へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

空&鉄な旅inタイ、その1:おかえり!タイ・エアアジアX。

どの面下げて戻ってきた、と言えなくもないが。

 

この8月からタイのLCCタイ・エアアジアXセントレアに戻ってきました。エアアジアといえばコロナ前は「セントレアを拠点とする」みたいな感じでエアアジア・ジャパンがベースにしてましたが、コロナ禍で破綻して消滅。航空券の払い戻しもトラブルあったとかなかったとか…。まぁそんな曰く付き?な感じですが、タイへ行くチョイスが増えたのはいいことです。今回も往復で3万円台で買えました。手荷物を追加すると結構なお値段になっちゃうのですが、受託手荷物料金の半額以下の追加料金で「機内持ち込み分を7kg追加して計14kgにできるオプション」が買えたので、そっちを選択。

 

ちょっと時間があったので、プライオリティパスで入れる「プラザプレミアムラウンジ」へ寄っていきます。

 

もともと手羽先やきしめんなどの名古屋飯っぽいものが」並んでいましたが、その流れなのかミツカンお酢ドリンクが用意されていました。ミツカンセントレアのある知多半島の半田が本社ですので「地のモノ」だしな。

 

ゲートはセンターピア先端の一番遠い14番でした。

 

機材はA330-300ですが期待は真っ白。機種にかろうじてタイの国旗と「THAI AIRASIA X」の文字が確認できます。どうもコレ、元シンガポール航空の機材のようで、塗り替えが間に合わなかったのか真っ白なまま運用されているらしいです。

 

機内もおそらくシンガポール航空時代そのまま。通常エアアジアXなら横9列のところ、横8列しか席がありません。座席にモニターも付いてます。ただし使用はできずオブジェと化してましたが…。ただモニター脇のUSBソケットは通電してました。なお、事前座席指定せずにオンラインチェックインしたら強制的に最後尾の通路側の席に突っ込まれました。良い席選びたきゃカネを出せ、という明確なメッセージだわ。

 

ちょうど昼時をはさむフライトなので機内食は事前予約していました。ドリンク付きで800円程度であれば許せる範囲でしょう。

 

パッタイを選びましたが、コレが意外と旨いのよ。しっかり海老のいいダシがきいてる感じで、上に乗った大きめの海老もプリプリ。麺は機内でも食べやすいようにという配慮なのか短めになってました。これはカネ出してもいいな。

 

バンコクスワンナプーム空港には定刻よりも40分以上も早く着いてしまいました。コロナ前のタイ・エアアジアX便はバンコクでもドンムアン空港の発着だったはずですが、タイの方針でこちらに国際線を集約しているようです。近いうちにドンムアン発着に戻る、と言うハナシもあるとかないとか。

 

到着ゲートは昨年9月に開業したサテライトターミナル。地下のシャトルで本館に移動しましたが、降りて昇っていくとそのまま入国審査エリアなので、そこまで不便な感じはなかったです。入国審査もガラガラで殆ど待たずに通過。

 

市内までは鉄道を利用。

 

地下鉄に乗り継いで順調に午後4時前にはバンコクの宿泊先「Sボックス スクンビット ホテル」に到着しました。BTSアソーク駅、MRTのスクンビット駅から徒歩10分ほどのところにあります。

 

お部屋はシンプルですが、今回は「寝るだけ」みたいなもんだからこれでも充分。

 

バスルームはシャワーのみ。全般的に綺麗に保たれていて快適に過ごせました。スタッフの皆さんも親切。

 

さてタイに来たら絶対食べたい!と思ってたのが蟹のカレー炒め「プーパッポンカリー」。シーフードレストラン「ソンブーン」が有名&めちゃウマなんですが、一番小さいサイズを頼んでもお一人様には若干手に余る分量ですし、あのオイリーさは年齢的に段々キツくなってきています。加えてお値段もかなりお高くなってきており…。他に代替はないのか!と探していて見つけたのがココ、チュラロンコン大学近くにある「Chula 50 Kitchen」です。MRTのサムヤーン駅からも至近。

 

中華料理のお店でメニューは色々ありますが、蟹を使った料理が評判の様子。ここの蟹カレー炒めはわずか70バーツです。

 

で、出てきたのがコイツです。ソンブーンとは全然違うね…。でもこれはこれで全然アリ。謎なくらいフワフワに仕上げられたカレー風味の卵に蟹肉がどーんと乗っていて、かなり旨いです。ソンブーンの代替にはなれないけど、美味しいプーパッポンカリーを気軽に喰いたいというニーズは充分満たしてくれます。夕飯時には早い時間でも店内は満席だったので評判はいいお店と思われ、他の料理も旨そうでした。

 

次に向かったのは「チャンチュイ・クリエイティブパーク」です。

 

市内からバスに30分ほど揺られてわざわざやって来たのはコイツを見たかったから。その昔は日本でもANAが飛ばしていた旅客機「ロッキードL-1011トライスター」がどーんと置かれているんですよ。日本では「ロッキード事件」とかでよいイメージがない飛行機ですが、当時としてはハイテク装備満載で性能はよく、ANAでも導入検討の際には技術系が激押ししていたらしいです。

 

飛行機自体は高級タイ料理店として使われているようですが、機内を覗くことはできませんでした。エンジンが取り外されていたり一部外板が剥がれていたりと状態はそれほどよくはなさそうです。周囲にはマーケットが広がっているのが不思議な光景…。なおこの機体はタイの新興キャリア「タイスカイ航空」で飛んでいましたが、会社自体が2年ほどで破綻して放置されていたもの。その前はデルタ航空で使われていたみたいです。

 

この「チャンチュイ・クリエイティブパーク」、要はお洒落な小規模ショッピングモールみたいなとこでした。主に衣料品や古着などが扱われていますが、飲食店も意外と充実している感じです。

 

タイ国鉄ライトレッドラインのバンバムル駅が比較的近いので、ココからバンコク市内へ戻ります。

 

ライトレッドラインの終点はバンコクの新しいメインターミナル駅となったクルンテープアピワット駅。とはいえ、駅が巨大すぎて全然人の気配がない感じになってる…。

 

コロナ前には映えスポットとして有名だった鉄道市場が「ワン・ラチャダー」として復活しているそうなので寄ってみます。

 

隣接するモールの駐車場から見下ろした景色。以前は色とりどりのカラフルなテントが「映え」だったのですが、今は白一色でイマイチかも。

 

で、マーケット自体も何故か閑散としています。お店はいろいろ並んでいるのに、謎なくらいお客さんがいません。

 

そこで一駅隣の「ジョッドフェアーズ」へ移動。こちらは凄い賑わいです。この差、なに?

 

さっき中途半端な時間に一食とったので、軽い感じで夕食にしたいな、とマーケット内をうろうろ。ガッツリ喰わせるレストランが多い中、屋台メシを出すような店もありました。

 

ガパオライスを注文しましたが、辛さも控えめで割とレベル高めの一品でした。

 

食後は南国ならマスト?のスイカのスムージー。日本でももっとスイカのジュースとか流行ってくんないかなー。

 

ちょっと甘いものも欲しいな、と。

 

もち米の上にマンゴー、その上にココナツアイスという組み合わせ。「ご飯とマンゴー一緒に食うなんて!」と以前は敬遠していたカオニャオマムアンですが、最近はすっかり慣れてお気に入りになってるなぁ俺。