へんな旅ばかりしています。

へんな旅をしているようなので、自分のための防備録的にやってみます。

東京~名古屋移動の新ルート発見!ただし実用性ほぼゼロ。

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東京に行った帰路は最近開通?した、ちょっと変わったルートにしました。

 

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錦糸町から戻る道すがら、両国駅で珍しい列車が止まってるのを発見。何かイベントでもやっている様子。ちょっと降りて行ってみました。

 

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両国駅の臨時ホームで、房総エリアの観光PRイベントを開催中でした。

 

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ホームに停車していたのはJR東日本「のってたのしい列車」の一つ、「B.B.BASE」でした。サイクリング用に自転車を持ち込んで乗れるのがウリの、通勤用の209系を改造したヤツです。

 

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車内見学ができるようになっていましたが、ドアの間に4名用と2名用のボックスシートが並ぶ、かなりゆとりのある配置。

 

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シートはかなり大型で、ちょっとソファのような座り心地。かなり贅沢に感じます。今まではサイクリングなどのアクティビティを組み込んだツアー用の団体列車として主に使われていましたが、この春からは通常のように指定券を販売する列車にも使われるそう。

 

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自転車はこんな感じで搭載。特に分解などをせず、そのまま持ち込めるんですね。

 

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この日のお宿は「コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション」。東京メトロ銀座線の京橋駅を出てすぐ、東京駅からも徒歩5分程度というロケーションです。

 

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館内に入るとエレベーターが。まずは4階へ上がります。

 

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フロントデスクやロビーは4階に位置しています。客室は2階と3階なので、チェックイン後はまた下の階へ降りる形になるんですね。

 

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こちらが本日宿泊するダブルルーム。大変シンプルな印象ですが、広さはそこそこあります。ただ、ベッドサイドのテーブルとベッドの位置があっていないのか、寝てるときにはかなり手を伸ばさないと届かない構造だったりしたのは少し謎。

 

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バスルームはごく一般的な感じ。

 

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アメニティは一通り揃っています。石鹸やシャンプー類など、こちらにもバスルームのものとは違うブランドのアイテムが用意されているのは面白いかも。

 

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翌朝は10時過ぎにチェックアウトして東京駅へ向かいます。

 

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今日はこれから高速バスで名古屋まで帰るのですが、乗車するのは「東海道グラン昼特急9号」、大阪行きです。東京と大阪を結ぶJRのハイウェイバス東名高速の三ヶ日IC近くに営業所を持ち、乗務員の交代拠点になっていました。JRバス関東西日本JRバスの乗務員が東京と大阪のほぼ中間である三ヶ日で交代、それぞれの拠点へ戻る、という乗務パターンです。この運用のため、新東名が全通しても東京~大阪路線だけは東名経由を続けていたんです。それが2021年に新しく愛知県の新城市と包括連携協定を締結。三ヶ日の支店を新城に移転させ、新城ICすぐの「道の駅もっくる新城」にバス停も設置して新東名経由に変更することになったのです。今回はその「道の駅もっくる新城」まで乗車します。

 

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東京駅を出発すると、一般道を通り一路新宿へ。2階席の最前列が取れたので、見晴らしは最高。

 

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バスタ新宿を経由します。

 

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新宿からは首都高を通って東名高速へ。東名向ヶ丘、東名江田、東名大和、東名鳴瀬、東名厚木と神奈川県内の高速バス停にこまめに停車していきます。普段東京~名古屋感を高速バスで移動するなら「新東名スーパーライナー」利用が多いんですが、これは基本ノンストップで走るので、途中のバス停に停まるのはちょっと新鮮な感じ。

 

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秦野中井ICあたりからは、正面に富士山が綺麗にみえてきます。

 

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最初の休憩所は足柄SA。休憩時間は20分と長めに取られています。そもそもこの「東海道昼特急」、2001年から夜行バス車両の有効活用も兼ねて「時間に余裕がある若者向けに廉価に」というコンセプトで運行が始まりました。こんな長距離を昼間に走るバスに乗る客なんて余程節約したいか物好きくらいだろ…というJRバスの思惑は外れ、のんびり旅したい中高年とかにもウケてしまい、今では1日5往復も運行されるほどになってしまいました。各地で長距離昼行バスが開設されるきっかけにもなったのですが、成功のキモは「安さ」よりも「のんびり」。休憩時間が長いのはそのせいかと思われます。以前は浜名湖SAで45分も休憩時間を取るような便もあったようですし。

 

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使われている2階建てバスは最新のアストロメガです。

 

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足柄SAを出ると、分岐を新東名方面に進んでいきます。

 

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そのまま新東名を走り、新城ICにていったん流出。

 

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新城IC出口すぐの「道の駅もっくる新城」に到着です。バスはここで2回目の休憩となりますが、ここでも20分が確保されています。

 

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バス停は道の駅併設の観光案内所前に設置。

 

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バス停の標識もしっかり設置されています。愛知県下でJR東海バスの縄張りながら、JRバス関東西日本JRバスのポールが立ってるわけです。

 

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なお午後4時までですが、バス停の目の前には足湯もあります。休憩時間に充分入れるよ。

 

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20分の休憩を終え、バスはまた大阪を目指して走り出しました。このあとはもう1回、新名神の甲南PAで3回目の休憩をとるはずです。

 

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「道の駅もっくる新城」は愛知県の「道の駅」でも人気ランキング上位に入るようなところ。本来はランチバイキングが大人気だったんですが、コロナ禍で中止になってしまっているようです。屋内はレストランと売店で、ショップの充実っぷりは凄いのですが、屋内で座って休める、というような場所はあまり多くありません。外にはスナックコーナーがあってイスとテーブルも並んでいますが、冬や夏はちょっと気候的にね…。

 

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それでも、ここでの約1時間の待ち時間は割と問題なく潰せました。

 

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さて、ここから名古屋へ。バスがやってきましたよ。

 

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新城から名古屋を結ぶ、豊鉄バスの高速路線「山の湊号」です。1日3往復設定されていますが、うち2往復がここ「道の駅もっくる新城」を経由。ここ停車となった「昼特急号」と組み合わせれば、東京と名古屋を移動するルートになるわけですね。まぁ新城での待ち時間が1時間ほど発生しちゃうなど、その実用性は殆どないと思うけど。

 

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新東名から豊田JCTで東名に入り、名古屋ICで流出。そこからほど近い藤ヶ丘駅前のバス停で下車しました。確かにそのまま名古屋の都心に入って時間をロスするくらいなら、ここから地下鉄に乗り換えて貰う方が便利かも。なおバス路線自体の終点は何故か「長久手古戦場前」。営業範囲の関係で「名古屋市内」までの路線として設定できず長久手市のポイントを終点にしたのかしら。まぁ大きなイオンモールとかもあるところなんで、単にそういう需要狙いかもしれませんが。

 

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今日はそのまま、地下鉄東山線で帰宅しました。