せっかくここまで来たんだし。
このホテル、お手頃なお値段なのに朝食付き。
メインの卵料理を一品選んで、あとはビュッフェ形式です。新鮮な生野菜がしっかり並んでいたのはちょっと嬉しいかも。
今日はラオス中国高速鉄道で世界遺産の町ルアンパバーンへ向かいます。当初はバンコクからビエンチャンへ鉄道で往復するつもりだったのですが、せっかくラオスまで来てちゃんとした観光地にも行かないで帰るのも勿体ないな、と。LOCAでクルマを手配して高速鉄道の駅まで移動しましたが、これも街の中心部からかなり離れたところに駅があります。途中「こんな道の先に高速鉄道の駅とかあるの?」みたいなところ通っていきますが、急に道が立派になり、その先に巨大な建物が見えてきました。
これがビエンチャン駅。確かに中国の高速鉄道の駅っぽい謎の巨大さです。
駅舎内もかなりの広さ。カフェや売店が何軒か営業してました。
タイから繋がっている鉄道駅と中国からの高速鉄道の駅は全く別のところにあるんですが、線路自体は同じ駅まで敷かれており、貨物列車はそこで積み荷の載せ替えができるようになっているみたいです。
チケットの手配は「LAOS TRAIN」というサイトを利用。チケットの販売開始が3日前ですが、申込みはそれよりも早くできて、販売開始でチケットが取れれば連絡が来る、という形でした。乗車券がわりのQRコードが送られてきて、改札にそれをかざして通過します。
ホームには既に列車が停車していました。
写真を撮ろうと思ったら、警備員から列車の先頭部分まで行くのを止められました。なんで?
普通車を予約しましたが、座席は日本の新幹線と同じ横5列配置。ただ、幅はちょっと狭いかな。
座席下にはコンセントが設置されていました。
ビエンチャンを定刻に発車。高速鉄道とはいっても、最高速度は160km/hほどと日本の京成スカイライナー程度の速さです。
単線区間も多く、途中で対向する貨物列車ともいくつかすれ違いました。この路線、旅客というよりは貨物輸送目的なのかもしれません。
車内販売のカートもまわってきますが、販売カウンターも設置されていました。
お値段はちょっとお高めかな。
ルアンパバーン駅にはおよそ2時間で到着しました。
この駅もなんか立派。ルアンパバーンの中心部から遠いところに駅があるのもビエンチャンと一緒です。
こちらは駅から市内まで移動できる乗り合いバンがあり、4万キープで希望の場所まで連れて行ってくれます。
いくつかのホテルを経由して「ゴールデンロータスブティックホテル」に到着。
ゲストハウスみたいな規模で1泊3000円以下なんですが、お部屋がこんなにステキ。
早速町歩きに出発。このホテル、シーサワンウォン通りやサッカリン通りから少し入ったところにあって凄く便利なロケーションです。
とりあえずお昼ご飯、とこの界隈でも一際庶民的なお店をチョイス。
豚肉の炒飯をいただきました。
ルアンパバーン国立博物館は以前王宮だったところ。ラオスは1975年までは「ラオス王国」で、首都もここルアンパバーンだったんです。
館内は撮影禁止。王政時代の様々な資料や展示品がありました。
メコン川沿いをぶらぶら。
ルアンパバーンで最も美しい寺院といわれるワット・シェントーンへ行こうとしたのですが、入口はメコン川沿いと反対側でした。
御車堂の内部が見どころと聞きまして。
壁面の装飾がお見事でした。
ルアンパバーン観光ではサンセットクルーズが大人気だそうな。川沿いを歩いているといくつもこんな看板をみかけます。そのうちの一つに乗ってみました。
では優雅なサンセットクルーズへ…って船はこれかい。この日は結局お客は自分しか集まらず、貸切状態での出航でした。自分が乗らなきゃ休めたのにゴメンよ船頭のおじさん。
まずは30分ほど川上へ向かい、そこからのんびりと川を下る約90分の航海でしたが、これがなかなかいいんですよ。のんびりしてて。
で、こんな夕景が楽しめるワケで。
夕陽が見れる天気だってのが大前提ですが、これは絶対乗っておくべきだわ。
夜になるとシーサワンウォン通りとサッカリン通りは屋台が建ち並ぶナイトマーケットに変身します。ここでは衣料品や雑貨、お土産物などを売るお店が中心。
飲食店の集まるエリアもあって、ここも楽しそう。
でも夕食はルアンパバーンの有名店「タマリンド」にしてみました。
まずはビアラオから。一緒に出てきた黒いのはキノコなんだそうで。
ビールとおつまみセットみたいなのを頼んだんですが、その「おつまみ」がこのボリューム。これだけでも腹一杯になりそう。
メインはチキンのレモングラス包み焼き。ちょっと食べにくかったけど味は旨かったよ。