へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

九州&北海道の旅、その1:特急「かもめ」最終日に立ち会う。

普段はあんまり「廃止最終日」とか「開業一番列車」とかには興味のない方なんですが、今回は友人のお誘いもあって「西九州新幹線」開業前後の長崎へ行ってきました。

 

九州への移動、今回は新幹線です。「EX予約」には「グリーンプログラム」といって貯めたポイントでグリーン車へのアップグレードができる仕組みがあります。必要ポイントは東海道山陽新幹線区間にかかわらず「こだま」600ポイント、「ひかり」800ポイント、「のぞみ」1000ポイントと一律。毎年6月末でプログラム期の切り替わりとなるのですが、今年6月末で失効するポイントがちょうど800ポイント分あったんですよね。「EX予約」では初回購入日から3ヶ月以内であれば予約変更は何度でも可能。で、名古屋からは何故か早朝に1本だけ博多まで直通する「ひかり」があるんですよ。9月下旬であればギリギリ行けるので、これでグリーン車利用とした由です。

 

この「ひかり」、名古屋からは新大阪まで各駅に停車し、そこからは「のぞみ」並に飛ばしていきます。名古屋を出たときにはグリーン車はガラガラでしたが、新大阪からはかなりのお客さんが乗ってきました。

 

博多駅に到着。ここで航空便で福岡入りした友人2名と合流しました。

 

博多からは長崎行きの特急「かもめ」に乗車します。ちょうど西九州新幹線開業の前日にあたり、博多から長崎へ直行する電車特急も今日が運行最終日なんです。

 

この「かもめ」に投入されているのは885系、振子機能がついてカーブの多い路線も速く走れるように設計された車両です。指定席を取りましたがほぼ満席という盛況っぷり。「最終日だから」と乗ってる人もいるのかな?

 

「かもめ」の走る長崎本線は、有明海沿いに走る区間の車窓の風景が結構いい感じ。そのかわり海岸線に沿ってカーブが多く、振子式車両が使われているのもそのためです。

 

長崎の手前、諫早で下車。

 

改札を出てみると、在来線改札の隣に明日から供用開始となる新幹線の改札口が。

 

諫早からは普通列車でいま来た路をまた戻ります。

この西九州新幹線、なかなか複雑な生い立ちの路線です。長崎までの新幹線建設は早くも1970年代前半には決定していたのですが、紆余曲折あって着工に至ったのは2008年のこと。それも当初は「フリーゲージトレイン」という在来線も新幹線も走れる車両を使用し、武雄温泉駅までは在来線を走ろ、そこから長崎までは新幹線を建設する、という予定でした。ところがその肝心な『フリーゲージトレイン」は開発がうまくいかず、結局ここでは使われないことになっていまいました。

そもそも、そんなことになっているのは現状の「整備新幹線」建設の仕組みだと佐賀県としては大したメリットがないどころか失うモノが多すぎるから。新幹線が出来ても、佐賀県としては一番利用者の多い佐賀駅までだと博多や大阪あたりからの時間短縮効果はそんなに大きくありません。また基本的にJRは並行する在来線を切り離して地元に押しつけることが可能なので、通勤通学などの足ともなる在来線は佐賀県が面倒を見てあげなきゃいけません。もちろん新幹線の建設費負担もあります。つまり時短効果は佐賀県として小さいのに、建設費は出さなきゃいけないわ儲からないこと決定の路線も面倒見なきゃいけないわ、という厄介なハナシになってくるわけです。長崎県は時短効果が大きいので全線フル規格での整備を希望していますが、佐賀県としちゃお隣の県が便利になるのになんでウチの県の予算を使わなきゃダメなの?って感じでしょう。

で、「フリーゲージトレイン」前提で「並行在来線」としてJRから分離対象とされたのが肥前山口諫早間です。ところが沿線値自体からの反発は大きく、最終的には線路は佐賀県長崎県が所有するが鉄道経営はJR九州が引き続き行うことで纏まりました。ですので明日からもこの区間JR九州の路線ではあるのですが、運用コストを削減するため電化設備を撤去してディーゼルカーで運転されることに。つまり、ここを走る「電車」の不通列車も今日限り、なんです。

 

諫早駅で買ったお弁当を車内で頂いてランチ。西九州新幹線「かもめ」のカタチのお弁当箱に入った駅弁です。

 

中は「肉めし」でした。お値段は1350円とお高めですが、容器代だと思えばこんなもんかと。

 

特急列車が頻繁に行き交う区間なため、行き違いや追い越しが何度もありました。

 

長崎本線佐世保線の分岐駅となる肥前山口で下車しました。

 

実はこの駅名なのも今日が最後。新幹線開業に合わせ、明日から所在する自治体名と同じ「江北」駅に変わります。ちょうどきっぷ売り場の路線図が新しいものに差し替えられているところでした。

 

改札前には歓迎の横断幕が。「最長片道切符のゴール」だって?

 

JRの運賃計算ルールでは一筆書きになればどんな長い距離でも「片道切符」として発券できます。現在、稚内を起点としてコレをやるとここ肥前山口が終点となるんですよ。2004年にNHK BSで放送された番組にちなんだ記念碑が駅前に設置されていました。

 

お隣の時計塔にも同じ記述が。ただ、これも実は今日までのお話でして、明日からは最長片道切符の終点は西九州新幹線開業と同時に新しく開業する新大村駅になるんです。このへんの看板とか、どうするんだろ。

 

肥前山口からは再度「かもめ」に乗車して長崎を目指します。今度は787系がやってきました。

 

いよいよ終点、長崎に到着。この787系の車内にこの表示がでるのも今日が最後です。電化設備が撤去されてしまうので、電車自体がここまで来れなくなりますならね。

 

隣は新幹線のホーム。さすがに今日は新旧並びは拝めず。

 

コンコースに降りると、既に新幹線のエリアも準備完了、といった雰囲気です。

 

改札前には明日の新幹線開業日の注意事項の掲示がありました。やはり色々と規制が行われるようです。

 

まずは一旦お宿へ入ります。宿泊先は「東横イン長崎駅前」ですが、「駅前」というのはちょっと遠いかな…。

 

お部屋は安定?の東横イン仕様。ホントにどこの東横インに行ってもほぼ同じ、って凄いよね。

 

折角長崎まで来たので少しくらいは観光したいところ、夜景を見に行くことにしました。

 

路面電車で石橋まで向かい、「グラバースカイロード」で坂道を登ります。これは長崎の急坂を登るための斜行エレベーターで「道路」扱いなのでタダで利用可能。

 

斜行エレベーターから少し歩くと垂直エレベーターが。そこまで登ると見える風景がコレです。いかにも「港町の夜景」って感じですが、これがタダで登れるところから見れるのがステキ。

 

実はここは「グラバー園」の入園口のすぐそば。春から秋までは夜間開園もあいているので、折角なので入ってみました。

 

グラバー邸をはじめとした建物、夜間も公開されています。

 

園内にも長崎の街並みを見下ろせる展望テラスがあり、ここからの眺めも良かったですね。

 

ここで夕食。思案橋エリアまで移動し「雲龍亭」へ。

 

まずは餃子とビールで乾杯です。

雲龍亭では「追加注文はNG」とのことなので、河岸を変えて続きを。すぐそばの「満福」へ入りました。

 

ここは「カレー皿うどん」は名物なお店。長崎皿うどんは旨いし、中華屋のカレーも旨い、それが合わさって不味いわけがありませんよね。

 

夕食後は一度ホテルに戻りましたが、夜12時前に長崎駅に再集合しました。ホームには明日の一番列車になると思われる新幹線が既に停まってました。

 

深夜0時ちょうどに長崎駅に到着予定の、本日最終の特急「かもめ」のお出迎えにやって来たんです。同じように考えている人は多く、入場券を買う券売機の前には長蛇の列も出来ていました。結局「お支払いは出場時でいいから改札内に入れ」とのアナウンスがあり、そのまま入場してホームへ上がりました。

 

ホームではJR九州のスタッフさんがお出迎え用のフラッグを配布していました。

 

定刻から15分ほど遅れ、最後の特急列車が長崎駅に到着しました。

 

長崎駅のホームに停車する最後の特急電車です。途中の区間も含め電化設備が撤去されて電車が走れなくなってしまうので…。

 

12時半過ぎ、回送列車として引き上げていきました。

今年も雲丹を求めて、その2:今年も来たよ「なごみの宿 いい田」&道央の珍スポット訪問。

北海道にあったの?これ。

 

そういうわけで、今年もやってきました「なごみの宿 いい田」。令和に入って始めたこのブログですが、2019年に2021年と2回訪問済みです。

 

slips.hatenablog.com

 

slips.hatenablog.com

 

とにかく食事が凄く、夏には雲丹が頂けるのがこの宿の魅力。出てくる料理のボリュームも凄いんですが、今年からは「控えめ」がデフォルトになったみたいです。

こちら、本日のお献立。これで「控えめ」なの?

 

テーブルには先付などが既に並んでいました。中央の「なごみチーズ」が旨いんだよね。いつもお土産に買って帰っちゃうのよ。

 

そして主役?の雲丹です。これで2人前。実は「雲丹2倍プラン」で予約していたんですが、ここ数日は海が荒れてウニ漁ができず充分な量が用意できないとのことで通常プランになってしまったんです。それでも充分満足できるボリュームだったし、エゾバフンウニ出してましたしね。

 

お造りは積丹のマグロだそうで。

 

こちらはメヌケの山椒焼き。メヌケって何やねん、と思ったらかなりの高級魚らしいです。

 

fishingjapan.jp

 

帆立のバター焼き。

 

こちらのお宿の名物、白身魚のふわふわ蒸し。

 

鱈のプライも出てきました。

 

ご飯には海苔の佃煮がお供に出てきましたが、これも美味でした。相変わらず満足度高いわココ。

 

デザートにアイスクリームを頂いて夕食は終了。

 

あとはお部屋でのんびり。

 

朝食も相変わらず豪勢。

朝からの雲丹ご飯も健在だったし、その場で握るお寿司もステキ。

 

デザート系も旨いのよ。ごちそうさまでした。

 

宿を出て道央方面へ向かい、「おたる水族館」へ立ち寄り。

 

ここは「言うこと聞かないペンギンショー」で一躍有名になったところ。

 

ショーに先だって「ペンギンの海まで遠足」がちょうど始まるところでした。ペンギン舎から海までペンギンが歩いて行って暫く泳ぐんですが、飼育しているペンギンが全員?参加というわけではなく「希望者のみ」だそうで。今日は6匹がお出かけでした。

 

アシカショーもありますが、こちらは見事に飼育員さんの指示に従ってました。

 

で、こちらがペンギンショー。そもそも「ショー」だというのにペンギンがステージ上で気ままに彷徨いているあたりがヘンでしょ? この日も飼育員の言うことなんかきかないフリーダムっぷりを発揮しておりましたが、希に指示通りになったりするのも凄い。

 

昼食は同行の友人の希望でラーメンとなりました。ただ「初北海道」であれば「いかにも北海道なラーメン」がいいだろうし、いかにも札幌ラーメン、みたいなほうがいいだろうな…と思って「みかん」を選択。小樽にも旨いラーメン屋は何軒かありますが、北海道っぽい感じのところは意外とないんですよね。

 

こちら「みかん」は割とオーセンティックな感じの味噌ラーメンを食べさせてくれます。

 

そして空港に戻る前の最後の立ち寄り箇所が、札幌近郊にある「真駒内滝野霊園」です。構内に入るといきなり並ぶモアイ像。なんだここは。

 

ここには安藤忠雄が設計した「頭大仏」もあります。

 

入口には水盤があるんですが、これに沿って大回りしないと大仏のところまで行けない導線になってます。

 

大仏はドーム状の部屋に据えられていますが、中央はオープンになっており頭の一部だけがここからはみ出しているような形になります。意図的な「チラ見せ」ですが、なんだかこの天邪鬼っぽい感じが安藤忠雄らしいな、って気がします。「海のそばなのに客室から海の見えないホテル」だった「TOTOシーウィンド」をちょっと思い出しました。

 

slips.hatenablog.com

 

ちなみにココ、何故かストーンヘンジもあります。一体何がどうしてこうなった。

 

新千歳空港に帰還、最後に「よつ葉ホワイトコージー」のソフトクリームで打ち上げとしました。友人は一足先の早い便で北海道を離れます。

 

こちらの便はもうちょっと後。夕飯にフードコートの「松尾ジンギスカン」へ。

 

最後なのでちょっとゴーカに特上ジンギスカン丼を頂きました。

 

名古屋への戻りはスカイマークデルタ航空のマイルがこれまた中途半端に残っていたんですが、デルタスカイマイルのクレジットカード保持者はスカイマークの特典航空券に引換が可能なんです。

 

機材はB737-800。順調に搭乗が始まり定刻で出発しました。

 

今回は「フォワードシート」を利用してみました。これは1000円の追加料金で最前列の座席が確保できるというもの。この便はセントレア行きとしては最終便で到着は夜10時半とかなり遅くなります。デルタの特典で取ると事前座席指定が出来ず、あまりいい席がもう残っていなかったことに加え「着いたらとっとと降機したい」と考えて選んで見た次第。なお、機内で販売しているドリンクのうち100円のものを一つサービスで貰えます。

 

スカイマークがデフォルトで無料サービスとして出しているネスカフェのコーヒーも頂けました。キットカットも貰えるし、下手するとANAJALよりもサービス良くないか?

 

 

今年も雲丹を求めて、その1:意外とリゾート、「洞爺サンパレス リゾート&スパ」宿泊。

結構よかった。

 

今年も雲丹食いにいきたい!と友人を誘って北海道へ行ってきました。JALの新千歳行きでセントレアを出発。

 

ちょっとだけ富士山が見えました。

 

順調に新千歳空港に到着。

 

友人とは新千歳空港で合流予定であとから到着なので、先にレンタカーを借り出しちゃいました。早めに予約を押さえて「もっと安いところがあったら変更しよ」とか思ってたんですが、どこもどんどん値上がりしてまして…。

 

空港に戻って少し時間があったので「美瑛選果」を覗いてみましたが、大人気の「コーンぱん」は焼き上がり予定の30分以上前には予定数分のお客さんが並んでいるような状況でもちろん入手できず。まぁコロナ前は常にこんな状態だったわけで「通常運転」に戻っただけではあるんだろうけど。

 

後の便で到着した友人を拾ってまずは昼食へ。なんと「北海道はこれが初めて」だったのねキミ…すまんね最初がこんなマニアックな旅行で。とりあえず北海道の回転寿司の凄さは知らせておくべし、と千歳市内の「北々亭」にしました。

 

そもそも北海道の回転寿司ってベルトコンベアはあるのに寿司が廻ってるのを殆ど見かけないような店が殆ど。ちゃんと板さんが握ったお寿司が普通に出てくるんだけど、ベルトコンベアの存在意義って…。まぁ旨くて安いので何でもいいですが。この日もさんざん喰ったのに一人3000円くらいでした。

 

昼食後は、ほぼそのまま本日のお宿「洞爺サンパレス リゾート&スパ」までやって来ました。

 

館内に入るとロビーの向こうには洞爺湖が一面に広がります。いわゆる昔ながらの団体中心の大規模宿だったんでしょうが、館内は綺麗にリノベーションされ、ちょっとした高級感が漂います。

 

お部屋は「モダン洋室」にアップグレードしてくれました。なかなか雰囲気もいいぞ。

 

お部屋はレイクビュー。窓から洞爺湖の眺めが楽しめます。

 

こちらのホテル、温水プールがあるんですよ。しかも結構アミューズメント系のやつが。

 

www.toyasunpalace.co.jp

 

折角なんでこちらも楽しませてもらいました。北海道に水着持って行くなんて…と思ったら、去年行ったクラブメッドでもプールに入ってたわ。特に「北海道感」はありませんが、そもそも札幌とかから来るファミリー層がターゲットだったりするんでしょうし、まぁそんなもんでしょう。

 

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こちらのホテル、温泉もいいんですよ。インフィニティプールのように湖面に繋がるような感覚が味わえる広い露天風呂に内風呂も充実、とっても快適でした。

 

www.toyasunpalace.co.jp

 

夕食はバイキングスタイル。これも悪くない感じなんですが…。

 

特筆すべきなのがデザート系の謎の充実っぷり。マジでパティシェ謹製でショップに行けば1個500円くらいで売ってそうな見た目と味のスイーツが並んでてかなり吃驚です。いやここまで気合い入れるか? この手のバイキングって料理には凝ってたりしても、デザートは業務スーパーでも売ってそうなヤツを混ぜ込んでごまかすトコも多いのに、そういう手抜きが一切感じられないのは謎。

 

アイスクリームもハーゲンダッツだったりして。正直デザート目当てに選んでもアリ、かも。

 

洞爺湖では4月から10月まで毎日「ロングラン花火大会」を開催しています。この日も夜8時45分から15分ほど花火が上がりました。湖畔のホテル全てで鑑賞できるように打ち上げ場所を移動しながら打ち上げを行っているようで、客室の窓からも鑑賞は可能。ただし最初から最後まで見たければ外に出て見て下さい、とのことでした。打ち上げ場所によっては死角になって見えない時間帯もあるから、だそうです。

 

朝食もバイキング。

 

料理は豊富に揃い、なかなか楽しめます。

 

最近の北海道のホテル朝食では定番化しつつある「たっぷりのイクラ丼」も出てきます。

 

朝食もスイーツ系の充実ぶりは健在。さずがにこっちは業務用シートケーキっぽいヤツが少し混ざりますが、それでも「ホテルで作りました」な品々が中心です。

 

ホテルをチェックアウトし積丹半島へ向けて北上。サイロ展望台にも立ち寄ってみたり。

 

昼食はニセコ周辺で、と最初はジンギスカンのお店に行ったのですがちょうど満席。店員さんから妙に何度も「待って頂いてもいつご案内できるか解らないんですぅ」と繰り返され「あ、これは”帰れ”って言いたいのね」と退散。ニセコ駅まで戻りました。

 

駅舎の喫茶店「ヌプリ」。

 

ここのカレーが絶品なんです。今年の春に店主が交代されたそうですが、味は変わらず、ですね。

 

ニセコ駅にはちょうど行きたい場所もあったので。

 

ニセコ鉄道遺産群」として転車台にSLなどが保存されているのですが。

 

目玉はこのキハ183系ニセコエクスプレス」でしょう。北海道のリゾート列車として登場し、名前の通り冬には新千歳空港からニセコエリアへのスキー列車として運転されていました。2017年に引退しましたが先頭車1両がクラウドファンディングで保温され、ここニセコに運ばれました。

 

移設されたのは新型コロナ流行後。公開もかなり限定的で、現状では車庫に保存されている車両を、扉を開放された状態で眺めるだけになっています。車庫から引き出しての公開も時々あるみたいですが…。

 

そのまま北上し神威岬まで到達。

 

ただし強風のため岬の先端までの遊歩道は閉鎖されていました。

普通はやらない、「青春18きっぷ」で東京日帰り旅。

ちょっと東京で用事があったので。

 

今日は終日「青春18きっぷ」でのお出かけです。東海道線の名古屋発上り方面の始発列車で豊橋へ。ここから熱海行きの928Mに乗り換えます。今まで東海道線静岡県区間313系か211系のロングシート車両ばかりが投入されていたんですが、今年春のダイヤ改正から名古屋エリアで運行されていた旧「セントラルライナー」用の313系8000番台が移籍し、クロスシート装備車が走るようになったんです。「セントラルライナー」は2013年まで中央線の名古屋~中津川で運転されていた快速列車なんですが、乗車整理券310円が必要で、そのためか車内もちょっとだけ「豪華」な感じになってました。それが東海道線ロングシート天国にやって来たんですから、そりゃ「18きっぱー」は大歓喜ですわな、と。ちなみにこの928Mの豊橋発は7:09なんですが、JRだとこの列車に接続する名古屋方面からの列車は各停のみ。ところが名鉄だと急行や特急があるので、急行なら名鉄名古屋5:47、豊橋で5分乗り換えになっちゃいますが特急なら名鉄名古屋6:09発でも間に合うので、ぜんぶJR利用よりも最大で30分ほど名古屋発を遅くできます。

 

名古屋エリアの313系も転換クロスシートが一般的ですが、こちらのほうが背もたれがちょっと高めで、クッションも心なしか厚めになってるような気がします。シートピッチも広げられてるようですし。ドアのところはちょっとしたパーティションも設置され、若干アップグレードされた雰囲気はありますよね。

 

静岡駅で暫く停車。ホームに立ち食い蕎麦がまだ残ってるのね…。この313系8000番台、快適な設備で地元の皆さんにも大好評、かと思ったらそうでもないみたいで。あまり長距離を乗るお客さんが多くないため、逆にクロスシートだと「混んでるときに乗りにくい」なんて声もあるんだとか。また特に「青春18きっぷ」シーズンになると18きっぱーの皆さんがこの運用を狙って集中するため「妙に混んでる」と敬遠されたりとか。なお、この車両が静岡地区に転属したのは「トイレのない211系の置き換え」が目的だったという話もあります。運用自体はそのトイレ無し211系と共通なので、313系8000番台の運用のつもりで乗ろうとしたら211系トイレ無しが来ちゃった!ということもあるので要注意。

 

およそ3時間強、快適なシートに座ったままで熱海まで到達です。「青春18きっぷ」利用の場合、名古屋からの始発に繋がる東京方面へ最も早く行けるルートの上に豊橋~熱海とロングランになるため、見る限り全区間乗り通している人も結構いた感じです。

 

ここからはJR東日本エリア。

E231系は一部の車両にボックスシートが設置されています。これで名古屋から東京方面までロングシート無しで移動できちゃいました。

 

小田原で湘南新宿ラインの特別快速に乗り換え大崎で下車。ここでりんかい線に乗車です。

 

国際展示場で下車。こちらが今日の目的地です。

 

そろそろお昼時、先に腹ごしらえをしちゃいたいところですが…。

 

なんとシーフードレストラン「メヒコ」の支店があるじゃありませんか! 福島を中心に茨城などにも店舗があるチェーンですが、「フラミンゴがいる」とかで有名だったりします。東京にも支店があるなんて知らなかった…。浅草にもあるみたいですね。

 

さすがに有明店にはフラミンゴはいませんが、水槽がいくつか設置されお魚は眺められます。

 

「メヒコ」といえば名物はカニピラフ。でもカニクリームコロッケとかも旨そうだなぁ、と思っていたらちょうどピッタリなセットメニューがありました。

 

まずはオードブルとサラダが運ばれてきました。こんな内容だとビールとか欲しくなるよねぇ。

 

スープはほんのりかに風味。

 

主役のカニピラフ登場。「メヒコ」のカニピラフは殻ごとのカニが豪快にのったビジュアルがインパクト大なんですが、殻なしでも注文できます。食べるのが面倒なんで殻なしにしてもらいました。なんせ私、ソンブーンのプーパッポンカリーも殻なしでオーダーするほどですからね。確かに蟹肉たっぷりで旨いわ。

 

カニクリームコロッケも蟹肉のボリュームがなかなかで、これも絶品でした。

 

食後のドリンクはマンゴージュースで。ちょっとお高めなランチになっちゃいましたが、堪能させて頂きました。この昼飯代だけで今日の交通費を軽く超えてるってどういうことよ。

 

で、本日のお目当ての東京ビッグサイトへ。

 

今回はこの「国際鉄道模型コンベンション」が目的でした。毎年夏に東京ビッグサイトで開催される鉄道模型の大規模なイベントですが、オリンピックやコロナの影響で3年ぶりの開催、ということで覗いてみたかった次第。

 

イベントでは模型メーカーがブースを構え、新商品の試作品なども展示してくれます。これはKATOのコーナー、300系新幹線の試作品ですね。

 

トミックスのブースでは築堤付きの大半径カーブレールの試作品が目を惹きました。超編成の列車とか走らせると映えそう。

 

マイクロエースは引退が決まったJR北海道の「ノースレインボーエクスプレス」の改良再生産あたりが気になります。

 

ほかには個人やサークルなどの展示が多数で、これを見るのも楽しいんですよね。こちらは往年の室蘭をイメージしたレイアウトだそう。

 

Bトレインショーティがズラリと並んでたり。

 

毎回凄いと思わせるレゴで作られた列車たち。今回は鉄道150周年ということで歴代の車両を再現したものが並んでいました。

 

台湾車両のNゲージ。結構面白そうなんだけど、台湾車両の模型ってお高いのよね。

 

3時間ほど堪能し会場を後にします。販売コーナーでは中古ショップも出ており、欲しかった模型がお安く手に入ったからいいか。

 

戻りは「ゆりかもめ」で新橋まで出て東海道線の沼津行きを捕まえ、浜松行きに乗り換えました。こちらも豪華版?の313系8000番台が投入されるスジです。車端部にあるボックスシートのエリアに陣取りました。途中、愛野から急に若い書生の集団が来料に乗車し、車内は超満員に。愛野はエコパアリーナの最寄り駅になるんですが、どうもジャニーズ系グループのコンサートがあり、その帰路の皆さんのようです。まぁそれにしてもお隣のボックスの撮り鉄らしき方、座席に脚立老いたままにしないでレディに座らせてあげなさいよ…。

 

浜松ではこの先の接続がイマイチなので、ここで晩飯にします。

 

浜松駅前の遠鉄百貨店には最近テナントとしてあの有名な「さわやか」が出店し、そちらも考えたのですが既に午後7時過ぎにはその日の空き待ち整理券の発行が終わっているような状況の様子。そこでこれまた静岡ローカルの人気チェーン「五味八珍」へ言ってみました。こちらは浜松駅ビル「メイワン」のレストランフロアに出店しています。コンサート帰りらしき皆さんでかなり混んでおり、ちょうどお店に到着したくらいで順番待ち受け付け終了といった感じ。滑り込みセーフでした。

 

五目餡かけラーメンと浜松餃子のセットを頂きましたが、チェーンと侮るなかれ、なかなかハイレベルな餃子じゃないですか。そりゃ人気店だわな。

 

浜松からは豊橋行きで旅を再開、名古屋まで帰りました。4時間ほどの東京滞在のために13時間ほどかけて往復ってのも冷静に見たらヘンだよねぇ。

 

 

2022年お盆のヘンな旅、その4:さよなら「キハ28」、国鉄型車両で房総半島横断を。

定期列車で乗れるのもあと僅か。

 

4日目も「青春18きっぷ」利用です。新宿から中央線、総武線と乗り着いて外房線の上総一ノ宮までやってきました。ここで千葉から乗ってきた8両編成から2両編成へ乗り換え。夏の房総半島、行楽客も多そうなのに輸送力の差がありすぎでは…。

 

15分ほど乗車して大原で下車。

 

ここから「いすみ鉄道」へ乗車します。乗り場付近のショップではいすみ鉄道関連のグッズが多数販売されていました。

 

まずは大多喜行きの普通列車に乗車します。

 

今日の車両は「台湾ランタン列車」が充当されていました。台湾のローカル線「集集線」との姉妹提携7周年で運行を開始したもので、車内にはランタンが装飾されています。

 

大多喜ではこの先の上総中野行きに乗り継ぐのですが、これから乗る列車が奥の方にスタンバイしていました。いすみ鉄道ご自慢の「キハ列車」、旧国鉄時代に製造された「キハ52」と「キハ28」の2両編成です。キハ52大糸線で運行していたのですが、引退に伴っていすみ鉄道が2011年に譲渡をうけたもの。キハ28は2013年にこれまたJR西日本から譲渡を受けていますが、今年の秋をもってキハ28の方が老朽化を理由に定期運転から引退との発表があったんです。

isumirail.co.jp

いわゆる「キハ58系」は非電化区間の急行用に製造された車両で、系列全体で1800両以上も製造されて全国各地を走り回っていました。正直ひとむかし前には「どこにでもいる、ありふれた車両」だったのですが、あまりに「ありふれていた」せいかいつのまにか引退しており、保存されている車両も僅か。可動は車両はこれが勿論最後で、もう動いている列車に乗れるのはあと僅かになってしまいました。運転終了時期が迫ると混むことは容易に想像できるので、今のうちに乗っておこうと思ったワケです。それでも、この日は既にホームには既にコレ目当ての皆さんが長い行列を作っていましたが。

 

ホームへの入線へ移動開始。確かに外装もかなり痛んでおり、正直あまり良いコンディションとは言いがたいです。

 

相棒として連結されたキハ52を先頭に入線。このキハ52のほうがいすみ鉄道に来た時期は早いのですが、引退などのアナウンスはありません。実はこちらは2019年にいすみ鉄道の前社長が呼びかけてクラウドファンディングを実施、2020年予定の検査費用を賄うことができています。この検査で2024年までは運行が可能な筈なので、あと2年ほどは安泰かもしれません。

 

まずは「キハ28」の方に乗り込みます。かなり待ち列が長かったのですが、なんとかボックスシートに座ることができました。

 

ただボックスシートは本来4人掛けのところ2名しか座れなくなっています。この車両、週末には「レストラン列車」として運行することがあるため、それに備えた大きなテーブルがボックスの片側を塞いでしまってるんです…。「レストラン列車」も9月で運航終了らしいので、それ以降はテーブルのない「本来のボックスシート」になるのかもしれません。

 

窓側に設置された小さなテーブルには、昔の国鉄型車両でよく見かけた「栓抜き」も残ってます。

 

混み具合は結果ほどほどといった塩梅で、車内をいろいろ見て廻る余裕はありました。運転席とかも眺められます。

 

25分で終点、上総中野に到着です。

 

ここですぐ折り返す列車にまた乗車するのですが、当然ながら全員いったん下車し、再度並んで乗車、というオペレーションでした。ドア脇には「そと房」の列車名が。

 

でもヘッドマークは「白浜」だけどね。

 

このキハ28、ここに来る前は高山本線で走ってたんだそうな。

 

折り返し便ではペアを組むキハ52の方に乗りました。これも可動なのはこれが最後。保存車としては糸魚川駅に非常に綺麗な状態のやつがいます。

 

こちらは普通にボックスシートが並びます。大糸線ワンマン運転していた頃の車内とほとんど変わっていないんじゃないかな、これ。

 

キハ52はドア付近がロングシートになっているなどスペースがあるので、記念のパネルなどが置かれていたり。

 

乗車記念のスタンプもこちらに設置されています。

 

車内にはクラウドファンディング支援者のプレートも飾られています。次の検査、通過できるんですかね…。キハ28も結局「運行終了」ですので、こちらも次はない、って可能性は充分ありそうです。

 

「キハ列車」からは大多喜で下車。このあとは急行として大原まで運行されるのをお見送りです。

 

こちらはすぐやってきた上総中野行きに乗車して折り返してきました。

 

ここは内房の五井までを結ぶ小湊鐵道との接続駅。

 

五井行きの普通列車に乗り換えようとホームを進むと、ちょっと普段と違う車両が。

 

実は小湊鐵道でも最近、国鉄型車両を導入しているんです。それが2020年から導入が始まったキハ40系。JR東日本から只見線や秋田エリアで引退した車両の譲渡を受けたんです。塗装も1両毎に変えたりして、鉄オタ狙ってんな小湊鐵道

 

実はキハ40系自体は各地のJR線でもまだ現役で走ってますので、そこまでレアというわけでもなかったりします。でも、古い国鉄型車両で房総半島横断なんて面白いですよね。

 

昔の雰囲気を残す駅に佇む姿は、なかなか画になりますな。

 

1時間半ほど乗り味を堪能し、終点の五井に到着しました。ここで内房線総武線と名古屋への帰路に。

 

ここでちょっと大崎に立ち寄り。ちょうどこの時期、東京ビッグサイトコミケが開催されているわけですが、それに連動して大崎駅前で「おもしろ同人誌バザール」というのが行われていたんです。これは主に情報系の同人誌などを扱うイベント。

 

結局、こんな感じの本を買ってみたりしました。

 

大崎からだと湘南新宿ラインが使えるので、意外と戻りはラクだったり。小田原と熱海で乗り換えれば、あとは浜松まで直通です。

 

浜松で豊橋行きに乗り換え、区間快速を捕まえて名古屋まで戻りました。

2022年お盆のヘンな旅、その3:JALスカイミュージアム見学&新宿のレトロ宿「景雲荘」宿泊。

ホントは楽しい納涼船もあったはずなんだけどね…。

 

お盆のヘンな旅3日目は東京滞在。友人と浜松町で集合、とりあえずお昼でも…と思って近場のお店を探したら、蒲田の餃子の名店「歓迎」の支店とかあるじゃありませんか。

 

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4種の炒飯から選べて餃子付きのランチが1000円、とお手頃に頂けるのがナイス。炒飯も結構なボリュームでした。もちろん餃子も旨いよ。

 

モノレールで新整備場駅で下車。これから「JAL SKY MUSEUM」を見学します。要はJALの格納庫・整備工場の見学なんですが、昨年リニューアルされ、JALの歴史などを紹介する博物館的エリアが大幅に拡充されました。ただし永らくコロナ禍で見学受け入れを中止しており、今年5月から再開されたばかり。感染症対策で受け入れ人数も絞っているようでなかなか予約が取れない状態なんですが、友人がなんと纏めて4名分も確保してくれ、参加することができた次第です。予約開始は1ヶ月前の午前9時半なんですが、その時点では満席でも10時過ぎくらいに空きが出てたりすることがあるんだとか…。

 

午後の部の見学は午後2時半開始。10分ほど前から受付が始まり、名簿チェックと検温を済ませミュージアムコーナーへ入館します。このエリアはパイロットやCA、グランドスタッフなどJALのお仕事を紹介するエリア。奥には実際のB737コクピットや客席のシートも展示されています。途中、レクチャールームに集合となりますが、ここで見学に関する注意事項を10分ほど説明されます。そのあとは見学のハイライトなどの説明があるのですが、全てビデオとなり、こちらは希望者だけ観ればいいようになっています。ビデオを観ない人はこちらのミュージアムを自由見学できるんですが、絶対こっちに時間を割いた方がいいです!

 

お隣には歴代のJALのCAの制服がズラリと並びます。JALと合併した日本エアシステムの制服もちゃんと揃ってるのが凄い。

 

JALJASの歴代主要機材のモデルプレーンも。

 

そして最大の見どころはJALの歴史紹介アーカイブコーナー。JAL創業の1950年代から10年ごとに現在までの歴史を紹介しているのですが、ディスプレイにはデジタル化されたデータが満載で、当時のポスターや機内食、様々な資料やCM映像まで数多くのコンテンツを自由に見ることができるんです。正直、これだけで半日くらい欲しいレベル。

 

デジタル化されたデータだけではなく、様々な「実物」もショーケースに飾られています。これはJAL設立時の目論見書。JALは国策会社として国が作った会社と思われがちですが。実は設立時は完全に民間主導で、国からはむしろ煙たがられていたような存在でした。それというのも、当時はGHQ主導で米国の主要航空会社が出資する会社に日本の国内線を運行させるプランがあったから。それを「日本人の手で日本の航空会社を」と設立されたのが日本航空、なんです。その後は半官半民になったんですけどね。

 

1960年代に使われていたオンライン予約端末。キーも少なくて、今の時代から見るとおもちゃみたいです。

 

JALコンコルドの売り込みを受けたときに送られたモデルプレーン。航空機メーカーは航空会社への機材売り込みの際にこうした「売り込み先の塗装を施したモデルプレーン」を持っていくことが多く、世の中には色々と「珍品」も転がっているようです。なおJALコンコルドを3機仮発注していました。B707DC-8など本格的なジェット旅客機が登場した際にはジェット機への懐疑的な見方もあって、JALは発注を見送りました。ところが太平洋線の当時のライバルだったパンアメリカン航空ノースウエスト航空はいち早くジェット旅客機を導入し、お客を根こそぎ奪っていってしまったんです。そりゃプロペラ機よりも速くて快適なんだから当たり前ですが、JALも慌てて発注するものの納入はかなり先という結果に。そこで様々な交渉で納入を繰り上げてもらったりしてなんとか米系2社に追いつきます。そういう経験があったため、パラダイムシフトを起こしそうな新機種はかなり早期に発注するような状況が暫く続いていました。超音速機もそんな流れで早期に商談に入ったようです。

 

JALだけでなくJASの資料も。これは1995年から導入されたMD-90に施された塗装の原画ですが、描いたのは映画監督の黒澤明。7種類のデザインが用意され、16機導入された機体にそれぞれ塗装されました。JALJASの統合後にはJAL塗装に塗り替えられてしまいましたが、結局2013年までJALの機材として活躍。なお1機だけ、再塗装のタイミングの関係で現行の鶴丸つきJAL塗装になった機体があったようです。なおこのほかにも皇室フライトに関する展示もありましたが、こちらは撮影禁止。座席配置プランとかあったので、セキュリティ上の配慮もあるんでしょうね…。あとはショップもあってJALグッズなども豊富に揃いますが、JAL生協価格で通常よりもお安くなっているものもあるんだとか。

 

アーカイブを1時間ほど見学し、いよいよ格納庫へ。最初に重整備を行っているハンガーに入ります。こちらでは整備スタンドの一つをA350用に改修中で、もう1箇所のみ稼働中ということでB767が入庫していました。

 

お隣の整備ハンガーに入ると、いきなりB777-300という大型機がお出迎え、すごい迫力です。

 

実際に地面まで降りて間近に飛行機を見ることができます。この日はほかにB787B737もいました。

 

ハンガーの扉のところから外を眺めると、滑走路はすぐそこ。ここから間近に離着陸を見られるのもポイントです。

 

格納庫の片隅にはDC-8「FUJI号」の機首が。これはJALが最初に導入したジェット旅客機「DC-8」で、1機まるごと保存するのが難しかったため機首部分だけ残したそう。ファーストクラスのラウンジエリアにあたり、贅を尽くした空間が広がっているのですが、内部の見学はなかなかできません。

実はこれ、2017年に幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議」に出展されたことがありましてですね…。

 

その時に、ドアから眺めるだけでしたが内部公開があったんです。今ではJALパックのオプションとしてJAL SKY MUSEUMの見学を申し込むと「FUJI号」見学がついたプランが購入できるらしいのですが、2名以上でないと参加できないのよね。

 

工場見学はおよそ50分。そのあとエントランスまで案内され、見学は終了となりました。

 

本当ならこのあとは浜松町に戻り、竹芝桟橋から東海汽船の「東京湾納涼船」に乗船する予定でした。ところがこの日は台風が接近しており、関東に最接近するにはまさに納涼船が運航する夜の時間帯。当然のようにお昼頃には欠航が決定…。東京湾納涼船もコロナ禍で3年ぶりの運航だったので乗りたかったんですけどね。もともと人気があってなかなか予約が取れないような状況でしたが、今年は特に凄かったし。リベンジしようと再予約にトライしましたが、もうその時点で9月初旬までの運航日の予約はほぼ満杯といった感じでした。結局この日は羽田空港内で過ごしましょう、ということに。まずは第3ターミナルに来てみたのですが、国際線もぼちぼち再開して利用者はそこそこいるんですが、テナントなどはほぼ閉店したまま、という寂しい状況でした。

 

お次は第2ターミナルへ。ANAの出発案内板は赤く「欠航」の文字が並びます。これから接近する台風に備えて早々に欠航を決めてしまったようです。その一方でJALはまだ飛んでいれる様子で、2社間で判断がかなり分かれた印象。

 

展望デッキに出てみましたが、当然ながら雨で外に出るような感じでもなく。

 

ここのカフェで暫くまったりしました。

 

第1ターミナルに移動し、「銀座ライオン」でプチ飲み会となりました。

 

さて、今回の東京滞在は新宿に宿を取りました。新橋あたりの宿がかなり混んでて値段も高めだったので「何かあるの?」と思ったらコミケと重なってました。そりゃ混むな…。で、宿泊先がこの「景雲荘」、新宿駅からは徒歩5分もかからないような好ロケーションなのに、なんか時が止まったようなホテルなんですよ。おそらくこの周辺に以前は多数あったであろう「商人宿」の生き残りなんでしょうが…。

 

女将さんの丁寧なご案内を受けながらチェックインを済ませます。楽天トラベルでは「お嬢様御一人でも御安心なお宿」と謳ってますが、深夜12時から朝6時までは出入口が施錠され「門限は12時」というところから、の様子。

 

客室はなんと和室。今日のお部屋は6畳間ですが、一人で泊まるなら充分な広さでしょう。それにしても新宿みたいなロケーションで畳で寛げて布団で寝れるなんて、そうそうないでしょ多分。

 

お部屋の一角にはちゃぶ台。ポットには温かいお茶が用意されていました。

 

テレビもあるよ!

 

お部屋はちゃんとバス・トイレ付き。歴史は感じさせる建物ですが、どこもかしこもピカピカに掃除されていて綺麗で清潔。メンテが凄い行き届いてる感じです。これでこの日は1泊5000円程度なんですから、コスパ良すぎでしょう。

 

翌朝は7時過ぎに出発。地方都市の駅前にありそうなビジホが新宿の高層ビルの谷間にあるのって、なんかシュールかも。

 

 

 

2022年お盆のヘンな旅、その2:もうすぐ再開、只見線代行バス最後の夏。

ホントに再開するのね。

 

今日は「青春18きっぷ」で移動です。

昨日来た道をそのまま引き返すのもつまらないので、新潟から越後線で吉田まで向かいます。

 

吉田で弥彦線に乗り換え。

 

東三条まで出て信越線に乗車です。

 

長岡に到着。ここで1時間ほど過ごします。

 

まずはお昼ご飯。「へぎそば」で有名な小嶋屋、長岡駅ビルに支店が出ています。

 

「へぎそば」とはこの地方独特の布海苔をつなぎに使った蕎麦です。ツルツルとした喉ごしは確かに他の蕎麦とはちょっと違いますね。

 

そのあとは駅前の「アオーレ長岡」を見学に来ました。ここは市役所やコンベンションセンターなどの複合施設なんですが、設計は隈研吾隈研吾の建築でよく見かける「木」の壁面が印象的ですが…。

 

この木材は建築の構造には何の関係もなく、単に外壁に貼り付けられているだけ。悪いいい方をしてしまえば「ハリボテ」です。

 

ただ外装や中央の広場に「雰囲気」を造る役割は立派に果たしているんですよね。利用者にとっては「木の温かみ」や「見た目の楽しさ」があれば、それが建物のどんな構造を成しているかなんて関係がないこと。こういう「割り切り」みたいな仕事ができるのが、隈研吾が行政のプロジェクトで評価されるポイントなのかもしれません。

 

長岡からは上越線で小出まで向かい、ここで只見線へ乗車します。只見線は車窓風景ではトップクラスと評価されるローカル線ですが、その赤字っぷりもJR東日本ではトップクラスと言われていたような路線。それが2011年の水害で只見から会津川口の間が不通となってしまいました。特に復旧への動きもなくこのまま廃止か…と思われたのですが、福島県が復旧費用の3分の2を負担して上下分離方式での運営で復旧を目指すことが決定。そして今年10月に運転再開されることになりました。現在不通となっている区間はバス代行ですが、その最後に乗っておこうと思ったわけです。

 

只見では駅前に代行のマイクロバスが待機しており、すぐの接続で発車。18きっぷシーズンということで利用者も多く、マイクロバスは補助席も活躍する混雑っぷりでした。

 

バスの車窓からは復旧工事をほぼ終えたらしい只見線の線路が所々姿を現します。

 

代行バスは途中駅も経由していくのですが、鉄道の駅前までは入らず国道沿いに停留所が設定されているところが多い様子。バスの乗客は殆どが全区間乗車の「18きっぱー」のようですが、途中で下車した人も数名。お迎えが来てたりしたので、帰省とかじゃないかなアレ。

 

会津川口でも鉄道との接続時間は僅か。

 

ホームで待機する会津若松行きに乗り込みました。10月からは全線直通の列車も1日3往復ほど復活するようなので、こんな乗り換えももうすぐ終了です。

 

改めて実感したのは、只見線ってそれなりのポテンシャルは確かにあるのかも、ってこと。車窓風景は山あり川ありで会津に近づくと田園風景…と意外と変化に富んでいます。ど田舎の路線ではあるけど、沿線にはそこそこ集落や「町」もある印象。観光とかでもいろいろ使えるんじゃないですかね。まぁ黒字が出せるようなレベルではなさそうだけど…。

 

会津若松では郡山行きの快速「あいづ」に接続。

 

会津若松駅の構内にも只見線の運行再開の大きな告知が出ていました。

 

郡山からは1区間だけ新幹線に乗車。ここで新白河まで行くと、そのあとは普通列車だけで東京まで今日中にたどり着けちゃうんです。

 

「やまびこ」の自由席に乗車。

 

乗車時間はわずか13分。最近はすっかりマイナーな存在となった気がするE2系でした。

 

新白河では40分ほどの待ち時間があり、ここで夕食を頂くことに。駅前のお店を探すことも考えましたが、新幹線改札前に立ち食いそばのお店があるじゃないですか。各停タイプの新幹線しかほぼ停まらない駅なのに、なんか設備が充実してます。お隣も割と立派な土産物店だったりしますし。

 

白河は「白河ラーメン」が有名なんだそう。醤油味のスープに縮れ麺が特徴だそうですが、コチラでもプッシュしていたので頂いてみました。シンプルで「これぞラーメン」みたいな感じはなかなか悪くありません。

 

駅構内のお店ながら、地元のグルメ誌に掲載されたこともあるようです。

 

ここからまた普通列車の旅の再開です。

 

東北本線普通列車は今は大半がここ新白河で乗り換えとなります。郡山方面から来た列車と黒磯行きの列車とは同じホームで乗り換えできるような構造になっていました。

 

黒磯ではまた宇都宮行きへの乗り換えが発生します。黒磯は東北本線の電化方式の切り替え駅として知られ、東北や北海道へ行くブルートレインなどはここで直流用から交流用の電気機関車への取り替えが発生していたこともありました。暫く前に黒磯駅自体を直流電化エリアにする工事があり、運行形態が大きく変更。製造コストの嵩む交直両用の電車の走行区間を黒磯~新白河間だけにしたため、乗り換えが多くなってしまっているんですね。

 

時間が合ったので黒磯駅前まで出てみたんですが、なかなか洒落た駅舎なので少し吃驚。イマドキっぽい佇まいの図書館もありました。

 

宇都宮行きは最近このエリアに導入されたE130系でした。

 

ここで郡山で調達したクリームボックスを。

 

食パンに独特の風味のクリームをたっぷり塗った、郡山のB級グルメです。最近は駅構内でも販売されるようになって入手しやすくなりました。

 

宇都宮で上野行きに乗り換え。あとは東京まで戻るのみです。