なかなか機会がなかったので。
この日はまず京都まで移動。米原から一区間だけ新幹線に乗ります。
こんな企画をやってたので…。京都駅のキオスクでクリアファイル貰ったぞ。
京都駅は冬でも観光客で凄い賑わい。
しかしまぁこの京都駅、よくこのデザインで通ったなぁ、と来るたび思うな…。
駅ビルをぶらぶらしていたら目にしたこのポスター。これ、真に受けていいのだろうか。
時間になったので集合場所の近鉄京都駅改札へ来ました。京都までやってきたのは、近鉄の団体貸切用車両20000系「楽」のツアーに参加するためです。近鉄20000系は1990年に登場した車両ですが、それまで近鉄が主に修学良好向けに運用していた2階建て電車の20100系「あおぞら」号の代替という位置づけもあって、基本的には団体での貸切用となっています。ごく希に臨時列車に投入されることもあるのですが、なかなか乗る機会が得られませんでした。今回、これを貸し切って京都から名古屋まで行くツアーに参加します。
ホームには「楽」が入線してきました。登場当初は黄色をベースにしたポップな感じの外装でしたが、2020年にリニューアルしシックな印象になりました。
「楽」は4両編成で、両端の1号車と4号車が2階建て。
中間の2両はハイデッカーとなっています。
自由席とのことなので1号車に座席を確保しました。運転席の後ろは展望スペースになっています。リニューアル前にはここにも座席が並んでいた筈。
1号車の2階客室はこんな感じ。転換クロスシートですが、座り心地はなかなか良好で快適です。大きめのテーブルも備わっています。
通路側の肘掛けには収納式の小さなテーブルもあります。
コンセントも設置されていますが、場所は前の座席の台座部分とちょっと解りにくいかも。
1階部分はフリースペースとなっており、1号車はカーペット敷き、4号車はフローリングでした。ここもリニューアル前は座席があったそうな。どちらかと言えば収容力重視だったところから観光列車っぽい方向性に振った、といったところでしょうか。
2階建ての1号車と4号車の車端部には4人掛けのボックスシートを設置。この日はツアースタッフの基地として使われていました。
2号車と3号車のハイデッカーの車内です。2階建て車に比べると天井が高く、窓も大きめ。
かなり大型のテーブルが設置されており、座席の前後間隔はかなり余裕があります。こちらもコンセントがありますが設置は壁面。
発車してお昼ご飯。京都駅で駅弁を買ってました。
のり弁ですが、なかなかお上品。
追加で買ったおにぎり。「JR東海×はぴだんぶい」キャンペーンでは対象商品購入でオリジナル壁紙ダウンロードという企画もあったんですが、この対象商品ってのが人気があるらしく結構品切れしてたんですよ。やっと見つけた感じです。
おやつは中村藤吉本店の生茶ゼリィ。
このあたりで大和西大寺を通過。奈良線・京都線・橿原線が交差する駅だけあって、複雑な駅構内の配線を進んでいきます。
橿原神宮前に到着。このツアーでドア開放のある唯一の停車駅となります。
ここで10分ほど停車。橿原神宮前駅は構内にコンビニや飲食店、マツキヨまであるので意外と使い勝手がよかったりして。
橿原神宮前からは折り返し逆方向に進みますが、八木西口から側線に入ってきます。橿原線と大阪線を結ぶ八木西口連絡線です。
列車はそのまま大阪線の本線上で一旦停車。進行方向を変えて大和八木の駅構内へと進みました。京都方面から大阪線へと繋がる新ノ口連絡線は京都と伊勢志摩方面を結ぶ定期特急が設定されていますが、この八木西口連絡線は定期列車がなく、ここを通るのはなかなかのレア体験です。
大和八木からは大阪線を快調に飛ばし、中川短絡線から名古屋線へと進んでいきます。
庄内川を越えると名古屋はもうすぐ。名駅エリアの高層ビルが遠くに見えてきました。
地下ホームへのトンネルに入り…。
近鉄名古屋駅に到着、ここでツアーは解散となりました。参加者は定員の3分の1くらいといったところで、非常にゆったりと車内を使えたのが良かったかも。