久々に長期の海外、遠出をしてきました。プライベートでは2019年末の北米、仕事でも2020年2月末の北米が最後なので実に3年半ぶり、ということになります。
今回の行先は中欧、チェコとハンガリー。どちらも初訪問の国でございます。
出発はセントレアから。手配したのはJALマイルでの特典航空券で、カタール航空利用で往路が成田~ドーハ~プラハ、復路がブダペスト~ドーハ~成田。エコノミークラス往復で7万マイルでしたが、カタール航空の場合は特典航空券だと燃油サーチャージがかからないので、諸税分の1万8千円程度で済んでしまいました。イマドキ欧州まで行くと平気で航空券20万円オーバーって感じですから、かなりお得だったかも。ただし、成田までの移動は別途必要です。そこで、JALの成田行きを追加で購入となった次第。成田からの予約情報を提示したら、手荷物はプラハまでスルーチェックインとなって搭乗券もプラハまで発行されました。
お昼ご飯はこちら、「ぼてぢゅう」へ。セントレアでは既にお風呂やレストランで「プライオリティパス」が使えますが、ここ「ぼてぢゅう」も最近追加になったんですよね。ただ、既にかなり有名になったせいかかなりの行列でした。案内してくれたスタッフさんが親切&手際がよく「それなら店内よりテイクアウトの方が安心ですね-」とのこと。
テイクアウトの場合はお好み焼きとお水、どら焼き5個箱入り、という構成です。これを保安検査通過前にやっつけました。しかしまぁプライオリティパスでこんな大盤振る舞いして大丈夫ですか楽天さん…とか常々思ってましたがやっぱりダメだったようで、楽天プレミアムカードの特典の大幅ダウンが発表されちゃいましたね。2025年からですが「プライオリティパス」での利用回数制限が導入されることになりました。まぁそれ以上にカード利用の際のポイントアップとかが無料で作れる楽天カードとほぼ大差ないレベルに落ちちゃう方がクリティカル。アレに年会費払う人、いる?
成田行きは国内線ですから、こっちの保安検査を通過。
成田行きの機材はB737-800。
この時間だと北米方面やアジア便などへの乗り継ぎ便という位置づけですね。
ほぼ満席で出発しました。
成田空港には無事、ほぼ定刻での到着です。
この時点でまだ午後4時過ぎ、次の便まで5時間以上待ち時間があります。どこかでPCでも開いて作業しようかな…と思ったらなんとビックリ、成田の第2ターミナルって無料で使えるワークスペースみたいなのが全然ないのね。居場所としては数少ないベンチ程度で、カフェ的なものもそんなに多いわけじゃありません。このIASSラウンジが使えるご身分でタイヘンよかったぞ…。クレジットカードのゴールドカードや「プライオリティパス」で入室できます。ちなみに、第2ターミナルにはイトーキ提供のワークコーナーがあるんだそうです。なんでこっちにないんだ!
一応搭乗手続きは済んだ形になっていますが、カタール航空のチェックインカウンターに立ち寄りました。チェックイン開始は夕方6時半頃。ここでカタール航空仕様の搭乗券とお取り替えです。
で、そのまま出国審査を通過。
カタール航空はワンワールド加盟航空会社です。JGC持ってるのでJALサクララウンジを利用可能になったのですが、今回はその一つ上のファーストクラスラウンジに入れることに。ちょうどラッキーなことに同じ便にJGCプレミア持ってる知人が乗るとのことで「よかったら一緒に入る?」とお誘いいただいてしまったのでした。
そういうワケでお裾分けに預かったわけですが…いやぁ何か雰囲気が別世界です。ANAも一応は成田のファーストクラスラウンジに入ったことはあるんですが、それよりもクラスが上、というムードが漂い、スタッフの方も放置しているようでちゃんとお客を見てる、みたいな感じです。
お食事はスマホ経由でオーダーする形ですが、直接スタッフに依頼するのもオッケー。ドリンク類もセルフサービスのカウンターはありますが頃合いを見て「何かお持ちしましょうか?」と声がけがあります。航空会社のラウンジで握りたてのお寿司が頂けちゃうなんてなんてリッチな…。でも自分みたいな庶民にはビジネスクラスラウンジあたりでムシャムシャやってるほうが合ってるのかしら、という気も。
ついでにシャワールームも使わせて頂きましたよ。
異世界なラウンジを堪能してゲートへ移動。今日これから搭乗するカタール航空の機材、A350-1000がいました。予約した時点でこの路線に宛がわれていたのはB777-300ERだったんですが、何故か中東系エアラインのB777のエコノミークラスは横10列の詰め込み仕様ばかり。あの狭い座席で長時間…とちょっとイヤだったんですが、機材変更になってくれたみたいです。
今日はこちらも満席らしく、ゲートには多くの人が待っています。
程なく搭乗開始。カタール航空の場合、ビジネスクラス旅客とマイレージの上級会員との扱いはかなり区別しているようで,搭乗のタイミングも別でした。
座席はエコノミークラス最前列を確保、16Aです。JGC=ワンワールドサファイアという扱いだったせいか、事前座席指定でココが取れちゃったんですよ…。ここだけ横2列だし、足下も隣の人を気にせず通路に出れるほど広かったので超当たり席でした。
離陸して暫くすると1回目の機内食のサービスが始まりました。和食?っぽいほうを選んだら牛肉に胡麻風味のソースがかかったものがメインでした。前菜とデザートがカップでついてきます。
2回目の機内食は朝食、チキンシーセージとオムレツを選択。一緒に付いてきたのはカットフルーツとヨーグルトです。
なんか今日は随分早く到着するみたい。間もなく着陸です。
結局、定刻よりも1時間半近く早着となりました。飛行時間は11時間半弱。
夜中の4時前なので余りお客さんもおらず、乗り継ぎの保安検査もすぐに通過できました。ドーハ空港で有名なクマのオブジェも健在。
ここでも5時間ほど乗り継ぎ待ちがあるので、ラウンジで休憩、と。ドーハ空港にはラウンジが多数ありますが、どこを使えるのかは利用クラスやステイタスなどによって細かく分かれている感じ。少なくともビジネスクラスのラウンジにはエコノミー利用の上級会員なんぞ入れてもらえません。ターミナル内のシャトルに乗って移動です。
マイレージの上級会員などが使えるラウンジはこちら。
「Platinum & gold Lounge - South」が今のところ唯一のチョイスのようです。ここまで上がってくるエスカレーターの前で入室チェックがありました。
このラウンジ、かなりの広さ。だんだん到着便が増えて混んできましたが、それでも座るところに困る感じはありませんでした。
ここにもシャワールームが設置され、ブース数も結構多そうな感じ。
食事を提供するコーナーも2箇所設置されていました。ビュフェもありますがドリンク類や一部の食事はカウンターでサーブされます。
ちょっと朝ご飯っぽいものを頂いてみました。
次のプラハ行きのゲートへ行ってみたら、なんとバス搭乗でした。ビジネスクラスを先に専用のバスに乗せる運用らしく、エコノミー利用者はゲート通過後もバスの前でちょっと待たされます。
ただこの運用、実際に飛行機まで行ってみたら少し納得です。機材はA320で、どうもこのクラスの機材は搭乗橋を使わずバス搭乗となるのが一般的っぽいのですが、その駐機場所がターミナルから異常に離れているんです。空港内をグルグル10分以上バスに揺られたぞ…。そりゃこんなに遠いんなら、ビジネスのお客をエコノミーと同じバスに突っ込んで立ったまま移動させたくはないだろうよ。
ドーハからプラハまではまぁまぁ遠く、飛行時間は6時間以上かかります。機内食は1回出てきますが、チキンを選んだらこんな感じでした。なお、この便でもエコノミー最前列の窓側を確保できたのですが、こちらは流石にA350ほど広くはなかったです。
定刻より15分ほどの遅延でプラハに到着しました。セントレアを出てから丸1日以上、長かった!