また乗ります。
ホテルをチェックアウトし、大分駅の改札へ。
今日も昨日に引き続き「36ぷらす3」に乗車します。日曜日は「青の路」として、大分から博多までの運行になります。時刻表上での途中停車駅は大分と小倉のみの設定。
今回は5号車を予約。こちらは6号車と違い床面は板張りで土足のままで利用します。まぁ普通の列車ってのは靴を脱いで乗りませんけどね。
駅員さんの盛大な?お見送りを受けながら大分駅を発車しました。
大分を出て暫くすると、列車は別府湾沿いに出て、別府駅へ向かいます。
お昼頃には杵築駅に到着。
ここでは17分ほど「運転停車」しますが、ドア扱いが行われホームに降りることができました。
この駅でも、地元の方による即売が行われます。
ここではお土産っぽいものよりは、車内で食べるのにちょうどいいようなお菓子類が充実している印象。
杵築駅発車後、ちょっと他の車両も覗いてみることにしました。この4号車の一角、ここだけ見たら列車の中とは思えない雰囲気ですねぇ。
ビュッフェのある3号車は、車両の半分が2名用の半個室に充てられています。787系が「つばめ」として走っていた頃、ここは4人用の蝉コンパートメントだったところ。その区割りをそのまま生かした感じです。
2号車と1号車は個室が並びます。
2号車は6名程度で使える大きめの区画が。
車椅子での利用を想定したバリアフリー対応の個室も2号車にあります。
1号車も6号車のように床が畳敷きで、靴を脱いで上がるようになっていました。
1号車は3~4名程度で利用するサイズの個室が設置。
なんかご当地キャラがお出迎えしてくれました。中津市の公式キャラ「くろかんくん」だそうですよ。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送決定により2013年に誕生したものらしいですが、大河ドラマってマジで地域から凄い経済効果を期待されちゃってるモノなんですねぇ。
「一万円札になれる」という顔ハメ看板もあったりして。今の一万円札紙幣に描かれている福沢諭吉は、ここ中津ゆかりの人物。そういうわけで造られたのでしょうが、あと3年もするとお札の顔、変わっちゃうんだよね…。
ここでも勿論、地元産品の即売が行われていました。
品揃えはお土産っぽいものが多めかな。中津の名物ともいえる「からあげ」も売ってましたが、1000円の大きめのパックのみ。もうちょっと小分けにしてくれるとビールのお供とかに買いやすいと思うぞ。
今日のお昼ご飯は大分駅で買ったお弁当にしました。ビュッフェで売ってた都農ワインのロゼ、キャンベルアーリー・ドライをお供に戴きます。
列車は小倉を通過してそのまま東へ進み、鹿児島本線の起点でもある門司港駅までやって来ました。
門司港駅での停車時間は30分も取られています。車内で乗車時に配布されるリーフレットを見せると改札を通過できるようになっているので、この時間を利用して門司港レトロをちょっと散策、なんてこともできちゃいます。
改札近くには手書きのメッセージボードも飾られていて静かに歓迎ムードです。ホームでは駅員の制服を着ての記念撮影なども行われていました。
門司港レトロは既に何度か足を運んでいることもあって、今日は停車時間を利用して列車をじっくり眺めてみることに。まだ運行開始から間もないこともあるのでしょうが、ホントに車体がピカピカです。
門司港駅はホームもちょっとレトロな雰囲気。黒い車体が意外と似合います。
門司港駅を出発。ここでは進行方向が変わり、終点博多を目指します。
10分ほどで小倉に到着、今日はここで下車します。「36ぷらす3」はまだ1時間半ほどかけて博多まで走り、この区間で車内イベントも用意されていたりするので、ちょっと名残惜しい気はしますけど。
あとはこのまま帰るだけなのですが、乗り継ぎ時間があるので「シロヤベーカリー」に寄り道。
いまどき1個40円で買える洋菓子「オムレット」。なんだか近くに来ると買いたくなるんですよね。
名古屋までは特にヘンなコトもなく、普通に「のぞみ」で。EX予約のグリーンポイントでグリーン車にアップグレードして帰りました。