へ行くための通路、として利用されていたりします。

 

f:id:slips:20210423234439j:plain

ホテルに隣接して温泉施設「雲の上の温泉」があるのですが、宿泊者はいつでも無料で入浴できるんです。ホテルから温泉への移動に、先ほどの通路を通って行くんですね。なお、この温泉の建物は隈研吾じゃありません。

 

f:id:slips:20210423234617j:plain

地上まではエレベーターで。部屋の鍵にはICチップもついており、これをかざすとエレベーターが動くしくみ。

 

f:id:slips:20210423234705j:plain

温泉の正面玄関とは別に、エレベーターそばに宿泊者用の出入り口が用意されています。

 

f:id:slips:20210423234759j:plain

フロントで部屋の鍵を出すと、脱衣場のロッカーを交換で渡してくれます。バスタオルとハンドタオルもここで貸してくれるので、手ぶらで来れるのが有り難いです。本来は外来入浴がメインの施設なので内湯も広く、露天風呂も自然の中で開放感があって気持ちいい環境でした。

 

f:id:slips:20210423235006j:plain

浴室のそばには休憩スペースも。この先には温水プールもあり、これも宿泊者なら追加料金なしで利用可能のようです。

 

f:id:slips:20210423235257j:plain

夕食はレストランで。ディナーについては宿泊者専用での営業体制のようでした。

 

f:id:slips:20210423235547j:plain

今日のメニューはこんな感じ。和食の会席です。

 

f:id:slips:20210423235640j:plain

食事のお供は高知の地酒「司牡丹」をチョイス。

 

f:id:slips:20210423235858j:plain

まずは前菜とお造り。

 

f:id:slips:20210424000125j:plain

続いて鮎の塩焼き。アタマからバリバリ戴きました。

 

f:id:slips:20210424000203j:plain

炊き合わせ。

 

f:id:slips:20210424000228j:plain

続いて登場したのは鰹のたたき。お造りとは別枠で出てくるのね。

 

f:id:slips:20210424000308j:plain

河豚のからあげは揚げ立てで提供されました。

 

f:id:slips:20210424000349j:plain

肉料理は四万十ポークの陶板焼き。

 

f:id:slips:20210424000436j:plain

このへんでご飯と碗を持ってきて貰いました。碗ものは鯛のすまし汁、いい感じでダシが出てました。

 

f:id:slips:20210424000544j:plain

最後にデザートで〆です。このホテルはスペシャリテとしてチーズケーキが有名らしいのですが、ソレはデフォルトでは出てこないみたいです。別注品のメニューには載ってましたので、在庫があれば追加でのオーダーはできるようですが。

 

f:id:slips:20210424000709j:plain

夕食の後はまた温泉でのんびり。夜はギャラリーもライトアップされ、また綺麗な姿を見せてくれます。

 

f:id:slips:20210424000754j:plain

一晩明けてまた温泉…といいたいところですが、「雲の上の温泉」は朝の営業がありません。実はホテルにも温泉浴場は設置されており、朝の時間帯はこちらで入浴できるようになっているんです。

 

f:id:slips:20210424000914j:plain

内湯のみでそれほど広くないのですが、浴室内に大きな窓もあって開放感もそこそこ、こちらも悪くない感じです。ただ、塗装のハゲが目立つなど、ちょっとメンテに難がある印象は拭えないかな…不快感を感じるほどではないけど。

 

f:id:slips:20210424001059j:plain

朝食もレストランでの提供。メニューは一般的な感じですが、ご飯は檮原産のコシヒカリだそう。

 

f:id:slips:20210424001156j:plain

9時過ぎにチェックアウト。サービス面でも特に気になるような点はなかったし、充分快適に過ごせました。ただ、「老朽化により建て替え」となっただけあって、建物内で劣化を感じる部分は確かにありました。メンテナンスに課題があったんじゃないか、って気がしなくもないのですが…。木造建築な分、上階の足音などが聞こえてくるようなこともあったのは確か。宿泊料も2食付きで1万5千円以上くらいと「そこそこ」ではある上に「あの隈研吾設計のホテル」ということで期待値が上がってしまった分、評価が厳しめになってしまうのかもしれません。自分としては平均点レベルの宿という感想ですが、「隈研吾の作品」ってのが下駄を履かせてるのかも…。ただ、そんなに酷い、ってわけじゃないとは思いますよ。

祝!Peachセントレア就航!「Peachひがし北海道フリーパスSP」で流氷を求めて。その5:祝!「ガリンコ号 Ⅲ IMERU」就航、で海上遊覧。

f:id:slips:20210420234737j:plain

紋別の期待を背負ってのデビュー、みたいです。

 

f:id:slips:20210420234824j:plain

北海道も今日が最終日。早起きして紋別港「ガリンコステーション」にやってきました。

 

f:id:slips:20210420234945j:plain

これから、今年から就役した「ガリンコ号Ⅲ IMERU」で流氷観光&サンライズクルーズ、なんですが…昨日同様に海には流氷など影も形もなく、加えて雪のちらつくお天気なのでオホーツク海から昇る朝日を拝むこともできなさそうです。ただ単に薄暗い海の上を彷徨うだけ、というなかなか微妙なクルージングではありますが、この新型船に乗ってみたくもあったので、まぁ我慢我慢。なお、ガリンコ号は流氷がないときは「海上遊覧」として乗船料が500円割引になります。

 

f:id:slips:20210420235430j:plain

ガリンコ号Ⅲ IMERU」はこれまでの「ガリンコ号Ⅱ」に比べてかなり大型化しており、トン数も150トンから350トンに拡大。船内も3階建て構造になっています。「IMERU」はアイヌ語で「光」という意味。紋別の観光に更なる「光」をもたらすことを期待されてのことでしょうが、登場のタイミングが残念な感じ…。新型コロナなどなければ、流氷を求めてアジア各国からやってきた外国人観光客で溢れていたはずなのにねぇ。

 

f:id:slips:20210420235846j:plain

乗船口があるのは2階で、ここがメインフロア。

 

f:id:slips:20210421000020j:plain

進行方向がよく見える展望室もあります。

 

f:id:slips:20210421000059j:plain

後方には案内所を兼ねた売店も。

 

f:id:slips:20210421000135j:plain

1階にはボックスタイプのシートもあり、グループにはこちらが使い勝手がよさそう。また窓の位置が海面に近いので、流氷があるときには間近で鑑賞できるのもメリットかもしれません。

 

f:id:slips:20210421000258j:plain

3階は展望フロア風に窓側に向いた座席が並びます。

 

f:id:slips:20210421000340j:plain

朝6時、サンライズクルーズは出航しました。

 

f:id:slips:20210421000410j:plain

隣に停泊していたのはこれまでの主役だった「ガリンコ号Ⅱ」。新船が投入されても引退するわけではなく、2隻体制での運行となるようです。

 

f:id:slips:20210421000613j:plain

雪のちらつく中、穏やかなオホーツク海を一路沖合に向かって進んでいきます。

 

f:id:slips:20210421000659j:plain

ガリンコ号」の大きな特徴といえば、船首に装備された「アルキメディアンスクリュー」でしょう。このジェットモグラのドリルみたいなヤツが流氷をガリガリ割りながら進んでいくのがガリンコ号のウリなワケですが、このスクリューが動く様子も見れるようになっていました。ただし今日は単に海をかき混ぜているだけですが。

 

f:id:slips:20210421001137j:plain

3階からは外のデッキに出ることもできます。

 

f:id:slips:20210421001207j:plain

外部デッキは船首の方まで繋がっており、前方展望も開けています。あぁ、ホントに流氷があったら凄くダイナミックな景色が楽しめていたんだろうなぁ。

 

f:id:slips:20210421001324j:plain

沖合で折り返し、紋別港内を周遊。

 

f:id:slips:20210421001355j:plain

約1時間ほどの航海ののち、ガリンコステーションに帰還です。

 

f:id:slips:20210421001453j:plain

ターミナル内にはこんなポスターが貼られていました。1980年から2019年までの流氷の量を示したグラフなんですが、確かに年々減ってきているような点。特に紋別での流氷の量がかなり少なくなってきているのが気になります。流氷は海に氷が張っているわけではなく「氷の塊が浮いている」状態なので、風向きで接岸したり沖合に流されたりをワンシーズン内でも繰り返したりします。実際、以前に紋別に来たときにも、到着した日には全く流氷が見えなかったのに翌朝起きたら海にびっしり流氷!なんて経験もありました。ただ、全体的に減少しているなら、紋別での流氷観光も今後厳しくなっていくのかもしれません。

 

f:id:slips:20210421001938j:plain

ガリンコステーションを出ると「ガリンコ号Ⅲ IMERU」が停泊しているのが見れます。こうしてみると、なかなか大きい船って感じです。

 

f:id:slips:20210421002052j:plain

こちらが「ガリンコ号Ⅱ」ですが、やはり比べると小さく見えますね。

 

f:id:slips:20210421002145j:plain

まだ朝7時なので一旦ホテルに帰還。なんだか晴れてきました。さっきのサンライズクルーズの前にこういう天気になってればなぁ。

 

f:id:slips:20210421002244j:plain

これから網走まで戻るのですが、その前に紋別市立博物館に立ち寄り。

 

f:id:slips:20210421002356j:plain

新しいガリンコ号の就航を記念して、ちょうどここで「ガリンコ号の歴史展」という企画展を行っていたんです。これを見ようと思った次第。

 

f:id:slips:20210421002514j:plain

これが当時の写真や新聞記事、ポスターやパンフに模型など色々と充実した内容でした。

 

f:id:slips:20210421002610j:plain

ガリンコ号」のはじまりは、三井造船が北極圏の油田開発用に海上・氷上どちらも走れるように開発したこの「AST-001」でした。

 

f:id:slips:20210421003028j:plain

そしてこれが初代の「ガリンコ号」の初期の姿。AST-001から発展した実験船として1981年に建造された船が紋別市に貸与され、世界初の観光砕氷船として1987年から運行開始しました。当初は吹き曝しのデッキに客席が設けられ定員は32名しかなかったようですが、かなりの人気を集めたようです。

 

f:id:slips:20210421003401j:plain

そこで1989年のシーズンからは2階建てに改装、定員を70名に拡大しました。この初代「ガリンコ号」は1996年まで活躍し、今ではガリンコステーション近くに展示されています。そして1997年に2代目の「ガリンコ号Ⅱ」へと交代しました。展示された新聞記事を読むと、この「ガリンコ号」が地元の期待を背負っている存在であることがひしひしと伝わってきたのが印象的でした。

 

f:id:slips:20210421003545j:plain

なおこの博物館、常設展示も見応えがありました。今日は時間がなくじっくり見れなかったのが残念。

 

f:id:slips:20210421004114j:plain

また氷結したサロマ湖を眺めながらのドライブです。

 

f:id:slips:20210421004155j:plain

ちょっと休憩、「道の駅サロマ湖」に立ち寄り。

 

f:id:slips:20210421004234j:plain

なんか雪像があるな、と思ったら…あ、あの大流行のヤツでした。

 

f:id:slips:20210421004313j:plain

レンタカーを返却し、網走駅へ戻ってきました。

 

f:id:slips:20210421004355j:plain

あとは一路、名古屋を目指して移動開始です。まずは特急「大雪」で旭川まで。

 

f:id:slips:20210421004435j:plain

車内で昼食。網走駅の駅弁「もりや」で購入したものです。

 

f:id:slips:20210421004611j:plain

ちょっと奮発して「かに・いくら弁当」を戴きました。

 

f:id:slips:20210421004647j:plain

旭川到着。

 

f:id:slips:20210421004706j:plain

ここで札幌行きの特急「ライラック」へ乗り換えです。元旦に来たときは接続する「ライラック」が運休という目に遭いましたが、今日はちゃんと走ってくれるようです。

 

f:id:slips:20210421004813j:plain

北海道新幹線開業前には青函トンネルを走っていた789系です。

 

f:id:slips:20210421004930j:plain

もうすっかり夕方、車窓から日が沈んでいくのがちょっと見えました。

 

f:id:slips:20210421005009j:plain

札幌ではすぐの接続で新千歳空港行きの快速「エアポート」へ乗り換えました。

 

f:id:slips:20210421005044j:plain

予定通り、新千歳空港に辿り着きました。

 

f:id:slips:20210421005109j:plain

空港に着いたら、まずはチェックインしないといけません。さすがLCCPeachのカウンターはターミナルの端っこにありました。ちょうど成田・関空への便も重なっていたためか、チェックインカウンターはかなりの混雑でした。しかしまぁ、LCCといえばオンラインチェックインとかで空港での手続きを減らすような省力化を図る会社が多いのに、なんでPeachは空港チェックイン必須なんだろ。ライアンエアなんか空港でチェックインするとバカ高い手数料取られたりするのに…。

 

f:id:slips:20210421005544j:plain

ターミナルの商業エリアは既に閉店しているお店や臨時休業中のお店も多く、まだ夜7時というのに寂しい雰囲気が漂います。この時間の新千歳なんて本来なら旅行から帰る観光客が最後のお土産購入をすべくごった返していないとおかしいのですが。

 

f:id:slips:20210421005808j:plain

飲食店も既に閉店時間を迎えているところが多かったのですが、「北海道ラーメン道場」は殆どのお店が営業中でした。そのせいかお客も集中していて、なかなかの混み具合。人気店「えびそば一幻」には長い行列もできていました。その中で「そこそこ混んでるけど待ち時間なし」な感じだった「札幌ラーメン 雪あかり」で軽い夕食、ということにしました。

 

f:id:slips:20210421010116j:plain

ここは基本の味噌ラーメンで。凄くスタンダードというか「見本品」みたいな味噌ラーメンでした。

 

f:id:slips:20210421010419j:plain

あとはそのままゲートへ向かいます。新千歳空港は保安検査を抜けたゲートラウンジは全て繋がっているのに、保安検査場が航空会社毎に厳密に分けられているのがちょっと面倒な気がします。隣のエリアの保安検査場が空いていても「この航空会社はあちらの検査場しか通れません」みたいな感じ。この日もPeach用の検査場は成田・中部・関空行きがほぼ同時に出発するようなスケジュールだった為にかなりの行列だったんですよね。搭乗券のチェックとか、保安検査基準の航空会社毎の微妙な差など色々あるんでしょうが、もうちょっと柔軟にすればスタッフ側のワークロードも平準化できそうなんだけどねぇ。

 

f:id:slips:20210421010808j:plain

で、セントレアに定刻に到着です。

 

祝!Peachセントレア就航!「Peachひがし北海道フリーパスSP」で流氷を求めて。その4:「流氷物語号」乗車と「なんちゃって流氷」鑑賞。

f:id:slips:20210419223244j:plain

ちゃんとした流氷見たかったなぁ…。

 

f:id:slips:20210419223400j:plainホテルを出て北見駅へ。今日は飛び石連休の中日で平日、ちょうど通学時間にも重なったので学生の集団と遭遇しました。ここから路線バスやスクールバスで学校へ向かうようです。

 

f:id:slips:20210419223855j:plain

網走行きの普通列車は3両編成ですが、制服姿の皆さんでほぼ満席状態でした。北見の隣の柏陽駅、その隣の愛し野駅もすぐそばに高校があり、皆さんそちらの生徒さんの様子。たった2駅過ぎただけで車内はガラガラになってしまいました。

 

f:id:slips:20210419224327j:plain

網走駅に到着しましたが、ここで「流氷物語号」に乗り換えます。

 

f:id:slips:20210419224408j:plain

「流氷物語号」はオホーツク海の望める釧網線の網走~知床斜里間で、流氷がやってくる冬の季節だけ運転している臨時列車です。この区間には2016年まで「流氷ノロッコ号」というトロッコ列車が流氷観光向けに設定されていました。極寒のオホーツク海沿いにトロッコ列車を走らせるという凄い企画でしたが、北海道らしい寒さを体感できるし、開放感(といっても開口部には透明アクリル板を張るなど吹き曝しではなかったですが)もバッチリで景色も見やすい、と結構悪くない存在。しかしながら、トロッコ列車を牽引するディーゼル機関車の台数確保が難しくなった上に、これらのディーゼル機関車は冬期は除雪に充当しなければならないなどの事情で、トロッコ列車釧網線での運転を終了させることになったのです。トロッコ列車自体は夏の釧網線富良野線などでまだ走っているのですが…。ただ、流氷観光向けの観光列車が全くなくなってしまうのも影響が大きいことから、通常のディーゼルカーを使用した列車として継続することになりました。それが2017年から運行開始となった「流氷物語号」です。これまでは普段この路線を走っているキハ54系にラッピングした車両が使われていましたが、今年は「流氷物語号」として5周年を迎えることから観光用の「北海道の恵み」シリーズ車両の投入となっていました。

 

f:id:slips:20210419225430j:plain

また今年は1980年代のパソコンゲーム北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ」とのコラボも、雲岡開始周年企画として行われていました。「オホーツクに消ゆ」はその後ファミコンにも移植され、当時は名作アドベンチャーゲームとして名を馳せた存在ではあるのですが、「なんで今?」という気がしたのは確か。でもその裏には、なかなか凄いドラマがあったようです。

 

nlab.itmedia.co.jp

 

30年以上前のコンテンツだけあってコラボするにも誰に許諾を得るのか等が相当に散らかっていたようですが、それが線が繋がって解決に至ってるのがまさにアドベンチャーゲームのようです。

 

f:id:slips:20210419230516j:plain

「北海道の恵み」シリーズは「北海道命名150周年」だった2018年に普通列車用のキハ40系を改造して4両が登場しました。普段は通常の運用にも入るので車内の改造は最小限といったところで、座席のボックスにテーブルが設置されているのが目立つ程度です。なお、車内ではロングシート部分でグッズ販売が行われていました。「流氷物語号」の乗車記念品に加え「オホーツクに消ゆ」コラボグッズも多数。

 

f:id:slips:20210419231017j:plain

「流氷物語号」は網走を発車し、釧網線知床斜里へ向け南下していきます。車窓には爽やかに晴れた空の下に広がる青いオホーツク海が広がっています…。車内の案内放送でも言ってましたが、最近は流氷の量もかなり減ってきている様子。昔は一度流氷が接岸すると、余程のことが無い限り海が海氷で閉ざされたままになっており、南風が吹いて沖に押し流されてもすぐに戻ってくることが多かったとのこと。それが最近ではタイミングが良くないとなかなか見れない、なんて感じになってしまっているようです。確かに北海道には大学生の頃から時折訪れていますが、冬はもっと「流氷」って「割と見れるもの」だったような気がします。「流氷が少なくなった」のは網走にとっても大問題で、勿論「観光」への影響もあるのですが、それよりも大きいのが漁業への影響。流氷が来る期間は漁船を陸上にあげる必要があるので漁に出れませんが、この禁漁期間があることで水産資源の保護に繋がっているのでは?と言われるようになってきているようです。また流氷自体が海への栄養補給のような役割があるのではという研究結果もあるそうで、流氷が無くなることによる水産資源への影響が懸念されているんだとか。

 

f:id:slips:20210419232128j:plain

北浜駅では10分停車。

 

f:id:slips:20210419232153j:plain

このは駅のホームからオホーツク海が間近に見えることで有名なところ。海を見渡せる展望台も設置されています。

 

f:id:slips:20210419232257j:plain

上からはオホーツク海の向こうに知床連山まで見渡せます。流氷が来てると絶景なんだろうなぁ、これ。

 

f:id:slips:20210419232432j:plain

およそ1時間、知床斜里駅に到着。

 

f:id:slips:20210419232532j:plain

ここでは、そのまま網走に折り返します。

 

f:id:slips:20210419232652j:plain

網走までは快速「しれとこ摩周号」に乗車しました。これ、「快速」となっていますが通過する駅が殆どありません。網走までも冬は営業してない臨時駅を通過するくらい…。

 

f:id:slips:20210419232904j:plain

相変わらず車掌に広がるのは青い海。流氷の位置情報は海上保安庁気象庁など様々なソースで得ることができるのですが、メインの海氷帯は今日も沖合20~30km以上先。そりゃ見えないし、観光船で近づける距離でもないようです。

 

f:id:slips:20210419233308j:plain

網走駅に到着後、今日はレンタカーを借りて移動します。本当は網走からの流氷観光船「おーろら」の乗船を考えていたのですが、乗っても流氷は見れず単なる「オホーツク海遊覧」の状況です。ツイッターなどで発信される流氷の状況などを見る限り、知床のウトロまで行けばそれなりの流氷が見れるようですが、そこまで行く時間はなさそう。ただ、その手前で斜里の少し先の峰浜の海岸にも流氷が残っているようなので、そちらに行ってみることにしました。

 

f:id:slips:20210419233805j:plain

先ほどは鉄道で辿ったルートを、今度は国道244号で。途中、北浜駅に再度立ち寄りました。

 

f:id:slips:20210419233951j:plain

この駅舎にある喫茶店「停車場」でランチを戴くためです。国鉄末期に釧網線のこの辺りの駅のいくつかで、無人となって空いたスペースに飲食店を入居させたケースの一つです。ここ以外では隣の藻琴駅に喫茶店、止別駅にはラーメン屋が入り、30年以上経った今でも元気に営業中。この「停車場」も以前は旅行のついでに立ち寄っていたのですが、ここで食事するのは久しぶりです。

 

f:id:slips:20210419234714j:plain

今日のランチメニューからオムカレーを注文。カレーソースはシーフード入りです。

 

f:id:slips:20210419234810j:plain

そのまま進み、峰浜海岸へ来てみたところ、こんな風景が広がっていました。あ、ちょっと流氷が来てるっぽい!

 

f:id:slips:20210419234910j:plain

こうしてみると海が海氷で覆われているようですが…。

 

f:id:slips:20210419234955j:plain

実際には「く」の字に曲がった海岸線のところに沖へ流されず残った氷が溜まっている、といった程度なんですよね。それでも全く見れないよりはマシかも。

 

f:id:slips:20210419235110j:plain

今日はこのまま紋別まで向かう予定。途中、網走の道の駅に休憩がてら立ち寄ります。

 

f:id:slips:20210419235224j:plain

ちょうど最終の流氷観光船が出航するところでした。実はこの観光船を運航する会社、ほんの10年ほど前までは名鉄グループだったんですよ。同じく網走周辺をカバーする網走バスも名鉄グループでした。実際、名鉄に入社するとグループ会社配属ってルートもあり、こういう地方のグループ会社への勤務を命じられることもあったそうです。よくドラマなんかで「お前は明日から網走勤務だ!」とかってのがあるけど、名古屋に地元企業に入ったと思ったらコレがリアルであり得た、ってことらしい…。それにしても凄かったのね名鉄

 

f:id:slips:20210419235713j:plain

紋別まで移動の途中、こんなところにも寄ってみました。

 

f:id:slips:20210419235922j:plain

常呂漁港近くにある通称「氷漬け灯台」とか「モーゼ」とか呼ばれ、最近ちょっと話題のスポットになりつつあるらしいです。冬になると灯台が海からの風雪で氷だらけになってしまい、こんな形になってしまうんだとか。海が流氷で覆われているとより「モーゼ」っぽい見た目になるんじゃないのかな。

 

f:id:slips:20210420000334j:plain

あとはサロマ湖沿いの道がずっと続きますが、サロマ湖は完全に凍結しているようです。

 

f:id:slips:20210420000429j:plain

夕方6時前に今日のお宿「紋別プリンスホテル」に到着です。何かイベントでもあるのか、こんな時期ながらかなり混んでいる様子。

 

f:id:slips:20210420000539j:plain

シングルルームですが、ビジネスホテルよりは広めの印象。

 

f:id:slips:20210420000622j:plain

このホテル、地下に天然温泉の大浴場があります。街中なので景色は楽しめませんが露天風呂もあり、内湯も広くて快適でした。

 

f:id:slips:20210420000832j:plain

夕食は外で。ホテルの近くには飲食街があり、お店もそこそこ多いようなので、食事場所には困らなさそうです。

 

f:id:slips:20210420001056j:plain

特に予約などはせず、紋別ではかなり評判のよさそうな居酒屋に行ってみたのですが「今日は予約で満席」とのこと。空くまで待つと伝えたのですが「何時空くか解りませんねぇ」と明らかに不歓迎ムードだったので諦め、すぐ近くにあった「じん兵衛」へ。

 

f:id:slips:20210420001313j:plain

こちらも悪くなさそうです。ビールで始めます。

 

f:id:slips:20210420001401j:plain

刺身盛り合わせ。

 

f:id:slips:20210420001420j:plain

たちぽん。

 

f:id:slips:20210420001435j:plain

最後にホッケのフライ。ホッケといえば焼き魚が定番ですが、フライもホクホクの身が楽しめて美味です。大将とお話しする中で「この時期、紋別の旬の海の幸を求められるのが一番困るんですよねぇ」と。え?なんですと?紋別なんてみんな「食」はソレめあてなんじゃないの?と思ったのですが、考えてみればオホーツク海沿岸では冬になると流氷が来るので漁に出れないし、そもそも漁船も氷で潰されないように陸上に挙げてしまうわけですから、今の時期は海産物があがってこないんだよね。当然の話っていえばそうなんだけど、意外と盲点だな…。

 

祝!Peachセントレア就航!「Peachひがし北海道フリーパスSP」で流氷を求めて。その3:祝!運行継続決定「SL冬の湿原号」乗車。

f:id:slips:20210415234142j:plain

これも明るい話題ですかね。

 

f:id:slips:20210415234645j:plain

「ふく井ホテル」をチェックアウト。帯広駅へ向かいます。

 

f:id:slips:20210415234726j:plain

特急「おおぞら」釧路行きに乗車します。

 

f:id:slips:20210415234814j:plain

車内で朝ご飯。帯広ではソウルフード扱いともいわれるパン屋「ますや」のパンです。

 

f:id:slips:20210415235037j:plain

終着の釧路。

 

f:id:slips:20210415235106j:plain

釧路で乗り換えるのは「SL冬の湿原号」です。2000年に運行を開始し、今ではすっかり「道東の冬の風物詩」といえる存在になってきましたが、ご存じの通りJR北海道は深刻な経営難。以前はニセコや大沼にも運転されていたSL列車も今では冬期の釧網線だけになってしまいましたし、このSLも間もなく定期検査の時期を迎えることから、多額の費用がかかる検査を諦めて廃止されるのでは?と噂されていたのです。ですがこの2月、JR北海道は「SL冬の湿原号」の運転を継続する旨のプレスリリースを行いました。

 

https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20210210_KO_SL.pdf

 

SLの定期検査はもちろん、老朽化した客車も2年かけてリニューアルを行うとのこと。乗り鉄的にも嬉しいのは勿論、道東の観光業界にとっても嬉しいニュースだったんじゃないでしょうか。

 

f:id:slips:20210416000654j:plain

「SL冬の湿原号」の客車は国鉄時代に特急用に製造された14系客車がメイン。もともとは二人掛けのリクライニングシートが並んでいた車内は、レトロ風にするためボックスシートに取り替えられ、ボックスには大きなテーブルも設置。車内の一角には石炭ストーブまで用意されていたりします。

 

f:id:slips:20210416000955j:plain

列車は終点の標茶を目指し釧網本線を北上します。車窓には雪景色の釧路湿原が広がり、この風景も「SL冬の湿原号」の魅力の一つでしょう。

 

slips.hatenablog.com

 

去年の8月にもほぼ同じルートを「釧路湿原ノロッコ号」で辿っていますが、夏と冬の風景が全然違うんですよね。

 

f:id:slips:20210416001338j:plain

茅沼駅では名物?のタンチョウを見ることができました。この駅は駅長が餌場を作りタンチョウを餌付けしていたことで知られています。茅沼駅が無人駅となった今でも地元の方が餌付けを続けているそうです。

 

f:id:slips:20210416001837j:plain

釧路からのんびり走って1時間半、標茶駅に到着です。駅にも運行継続を祝う横断幕が。

f:id:slips:20210416001955j:plain

お出迎えも気合いが入った盛り上がりっぷりで、なんかご当地キャラらしきものも出ていました。後で調べたら、「ミルクックさん」「ハッピーくろべえ」というお名前だとか。「ミルクックさん」は「牛乳消費促進キャラクター」、酪農が主要産業という標茶町らしいキャラですね。「ハッピーくろべえ」は「標茶の牛肉のおいしさをアピール」したりするキャラらしいのですが、公式設定には「本人は自分が肉牛だとはまだ気づいておらず、いたって楽天的な性格」なんてのが…ブラックやな。

 

f:id:slips:20210416002644j:plain

反対側のホームから、じっくり列車を眺めてみます。

 

f:id:slips:20210416002740j:plain

この列車、5両の客車のうち1両だけ形式が違う旧型客車が繋がっています。一部がカフェスペースになっていますが、SL現役時代の客車ですので、ガチの雰囲気が味わいたいならこの車両を指名すべし。

 

f:id:slips:20210416002931j:plain

この日は「SL冬の湿原号」利用者向けに、地元からのおもてなし企画として標茶駅周辺の飲食店へジャンボタクシーで無料送迎するサービスが行われていました。単に希望の店に案内するだけではなく、次の乗車予定の列車の時間などを聞いて、その時間内に食事して戻って来れそうな店を各店舗の混み具合などを逐次確認しながら案内する、という内容。特にそのまま釧路行きの「SL冬の湿原号」で折り返すお客も多いため、それに配慮したもののようでした。標茶でのランチは駅から1km弱ほど離れた「手打ち蕎麦 味匠もり」に目星をつけていたので、そこまで片道だけ利用させて貰いました。駅までの帰りは送迎時間がうまく合わないかも、とのことだったので「別にいいですよ駅まで歩いて帰りますから」と言ったところ「え!歩くの!」と妙に驚かれてしまった…。クルマ移動の多い地方「あるある」で、普段はクルマで行ってるので歩く感覚が特にない、ってやつですね。

 

f:id:slips:20210416003841j:plain

こちらでは冬限定メニュー「厚岸産かき蕎麦」を戴きました。1300円となかなかのお値段ですが、大ぶりのかきが5個も入ってます。

 

f:id:slips:20210416004142j:plain

標茶駅まではぶらぶら歩いて15分ほどで戻って来れました。

 

f:id:slips:20210416004223j:plain

網走行きの釧網線普通列車に乗車。

 

f:id:slips:20210416004300j:plain

知床斜里駅を過ぎると、車窓にはオホーツク海が顔を出し始めます。ご覧の通りあおい海が広がっていました…。今年は流氷の接岸も例年より早めでちょっと期待していたのですが、この前週に北海道は爆弾低気圧に襲われており、その風向きが運悪く網走あたりでは流氷を沖へ押し流す南風だったので、まぁ今回は流氷観光は無理っぽいな、とは覚悟してたんですが。沖合20km以上先に流氷帯があるらしく、今夜北風が吹いたとしても、さすがにその距離では無理だろうなぁ。

 

f:id:slips:20210416004830j:plain

網走駅に到着。

 

f:id:slips:20210416004851j:plain

そのまま特急「オホーツク」に乗り換え。

 

f:id:slips:20210416004932j:plain

本日の宿泊地、北見にやってきました。

 

f:id:slips:20210416005003j:plain

宿泊先は「ドーミーイン北見」、去年の9月にも泊まったホテルじゃん。

 

f:id:slips:20210416005052j:plain

夕食はホテルそばの「四条ホルモン」…ってこれも昨年9月と同じパターンだわ。

 

kitami-meatcoupon.info

 

やっぱりこの「北見焼肉ミートクーポン」ってのが魅力的なんですよね。翌日の予定から考えると網走泊でもよかったんですが、ほぼコレのせいで北見泊にしちゃった感じです。どうも例年、9月から翌年3月までの企画みたいですね。ミートクーポンが使えるお店は17軒ほどあるのですが、ホテルから一番近く、かつ口コミ評価が高いのが「四条ホルモン」なんです。

 

f:id:slips:20210416005603j:plain

今回は事前に時間指定で予約を入れることができました。ミートクーポンは宿泊するホテルで1枚2000円で買えますが、購入時に「予約はしてますか?」と必ず聞かれます。おそらく「クーポン買ったけど混んでて入れなかった」ということがないようにしているのでしょう。公式サイトの「使い方」でも「まず予約して」との記載あり。

 

f:id:slips:20210416005759j:plain

「四条ホルモン」のミートクーポン用メニューにはドリンク1杯が含まれています。まずは生ビールをオーダー。モルツなんですね、こちら。

 

f:id:slips:20210416005920j:plain

野菜類はキムチ、もやしナムル、キャベツ。

 

f:id:slips:20210416005951j:plain

お肉も登場です。牛サガリ・シンタン・豚ホルモン・とりトロ・トントロ・生ラムロースジンギスカンの盛り合わせですが、少しづつ色々な種類のお肉が楽しめるのも「ミートクーポン」の有り難いところ。あとはライスかシャーベットが選べますが、今回はライスをチョイス。

 

f:id:slips:20210416010209j:plain

もうちょっと何か呑もうかな…と瓶ですがサッポロクラシックを追加注文。やっぱり北海道でビール、といえば何処かでコレにありつけないと、ねぇ。

 

f:id:slips:20210416010329j:plain

相変わらずお値打ちに美味しく焼肉できて満足。こんなご時世らしい掲示物も。

 

f:id:slips:20210416010450j:plain

お店の前には有名人のサインも飾られていました。やっぱり有名店なんですねぇ。

 

f:id:slips:20210416010526j:plain

良い気分でホテルに帰還。

 

f:id:slips:20210416010544j:plain

ドーミーインといえば定番の「夜鳴きそば」も頂きますよ。

 

f:id:slips:20210416010617j:plain

あとはお部屋でおやつタイムです。

 

f:id:slips:20210416010649j:plain

これ、標茶駅前の商店街にあった菓子店「石川十字堂 」で買ったもの。列車内でのおやつにするつもりだったのですが、釧網線も立ち客が出るような混み具合で、なんとなくそんな気分にもならず、北見まで持ってきてしまいました。「フランセ」はスポンジケーキでカスタードクリームをサンドした素朴な味わい。もう一つはティラミスですが、これも150円くらいで買えたのになかなか美味。標茶駅周辺は閉店したようなところも多かった中、ここは元気に営業していたので、地元でも評判良いところなんでしょうね。

 

 

祝!Peachセントレア就航!「Peachひがし北海道フリーパスSP」で流氷を求めて。その2:祝!移転オープン「マリヨンヌ」でディナー。

f:id:slips:20210414231645j:plain

帯広での晩ご飯は予約しておいたお店がありました。「マリヨンヌ」です。

 

slips.hatenablog.com

ここは以前は帯広の屋台街「北の屋台」にあったお店。昨年1月に帯広に行った際にお邪魔したのですが、その旨さとコスパに大感激でした。そんな「マリヨンヌ」ですが、「北の屋台」を卒業し、5月にレストランとして移転していました。現在は新型コロナ対策として座席数を減らしており、料理もアラカルト提供は見合わせてコースのみで営業しているようです。今回はタイミング良く予約が取れたので、行ってみた次第。

 

f:id:slips:20210414233050j:plain

店内はオープンキッチンを囲むカウンター席とテーブル席が。なんだかモダンな雰囲気かな…。

 

f:id:slips:20210414233503j:plain

コースは5000円、8000円、10000円の3種類が用意されていますが、今回は8000円でお願いしました。内容はお任せなんですが、特にリクエストなどはせず「何が出てくるかな」をお楽しみ、ってことにしています。

 

f:id:slips:20210414233957j:plain

まずはビールを。「サッッポロクラシック生」といきたかったのですが、この日は生ビールの提供ができないとのことだったので黒ラベルで我慢。

 

f:id:slips:20210414234327j:plain

一品目はエゾシカコンソメ。底の方には茶碗蒸しみたいなフランが入ってます。エゾシカってコンソメにできるんだ!って感じですが、コンソメらしいお上品さにちょっとケモノっぽいワイルドさが感じられるのが面白いところ。

 

f:id:slips:20210414234728j:plain

2皿目はオードブル盛り合わせ。チーズと豚リエットのシュー、アンチョビ入りのクロワッサン、フォワグラのムース、にんにくペーストのカナッペ、パテドカンパーニュの5品が一口サイズで出てきました。

 

f:id:slips:20210414234922j:plain

3皿目は本鮪のタルタル。タルタルの下にはアボガド和えのクスクス、上にはカリフラワーのサラダが添えられています。

 

f:id:slips:20210414235104j:plain

4皿目に出てきたのはマリヨンヌのスペシャリテともいえる、パプリカのムース、生うにと甲殻類コンソメジュレ。相変わらず最高です。

 

f:id:slips:20210414235328j:plain

5皿目、真だちのソテー・サフランソースです。上に乗っている黒いのはイカ墨のビスケットです。「真だち」とは真鱈の白子のことですが、表面はカリッとソテーされて中はトロトロと、これも旨かったです。

 

f:id:slips:20210414235757j:plain

ここでドリンクも2杯目へ。この後の料理に合わせて白からチョイスをお願いしたところ、フランスのランドックのドメーヌ・ラ・コロンベットのシャルドネを勧められました。

 

f:id:slips:20210415000654j:plain

フランスワインらしい上品さと華やかさがありながら軽めで、料理には合わせやすい感じ。調べてみたらお値段もボトルで2000円ちょっとくらいで買えるようで、コスパもいいんですね、コレ。

 

f:id:slips:20210415000746j:plain

さて、ここからは怒濤の肉攻撃が始まりますよ。このタイミングでパンがサーブされましたが、これも地元の名店からのものなんだとか。

 

f:id:slips:20210415000853j:plain

6皿目に登場したのは羊のソテー・山椒のソースです。羊肉は臭みもなくソースとも良く合います。ホント、北海道で羊を食べるとイメージ変わるよな…。

 

f:id:slips:20210415001036j:plain

7皿目、エゾシカのソテー・マデラソースのフォワグラ添え。エゾシカも火の通し具合が絶妙で柔らかく頂けます。

 

f:id:slips:20210415001228j:plain

さぁ、いよいよクライマックス。熟成肉だよ! 8000円以上のコースにすると出てきます。

 

f:id:slips:20210415001321j:plain

…と、その前にもう一杯。こちらもお勧めで選んで貰ったのですが、この前に頂いた白ワインと同じランドックのドメーヌ、ル・グラン・ド・ガサックの赤はいかがですか、と。

 

f:id:slips:20210415001945j:plain

比較的フルーティで、まろやか系かな? これも食事に合わせるにはイイ感じのワインです。なお、こちらもボトルで2000円を切るくらいらしい髙コスパ

 

f:id:slips:20210415001303j:plain

8皿目が熟成和牛の炭火焼き・原木椎茸ソース、ゆり根のコロッケ添えです。熟成肉は滋賀の草津にある精肉店「サカエヤ」から仕入れたもの。十勝で滋賀の肉?と思ったらこの「サカエヤ」、熟成肉で超有名なお店なんですね。牛肉は十勝若牛で、それをサカエヤで熟成したもの、でした。実はヤバいくらいの高級肉だったんじゃん…。旨味が凝縮されてるのにサシも綺麗に入っていて脂もほどほどに、といった感じで、まぁ旨いわ…。

 

f:id:slips:20210415003038j:plain

最後にデザートが出てきてコースは終了です。シフォンケーキにヨーグルトムース、チーズソース、バニラアイスを添えた一品でした。最終的なお会計は1万1千円をちょい超えたくらいまでいきましたが、アルコールを3杯頼んだ上にこのコース内容なら、やっぱりお値打ちとしか言いようがないですな。これなら一番安い5000円のコースでもかなりの満足度が得られそうな気がします。屋台だった頃ほどの気楽さはさすがにありませんが、だからといって畏まったお店になったわけでもない。また来たいな、これは。